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それでは、選び方やおすすめ商品を解説していきます。
畳の設置方法の違い
昔ながらの畳は、床に設置しているタイプです。しかし近年では、その場で簡単に敷けるタイプなど、より手軽に畳を楽しめるようになっています。
■フローリング用畳(置き畳)
フローリングをはじめ、床の上にそのまま置くタイプの畳。
手軽に畳を敷くことができるため、洋室から和室への模様替えや、子供の遊びスペースとして敷くなどの用途で使用できます。ある程度重量があるため安定感もあり、商品によっては滑り止めのついたものもあります。
【フローリング用畳(置き畳)がおすすめな人】
・手軽に畳を楽しみたい人
・設置が簡単な畳が欲しい人
・安価な畳が欲しい人
・和室と洋室の両方を楽しみたい人
■和室畳
天然い草などで作られ、床に設置するタイプ。日本人に一番なじみ深い畳の設置方法です。
価格も高価で、耐久性も十分ですが、「和室」として作られたお部屋しか設置ができません。状況によりますが、洋室しかない場合は、リフォームなどが必要になるでしょう。
また、和室畳の一種で「床の間畳」もあります。省スペースの「床の間」専用のため、形や色を変えやすいというメリットがあります。
【和室畳がおすすめな人】
・新築やリフォーム、DIYなどで、自宅に和室が欲しい人
・自宅に和室があり、畳の買い替えを検討している方
畳の選び方
畳はメンテナンスがめんどうなイメージもありますが、お手入れがかんたんな畳もあります。ポイントは下記の5つ。
【1】縁(へり)の有無
【2】品質
【3】素材
【4】畳のサイズ
【5】カラー
上記のポイントをおさえることで、より欲しい商品をみつけることができます。また、部屋の雰囲気に合わせて選べるカラー畳もあり、取り入れやすくなっていますよ。素材や価格面など気になる違いをみていきましょう。
【1】縁(へり)の有無をチェック
ひとくちに畳といっても、デザインや編み方によって様々な種類があります。
▼縁(へり)付き畳
畳の側面に縁(へり)がついたタイプ。私たちが一番目にする、オーソドックスなタイプの畳です。
縁がついたことで、通常よりも耐久性が増しています。さらに、縁の色や柄も多種多様で、おしゃれなタイプも増えています。
▼縁(へり)なし畳(琉球畳)
一方で、縁(へり)がないタイプが縁なし畳です。農家の台所や、商家の店先などに多かった実用的なタイプです。
もともと、縁は絹や綿で作られた高価なものだったため、縁をつけず安価な商品として販売されたのが起源。しかし近年では、縁がないことで、畳の色を変え、タイル状にするといったおしゃれな使い方が人気となっています。
【2】品質をチェック
畳表は国産と外国産がありますが、国産でも産地によって特徴も変わります。国内で圧倒的なシェアを誇るのが熊本県のい草なのだとか。また、品質や強度にも関係するい草の本数など、それぞれの特徴をみていきましょう。
▼い草の産地は国産か中国産か
国産のい草は、粘りがあり耐久性や弾力性にすぐれています。また、光沢や色合いもムラが少なく高品質なのが特徴です。中国産のい草は、国産にくらべ品質は劣りますが、価格はリーズナブルなところが特徴です。い草本来の香りをたのしみたい場合は国産がいいかもしれませんね。
▼い草の本数とたて糸の素材も品質を左右する
たて糸は「麻」で織られているものと「綿」で織られているものがあります。麻は耐久性にすぐれ、国産の畳表に使用されていることが多く高品質。また綿は切れやすいため、い草を多く織り込むのが困難なので目詰まり感が少ないです。麻に比べ品質は劣ります。
▼い草風の「和紙表」「建材表」は手入れがかんたん
「和紙表」とは和紙をこより状にして、い草の代わりにし、たて糸に織り込んだものです。カラー展開も豊富で和室に合うモダンなものや、洋風な家にもマッチするカラフルなものまで好みで選ぶこともできますよ。「建材表」とは和紙と耐久性のある樹脂素材を織り込んだものです。ダニの繁殖を防いでくれるので、い草にくらべお手入れもかんたんなところがうれしいですね。
【3】素材をチェック
畳床の素材にも「わら床」「建材床」「わらサンド」とタイプがあります。それぞれ特徴にメリットデメリットがあり、コスト面でも違いがありますのでくわしくみていきましょう。
▼天然素材! 快適さと耐久性にすぐれた「わら床」
わら床は湿度調整や耐久性にもすぐれています。また空気の層があるので踏みごこちもふわっとして快適性もあります。ただしデメリットは高価格であるのと、空気の循環が悪いとわら床本来の放湿機能が弱くなりカビやダニの発生原因ともなりやすいこと。こまめなメンテナンスが必要です。
▼コスト軽減! 価格重視なら「建材床」
建材床のメリットは低価格! 軽量でダニの発生もわら床と比較して少ないので、お手入れもかんたんです。また、発泡プラスチック系のインシュレーションボードやポリスチレンフォーム素材で、断熱効果もすぐれています。
デメリットは、耐久性がわら床にくらべると劣るので、穴が開いた場合などは新しい畳に入れ替えが必要です。
