ドライヤーホルダーを使うメリット 忙しい人の見方!
洗面所は、意外といろいろなものが置かれていて整理が大変。なかでも、コードが長いドライヤーを収納するなら、ドライヤーホルダーがあれば、洗面所をスッキリ見せることができます。さらに、ドライヤーをしまう位置が固定されるので、探す手間も省けます。
ドライヤーは朝の忙しい時間にも使うことがあるでしょう。場所が一目でわかって、すぐに取り出せることもドライヤーホルダーのメリットです。
ドライヤーホルダーの選び方 タイプ、収納力、メンテナンス性、コード、色と形など
整理収納アドバイザーでインテリアコーディネーターの坂口 愛さんの取材をもとに、ドライヤーホルダーを選ぶときのポイントをご紹介します。どんなものを選べばいいのか悩んでいる方は、収納のエキスパートの視点を商品選びに活かしてみてください。
ポイントは下記の通り。
【1】取り付け方のタイプ
【2】ドライヤーホルダーの内寸
【3】収納力
【4】デザイン
【5】そのほかの機能
上記のポイントを押えることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】取り付け方のタイプで選ぶ
それでは実際に、どのようなものがあるのか見ていきましょう。ドライヤーホルダーで主流なタイプは、フック式・壁掛け式・スタンド式の3つ。アドバイスを念頭に、最適なものを選んでください。
毎日使用するドライヤーは、使いたいときすぐに使える場所やそれがかなう設置場所を考えましょう。たとえば、とびらなどに引っ掛けて取りつけられる形状の商品を選ぶとよいですね。
その際、必ず確認してほしい注意点が、取りつける場所、とびらなどの厚みです。ここを確認せずに購入してしまうと、設置しようと考えていた場所に取りつけすることができないなどの失敗につながるので、注意してくださいね。
取り付けやすい「フック式」
フック式のドライヤーホルダーは、収納扉やワイヤーフックなどにかけて利用します。フック式は落下する可能性が低く、手軽に設置できるタイプ。なかには滑り止め加工がついた商品もありますよ。
フック式のドライヤーホルダーをつけるときのポイントは、フックのサイズが、かける場所に合っているかどうか。収納扉の厚さなどに合わないと、外れて落下しやすくなってしまいますので、ご注意ください。
デットスペースを活用する「壁掛け式」
壁掛け式のドライヤーホルダーであれば、邪魔にならないスペースに設置できます。普段使っていないデッドスペースに設置できれば、体が当たる心配も減るでしょう。
ただ壁掛け式のドライヤーホルダーには、いろいろなタイプが出ています。たとえば鏡などにつける吸盤タイプや金属部分につけるマグネットタイプ、あるいはネジを使うタイプなど。
吸盤タイプやマグネットタイプはやや強度が弱いですが、設置がかんたん。一方でネジタイプなどは強度が強い分、壁にネジをつけなければいけませんので、賃貸物件の場合は難しくなります。
壁掛け式のなかでも、それぞれメリット・デメリットがありますので、家に合うタイプのものを選んでくださいね。
移動もしやすい、置くだけの「スタンド式」
洗面所にスペースがある場合は、スタンド式のドライヤーホルダーはいかがでしょう。置くだけですので設置もかんたん。また手軽に場所を移動させられますので、掃除をするときにも便利ですね。
ただドライヤーの重さに耐えられないと、そのままドライヤーホルダーごと倒れてしまうこともあるでしょう。落下や転倒防止を考えると、軽いものより重みのある素材のほうが心強いです。
【2】ドライヤーホルダーの内寸をチェック
ドライヤーは、メーカーやシリーズによってさまざまなサイズの商品があります。「小さすぎてはまらない」「大きすぎて固定できない」ということが無いように、ドライヤーホルダーの内寸を確認しましょう。ドライヤーの内寸が分からない場合は、メーカーページをチェックしてみましょう。
ドライヤーのヘッドの直径よりもドライヤーホルダーの内寸が少し大きいと、余裕をもって使うことができます。
