「もち麦」のおすすめ商品の比較一覧表
もち麦はダイエットにも人気!
もち麦には豊富な豊富な水溶性食物繊維が含まれています。そのおかげで、もち麦を食べると満腹感が得られやすいため、少量のご飯で済むためダイエットにも人気のある食材です。また食物繊維の影響で便通がよくなるなど健康をサポートしてくれるうれしいこともたくさんあります。
さらに、もち麦のカロリーや糖質などもくわしく解説します!
もち麦のカロリーや糖質について
もち麦のカロリーは100gあたり340kcal、白米は100gあたり358kcalです。次に、もち麦の糖質ですが、100gあたり65.2g、白米は100gあたり77.1gです。
実際に白米と比較すると、そこまで大きくカロリーや糖質に違いないことがわかりました。もち麦で糖質ダイエットをしている方は食べる量に気を付けることをおすすめします!
もち麦の選び方
栄養士の玉利紗綾香さんのアドバイスをもとに、もち麦の選び方を紹介します。ポイントは下記の4つ。
【1】摂取できる栄養素
【2】産地
【3】容量
【4】好みの食感
上記の4つのポイントをおさえると、より具体的に自分好みのもち麦を選ぶことができます。一つひとつ解説していきます。
【1】摂取できる栄養素を確認する
もち麦には水溶性食物繊維の「β-グルカン」やビタミンが豊富に含まれていますが、加工方法などによって多少含まれる栄養素にちがいがあります。パッケージの表示を読んで摂取できる栄養素のことも考えながら選ぶとよいでしょう。
精麦度が低いほど『ビタミン』が豊富!
大麦の外皮をむいて食べやすく加工する工程や加工した麦のことを精麦と言います。注目を集めている水溶性食物繊維β-グルカンは、もち麦の胚乳に多く含まれますので、精麦度にあまり影響されません。
一方、ビタミンなどのさまざまな栄養素を多く含むのは胚芽で、精麦度が高くなると失われがちな部分になります。ビタミンなどを積極的にとりたい場合は、胚芽もち麦や精麦度の低いタイプのもち麦がおすすめです。
国産もち麦には精麦度の低いタイプの商品が多くあり、ほとんどは茶色っぽい見た目です。白米に混ぜて炊くと、ほんのり色がうつります。
紫もち麦は『ポリフェノール』たっぷり!
白米への着色が気にならないという人は、紫もち麦もチェックしてみてください。紫もち麦は、通常の刈り入れ時期より早い紫が強い状態で収穫されたものです。食物繊維やポリフェノールの1種アントシアニジンが豊富に含まれています。
もちもちぷちぷち感も強いので、もち麦の食感をもっと楽しみたい人にもぴったりです。
栄養価は低いが『手間がかからない』のは精麦度が高いタイプ
精麦度の高いもち麦は吸水時間をとらずに炊くことができる商品もあります。どんなに栄養価が高いといっても、調理に手間がかかれば長続きしないこともありますね。白米と同じように扱えれば、毎日の食生活に取り入れやすくなります。
精麦度の高いもち麦は外国産に多く、そのほとんどが白米のように白いのが特徴です。はじめてもち麦を試す方は精麦度が比較的高いほうがなじみやすいでしょう。
【2】産地から選ぶ
もち麦には国産のものと外国産のものがあります。それぞれの特徴を説明しますので、どちらが自分にあっているのか選ぶときの参考にしてください。
「国産」はやわらかくて栄養豊富
国内産はおもに中国・四国地方や九州の一部で生産されており、流通量は少ないです。「ダイシモチ」「キラリモチ」「イチバンボシ」「ユメサキボシ」「ビューファイーバー」といった種類があります。
国内産の特徴は表皮がやわらかくて栄養価が高いこと。なぜ栄養価が高いかというと、6~7分程度の精製でよいので栄養素が多めに残るからです。精製度が低いため色も茶色っぽくなります。
オーガニックにこだわりたいという方は「有機JASマーク」つきの国産品がよいでしょう。
「外国産」は硬めだが値段がリーズナブル
外国産は国内産よりも流通量が多く、アメリカやカナダから輸入しています。消費者の目にふれる機会が多いのは国内産よりも外国産です。
外国産のもち麦の特徴は表皮が硬いこと。精製するときは完全に行う必要があるため、栄養素が残りにくく色が白っぽくなります。外国産のメリットは国内産よりもコストがかからないことでしょう。
【3】容量で選ぶ
家庭によってもち麦の消費量は異なります。状況に応じた容量のもち麦を選んで、場合によってはレトルトタイプもうまく活用していきましょう。
白米に混ぜるなら『小分けタイプ』
もち麦はスーパーのお米のコーナーに陳列されていることが多いです。
もち麦をお米に混ぜて炊くことを想定しているならば、1回分ずつ小分けされているタイプがおすすめです。若干割高になりますが、そのつど計量する煩わしさはありません。もち麦だけで炊いたり、いろいろな料理に使用したりするのであれば、大袋入りタイプを選ぶといいでしょう。
手間を省くなら『レトルトパック』
白米のレトルトパックと同じように、もち麦でも調理済みのレトルトパックが販売されています。もち麦を試してみたい方や、手軽に食べたいという方におすすめのタイプ。ご飯を炊く時間がないときにも大活躍します。
こちらのタイプは、お米のコーナーかレトルト食品のコーナーに陳列されていることが多いので、探してみてください。
【4】好みの食感で選ぶ
「もち麦」とは、もち米のように粘度があってもっちりした食感の大麦のことです。歯ごたえを感じることができ、プチプチ、もちもちの食感を味わえます。
大麦の種類もさまざまあり、もち麦よりあっさりとした食感の押し麦やお米のような食感の米粒麦などがあります。好みの食感の麦を選ぶことで毎日の食事が楽しくなるでしょう。
もち麦【国産】おすすめ13選
国産のもち麦のおすすめ商品をご紹介します。※セブンイレブンのもち麦は原産国不明のため国産か外国産がわかりません。
西田精麦『毎日健康もちまるちゃん』










