アウトドアチェアパラソルの選び方
それでは、アウトドアチェアパラソルの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の4つ。
【1】チェアとパラソルは同じメーカーで
【2】サイズや重さをチェックしよう
【3】設置方法や適合サイズも確認を
【4】こんな機能もチェックしよう
上記の4つのポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】失敗しない! チェアとパラソルは同じメーカーで
パラソルはチェアのパイプ部分に取りつけます。メーカーによりパイプの太さが違い使えないこともあるので、チェアとパラソルは同じメーカーで購入すると安心です。
メーカー違いだと、同じ「カーキ色」でも若干色味が変わったりなど、見た目のイメージが思いどおりにならないことも。同じメーカーでそろえておけば、失敗も少ないでしょう。
【2】サイズや重さをチェックしよう
持ち運ぶことを考慮して、サイズや重さの確認をしておくことが大切です。人が込み合う場所で大きなパラソルを使うと、まわりの人の迷惑になりますよね。広げた状態のサイズだけではなく、折りたたんだときのサイズの確認も忘れずに!
▼使用シーンに合わせたパラソルのサイズを
大きめのパラソルは、日よけがしやすく便利です。ビーチやキャンプ場、自宅のテラスなど、パラソルを開いてもじゅうぶんなスペースがあるところなら、大きいチェアパラソルがいいでしょう。
狭い場所や人が多い場所で使用する場合は、小さいパラソルのほうが邪魔にならず使い勝手がいいでしょう。
▼コンパクトに収納できて軽いほうが持ち運びやすい
チェアパラソルはレジャーで使うことが多いので、車に積み込みやすいようコンパクトに折りたためるものを選ぶことが重要です。また車から設置場所への移動の際にも、多くの荷物を運ぶことを想定すると、できるだけ軽いほうがいいでしょう。
【3】設置方法や適合サイズも確認を
チェアとパラソルの接合部分のサイズが合っていないと設置ができないので、同メーカーであっても確認はしてくださいね。設置の方法もできるだけかんたんなほうがいいので、設置の仕方も購入前に確認しておくと安心です。
▼設置がかんたんなものが使いやすい
設置はかんたんなほうが時短につながり、はじめて使う人にも安心。設置方法は「ワンタッチタイプ」「ネジで固定タイプ」の2種類があります。
ワンタッチタイプはプラスチックのバックルを使って、チェアのパイプ部分とパラソルをワンタッチで取りつけることができ、とてもかんたんです。ネジで固定するタイプはしっかり締めておかないと、ずれや落下の危険があるので気をつけましょう。
また取り外しがかんたんにできるかどうかも確認しておきましょう。「デチャッタブルタイプ」と記載されているものなら、ワンタッチでパラソルを取り外せるので便利ですよ。
▼チェアとの接続部分のサイズは要チェック
チェアとパラソルの接続部分の形や太さが違うと、取りつけができません。ワンタッチタイプ・ネジ式タイプとも、チェアのパイプ部分のサイズをチェックして、問題なく設置ができるか確認しておきましょう。
サイズの合わないものを無理やり使うと、事故や怪我の原因にもなりますので控えてください。
【4】こんな機能もチェックしよう
おもに日よけとして活躍するチェアパラソルですが、より快適なアウトドアライフをおくることができる便利な機能もありますよ。友達同士、家族での利用時などにあるとうれしい機能を見ていきましょう。
▼時間によって変化する日差しをカット! 角度調節機能
せっかくのパラソルも、日差しをガードしてくれないと意味がありませんよね。角度調整ができるものは、日差しの向きに合わせて傘部分を動かすことができるので、快適に過ごすことができますよ。
角度調整の仕方は取りつけ部分を調整するもの、パラソルの親骨を曲げて調整するものがあります。使いやすいものを選びましょう。
▼紫外線カットの素材なら子どもや女性も安心
ビーチやアウトドアでは子どもや女性はもちろん、男性だって紫外線の影響は防ぎたいですよね。UVカット素材のパラソルで注意したいのが裏面の素材です。
シルバーコーティングされているものもありますが、そうでないものは傘の内部で紫外線を反射しやすくなるので、日焼け止めは塗っておいたほうがいいでしょう。
▼少々の雨なら問題なし! 撥水加工があれば便利
撥水加工が施されているものは、突然の雨でも対応できるので安心です。ただし、小雨程度の雨ならだいじょうぶですが、土砂降りには耐えられません。強い雨のなかで使用すると、破損やパラソルの落下による怪我などにつながり危険です。
雨や風が強い場合はパラソルをしまい、安全な場所で雨宿りしましょう。
アウトドアチェアパラソルおすすめ7選
アウトドアチェアパラソルのおすすめ商品を6選ご紹介します。サイズや機能など自分に合ったチェアパラソルを選んで、レジャーやアウトドアを楽しんでくださいね。
HAC(ハック)『Montagna サンシェード アームチェア(HAC2340)』は、椅子と一体化したフォールディングタイプですので、持ち運びも設置もラク。家に忘れてきたなんて心配もありません。多少圧迫感はありますが、それを差し引いても使いやすいアイテムです。
椅子とセットでかんたん設置
椅子と日よけがセットになっているので、両方あわせて購入したいという方におすすめ。接続部分はロックがついているのでずり落ちてくる心配がなく、日よけの高さも調節できるので身長が高い方でも使用できます。
椅子、日よけともに折りたたみ式なので持ち運びにも便利! 荷物の少ないスポーツ観戦なら、これひとつだけ肩にかけて出かけられますね。
