「シューズラック」のおすすめ商品の比較一覧表
シューズラックの選び方
まずは、シューズラックを選ぶときのポイントを解説していきます。ポイントは下記の6つ。
【1】シューズラックのタイプ
【2】サイズ
【3】デザイン
【4】素材
【5】機能性
【6】組み立てやすさは口コミを参考に
上記のポイントを押えることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】シューズラックのタイプで選ぶ
シューズラックの収納は「扉を閉めて隠すクローズタイプ」「見せるオープンタイプ」の2種類に大きく分けられます。
クローズタイプの隠す収納は、靴がたくさんあっても普段から玄関をスッキリとした印象にすることができ、靴にホコリがたまりにくいのが特徴。その代わり湿気がこもりやすいので、換気や除湿など対策も必要になります。
オープンタイプの見せる収納は、扉を開閉しなくていいので靴の出し入れがラクなことと、高い通気性がメリットです。ただし、ホコリがつきやすかったり、少し雑多な印象を与えてしまう面もあります。
工夫次第で、ショップの展示品のようにおしゃれに配置することもできるでしょう。日々の行動のしやすさや設置する目的などに合わせて、好みのタイプを選んでみてください。
【2】サイズで選ぶ
次に設置するスペースにあったサイズかどうかを確認しましょう。設置するスペースの幅、奥行き、高さをきちんと計測してください。玄関のように、足を運ぶ頻度が高く、狭い空間では、サイズのミスマッチは大問題です。
設置場所のサイズに加えて、照明などもともとある設備の邪魔にならないか、扉があるラックの場合、開閉に問題はないか、など、設置後の使い勝手も忘れずに検討しましょう。
収納したい靴の量を確認
シューズラックは数足の収納から、30足ほど入る大容量タイプまで販売されています。まずは、収納したい靴の数を把握しておきましょう。
また、持っている靴をすべて収納するのか、一時置き場として利用するのか、使用頻度の低い靴を保管するのかなど、目的によっても適切な収納量は変わってきます。シューズラックを使う目的も考えながら、最適な収納量を見きわめていきましょう。
伸縮できるタイプはサイズ調整が可能
引っ越しが多いなど、設置場所に合わせてサイズを簡単に変えられるものを探している人には、収納量を調節できる伸縮タイプのシューズラックがおすすめ。ただし、あまり安いものを買うと耐久性が低くすぐ壊れてしまうこともあるので、メーカーはしっかり確認を。
ロングブーツが収納できるかどうか
ブーツや長靴のように背の高い靴を収納する場合は、高さの調整ができることを確認しましょう。棚が可動式で、靴の高さに合わせて棚板の高さを調整できるか、ロングブーツを支えるホルダーや、掛けられるアームがあるか、などがチェックのポイントです。ブーツに型崩れの心配がなく、無理なく収納できるシューズラックを選びましょう。
【3】デザインで選ぶ
玄関は「家の顔」とよく言われるように、入って最初に目につく場所。靴の整えかた次第で印象も大きく変わるため、玄関をスッキリみせるシューズラックはイメージアップに役立ちます。
シューズラックを玄関に設置する場合、玄関周辺に使われている素材や色に合わせると統一感が出しやすくなります。暗い玄関にパッと明るい印象を与えたい人は、ホワイト系など明るめの色を選んでみるとよいでしょう。
また、引っ越しが多い人やインテリアの配置をよく変える人は、デザインはできるだけシンプルなものにすると使いまわしやすいのでおすすめです。
【4】素材で選ぶ
シューズラックにはスチールや木など、さまざまな素材のものが販売されています。シューズラックに適した材質であるかだけでなく、インテリアと相性が合うかも事前に確認しておきましょう。周辺に使われている素材に合わせると、統一感が出ますよ。
木製のシューズラックはナチュラルな印象に
木製シューズラックの魅力はなんといっても、やさしい質感とあたたかみ。ほかの素材に比べると値段は少し高めですが、家の顔ともいわれる玄関の雰囲気がやわらかくなるのは木製ならでは。自然素材にこだわりたい人におすすめです。
ただし、湿気に弱く、クローズタイプだとニオイがつきやすいので、お手入れには注意が必要です。
金属製のシューズラックは耐久性が高くコンパクト
スチールなど金属製のシューズラックは、コンパクトで頑丈。硬質なイメージですが、木製の天板などナチュラル素材を組み合わせたものはインテリア性も高くおしゃれです。玄関にあまりスペースがない人、重さのある紳士靴を収納したい人、頑丈なものが良い人におすすめです。
ただし、しっかりした金属製のシューズラックには重たいものが多く、組立てや設置後の移動には注意が必要です。
プラスチック製のシューズラックはお手ごろ価格で使いやすい
プラスチック製のシューズラックは軽くて組み立てが簡易。値段も手ごろです。ユニットの組み合わせで収納量を増やせるタイプもあり、収納量の調整ができる点も便利。防汚・防塵・防カビ加工をしてあるものならお手入れも簡単。レディースや子どもの靴の収納を考えている人、お手入れが簡単なものを探している人におすすめです。
ただ、軽量なだけにあまり頑丈ではないものも多く、大量の重い靴の収納はむずかしいこともあります。また、目に入る位置に置くなら、安っぽくならないように気を付けたいですね。
