パラソルタープを選ぶポイント
それでは、パラソルタープの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の3つ。
【1】形状や重さをチェック
【2】通気窓の有無を確認
【3】収納時のサイズも考慮
上記の3つのポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】形状や重さをチェック
パラソルタープを安全かつ快適に使用するには、形状や重さが重要です。日差しをしっかり遮り、ちょっとくらいの風では飛ばされない安定感があるといいですね。ここでは、パラソルタープの形状と重さについて解説していきます。
▼地面にしっかりとさせるポールの形状が◎
パラソルタープは、パラソルとして立てて使うこともできますが、本体を寝かせ支柱を地面にさして使うことがほとんど。支柱は1本だけですが、しっかりと地中にさすことで安定感が増すので、多少の風なら倒れてしまうことはありません。
海辺のような風が強い場所では、深くさし込まないと飛ばされてしまうので、注意が必要です。また、かたい地面にさすときは力が必要なので気をつけましょう。
▼重量は軽すぎないほうが安定感アップ
持ち運ぶことを考えると軽いものを選びたいところですが、安定感を求めるなら軽すぎないものがおすすめです。軽すぎるものは風の影響を受けやすく、飛ばされやすいのが難点。万が一のケガや事故を防止するためにも、安全に固定することが大切です。重量は3.5~4kg程度を目安にするといいでしょう。
持ち運びのしやすさを重視するか、安定性を重視するか悩むところではあります。使うシーンや移動手段によっても変わってくるので、自分に合ったものを選びましょう。
【2】通気窓の有無を確認
パラソルタープは地面に接地している部分が多く、熱がこもりやすいのが難点。テントと比べると密閉されてはいませんが、通気口があると風通しがさらによくなって快適に過ごすことができます。赤ちゃんや小さなお子さんの熱中症が気になるという方は、通気口のあるパラソルタープのほうが安心です。
【3】収納時のサイズも考慮
パラソルタープのメリットは、タープやテントよりもコンパクトで、パラソルよりも日差しを遮ることができるところ。車での移動なら問題ないかもしれませんが、自転車や公共交通機関を使って移動する際は、折りたたんだ際のサイズが小さいほうが持ち運びに便利です。購入する際は、収納時のサイズや総重量をチェックしましょう。
パラソルタープは風に弱いので、しっかりと対策を 登山愛好家がアドバイス
傘のようにかんたんに広げられて気軽に使えるパラソルタープ。スタンドを購入すれば、垂直に立ててガーデンパラソルとしても使うことができます。
弱点は風に弱いこと。砂地などではペグが利かないため、海で使う場合は飛ばされないためのオモリを購入することをおすすめします。また、UVカット機能を持つ生地を使用している商品もあるので、女性が選ぶときのポイントになるのではないでしょうか。
パラソルタープおすすめ10選
ここでは、一般的・おしゃれなパラソルタープをご紹介します。多彩なシーンで使用できるものから、多機能なものまでさまざま。パラソルタープとパラソルテントの中間的なアイテムもあります。選ぶときのポイントを参考に、使いやすいパラソルタープを選んでみましょう。
軽量&コンパクトな2WAY仕様のパラソルタープ
軽量でパラソルとしても使用できる2WAY仕様。外径240cmの大型パラソルに、日差しをよける裾がついています。骨組みは頑丈なグラスファイバーで、傘の内側はシルバーコーティング。日差しをはねのけて紫外線カットしつつ、熱もこもりにくくなっています。
収納時は直径10×長さ130cmとコンパクト。重量も2.0kgと軽量です。持ち運びがしやすく、車のちょっとしたスペースにスッポリ入るサイズ感。風が弱いときはパラソルとして立てて使えるので、ビーチや自宅の庭でも使えそうですね。
紫外線が強まっている昨今、CAPTAINSTAG(キャプテンスタッグ)『フリット UVカットウィングパラソル240cm(M-1601)』のような、UVカット機能を持つ生地を使っていると、女性やお子さんには安心の要素になるのではないでしょうか。
また、生地がしっかりとしているので、長く使うことができるパラソルです。
支柱をなくして広い空間をつくった新しいスタイル
支柱をなくした新しいスタイルのパラソルシェードです。地面に接地させて使う点は同じですが、支柱をなくすことでより広い空間を実現。幅188×奥行140×高さ115cmと小さめのサイズですが、支柱がないので広々と使える構造になっています。
コンパクトサイズなので、海や山だけでなく自宅の庭でも使いやすくおすすめです。広げるのもたたむのもかんたん。重さも1.2kgと軽量なので、女性でも持ち運びや設置がしやすいでしょう。
CAPTAINSTAG(キャプテンスタッグ)『フリット パラソルシェード180cm(UD-53)』は、中棒がないので、空間を広々と使えるのがいいですね。なかで寝転がることができ、のんびりと夏のひとときを過ごせます。軽量なので、誰でもかんたんに持ち運ぶことができます。
120㎏まで耐えられる安定感のある丈夫なつくり
耐久性が高く、風の強い日でも安心して使えるパラソルタープです。ワンタッチで開閉できるので、女性でも簡単に取り扱いが可能です。広げると幅3m以上の幅になり、寝転んでも余裕ができる程のゆったりとくつろげる空間が誕生します。
風通しのいいサイドメッシュのつくりのおかげで、季節や天候を問わず涼しく快適に過ごせます。普通の傘と同じように畳んで専用の収納袋に納めるだけで簡単に持ち運べるところもポイントです。
バッグに入れて持ち運べるパラソルタープ
キャンプ用品の人気メーカー「コールマン」のこだわりが詰まったパラソルタープです。重量は約1.4㎏と軽めかつ見た目は非常にコンパクトですが、大人1人に子ども2人、もしくは、大人2人が入れるほどの大きさです。
ポールの片側がはじめからシェードに装着されているので、組み立ての際はもう片方をセットするだけで設営が完了します。1人でも簡単に組み立てられるので、ソロピクニックやデイキャンプにもオススメです。
2層屋根と風穴で風通しがいい多目的パラソルタープ
多目的に使えるパラソルタープです。パラソル全体を覆うことができるカーテンつきで、急な雨や風を防いだり、強い日差しをよけることができます。また、海や山で着替える場所がないときにも便利。パラソルの角度が自由に調節でき、日差しに合わせて向きを変えられます。
風にあおられるのを防ぐ風穴と2層屋根の構造で、風通しがよく快適に過ごせます。シルバーコーティングされているので紫外線もカット。幅が200cmあって広々とした空間になっているので、ファミリーにもおすすめです。
風があっても安定感◎ 風通しのよさが自慢!
