アウトドアピザ窯選びのポイント キャンプやバーベキューで活躍!
アウトドアピザ窯は、自宅の庭やキャンプなど使う場所によって選ぶ商品が違ってきます。また、おいしさを求めるなら高温で焼けることも重要です。選び方のポイントを確認して、自分に合ったアウトドアピザ窯を選んでみましょう。
使用場所やシーンでピザ窯のタイプを選ぼう
アウトドアピザ窯には大きくわけて、庭などに設置するタイプの据え置き型と、キャンプなどに持ち運んで使用する移動型があります。使用したい場所やシーンに応じて、ピザ窯のタイプを選ぶといいでしょう。ピザ窯を手作りしてみたい方には、手作りキットもおすすめです。
「据え置き型」は自宅で本格ピザを楽しみたい人に
自宅に設置して本格的なピザを作りたい方は、据え置き型のピザ窯がおすすめです。ドーム型になっているタイプやレンガで造られているタイプなどがあり、おしゃれなエクステリアにもなります。庭に設置して、お休みの日はおうちでピザパーティもいいですね。
ただし、ピザ窯の設置には広いスペースが必要になるので、設置できるか確認するようにしましょう。
「移動型」ならキャンプにも! 持ち運びができて便利
キャンプでの利用を目的としているなら、移動型のピザ窯がおすすめです。車に積んで持ち運ぶことができますし、使わないときは収納しておくことができます。薪ではなく炭が使えるタイプもあるので、薪による煙を懸念している場合には炭が使えるタイプを選ぶといいでしょう。
DIY好きなら「手作りキット」がおすすめ
DIYに自信がある方には、ピザ窯の手作りキットがおすすめです。必要な材料がすべてそろっているほか、説明書もあるのでピザ窯を使用したことがない人でも自作のピザ窯を作ることができ、手作りのピザ窯は愛着もひとしおです。
家族でピザ窯を作ることも楽しい思い出になるのではないでしょうか。
本格的なピザを作りたい方は熱効率のいいドーム型が◎
美味しいピザを作りたい方は、熱効率のいいドーム型のピザ窯がおすすめ。窯のなかの熱は上昇して天井にぶつかりますが、ドーム型であればピザを焼くのに適した熱の対流が起こり、窯内の温度が一定になりやすくなります。
ピザ全体にしっかりと熱を伝えてくれるので、焼きムラのない美味しいピザを焼き上げることができますよ。
ピザを美味しく焼くためには温度も重要!
プロが使用するピザ窯は高温になり、ピザを焼く時間も短時間。本格的なおいしさを求めるならピザ窯の温度をチェックしましょう。付属品で温度計がついているとなお便利です。
本格的なピザを焼くのに必要な温度は400度以上
ピザは高温で素早く焼くことで、カリッとおいしいピザができあがります。温度は400~500度になるのが理想的で、ピザの焼き時間は1分~1分30秒ほどです。
ピザ窯によって温度に違いが出るので、本格的なピザを作りたいなら温度をチェックするようにしましょう。また、燃料は薪が高温に適しています。
温度計つきが便利! 余熱完了や焼き頃がわかりやすい
ピザを焼くときに温度が重要なので、ピザ窯に温度計がついていると便利。ピザ窯の余熱にはだいたい1時間ほどかかりますが、温度計があれば、余熱のチェックもかんたん。温度が足りずにおいしく焼けなかった! ということにならないためにも、温度計がついているといいですね。
もし、温度計が付いていなかった場合は、赤外線式温度計があると便利。安全に温度を測れるので、初心者にもおすすめです。
使用シーンを考えてタイプを選ぶ フードコーディネーターがアドバイス
合同会社HITOOMOI代表 フードコーディネーター
ピザ窯を選ぶ際に一番重要な要素は、どこで使用したいかという部分です。販売されているピザ窯にはタイプが大きく2つあり、設置してそのまま使用する据え置き型と、持ち運びに便利な移動型があります。購入する前に、使用シーンを考えてから選択肢を絞るといいでしょう。
また、そのほかに手作りするキットも販売されていて自分で作ることができます。家族みんなでDIYを楽しみたい方にはこちらがおすすめです。
アウトドアピザ窯おすすめ11選 移動型、据え置き型、手作りキット
おすすめのアウトドアピザ窯をご紹介します。キャンプなどに便利なコンパクトな移動型、庭などに設置するタイプの本格的な据え置き型、手作りキットなど幅広くラインナップ。選び方のポイントを参考に、お気入りをみつけてくださいね。
合同会社HITOOMOI代表 フードコーディネーター
LOGOS(ロゴス)『LOGOS the KAMADO』は、折りたたみが可能でコンパクトに持ち運べる商品です。ピザ窯をアウトドアの際に使用したい方におすすめ。また、多機能でオーブンとして利用したり、鍋料理も楽しんだりすることができます。

LOGOS(ロゴス)『LOGOS the KAMADO』














出典:Amazon
サイズ | 幅51.5×奥行51×高さ57cm |
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重量 | 8.5kg |
タイプ | 移動型 |
対応温度 | - |
温度計 | - |
合同会社HITOOMOI代表 フードコーディネーター
尾上製作所『チャコールピザオーブン(ON-1773)』は、据置きタイプでありながらキャスターが付いており、移動できるのが魅力。使用しないときは室内や雨に濡れない位置に移動し、保管もできます。

