ベッド型チャイルドシートの選び方 公認チャイルドシート指導員に聞いた!
出典:マイナビおすすめナビ
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チャイルドシート選びの基本は上記4点。このほか、ベッド型チャイルドシートは、設置する際にスペースを取る商品が多いので、サイズの確認は必須です。
ここからは公認チャイルドシート指導員の加藤久美子さんに聞く、ベッド型チャイルドシートの選び方をさらに詳しく解説していきます。
ベッド型の設置向きをチェック
「アップリカ」と「コンビ」のベッド型チャイルドシートは、設置向きに違いがあります。
アップリカ
(1)進行方向に対して横向きにベビーシートをセットするいわゆるベッド型
(2)後ろ向きの取り付け方法でシートの角度を寝かせた状態にするベッド型
コンビ
後ろ向きの取り付け方法でシートの角度を寝かせた状態にするベッド型
コンビではこれを「一歩進んだベッド型」として展開しています。
つまり、同じベッド型でも、横向きか、後ろ向きかの大きな違いがあるのです。横向きは、横幅が80cm前後になるので大きな車に。後ろ向きは横向きに比べるとコンパクトなので、軽自動車など後ろが狭い車に適しています。
軽自動車やコンパクトカーに取り付けられるか確認を
軽自動車やコンパクトカーに設置予定で、取り付け方法がシートベルト方式の場合は要注意。取り付けられるか、車とチャイルドシートの適合を確認してから購入しましょう。メーカーのホームページで調べることができます。
たとえば横向きで使うベッド型チャイルドシートの場合、シートベルトを回す範囲が広くなるので、車のシートベルトの長さが足らずに装着できない場合があります。
また、サポートレッグがついているタイプのシートは、サポートレッグが当たる床部分にシートレール(車のシートをスライドさせるためのレール)があると取り付けが不可能となります。
「回転式」などプラスアルファの機能をチェック
チャイルドシートの機能にも着目を。とくに人気の「回転機能」は、その名の通りチャイルドシートの向きを変えられる機能。扉(ドア)に向ければ乗せ降ろしがしやすく、バックルや肩ベルトも正面に見えるので赤ちゃんに装着しやすいです。
ただし、ベッド型×回転式のチャイルドシートはスペースを取りやすく、車内に十分な余裕がないと設置が難しいです。このほか後部座席に複数台のチャイルドシートを取り付ける場合も注意が必要。「横向きベッドで使う場合のサイズ感」や「回転したときにどうなるか?」など、サイズを測って感覚を認識しておくとよいでしょう。
ベッド型チャイルドシートのおすすめ6選 人気のアップリカ&コンビから厳選!
ここからは、公認チャイルドシート指導員の加藤久美子さんと編集部が選ぶ、ベッド型チャイルドシートのおすすめを紹介していきます!
体験談
新生児の赤ちゃんを産院から自宅まで連れて帰るとき、平らにできるベッド式のチャイルドシートのおかげで安心して乗せられました。ふわふわのクッションが赤ちゃんをしっかり包み込んで守ってくれるのは、安心ポイントです。肩パッドや座るシートも取り外しできるので、ミルクの吐き戻しなどでも洗濯できて清潔を保てます。今では1歳半になった息子ですが、角度が3段階調節できるため、成長しても使えます。(Kさん/1歳男の子)
最新安全基準R129に対応した安全性の高さが魅力
チャイルドシートの最新安全基準R129に対応したチャイルドシートで、側面衝突事故から赤ちゃんを守るための設計となっています。
ベッド型として使えるのは身長40~70cm、後ろ向きは身長60cmかつ首すわり~身長87cm 、前向きは身長76cmかつ月齢15カ月以上~100cmまで。
使い勝手のよさも光っており、360度回転するシートは4方向(90度)ごとにロックが可能。ISOFIXのコネクターは視認性が高まる黄色にして薄暗い車内でもわかりやすく配慮したほか、ロック解除ボタンには2重(段階)ロックを採用し、軽い力で操作できます。
使用期間 | 身長40~100cm、体重17.5kg以下(新生児から4歳ごろまで) |
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ベッドタイプ | 横向き、後ろ向き、前向き |
本体サイズ | 横向きベッド:75×63.5×53cm 後ろ向き:44×70.5~76×55~61cm 前向き:44×63.5×66cm |
重量 | 約15.2kg |
レッグサポート | 有 |
取り付け方法 | ISOFIX |
使用期間 | 身長40~100cm、体重17.5kg以下(新生児から4歳ごろまで) |