2層屋根の構造で風通しがよく、安定感のあるパラソルタープです。サイドの2カ所にロールアップできる大きな窓がついていて、さらに屋根にも空気穴が。風がパラソルのなかを抜けるように通っていくので、風にあおられにくい構造になっています。
重量は4.1kgとすこし重めですが、その分安定感がアップします。UPF(紫外線防止指数)50+で紫外線を大幅カット。海や山など紫外線が気になる場所にもおすすめです。収納時のサイズは幅9×長さ138cmと、持ち運びにも家での保管にも、さほど気にならない大きさですよ。
多目的&多彩なシーンで使い勝手抜群
多目的に使えるパラソルシェードテントです。2層屋根になっているので天井部分の風通しがよく、吹き上げるような風でも飛ばされてしまう心配はありません。パラソルの周囲を覆うカーテンが付属しており、急な雨や風、紫外線を防ぎます。冬の釣りでも風よけとして使えますね。
カーテンはジッパーつきで、なかが見えないようになっているので、簡易トイレや着替えなどにも便利。日差しに合わせて、傘部分の向きも調整できます。多彩なシーンで使える、使い勝手が抜群にいいパラソルタープです。
傘の様にワンタッチで簡単に開くパラソルタープ
パッと開くだけで簡単に設置できるパラソルタープです。付属のスタンドを使えば、コンクリートや路面、運動場にも設置できるので、さまざまなシーンで活躍します。また、傘部分の両サイドには収納ポケットが付いていて、利便性は抜群です。
重量は約4kgと少し重めな分、安定感があります。大人2~3人が入っても余裕なサイズ感は、家族でのレジャーにちょうどいいと言えるでしょう。カラー展開はレッド、グリーン、ブルーの3色です。
紫外線を気にせずに「おしゃピク」を楽しめる
ナチュラルな色合いとデザインがおしゃれなパラソルタープです。傘の部分はUV加工・撥水加工がされているので、天候が不安定な時期や紫外線の強い季節も安心です。今流行りの「おしゃピク」も、これがあれば快適に楽しめそうですね。
パラソルを開いて付属のペグやロープで地面に固定するだけで簡単に設置できるのも嬉しいポイント。おしゃれなデザインの専用の収納袋も付いているので持ち運びにも便利です。
紫外線カット効果の高いパラソルタープ
UPF50+(紫外線保護指数)で日焼け防止効果の期待できるパラソルタープです。UVA、UVBに対しても99%以上のカット効果が期待できるので、真夏のレジャーシーンでも活躍しそうです。通気性のあるファスナーウインドウのおかげで、長時間使用しても快適な空間を維持することができます。
総重量は約4㎏と少し重さがありますが、その分風の影響を受けにくく、安定感は抜群です。撥水性もあるので、天候が変化しやすい時期も安心してレジャーを楽しめます。
「パラソルタープ」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする パラソルタープの売れ筋をチェック
Amazonでのパラソルタープの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
使用シーンや移動手段を考慮する
パラソルタープのおすすめ商品をご紹介しました。
パラソルタープを選ぶには、使用シーンや移動手段などを考慮するのがポイント。また、人数に合ったサイズも考えると選びやすいかもしれませんね。
ぜひ、自分に合ったパラソルタープを選んでレジャーを楽しみましょう!
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自動車雑誌編集長を経て、フリーの編集者に。登山やクライミングが趣味で、アウトドア雑誌「フィールダー(笠倉出版社刊)」にて連載中。悩みは増え続けるアウトドア用品などの遊び道具の収納場所で、愛車のJeepラングラーもすっかり倉庫代わりに。昨今は車中泊にもハマり、住居をキャンピングカーに変えるか真剣に悩み中。