【5】機能性で選ぶ
シューズラックは靴を入れるだけではなく、便利な機能を備えたものもたくさんあります。靴の収納以外の機能も確認しておきましょう。
靴の着脱が楽になるスツール付き
玄関にスペースがあるなら、ちょっとしたスツール付きのシューズラックを置くととてもべんり。スニーカーやブーツをよく履く方、ご年配の方にもおすすめです。脱ぎ履きのときちょっと腰かけるだけで、グッと安心感がアップします。荷物を床に置かなくて済むというメリットもあります。
安定性の高い突っ張りタイプ
たっぷり収納したいけれど、高い家具は地震の時の安全性が気になるという人には、突っ張りタイプのシューズラックがおすすめ。天井に接する突っ張り部分には滑り止めが、脚部にはアジャスターが付いているので、グラつきなくしっかり固定できます。
収納量を追加できるスタッキングタイプ
「今はそれほど靴の量は多くないけれど、この先もっと増えそう」という方には、積み重ねられるタイプのシューズラックがおすすめです。リビングに置けるようなデザイン性が高いものも多く、オープンタイプを選べば通気性も抜群。組み立てやスタッキングが簡単にできるかどうかは事前に確認を。
小物収納付きタイプ
玄関まわりに置いておきたい小物をスマートに収納できる、引き出しやフック付きのシューズラックがあります。「玄関がどうしても雑然とした印象になってしまう」と悩んでいる人におすすめです。
防カビ、防塵、防水加工のあるタイプ
外履きの靴をのせるシューズラックは、材質や色によってホコリや汚れが目立つことも。オープンでスタイリッシュに収納し、かつ清潔さを保ちたい人には、防カビ・防塵・防水加工が施されているものがおすすめです。
【6】組み立てやすさは口コミを参考に
シューズラックは自分で組み立てるものがほとんどです。工具不要のかんたん組み立てをうたっているものから、「大人2人で40分程度」と難易度高めのものまで、そのレベルはさまざま。どの程度の作業が必要なのか、自分にできるかどうかを確認するようにしましょう。
できれば通販などのサイトで購入者の口コミやレビューを参考にすると、組み立ての難易度を想像しやすいですよ。
エキスパートからのアドバイス
収納コンサルタント・ライフアレンジニスト
便利な機能を搭載しているとさらに使いやすくなる
スツールやイスのように座面がついて、靴の脱着をラクにしてくれるシューズラック。腰に負担をかけたくない人や、玄関の段差が少ない近代型マンションなどでも役立ちやすい機能です。
また、天井と床で支える突っ張りタイプであれば転倒防止になり、安心感があります。ほかにも小物が一緒に収納できるタイプや、あとから収納が増やせるタイプ、省スペースタイプなど多種多様なシューズラックが販売されています。
玄関はスペースが限られやすい場所なので、シューズラックに便利な機能が付いているとかなり便利に感じます。ほしい機能をピックアップしてより使いやすいものを選んでみてください。
シューズラック|収納のプロが選んだおすすめ5選
ここまでで紹介したシューズラックの選び方のポイントをふまえて、収納アドバイザーの有賀照枝さんに選んでもらったおすすめ商品と編集部で選んだおすすめ商品をタイプ別にご紹介していきます。天井まで縦長に有効活用できる伸縮タイプや、一段一段高さ調節できるディスプレイタイプなど、それぞれ見比べてみてください。
まずは、収納のプロが選んだシューズラックのおすすめ商品を紹介します!

umbra『スリング シューストレージ』

大満足の大容量シューズラック
天井と床を利用して固定させる、突っ張り式のシューズラック。両端でしっかり支えて転倒防止できるシューズラックをお探しの方におすすめです。
棚がななめになっているので取り出しやすく、ムレた靴を収納しても乾燥させやすいメリットがあります。すべての棚についている高さ調整を使って、ブーツや長靴を収納したり、ブランド靴を箱ごと保存することも可能です。
最大30足ほど収納できるオープンラックで靴の場所もわかりやすいため、毎日の靴選びもラクになるでしょう。ラックのまわりについているフックで傘や小物を収納すれば、さらに玄関がスッキリまとまります。



ホームテイスト『フラップ式シューズボックス Patan(SBF-F3)』
シューズラック|おしゃれなオープンタイプおすすめ10選
シューズラックにデザイン性を求めたい人へ、リビングにも置けるようなおしゃれなシューズラックをご紹介します。
シューズラック|25足以上入る大容量タイプおすすめ2選
家族全員でシューズラックを使う場合、収納できる靴は多いほうがよいでしょう。ここからは、25足以上入る大容量タイプのシューズラックおすすめ2選を紹介します。
シューズラック|背の高い靴が入る高いタイプおすすめ3選
ブーツなどの背の高いタイプのシューズラックがあれば、収納・保管がしやすくなるのでおすすめです。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする シューズラックの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのシューズラックの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
【Q&A】靴や靴箱の悩みを解決!