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ベッドタイプ | 横向き、後ろ向き、前向き |
本体サイズ | 横向きベッド:75×63.5×53cm 後ろ向き:44×70.5~76×55~61cm 前向き:44×63.5×66cm |
重量 | 約15.2kg |
レッグサポート | 有 |
取り付け方法 | ISOFIX |
上級モデルと同様「やわらかクッション」が人気
新生児期は平らなベッド、首すわり~10kg未満まではベッドまたは後ろ向きイス型が選べます。
ベッド状態のときには頭が車の中心方向に向いているため、シートを回転させることなく、そのまま赤ちゃんを寝させることができます。もちろん、ベッド型なのでおむつ替えなど、家と同じような姿勢で赤ちゃんのお世話ができるのも人気の理由になっています。
上級モデルのフラディアと同じ「やわらかクッション」は未熟な赤ちゃんの頭から足先までをやさしく守り、クッションに設けた通気孔により、熱がこもらないような設計となっています。
使用期間 | 体重2.5~18kg(新生児~4歳ごろまで、身長の目安50~100cm) |
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ベッドタイプ | 横向き、後ろ向き、前向き |
本体サイズ | 横向きベッド時:幅79×奥行59.3×高さ56.6cm 後ろ向き時:47×69×56.6cm 前向き時:47×59.3×67cm |
重量 | 約14.8kg |
レッグサポート | 有 |
取り付け方法 | 3点式シートベルト |
使用期間 | 体重2.5~18kg(新生児~4歳ごろまで、身長の目安50~100cm) |
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ベッドタイプ | 横向き、後ろ向き、前向き |
本体サイズ | 横向きベッド時:幅79×奥行59.3×高さ56.6cm 後ろ向き時:47×69×56.6cm 前向き時:47×59.3×67cm |
重量 | 約14.8kg |
レッグサポート | 有 |
取り付け方法 | 3点式シートベルト |
衝撃や姿勢から守ってくれる機能付き
万が一の事故や、ドライブで負担のかかる姿勢にならないように守ってくれる「スーパーWマモールクッション」搭載のチャイルドシートです。コンパクトな作りになっているため、軽自動車でも広々とした空間を確保できます。
また、車への取り付けや高さ調整も容易で手間がかからないのも魅力です。さらに、シートは洗えるので、常に清潔を保てます。
使用期間 | 身長40~105cm(新生児から4歳ごろまで) |
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ベッドタイプ | 後ろ向き、前向き |
本体サイズ | 後向き:W430×D705×H570mm、前向き:W430×D650×H610-670mm |
重量 | 15.5kg |
レッグサポート | - |
取り付け方法 | ISOFIX |
使用期間 | 身長40~105cm(新生児から4歳ごろまで) |
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ベッドタイプ | 後ろ向き、前向き |
本体サイズ | 後向き:W430×D705×H570mm、前向き:W430×D650×H610-670mm |
重量 | 15.5kg |
レッグサポート | - |
取り付け方法 | ISOFIX |
細部へのこだわりが赤ちゃんの快適なドライブを守る
形状を変えて0歳から4歳まで使えるチャイルドシートです。シートは赤ちゃんを乗せたまま回すことができるので、乗せおろしが簡単です。ISOFIXで取り付けも容易なので、間違った取り付けをすることによる事故も防げます。柔らかいクッションや紫外線を99%遮断するシェードなど、赤ちゃんに対する思いやりが細部まで感じられますね。シートを洗濯機で洗えるところも、赤ちゃんの清潔を保つという観点から嬉しいポイントです。
使用期間 | 身長40~100cm、体重17.5kg以下(新生児~4歳頃) |
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ベッドタイプ | 横向き、後向き、前向き |
本体サイズ | 横向き:750×635×530mm 後向き:440×705-760×550-610mm 前向き:440×635×660mm |
重量 | 14.8kg(付属品除く) |
レッグサポート | 有 |
取り付け方法 | ISOFIX |