【3】ヘアケア用品も収納できると便利
髪の毛を乾かすときに使うヘアケア剤なども一緒に収納できる商品を選ぶと、「髪の毛を乾かす」という一連の行動で使うものを取りだしやすくなります。その結果、あわただしい朝の身支度の時短にもつながります。
また、ドライヤーだけでなく、スタイリングセットで使うコテなどをお持ちの方は、それらも一緒に収納できる形状の商品を選ぶことをおすすめします。
【4】生活感を感じさせないデザインを選ぶ
かさばりやすいコードを束ねておけるアイテムなら、ドライヤーをスッキリ収納できますね。デザイン性と機能性を兼ね備えたモデルを選びましょう。
商品の形状や色などのデザインを部屋の雰囲気とあわせると、それらが外に出ていても生活感を感じさせないインテリアになります。たとえば、スタイリッシュなイメージであれば、ステンレス素材の商品を選ぶとよいでしょう。
色選びがあまり得意でない方は、どんなインテリアにもなじみやすい白を選ぶと失敗が少ないです。また、手持ちのドライヤーの色にあわせて選ぶと統一感がでますよ。
【5】そのほかの機能で選ぶ
受け皿ない掃除に便利なタイプやコードが邪魔にならないタイプ。すべり止め加工がされているタイプなどをそのほかの機能を備えた商品をご紹介します。
持ち運びができる「キャリングケース型」
ドライヤーホルダーをかべやとびらなどに固定して使うことに少し抵抗がある方や、ドレッサーがリビングや寝室にあるなどの理由で、持ち運びしやすいものを探している方には、「キャリングケース型」が使いやすいでしょう。ホコリなどがつきにくく、ドライヤーをより大切に収納できるメリットがあります。
カラーや形状もさまざまですので、ちょっとした旅行などに持ち運びやすくて便利です。
受け皿がない、ひっかけるだけの「オープンタイプ」
引っ掛けるだけで受け皿がないオープンタイプのドライヤーホルダーは、掃除の手間が減ります。ボックスタイプなどの収納するドライヤーホルダーは、底部分にほこりや髪の毛などが、そのまま溜まってしまう傾向にあります。前者のドライヤーホルダーは、手軽なお手入れで済ませたい方にピッタリでしょう。
ヘッドまでしっかりと収納するタイプのドライヤーホルダーを購入する場合は、洗いやすい素材・デザインのものを選んでみてくださいね。
ごちゃつくコードをまとめられるタイプ
長いコードを使い終わった後にまとめるのは、結構面倒でストレスを感じられる方も多いと思います。また、見た目もスッキリしないですよね?
そのようなときは、ホルダー本体にコードを巻きとれる構造の商品を選ぶことで、ストレスが緩和されますし、コードのからまりも防ぐことができます。また、コードの巻きつけなどによる断線も予防できるでしょう。
滑り止めなどの加工がしてあるタイプ
賃貸物件にお住いの方で、取りつけが比較的かんたんな扉などに使える商品を選ぶ場合には、滑り止めの加工がされている商品をおすすめします。
滑り止め加工があることで「とびらに傷がつく」「開け閉めの際にガタつく」「取りだしの際にホルダーがとびらから外れてしまう」などを防ぐことができ、日々のストレスの緩和につながります。
ドライヤーホルダーおすすめ13選 ステンレス製や壁掛け式、コード巻き取りができるタイプも
うえで紹介したドライヤーホルダー選びのポイントをふまえて、整理収納アドバイザーでインテリアコーディネーターの坂口 愛さんに選んでもらったおすすめ商品、編集部で選んだ商品を紹介します。
▼ドライヤーホルダーおすすめ3選【フック式】
まずは、フック式のおすすめ商品からご紹介します。

じゃまになるコードもスッキリ! とびら引っかけ型
毎日使用するドライヤーの置き場、結構収納に困りますよね。この商品はとびらに引っかけるタイプなので、賃貸物件などかべに穴があけられない場所にもかんたんに取りつけ可能です。
さっと取りだし、コンパクトに収納できる形状なので、忙しい朝の時短にもつながります。また、絡まってじゃまになるコードもホルダー本体に収納できるため、見た目もスッキリと快適に使えるでしょう。
ドライヤー2個持ちの方は必見!
