窯で本格的なピザを楽しもう!
『レンジでチンするだけの冷凍ピザは便利だけど物足りない......』なんて方もいるのではないでしょうか。
とはいえ、素人にピザ窯を使いこなすことができるの...?と思っている方もいるはず。じつは、はじめての方でも気軽に楽しめる家庭用のピザ窯があるんです。
この記事では、キャンプやBBQなどのアウトドアシーンに自宅でも本格的なピザを楽しみたい方におすすめのピザ窯をご紹介します。
アウトドアピザ窯選びのポイント キャンプやバーベキューで活躍!
アウトドアピザ窯は、自宅の庭やキャンプなど使う場所によって選ぶ商品が違ってきます。また、おいしさを求めるなら高温で焼けることも重要です。ポイントは下記。
【1】使用場所やシーンでピザ窯のタイプを選ぼう
【2】ピザを美味しく焼けるものを選ぶ
選び方のポイントを確認して、自分に合ったアウトドアピザ窯を選んでみましょう。
【1】使用場所やシーンでピザ窯のタイプを選ぼう
アウトドアピザ窯には大きくわけて、庭などに設置するタイプの据え置き型と、キャンプなどに持ち運んで使用する移動型があります。使用したい場所やシーンに応じて、ピザ窯のタイプを選ぶといいでしょう。ピザ窯を手作りしてみたい方には、手作りキットもおすすめです。
「据え置き型」は自宅で本格ピザを楽しみたい人に
自宅に設置して本格的なピザを作りたい方は、据え置き型のピザ窯がおすすめです。ドーム型になっているタイプやレンガで造られているタイプなどがあり、おしゃれなエクステリアにもなります。庭に設置して、お休みの日はおうちでピザパーティもいいですね。
ただし、ピザ窯の設置には広いスペースが必要になるので、設置できるか確認するようにしましょう。
「移動型」ならキャンプにも! 持ち運びができて便利
キャンプでの利用を目的としているなら、移動型のピザ窯がおすすめです。車に積んで持ち運ぶことができますし、使わないときは収納しておくことができます。薪ではなく炭が使えるタイプもあるので、薪による煙を懸念している場合には炭が使えるタイプを選ぶといいでしょう。
【2】ピザを美味しく焼けるものを選ぶ
プロが使用するピザ窯は高温になり、ピザを焼く時間も短時間。本格的なおいしさを求めるならピザ窯の温度をチェックしましょう。付属品で温度計がついているとなお便利です。
本格的なピザを焼くのに必要な温度は400度以上
ピザは高温で素早く焼くことで、カリッとおいしいピザができあがります。温度は400~500度になるのが理想的で、ピザの焼き時間は1分~1分30秒ほどです。
ピザ窯によって温度に違いが出るので、本格的なピザを作りたいなら温度をチェックするようにしましょう。また、燃料は薪が高温に適しています。
本格的なピザを作りたい方は熱効率のいいドーム型
美味しいピザを作りたい方は、熱効率のいいドーム型のピザ窯がおすすめ。窯のなかの熱は上昇して天井にぶつかりますが、ドーム型であればピザを焼くのに適した熱の対流が起こり、窯内の温度が一定になりやすくなります。
ピザ全体にしっかりと熱を伝えてくれるので、焼きムラのない美味しいピザを焼き上げることができますよ。
DIY好きなら「手作りキット」がおすすめ
DIYに自信がある方には、ピザ窯の手作りキットがおすすめです。必要な材料がすべてそろっているほか、説明書もあるのでピザ窯を使用したことがない人でも自作の即席ピザ窯を作ることができ、手作りのピザ窯は愛着もひとしおです。
家族でピザ窯を作ることも楽しい思い出になるのではないでしょうか。
温度計つきが便利! 余熱完了や焼き頃がわかりやすい
ピザを焼くときに温度が重要なので、ピザ窯に温度計がついていると便利。ピザ窯の余熱にはだいたい1時間ほどかかりますが、温度計があれば、余熱のチェックもかんたん。温度が足りずにおいしく焼けなかった! ということにならないためにも、温度計がついているといいですね。
もし、温度計が付いていなかった場合は、赤外線式温度計があると便利。安全に温度を測れるので、初心者にもおすすめです。
使用シーンを考えてタイプを選ぶ フードコーディネーターがアドバイス
ピザ窯を選ぶ際に一番重要な要素は、どこで使用したいかという部分です。販売されているピザ窯にはタイプが大きく2つあり、設置してそのまま使用する据え置き型と、持ち運びに便利な移動型があります。購入する前に、使用シーンを考えてから選択肢を絞るといいでしょう。
また、そのほかに手作りするキットも販売されていて自分で作ることができます。家族みんなでDIYを楽しみたい方にはこちらがおすすめです。
アウトドアピザ窯おすすめ9選 移動型、据え置き型、手作りキット
おすすめのアウトドアピザ窯をご紹介します。キャンプなどに便利なコンパクトな移動型、庭などに設置するタイプの本格的な据え置き型、手作りキットなど幅広くラインナップ。選び方のポイントを参考に、お気入りをみつけてくださいね。
LOGOS(ロゴス)『LOGOS the KAMADO』は、折りたたみが可能でコンパクトに持ち運べる商品です。ピザ窯をアウトドアの際に使用したい方におすすめ。また、多機能でオーブンとして利用したり、鍋料理も楽しんだりすることができます。