みなさんのあるあるに答えるこのコーナー。ここでは、シューズとラックに関する収納方法とニオイについて、お答えしています。
Q:シューズラックのデッドスペースはどうすればいいの?
突っ張り棚や突っ張り棒で簡単DIY
たとえば、玄関ドアの上や玄関のサイドにデッドスペースはありませんか? 突っ張り棚を設置するのがおすすめです。今ではダイソーやSeria(セリア)などでかんたんに手に入ります! 靴はそのままのせたり、買ったときの箱を残しておくのもいいですが、布製の収納袋などに入れて棚にのせるとすっきりしますね。
下駄箱の下にシューズラックを置いても良い
造りつけ下駄箱の下にデッドスペースがあるようでしたら、ぜひ活用を。専用のシューズラックがあります。
Q:収納スペースがもっと欲しい場合はどうすればよいの?
収納グッズを活用してシューズラックの収納力をアップ
下駄箱内がスッキリ片付いて、収納量もアップする靴用の収納グッズを活用するのもおすすめです。収納力が2倍になる靴スタンドなどのアイテムを活用しましょう。
シューズハンガーで「掛ける」収納を
スニーカーなどを洗った後に干しておくシューズハンガー。干すためだけでなく、乾いた後の収納にもそのまま活用できます。
突っ張りポールとシューズハンガーを使い、玄関わきやクローゼット内の空きスペースに靴を掛けて収納すれば通気性もよく、効率的ですよ。
Q:靴箱・シューズラックのニオイ対策はどうしたらいい?
ニオイ対策できるシューキーパーを
ニオイの源は靴。履いた靴は湿気をこもらせないよう、湿気やニオイを取る効果のあるシューキーパーなどを入れて収納するようにしましょう。
消臭シートを敷いてみよう
クローズタイプのシューズラックにこもるニオイが気になるようなら、シューズラックの棚板に敷く消臭シートが効果的です。
空気に触れる面積が広いので、消臭効果もより高くなります。靴を出し入れするたびに消臭シートがズレると使いにくいので、ズレない工夫ができるものがいいですよ。
ナチュラルな消臭アイテム「重曹」
消臭剤を置いたり、消臭スプレーをつかったりしても、もちろんいいのですが、低コストで効果が高いのが重曹。大さじ3杯程度の重曹をキッチンペーパーでくるみ、こぼれないようにマスキングテープなどで留めたものをいくつかシューズラックのなかに置いてみてください。
消臭剤としてだけでなく、お掃除や鍋のコゲつきをとるためにも使えるので、大容量のものを買っておいてもいいですよ。
収納コンサルタントから一言
収納コンサルタント・ライフアレンジニスト
シューズラックは今持っている靴の数ギリギリでなく、できれば数足のゆとりがあるものを選ぶといいでしょう。なぜならギュウギュウに靴を詰め込むと取り出しにくいばかりではなく、靴の形が崩れたり傷みやすくなる原因にもなるからです。余裕をもって収納し、きれいな靴をキープしていきましょう。
「おしゃれは足元から」昔からよく言われる言葉ですが、靴自体はもちろん玄関の足元にも気を配っていきたいものです。納得のいくシューズラックを選んで、足元のイメージアップにつなげてみてください。
そのほかの収納アイテムはこちら
シューズラックで玄関まわりをすっきり!
ついつい増えがちな靴。来客があるときだけでなく、普段から玄関はきれいにしておきたいですよね。たくさんの靴をキレイに収納できるシューズラックは、玄関の整理整頓に便利です。
この記事では、シューズラックの選び方とおすすめ商品をご紹介しました。お気に入りのシューズラックを選んで、玄関をすっきり保ちましょう。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
株式会社ハート・コード代表取締役。 整理収納コンサルタント、ハウスクリーニング技能士(国家資格)。 30代前半の2年間で離婚、ガン闘病、多額の借金、倒産解雇等など一気に人生のどん底を経験し、整理収納理論に出会ってから人生が好転。 ご縁あって「部屋磨きは自分磨き・職場磨きはスタッフ磨き」をモットーに家事代行・整理収納関連事業で2007年に独立。 自身の経験からも環境を整えると色々なことが整ってくることを痛感しているので、個人や企業にコンサルティングやセミナーなど様々な形でその大切さをお伝えしている。 2012年から現場をよく知る家事・収納用品の説明ゲストとしてジュピターショップチャンネルに出演中。商品の企画、売り方の提案等にも携わっており、1日1億円以上の販売実績多数あり。 近年は、webメディアなどへの執筆活動と、整理に関する新たなサービスを色々と開発中。著書「片付けが苦手な子」が驚くほど変わる本』(青春出版)。