最近では、ドライヤーとヘアアイロンとをお持ちの方も多いと思います。こちらの収納ホルダーは、ドライヤーを2つともを同じ場所にすっきりと収納できるので、ヘアセットの時に何回も取り出し、また収納するという煩わしさを解決してくれます。
また、洗面台の扉や鏡にも取り付けることができる仕様なので、洗面所が狭くても問題ありません。

場所を選ばず収納可能! 取りだしやすいタイプ
おすすめポイントは、「価格が安い」「置き場所を選ばない」「S字フックなどでの取りつけも可能」「縦置き横置き可能」などたくさんあります。
本体はポリエチレン製で、汚れても洗うことができます。衛生的に使えて、やわらかく軽い素材なのでドライヤーや家具・とびらなどに傷がつく心配もないでしょう。
洗面室だけでなく、寝室やリビングなどのフックが取りつけられる場所であれば、ほとんどの場所で設置できるので、使いたい場所で使える点も魅力的ですね。
▼ドライヤーホルダーおすすめ7選【壁掛け式】
続いては、壁掛け式のおすすめ商品をご紹介します。
タオルホルダー上のスキマを有効活用
山崎実業「タワー」シリーズの便利なドライヤーホルダー。自宅のタオルホルダーに差し込むだけで設置できます。取付けの手間がかからず、付け外しも簡単なので、一人暮らしの賃貸でも安心して使えますよ。
ドライヤーだけではなく、ブラシやコテなどもまとめられるバツグンの収納力。コードも巻きつけられるので、洗面所で使ってもスッキリとした印象になります。
シンプルだから使いやすい!
ドライヤーホルダーは欲しいけど設置できるか不安…という方に、吸盤で取り付けるタイプのドライヤーホルダーをおすすめします!
吸盤タイプなので耐荷重は約1kgではありますが、よほど重いものでない限りドライヤー1つは余裕で耐えられます。また、デザインもシンプルなので他のインテリアを邪魔することがないのも魅力の一つです。
アンティークで上品な風合い
アンティークなインテリアとしてワンポイントになる、おしゃれなドライヤーホルダー。無駄なパーツがないシンプルな作りだからこその高級感があります。使い方もひっかけるだけの簡単構造。
インテリア一つ一つの素材感や色合いにこだわりがある方におすすめの商品です。

乾かす時間も有効利用! ドライヤー固定型
シャンプー後に髪の毛を乾かすのは、意外と面倒くさい作業になりませんか? シャンプー後にすぐに乾かさないと変なクセがついてしまったりしますよね。
ロングヘアの方であれば乾かすのに時間がかかったり、生乾きのイヤなにおいがしたりと、お悩みは沢山あると思います。ドライヤーを持つ手があけば、「この面倒くさい」と感じる作業時間を有効利用することができますよ。
このドライヤーホルダーは、ドライヤーをホルダーにかけたまま使用できるので、髪の毛を乾かしながら歯磨きやメイクをすることも可能になります。
ホルダーの設置場所を利き手と反対側・目線の位置に取りつけると、ながら作業がしやすくなるでしょう。
湿気に強いドライヤーホルダー
湿気に強い素材でできているので湿気がこもりがちな洗面所でもお風呂場でも使うことができます。設置の際にも壁に穴をあけることなく、ゴムでくっつけて使うことができるのも特徴です。
コンパクトでシンプルなデザインなので、部屋のインテリアにも合わせて使うことが可能です。安定感があるので、片手で簡単に引っ掛けることができるという点もいちおしポイントです。
錆知らずのステンレス製ドライヤーホルダー
blomus社は、ステンレス製の商品で有名なメーカーです。ドライヤーはどうしても水回りに置く傾向にあるので、ドライヤーホルダーも錆びることないステンレス製を選ぶと心強いでしょう。
また、収納部分の内側はクッション製になっているので、何度ドライヤーを出し入れしても傷つきにくいので安心して使用できます。スタイリッシュなデザインも人気です。
色んな場所に「貼って」使える