多機能でコンパクト! キャンプ初心者におすすめ
ピザを焼くだけでなく、鍋料理、オーブン料理、ダッチオーブン料理もできる多機能なアウトドアピザ窯です。石窯とカマドの機能を備えていて、オーブン料理と鍋料理を同時におこなうことも可能。キャンプ中の料理効率がアップします。
パーツは折りたたむことができ、コンパクトに収納できるのもポイント。調理のほかにたき火にも使えるので、これからキャンプ道具をそろえたいと考えるアウトドア初心者におすすめです。
温度計・ピザピール・レシピ付きでピザ初心者にも◎
バーベキューコンロを手がける尾上製作所の移動型アウトドアピザ窯です。窓があるので焼き加減をチェックしやすいのがポイント。また、温度計やピザピール、レシピ本が付属されているので、ピザ作りがはじめての方も安心です。
内部にはピザを置くピザストーンがあり、遠赤外線効果でピザがカリッと仕上がります。本体に取っ手が付いているので、キャンプなどでの利用にも便利でしょう。
丸いフォルムがかわいらしい!
丸いフォルムがかわいくおしゃれなドーム型のアウトドアピザ窯です。燃料は炭や薪などが使えますが、燃料次第で400度の高温になるため、本格的なおいしいピザを焼くことができます。またピザのほかにもグラタンを焼いたりBBQをするのにも適しています。
据え置き型ですが、外に常設しておくとひび割れなどが起こる可能性があるので、使用しないときは室内に収納しましょう。
薪クラブ『耐火レンガ製家庭用ミニ石窯キット(tmc-1c)』は、自分で手作りできるピザ窯キットです。レンガを積むだけのカンタンな作業で完成し、解体もラクラク。
また、積み方を変えるだけで、バーベキューも楽しめます。ピザ窯を手作りしたい方におすすめ。

変形も分解も自由自在。多用途に使えるDIYキット
セメントなどを使わず、耐火レンガを積み上げるだけで作れる石窯キットです。組み立て、分解ともにカンタンなので、使わないときは収納することができます。また、天板をはずしてカマドとして使えたり、高さを調節して網をのせればバーベキューができたりと、組み立て方次第で多用途に使えるのも魅力。
耐火レンガは蓄熱できる素材なので、高温でおいしいピザを焼くことができます。いろいろな料理を楽しみたい方におすすめ。
本格的なピザ窯を手作りしたい方におすすめ!
据え置きタイプですが、炉床サイズは60cmとコンパクトで設置しやすいサイズ。耐火レンガを並べたり、耐火セメントをぬったりと本格的なDIYが楽しめます。
ピザを焼く際、余熱に1時間かからず、1分~1分30秒でカリッとしたピザが焼き上がるのも魅力。まるいフォルムもかわいらしく、本格的なピザ窯を自分の手で作りたい方におすすめです。
尾上製作所『チャコールピザオーブン(ON-1773)』は、据置きタイプでありながらキャスターが付いており、移動できるのが魅力。使用しないときは室内や雨に濡れない位置に移動し、保管もできます。

キャスター付きの据え置き型で移動もラクちん
据え置き型で木炭を使用する大型タイプアウトドアピザ窯です。キャスターが付いているためスムーズに移動ができます。使うときだけ出すような使い方もしやすく、常時ピザ窯を出しておきたくない方におすすめです。
ピザピールや温度計も付いているので、すぐにピザ作りを楽しむことができます。また、ピザだけでなくさまざまなオーブン料理にも対応可能です。
コンパクトで使い勝手もよくキャンプに◎
総合アウトドア用品ブランドの、持ち運びに便利なアウトドアピザ窯です。折りたたみ式なので収納時はコンパクトになり、持ち運びに便利。素材は耐久性のいいステンレス製で、ピザ窯上部に炭をおき、上から熱して石窯を再現する構造です。
また、温度計用の差し込み穴が付いているので温度を測りやすく、焼き加減がチェックできるトビラが付いているのもポイント。携帯性や使い勝手がいいので、キャンプ用におすすめです。
テック堂『石窯クロスドーム 石タイル(CRD-S)』
「アウトドアピザ窯」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする アウトドアピザ窯の売れ筋をチェック
楽天市場でのアウトドアピザ窯の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
アウトドアピザ窯でピザ以外の料理も楽しめる 焼きトウモロコシやじゃがバターなど工夫次第でいろいろ作れる
おいしいピザが作れるアウトドアピザ窯ですが、じつはほかの料理も作ることもできます。グラタンやアヒージョなどのオーブン料理や、焼きトウモロコシやじゃがバターのようなBBQメニュー、さらにはパンを焼くことも可能です。
窯のサイズによって作れるものも変わるため、いろいろな料理を作ってみたい方は、少し大きめのピザ窯を用意すると使いやすいでしょう。
【関連記事】アウトドアで活躍する商品
使う場所に合うピザ窯を選ぶ
今回はアウトドアピザ窯を11商品ご紹介しました。自宅の庭で楽しむなら据え置き型を、キャンプなどに持ち運んでピザを焼くなら移動型を、を楽しむなら手作りキットを選ぶようにしましょう。本格的なピザにこだわるなら高温になるかどうかも要チェックです。
今回ご紹介した情報を参考に、あなたがほしいアウトドアピザ窯を選んでくださいね。
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フードコーディネーターと管理栄養士が立ち上げた料理研究家による会社、合同会社HITOOMOIのフードコーディネーターです。 大切な人のために手作りの料理を振る舞うシーンを作ることで、 生きててよかったと思える社会の実現を目指しています。 主にレシピの開発、記事執筆、栄養計算、商品開発、食・健康に関するコンサルティングを行っています。SNSで手作り料理を発信中。