出典:Amazon
岡萬 ももたろう印『キラリもち麦 5kg 令和2年』
















出典:Amazon
SKファーム『つがるもち麦美仁 5kg』












出典:Amazon
ももたろう印『もち麦』












出典:Amazon
岡萬 ももたろう印『もち麦 国産 ダイシモチ 950g』






出典:楽天市場

タマチャンショップ『紫もち麦』














出典:Amazon

ベストアメニティ『国内産もち麦』






出典:Amazon
はくばく『国産もち麦』


















出典:Amazon
石川商店 『麦の膳 (ダイシモチの力)』

出典:楽天市場
ファームきくち『九州の大自然 しらき 黒米もち麦』






出典:楽天市場
ろのわ『有機もち丸麦』












出典:Amazon
熊本県産の有機JAS認定のもち丸麦
株式会社ろのわが栽培・製造し、農薬、化学肥料を使わない有機JAS認定のもち丸麦です。加工からパッキングまですべて、自社の有機JAS認証加工場でこだわりをもって行っています。安心で安全なものをお届けするために、土や水にもこだわって栽培されています。
もちもちっとプチプチした食感で、どんなメニューにも合わせやすく、美味しく食べられるでしょう。まずはいつもの白米と一緒に炊いて手軽に麦ごはんからいかがでしょうか。他にも茹でてサラダのトッピングやハンバーグのタネに混ぜて、栄養化UP。いろいろなアレンジができるのもうれしいですね。
※楽天、yahoo!のリンクは2個まとめ売りです。
フュージョンマーケティング『国産もち麦 媛もち麥』