使用期間 | 身長40~100cm、体重17.5kg以下(新生児~4歳頃) |
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ベッドタイプ | 横向き、後向き、前向き |
本体サイズ | 横向き:750×635×530mm 後向き:440×705-760×550-610mm 前向き:440×635×660mm |
重量 | 14.8kg(付属品除く) |
レッグサポート | 有 |
取り付け方法 | ISOFIX |
フルリクライニングで赤ちゃんに快適な呼吸を
フルリクライニングで赤ちゃんを平らに寝かせることができるチャイルドシートです。平らな場所に寝かせることで首が座っていない赤ちゃんでも頭が安定し、楽に呼吸をさせてあげることができます。赤ちゃんの成長とともにシートを横向き、後向き、前向きと変えられるので、新生児から4歳頃まで使用が可能です。最新安全基準R129に適合しており、赤ちゃんを全方位から守る高い安全性能も持っています。
使用期間 | 身長40~100cm、体重17.5kg以下(新生児~4歳頃) |
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ベッドタイプ | 横向き、後向き、前向き |
本体サイズ | 横向き:750×635×530mm 後向き:440×705-760×550-610mm 前向き:440×635×660mm |
重量 | 14.8kg(付属品除く) |
レッグサポート | 有 |
取り付け方法 | ISOFIX |
使用期間 | 身長40~100cm、体重17.5kg以下(新生児~4歳頃) |
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ベッドタイプ | 横向き、後向き、前向き |
本体サイズ | 横向き:750×635×530mm 後向き:440×705-760×550-610mm 前向き:440×635×660mm |
重量 | 14.8kg(付属品除く) |
レッグサポート | 有 |
取り付け方法 | ISOFIX |
セパレート構造で取り付けも簡単に
ベース部分と本体が分離できるセパレート構造が特徴のチャイルドシートです。2つに分けることができるので、少ない力で簡単に取り付けることができます。また、夏場の暑さ対策やお手入れのために、本体だけを車から持ち帰ることも可能です。ドア側に回転させるとシートが簡易的に固定される機能もあるので、一人でも赤ちゃんの乗せおろしが楽にできます。こちらの製品があれば赤ちゃんとのドライブをより気軽に楽しめますね。
使用期間 | 身長40~105cm、体重19kg以下(0~4歳) |
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ベッドタイプ | 後向き、前向き |
本体サイズ | 67 x 44 x 82.5 cm |
重量 | 13.7kg |
レッグサポート | 有 |
取り付け方法 | ISOFIX |
使用期間 | 身長40~105cm、体重19kg以下(0~4歳) |
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ベッドタイプ | 後向き、前向き |
本体サイズ | 67 x 44 x 82.5 cm |
重量 | 13.7kg |
レッグサポート | 有 |
取り付け方法 | ISOFIX |
おすすめ商品の比較一覧表 ベッド型チャイルドシート
商品名 | 画像 | 購入サイト | 特徴 | 使用期間 | ベッドタイプ | 本体サイズ | 重量 | レッグサポート | 取り付け方法 |
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Aprica(アップリカ)『フラディア グロウISOFIX360° セーフティ プレミアムAB』 |
※各社通販サイトの 2024年11月27日時点 での税込価格 |
最新安全基準R129に対応した安全性の高さが魅力 | 身長40~100cm、体重17.5kg以下(新生児から4歳ごろまで) | 横向き、後ろ向き、前向き | 横向きベッド:75×63.5×53cm 後ろ向き:44×70.5~76×55~61cm 前向き:44×63.5×66cm | 約15.2kg | 有 | ISOFIX | |
Aprica(アップリカ)『ディアターンプラス ISOFIX AB』 |
※各社通販サイトの 2024年11月26日時点 での税込価格 |