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)『CSネイティブ チェア用パラソル(UD-64)』は、取りつけ基部を装着しておけば、プラバックルで傘の脱着がスピーディにできるのが◎。移動のときに日傘としても使うことができます。
角パイプにも取りつけ可能
キャンプやアウトドアになじみやすいデザインで、山の雰囲気に合いそうですね。見た目のデザインのよさで、いつものBBQやキャンプがグレードアップしたように感じられるかも。
縦13~22×横22~28mmサイズの角パイプであれば取りつけられるので、手持ちの椅子がある場合はサイズを確認してみましょう。
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)『エクスギア デタッチャブル チェア用パラソル(UDー44)』は、1本で日差しも小雨も防いでくれるのがいいですね。1200mm径と大ぶりなので、陰もしっかり作ってくれます。
大サイズ! 強度面も安心のグラスファイバー
直径120cmと大きな面積をカバーしてくれるチェアパラソル。親骨は軽くて丈夫なグラスファーバーなので、強度面でも安心です。親骨を曲げて角度調整ができるので、朝から夕方近くまで過ごすことが多いビーチでも重宝しますね。
撥水加工が施されているので、多少の雨なら安心です。ただし防水加工ではないので、本格的な雨のときに使用すると、生地の劣化につながるので注意しましょう。
持ち歩きもできるチェアパラソル
取りつけや取り外しもかんたんなので、スムーズに設置できますね。また、席を立ったり移動するときは、持ち歩いて日傘代わりにもできるので便利です。
裏側はシルバーコーティングされているので、上からの紫外線ガードには向いていますが、地面から照り返してきた紫外線は傘内で反射しやすいので、日焼け止めを塗っておきましょう。
ポップでかわいいハート柄
かわいいピンクのハートのドット柄はポップなので、女の子がいる家庭にはうれしいデザインですね。本体重量は400gなのでそこまで重くはないですが、子どもひとりでの設置は危険なので、大人がサポートしてあげてくださいね。
目立つデザインなので、運動会の観戦などでは子どもも見つけやすそうですね。
あらゆる角度の紫外線を効果的にカット
紫外線をどれだけ防いでくれるかをあらわすUPFが50+で、シルバーコート加工がされているため日焼け防止に効果的。さらに4方向に360度回転させることができるため、日差しの向きに合わせてパラソルの角度を調節することができます。
コンパクトに収納することができ、重さも816gほどで持ち運びがラクラク。
軽量でマルチユース! 加工度調整も可能
日光を防ぎやすいように角度を自在に調整できるので、アウトドアシーンで大活躍してくれますね。また軽量で持ち運びも便利なので、運動会の観戦やBBQ、キャンプやビーチとマルチに使うことができます。
ただし軽量なので、風にはそれほど強くないので注意が必要。風が強いときの使用は破損にもつながり、また落下すると危ないので控えましょう。
「アウトドアチェアパラソル」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする アウトドアチェアパラソルの売れ筋をチェック
Amazon、Yahoo!ショッピングでのアウトドアチェアパラソルの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
アウトドアチェアパラソルを大事に使うために
せっかく購入したアウトドアチェアパラソルですから、長く大事に使いたいですよね。そこで、チェアパラソルを使うときに注意したい点をご紹介します。
まず、風の強い日に使わないこと。強い風が吹くとパラソルの生地の部分が裏返ったり、さらにはチェアごと転がっていってしまうこともあります。また撥水加工がしてあっても、雨の日は使わないほうがいいでしょう。カビの原因になるので、濡れた場合はきちんと乾燥させるのも大事です。
とはいえ、直射日光にあてすぎるのもよくありません。とくにプラスチックの素材を使っている場合は、ひび割れや破損を起こしやすくなります。チェアパラソルを乾燥させる場合は、日の当たらない日陰に干すようにしてください。使用後も、かならずたたんで収納しておきましょう。
アウトドアチェアパラソルに関連するそのほかの商品
影を効果的に作れるチェアパラソルを選びましょう エキスパートからのアドバイス
タープよりもかんたんかつスピーディに、自分だけの日陰を作ることができるチェアパラソル。夏のキャンプや釣りのときに重宝します。
商品によって若干の大きさの差違がありますが、ポイントは傘の縁のヒダ。これが大きいと、陰の面積も大きくなって快適です。便利なのは変則六角形のもの。傘を回すだけで、日陰にしたい場所をかんたんに変えることできます。
使い勝手のよさで選んでみよう 編集部より
アウトドアチェアパラソルの6商品をご紹介しました。
設置のしやすさはもちろんですが、日差しの動きとともに角度が調整できる便利なものや、コンパクトで軽量な持ち運びがしやすいものも魅力的です。
あなたがほしいアウドドアチェアパラソルを選んでみてくださいね。
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自動車雑誌編集長を経て、フリーの編集者に。登山やクライミングが趣味で、アウトドア雑誌「フィールダー(笠倉出版社刊)」にて連載中。悩みは増え続けるアウトドア用品などの遊び道具の収納場所で、愛車のJeepラングラーもすっかり倉庫代わりに。昨今は車中泊にもハマり、住居をキャンピングカーに変えるか真剣に悩み中。