尾上製作所『チャコールピザオーブン(ON-1773)』








出典:Amazon
サイズ | 幅66×奥行61×高さ141.5cm |
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重量 | 41kg |
タイプ | 据え置き型 |
対応温度 | - |
温度計 | ○ |
合同会社HITOOMOI代表 フードコーディネーター
薪クラブ『耐火レンガ製家庭用ミニ石窯キット(tmc-1c)』は、自分で手作りできるピザ窯キットです。レンガを積むだけのカンタンな作業で完成し、解体もラクラク。
また、積み方を変えるだけで、バーベキューも楽しめます。ピザ窯を手作りしたい方におすすめ。

薪クラブ『耐火レンガ製家庭用ミニ石窯キット(tmc-1c)』




出典:楽天市場
サイズ | 幅60×奥行60×高さ39cm |
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重量 | 170kg |
タイプ | 手作りキット |
対応温度 | - |
温度計 | - |
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)『たためるピザ窯 (UG-2902)』






















出典:Amazon
サイズ | 幅35×奥行31×高さ14cm |
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重量 | 1.8kg |
タイプ | 移動型 |
対応温度 | - |
温度計 | ○(別売) |
尾上製作所『コンパクトピザオーブン(ON-1781)』












出典:Amazon
サイズ | 幅37.5×奥行29×高さ13cm |
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重量 | 3kg |
タイプ | 移動型 |
対応温度 | 300℃以下 |
温度計 | ○ |
武田コーポレーション『メキシコ製ピザ窯 チムニー(MCH060)』






















出典:Amazon
サイズ | 幅52×奥行52×高さ44cm |
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重量 | 19.5㎏ |
タイプ | 据え置き型 |
対応温度 | - |
温度計 | - |
テック堂『石窯クロスドーム 石タイル(CRD-S)』








出典:Amazon
サイズ | 幅72.8×奥行84×高さ54.6cm |
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重量 | 120kg |
タイプ | 据え置き型 |
対応温度 | - |
温度計 | - |
武田コーポレーション『メキシコ製ピザ窯 チムニー(MC-47)』










出典:Amazon
サイズ | 幅47×奥行53×高さ71cm |
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重量 | 23.4kg |
タイプ | 据え置き型 |
対応温度 | - |
温度計 | - |
磐城シャモット『簡単アーチ石窯君 ベーシック3連床付セット』














出典:Amazon
サイズ | 幅92×奥行92×高さ42~43cm |
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重量 | 360kg |
タイプ | 手作りキット |
対応温度 | - |
温度計 | - |
SPACE FACTRY(スペースファクトリー)『ピザ窯製作キットシリーズ C600スタンダード』






出典:楽天市場
サイズ | 幅68×奥行68×高さ49m |
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重量 | 115kg |
タイプ | 据え置き型 |
対応温度 | - |
温度計 | - |
テック堂『石窯プチドーム コーラルレッドセット(PDCC09)』






出典:Amazon
サイズ | 幅74×奥行73×高さ44cm |
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重量 | 182kg |
タイプ | 据え置き型 |
対応温度 | - |
温度計 | - |
「アウトドアピザ窯」のおすすめ商品の比較一覧表
アウトドアピザ窯でほかの料理も楽しめる ピザだけじゃない!
おいしいピザが作れるアウトドアピザ窯ですが、じつはほかの料理も作ることもできます。グラタンやアヒージョなどのオーブン料理や、焼きトウモロコシやジャガバターのようなBBQメニュー、さらにはパンを焼くことも可能です。
窯のサイズによって作れるものも変わるため、いろいろな料理を作ってみたい方は少し大きめのピザ窯を用意すると使いやすいでしょう。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする アウトドアピザ窯の売れ筋をチェック
楽天市場でのアウトドアピザ窯の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
【関連記事】アウトドアで活躍する商品
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使う場所に合うピザ窯を選ぶ
今回はアウトドアピザ窯を11商品ご紹介しました。自宅の庭で楽しむなら据え置き型を、キャンプなどに持ち運んでピザを焼くなら移動型を、を楽しむなら手作りキットを選ぶようにしましょう。本格的なピザにこだわるなら高温になるかどうかも要チェックです。
今回ご紹介した情報を参考に、あなたがほしいアウトドアピザ窯を選んでくださいね。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページなどで商品情報を確認できない場合は、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※マイナビおすすめナビでは常に情報の更新に努めておりますが、記事は掲載・更新時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。修正の必要に気付かれた場合は、ぜひ記事の下「お問い合わせはこちら」からお知らせください。(掲載:マイナビおすすめナビ編集部)
フードコーディネーターと管理栄養士が立ち上げた料理研究家による会社、合同会社HITOOMOIのフードコーディネーターです。 大切な人のために手作りの料理を振る舞うシーンを作ることで、 生きててよかったと思える社会の実現を目指しています。 主にレシピの開発、記事執筆、栄養計算、商品開発、食・健康に関するコンサルティングを行っています。SNSで手作り料理を発信中。