インテリアメーカー、ニトリのドライヤーホルダー。繰り返し貼って剥がせるシール粘着タイプなので、賃貸でも問題なく使えます。
冷蔵庫や洗濯機などの面に貼り付けて使えるので、部屋が狭いワンルームでもスペースを有効活用できます。シンプルな作りでお手入れも簡単。コードもまとめられるので、スッキリ収納することができます。
▼ドライヤーホルダーおすすめ3選【スタンド式】
最後は、スタンド式のおすすめ商品をご紹介します。

収納力ばつぐんのドライヤーホルダー
あちらこちらに置きがちなヘアケア用品を1カ所に収納できちゃうドライヤーホルダーです。見た目もシンプルな形状なので、どのようなインテリアにもあわせやすく置き場所に困りません。
また、ドライヤーやコテそれぞれの収納場所の後ろにフックがあり、ごちゃつくコードもスッキリ収納できるところもポイント。滑り止めのマットを取りだして洗える点も衛生的でうれしいです。
コードの絡まりとおさらば!
上品な色合いのドライヤーホルダーは、コードが絡まりがちな方にぴったりの商品です。フック状になっている部分に、コードをかけるだけで絡まることなくすっきりと収納できます。
また、ドアや扉の部分にかけられるタイプなので工具が一切不要の便利さもピカイチです。デザインにも無駄がなく、どこに設置しても周りと溶け込むドライヤーホルダーはいかがでしょうか。
掛けて置くだけの収納
ドライヤーをひっかけるだけの「見せる収納」になるドライヤーホルダー。高級ドライヤーによくあるアタッチメントもまとめて、省スペースでおしゃれに収納できます。
ドライヤーを斜めにホルダーにひっかければ、ハンズフリーでそのまま髪を乾かすことも可能。忙しい朝や疲れた仕事帰りにも、他の作業をしながらドライヤーを使うことができます。
「ドライヤーホルダー」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ドライヤーホルダーの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのドライヤーホルダーの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
100均で揃えるドライヤーホルダー 安さ重視のあなたに!
ドライヤーを収納する目的なので、さまざまなもので代用や自作が可能ですが、実は100均でも購入できます。100円の商品なんて質が悪いのでは?と思ったら間違い。
扉にひっかけることができ、柔らかい素材でできているのでドライヤーも傷つきにくいなど優れものの商品です。身近なダイソー、キャンドゥ、セリアなどでも置いてありますのでチェックしてみてください。
また、3COINSでは、ハンズフリーで髪を乾かすことのできる、ドライヤークリップも置いてあります。乾かすときに両手で早く乾かしたいときなどに便利ですね。
ドライヤーホルダーは比較的安く手に入れることもできるので、ぜひ100均などにも足を選んでみてはいかがでしょうか。
そのほかの便利なアイテムもチェック 【関連記事】
使う場所を決めてから商品を選ぼう! 整理収納アドバイザーからのメッセージ
ドライヤーホルダーの購入を考える際に、使う場所を決めてからその場所にあった商品を選ぶと失敗することがグッと減るでしょう。
たとえば、洗面台に取りつける場合であれば、髪の毛を乾かす行為を想定してみて使いやすい位置を確認します。形状等を採寸し「商品が思った通りに設置できるか」を考えながらサイズを確認することが重要です。
そしてもうひとつ。お持ちのドライヤーのサイズ確認も必要です。そのほか、出し入れのしやすさ(取り出す度に落ちたり、ずれたりしないかなど)を想定して購入されることをおすすめします。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。