上級モデルと同様「やわらかクッション」が人気 | 体重2.5~18kg(新生児~4歳ごろまで、身長の目安50~100cm) | 横向き、後ろ向き、前向き | 横向きベッド時:幅79×奥行59.3×高さ56.6cm 後ろ向き時:47×69×56.6cm 前向き時:47×59.3×67cm | 約14.8kg | 有 | 3点式シートベルト | |
Aprica(アップリカ)『チャイルドシート マモリラ』 |
※各社通販サイトの 2024年11月26日時点 での税込価格 |
衝撃や姿勢から守ってくれる機能付き | 身長40~105cm(新生児から4歳ごろまで) | 後ろ向き、前向き | 後向き:W430×D705×H570mm、前向き:W430×D650×H610-670mm | 15.5kg | - | ISOFIX | |
Aprica(アップリカ)『フラディアプラス』 |
※各社通販サイトの 2024年11月26日時点 での税込価格 |
細部へのこだわりが赤ちゃんの快適なドライブを守る | 身長40~100cm、体重17.5kg以下(新生児~4歳頃) | 横向き、後向き、前向き | 横向き:750×635×530mm 後向き:440×705-760×550-610mm 前向き:440×635×660mm | 14.8kg(付属品除く) | 有 | ISOFIX | |
Aprica(アップリカ)『フラディアプラスライト』 |
※各社通販サイトの 2024年11月26日時点 での税込価格 |
フルリクライニングで赤ちゃんに快適な呼吸を | 身長40~100cm、体重17.5kg以下(新生児~4歳頃) | 横向き、後向き、前向き | 横向き:750×635×530mm 後向き:440×705-760×550-610mm 前向き:440×635×660mm | 14.8kg(付属品除く) | 有 | ISOFIX | |
Combi(コンビ)『THE S(ザ・エス)』 |
※各社通販サイトの 2024年11月26日時点 での税込価格 |
セパレート構造で取り付けも簡単に | 身長40~105cm、体重19kg以下(0~4歳) | 後向き、前向き | 67 x 44 x 82.5 cm | 13.7kg | 有 | ISOFIX |
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする チャイルドシートの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのチャイルドシートの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
公認チャイルドシート指導員からのアドバイス
ベッド型は値段が高いので、費用対効果もチェック
生まれたばかりの赤ちゃんには気持ちよさそうに見えるかもしれませんが、ベッド型を使う期間はだいたい生後6カ月くらいまでで、早いと3カ月くらいで嫌がる赤ちゃんも出てきます。
もちろんその後、後ろ向きシートで1歳半・体重10kgくらいまで、前向きシートで4歳・体重18kgくらいまでは使うわけですが、ベッド型は総じて価格が高い傾向にあります。できるだけコストを抑えたいならばベッド型は見送るという選択もアリです。
迷ったときは「レンタル」も検討を
チャイルドシート以外にもベビーカーやベビーベッドなど何かと揃えるものが多いベビー用品。
使用期間が限られているものはレンタルしたほうが安いのでは?と思うものもありますよね。購入よりお得に使えるだけでなく、赤ちゃんが快適に過ごせそうか試せる、使用しなくなった時の処分の手間がかからないのもメリットです。
しかし、人気の商品はなかなかレンタルできなかったり、そもそもレンタルしたいお目当てのアイテムの取り扱いがないというデメリットも。使用したいタイミングに間に合うように、事前によく確認しておきましょう。
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価格も確認! 納得のチャイルドシート選びを
この記事では、ベッド型チャイルドシートの選び方とおすすめ商品を紹介しました。ぜひ使い方に合わせて検討してみてくださいね。
注意点として、Amazonで扱われるチャイルドシートはカラーによって価格が数千円以上違ってくるケースがあります。上級モデルもチャイルドシートのカラーによってはとてもお得に買えることがあるので、カラーバリエーションがあるモデルに関しては、各色の価格をチェックしてみるのがおすすめ。
赤ちゃんのためにも、ぜひ納得のチャイルドシート選びをしてくださいね。
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