出典:Yahoo!ショッピング
セブンプレミアム『冷めてもおいしいもち麦』








出典:Amazon
もち麦【外国産】おすすめ5選
アメリカ産やカナダ産のもち麦をご紹介します。なかには日本米と外国産が混ざっているもち麦もあります。

はくばく『かけるだけもち麦』




出典:楽天市場

はくばく『もち麦ごはん』


















出典:Amazon

旭食品『 贅沢穀類 もち麦 』

出典:Amazon
はくばく『もち麦ごはん』














出典:Amazon
はくばく『かけるだけもち麦』

出典:楽天市場
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする もち麦の売れ筋をチェック
楽天市場、Yahoo!ショッピングでのもち麦の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
もち麦の炊き方
もち麦をはじめて炊く方は、白米に対して約3割のもち麦を混ぜるといいでしょう。白米2合を洗い、いつもの水加減で用意し、そこにもち麦と水を追加します。白米2合に対してもち麦を白米の3割入れて炊く場合、追加するのはもち麦100gと水200mlが目安になります。
その後、15分ほど吸水させましょう。時間がないときはそのまま炊いても大丈夫ですが、麦は水分の吸収に時間がかかるので、吸水させることでよりおいしく炊き上がります。
もち麦のアレンジレシピ
もち麦はいろいろなアレンジによっておいしく食べられます。誰でもかんたんにつくれるもち麦のアレンジレシピを紹介しますので、トライしてみてください。
お弁当にも最適な『もち麦おにぎり』
もち麦を使ったおにぎりはとてもかんたんです。まず、白米ともち麦を入れてごはんを炊きます。普通のおにぎりの要領で、適当な量をラップに包んで握ってください。白米だけよりもちもち食感のおにぎりができます。
ゴマをふったり梅干しを入れたり、混ぜおにぎりの素を使って握るとよりおいしいです。ラップのまま冷凍すれば、2週間ほど保存可能なので、いつでも食べられます。
ダイエットに『もち麦スープ』
もち麦を使ったレシピでおすすめなのがスープです。からだが温まっておいしいスープは食卓に欠かせません。
冷蔵庫にありものの野菜を刻んで、茹でたもち麦と一緒に鍋に入れて煮るだけです。残り物のハムやベーコン、固形スープとトマト缶を入れればミネストローネ風のスープがかんたんに出来上がります。
『もち麦サラダ』ならヘルシー
おいしいサラダも食卓には欠かせないメニューです。野菜だけのサラダもヘルシーですが、もち麦を入れるとプチプチ食感がアクセントになりとてもおいしくなります。
もち麦は味にクセがないのでどんなサラダドレッシングにも合いますし、栄養価をプラスしたいときにぴったり。キュウリを刻んでトマトやツナを加えれば、おしゃれなチョップドサラダが出来上がります。
『もち麦リゾット』はアレンジ自由
もち麦は食感がよいのでリゾットのような煮込み料理にはぴったり。いろいろなアレンジを楽しめます。
トマトジュースに固形ブイヨンを入れて炊いたもち麦リゾットに、チーズをトッピングすればおしゃれな一品料理です。野菜を刻んでコンソメスープで炊いたリゾットもおすすめ。黒コショウを散らすとグッと味が引き立ちます。
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もち麦で健康的な食生活を
世のなかはヘルシー志向ですが、ぴったりの食材がもち麦です。もち麦の特徴や選び方、おすすめ商品などをご紹介してきましたが、食生活を変えたいという方はぜひ参考にしてください。
もち麦はダイエットにも適した食材なので、最後にご紹介したアレンジレシピにトライしてみてはいかがでしょう。
ニオイや見た目の色で敬遠されていた方も多いでしょう。ご紹介したように最近はいろいろ工夫がなされて、ニオイのない白いもち麦もあります。食べやすく、おいしい、ヘルシーと三拍子そろったもち麦を食事に取り入れてくださいね。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
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栄養士免許取得後、食品会社に勤務。プライベートブランド商品の開発過程に携わる。 その後、料理研究家のもとで修行後、栄養士、料理家として独立。 現在は、自身のスポーツ経験、栄養士の知識を活かし、 スポーツ専門学校でスポーツ栄養学の講師や、CM、書籍、雑誌、料理教室等を開き、多方面で活動中。