▼わらにウレタンフォームを挟んだ「わらサンド」
わらサンドはわら床にウレタンフォームをはさんでいるので、建材床の断熱効果や軽さ、わら床の踏み心地のよさ、湿気にも強いといういいとこ取り。わら床がよかったけれど価格的に手が出なかった方におすすめです。
【4】畳のサイズをチェック
畳のサイズは地域によっても異なり、同じ6畳間でも畳の規格サイズが異なります。そしてサイズは5種類に分けられています。
おもに京都や関西に多い「京間、本間」は191cm×95.5cm。東京や関東に多い「江戸間」は176×88cm。中京エリアや東北に多い「中京間」は182×91cm。マンションやアパートなどの集合住宅に多い「団地間」は170×85cm。山陰に多い「六一間」は185×92.5cmとなります。
サイズ選びは大切なので、必ず確認してから購入しましょう。
【5】カラーをチェック
近年では、畳のカラーの種類は増えています。
一般的なのは緑色の畳ですが、黒やグレー、ブラウン、さらにはパステルカラーのタイプもあります。今までにない色の畳を使用することで、和室っぽさもありながら、おしゃれな印象にもなります。
子供部屋やリビング、寝室まで、どんな印象の部屋にするかを確認しながら、カラーをチェックしてみてください。
エキスパートのアドバイス
置き畳や畳ラグなどをニーズに合わせて選ぼう
さまざまな事情で新築住宅から「畳の部屋」自体は消えつつあるご時世ですが、畳のもつ心地よさや使い勝手を、あとから取り入れたくなる人は少なくないようです。
いわゆる「置き畳」と呼ばれる設置型畳、敷物の亜種としての畳製品には、おのおの甲乙つけがたい特性があり、価格差もあります。自分のニーズは何なのか、整理しながら探すといいでしょう。
畳のおすすめ商品
それでは、畳のおすすめ商品をご紹介いたします。
▼おすすめ8選|置き畳タイプ
▼おすすめ4選|カーペットタイプ
▼おすすめ2選|和室畳タイプ
すぐに各商品が見たい方は、上記のリンクをクリックしてくださいね。
▼おすすめ8選|置き畳タイプ
まずは、置き畳タイプから紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。
フローリングに置くだけで畳スペースができる
マンションや一軒家でも和室がない家が増えてきましたが、置くだけでかんたんにくつろげる畳スペースがつくれます。洋室にも合わせやすい縁なし。カラーもインテリアや家の雰囲気に合わせて選ぶことができるのもうれしいですね。
裏面は滑り止め加工が施されているので、ずれにくく安心。表面は国産和紙の使用でお手入れもらくらくです。子どもの遊ぶスペースとしてもいいですね。そして日焼けや色あせもしにくいので、お手入れをしっかりしていると長く使えるのもおすすめポイントです。
撥水加工で水をこぼしても安心
表面素材として編み込まれているポリプロピレン素材は水分を吸収しないので、万が一、水などをこぼしても大丈夫! 小さい子どもがいる家庭でも畳の気分を感じられますね。また汚れても水拭きができるのでペットがいる家庭でも使用できますよ。
15mmの硬綿が入っているので弾力性もあり、防音効果も期待できるのでマンション住まいのかたにもおすすめです。また専用のジョイントつきで、ずれる心配もありません。
ヘリなしでハイハイの邪魔になりにくい
無染土い草を使った畳。無染土い草は、刈り取ったまま乾燥させて「泥染め」という天然粘土を溶かした水につける工程をカットしています。無添加・無着色で、自然な香りと素朴な色合いが特徴です。素材が気になる赤ちゃんの遊びスペースやお昼寝スペースとしても活用できますね。ウレタンチップが入っているので弾力性もあり寝ごこちもよさそうです。
ヘリがなく、ナチュラルで素朴な風合いは、どんなインテリアにもマッチしますね。
布団派の寝ごこちアップ
3つ折りできる畳マットレスです。ベッドもいいけど、布団派という方も多いのではないでしょうか。子どもが小さいとベッドは落下の危険もあり心配ですよね。フローリングにかんたんに敷くことができて、床の硬さも感じにくくなり布団の寝ごこちもアップ。い草は湿度を吸収してくれるので、畳敷のほうがカビの発生予防にもなります。
パタパタと折りたたむことで隙間収納もできるので、邪魔にもなりにくいです。
間取りに合わせて変形可能
厚さが3cmで弾力性があり、ラグと違いごろんとできてほっとできます。表面のい草には空気をきれいにする効果や、アロマの香り効果も期待できるといわれているので、部屋の隅においておくだけでもリラックスできそうですね。また、防音性もあるのがうれしいところ。
カッターナイフでカットして大きさや長さも調節可能。壁のデコボコや丸みがある間取りの家にも合わせられるのもうれしいですね。
洋室にも合わせやすい
和室のみでなく洋室にも合わせやすい縁なし正方形タイプの置き畳です。厚さも手頃でそれほど重みもないので簡単に設置することができるのも嬉しいポイント。カラーバリエーションも豊富なので、部屋の雰囲気やインテリアに合わせたり、いろんな色の組み合わせを楽しむことも可能です。カットもできるのでDIYリメイクしたい方にもおすすめ。
気軽に置ける本格派
簡単に置くことができる薄めのユニット畳となっていますが、国内産のい草を国内で加工して作られた本格派の畳です。畳らしい質感や香りを楽しめるのはもちろんのこと、防音効果などもあり、とても機能的です。正方形タイプなので洋室などにも合わせやすくさまざまなスタイルで使用できるようになっています。気軽に置けて機能的な畳を探している方におすすめです。

カラフルでオシャレな畳
従来の畳のイメージを覆すようなカラフルでおしゃれなカラーバリエーションが用意された置き畳です。正方形の半畳タイプなのでさまざまな形状の部屋に合わせやすいという点もポイントです。また、縁なしとなっているので継ぎ目をあまり気にすることなく設置できます。和のテイストをあまり強く出したくないという方にもおすすめの畳です。
▼おすすめ4選|カーペットタイプ
カーペットタイプの畳のおすすめ商品を紹介します。
ラグタイプの上敷きで模様替えもらくらく
上敷きとは、畳の保護のために使われるものですが、現在は模様替えのアイテムとしても活用されています。ラグとしても使用可能でフローリングの上にも敷くことができるので、模様替えもらくらく。和室風にしたいときにすぐに敷けるのも便利なポイントですね。
また、い草は湿度調整もしてくれるので、汗ばむ季節はお昼寝マットにすると快適に過ごすことができますね。
和洋折衷インテリアになじむ畳
カーペットタイプの畳。デコボコがはっきりわかる編みかたなので、低価格なのに見た目も高級感があり、い草の香りも感じられてリラックスできそうです。また、裏面にはクッション性のあるフェルト加工が施されているので、床生活のかたも、おしりが痛くなりにくいですね。
市松模様なので、インテリアに合わせてモダンにも和風にもアレンジ可能。自分好みの空間を演出できます。
フローリングが手軽に和室空間になる
折りたたみの畳は、床に寝ころびたいとき、和室にしたいときなど気分に合わせて畳空間がつくれるので便利です。もちろん敷いたままでもOK! ただしほこりやダニの発生を防ぐために、週1回程度は床上げをし掃除やお手入れをしてください。
コンパクトで持ち運びにも便利なので、車中泊やレジャーのシートとしても活用できます。
マットレスのように使える畳
フローリングの部屋でも寝る時は畳の上で寝たいという方も多いでしょう。そんな方にぴったりなマットレスのような感覚で使えるカーペットタイプの畳です。コンパクトに折りたたむことができるので、使わない時の収納も楽です。サイズはセミダブルサイズとなっており、ゆったりと眠ることができるという点も嬉しいポイントです。
▼おすすめ2選|和室畳タイプ
和室畳タイプの畳のおすすめ商品を紹介します。
い草の香りと建材床で踏みごこち抜群
関西間1畳サイズ(194×97cmまで)のオーダー畳です。畳といえばい草の香り。癒されるかたも多いのではないでしょうか。香りはもちろんですが建材床なので踏みごこちのよさも感じられます。畳の入れ替えのみならず、ベッドのマットレスの代わりや置き畳などでの利用も。
縁の柄も昔ながらの無地や洋室にもマッチする薄めの柄などを選べるので、オリジナルの畳にできて愛着もわきますね。
昔ながらの伝統的な引目織で懐かしい雰囲気
和室の畳と同じ素材や厚みを持つ置き畳です。厚さは3.5cmで弾力性もあり、畳のヘリがついているので、ものがぶつかったりこすれても安心。1枚づつでの使用もできますし、3枚をつなげると210cmになるので、お昼寝スペースやくつろぎスペースとしても利用できます。小さな子どもの場合は2枚でもいいですね。
伝統的な引目織で昔を思い出す懐かしさがあります。和室がない家でも設置するだけで癒されそうですね。
おすすめ商品の比較一覧表
各通販サイトのランキングを見る 畳の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの畳の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
ラグマットほか、和室に欠かせない障子の記事はこちら 【関連記事】
まとめ
本記事では、畳の設置方法の違い、畳の種類やサイズといった選び方、そしておすすめ商品をご紹介いたしましたが、いかがでしたか。
畳には、フローリングなどに敷く置き畳、純粋な和室に設置する和室畳の2種類があり、どんな設置の仕方がしたいのかで選びましょう。その上で、サイズやカラー、素材などをチェックすると、インテリアとしても使えて、快適な商品を選べるはず。
ぜひ本記事を参考に、ご自宅にピッタリの畳を選んでくださいね。
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木質プレハブ系大手住宅メーカー営業職出身。 主に住まい・暮らしまわりの記事を専門に執筆して約20年。企画、広告等多様な業務に携わる。 TBS系『マツコの知らない世界』に1000種類の掃除グッズを試した主婦として出演。 プライベートでは三女の母。