弁当箸(マイ箸)がおすすめの理由
弁当箱に付属している箸は、短くて扱いにくいと感じたことはありませんか? 弁当箸は、自分に合った長さの箸を使えることから人気があります。また、お気に入りのタッパーやケースにおかずを入れて持ち運びたいときに、弁当箸があると便利です。
さらに、最近ではエコのために「マイ箸」を持ち歩く人が増えています。外で食べるときに割りばしを使わないことで、環境に配慮することができます。また、飲食店でも自分のお気に入りの箸を使えるという点でも魅力があります。
弁当箸の選び方
それでは、弁当箸の基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記のとおり。
【1】使いやすい長さのものを選ぶ
【2】箸の素材で選ぶ
【3】カトラリーセットだと便利
【4】食洗機対応かチェック
【5】持ち運ぶならカタカタ音が鳴りにくいものを
【6】子ども用にはスライド式がおすすめ
【7】折りたたみ式ならコンパクトに持ち運べる
上記のポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】使いやすい長さのものを選ぶ
弁当箸を選ぶときにまずチェックしたいのが、箸の長さ。スムーズにお弁当を食べるには、手の大きさに合った長さの箸を選ぶことが大切です。
使いやすい箸の長さは「一咫半(ひとあたはん)」といわれています。一咫とは、親指と人差し指を直角に広げた長さのこと。つまり、その1.5倍の長さが自分にちょうどいいサイズとなります。
一般的には、男性用が23.5cm、女性用は21.5cm、男女兼用については22.5cmが目安。弁当箸は持ち運びやすさを考えて、やや小さめの長さで展開されていることが多いようです。手の大きさや使用感には個人差があるので、自分が使いやすいものを選ぶといいでしょう。
【2】箸の素材で選ぶ
弁当箸の素材は、おもにプラスチック製と木製・竹製に分かれます。それぞれの特徴をご紹介します。
扱いやすいプラスチック製
プラスチック製の弁当箸は、安い価格で使い勝手の良さがメリットです。食洗器対応のものが多いので、お手入れが簡単です。また、キャラクターものやかわいいデザインのものなど、種類が豊富なのもポイント。お弁当箱とセットで購入できるものもあります。
ただし、箸先に傷がつくと雑菌や汚れが溜まってしまうのがデメリット。噛み癖のある子供には、箸先にコーティング加工がされているものを選ぶといいでしょう。
風合いが美しい木製・竹製
木製や竹製の弁当箸は、自然素材ならではの風合いやなじみやすさが特徴です。曲げわっぱなど木製のお弁当箱と相性ぴったり。
木製の箸には「削り」といって、持ちやすいように削られたデザインのものがあり、滑りにくいのがメリット。ただし、水に弱いのできちんとお手入れが必要です。
竹製は、木製よりも軽量で丈夫なのが特徴。握ったときに滑りにくく、箸先が細いので豆や魚の小骨など、細かいものも掴みやすいです。使い勝手がよい反面、デザイン性はあまり差がありません。
【3】カトラリーセットだと便利
おにぎりやおかずが入ったお弁当を食べるだけなら、弁当箸とケースのセットが向いています。一方、お弁当に麺類を入れたり、スープをつけたりする場合には、お箸にスプーンやフォークがセットになったものが便利です。
お箸の使い方に慣れていない小さな子どもには、カトラリーつきを選んであげるとお弁当が食べやすくなるでしょう。
【4】食洗機対応かチェック
ふだん食洗機を利用している方は、弁当箸やケースが食洗機に対応しているかチェックするのを忘れないようにしましょう。ほかの食器は食洗機で洗えるのに弁当箸だけ毎回手洗いするのは、手間がかかってストレスになります。
弁当箸を選ぶとき、ついデザインばかりに目がいきがちですが、食洗機対応など洗いやすさに注目するのも大切です。
【5】持ち運ぶならカタカタ音が鳴りにくいものを
弁当箸のケースは、プラスチック製や木製が多いです。そのため、持ち運ぶときにケースとお箸がぶつかることで、カタカタと音が鳴ってしまいます。
このような音が気になる方は、ケースの内側にシリコンなどの箸留めがついたものを選ぶのがおすすめです。または、クッション性があってやわらかい布製の箸袋を選ぶのもいいでしょう。
【6】子ども用にはスライド式がおすすめ
小さな子どもの場合、弁当箸のケースがなかなか開けられない、お箸をうまく取り出せずに落としてしまう、といったことが起こりがちです。そのため、できるだけ扱いやすさに注目して選んであげることが大切です。
子ども用なら、ケースを指で引き出せるスライド式がおすすめ。勢いよくケースをスライドしたときに抜け落ちを防ぐ、ストッパーつきの商品もあります。
【7】折りたたみ式ならコンパクトに持ち運べる
職場や学校で弁当を食べる人にとって、持ち運びやすさは大切なポイント。少しでも荷物にならないほうがいいですよね。折りたたみ式の弁当箸なら、コンパクトに収納できるのでとても便利!1本を2つに分解できるので、小さな弁当袋にも入れやすいです。普段から荷物が多い方におすすめです。
弁当箸がおすすめのメーカー
弁当箸選びに迷ったら、人気のメーカーから選ぶのもアリ!今回は、人気メーカーをいくつか抜粋してご紹介します。
スケーター|子供用キャラクターデザインが充実
弁当箱なども扱うスケーターの弁当箸は、サンリオやディズニーなどの人気キャラクターがデザインされたものが豊富に揃っています。
子どもでも使いやすい丸みを帯びたものや、スプーン・フォークセットなども。お子さまのお弁当用に使える弁当箸を探している方におすすめのメーカーです。
サーモス|弁当箱とセットで使うのがおすすめ
言わずと知れた魔法びんメーカーのサーモス。スープなどを持ち歩けるスープジャーは、冬のお弁当に大活躍しますよね。
サーモスの弁当箸は、そんなスープジャーとの相性がいい商品も揃っています。スープのお弁当でもすくいやすい形状のスプーンとセットになった商品は人気があります。
弁当箸おすすめ12選
それでは早速、おすすめの弁当箸をご紹介します。ケースとのセット、カトラリーとのセットなど便利でお洒落な商品をピックアップ。子供用、大人向けとタイプ別に分類してご紹介します。
▼弁当箸おすすめ9選【大人用】
まずは、大人用の弁当箸をご紹介します。女性向けのおしゃれなものや手が大きい男性にぴったりな長めの商品も。麺類やスープをお弁当に持っていく機会が多い方に向けたカトラリーセットもあります。
サーモス『スプーン・ハシセット』は、ケースの内側にシリコン製の箸留めつきだから、持ち運ぶときにカチャカチャ音が鳴りにくいのがGOOD。仕事先でも持ち運びやすい設計になっています。
スープを最後まですくいやすい
木のような素材感の弁当箸とスプーンのセットです。スープをよりおいしく感じさせてくれるような温もりのあるデザインで、おしゃれな見た目にこだわりたい方にもぴったり。
スプーンの先がスクエア型になっていて、スープを最後まで食べやすくなっています。また、音が鳴らないよう、ケースの内側にシリコン製の箸留めがついているので持ち運びにぴったりです。
深みのある色味が魅力
伝統的なあじろ模様の風合いが美しい、弁当箸のセットです。職人の手塗り技術によって、ひとつひとつていねいに仕上げられています。カラーは「春慶」「溜」「黒」の3種類。落ち着きのある深い色味が魅力です。
お箸の長さは、手の大きな男性にも使いやすい22.5cm。自分の手に合ったお箸でお弁当を食べたい方にぴったりです。
イシダ『木製箸箱 だるま コンビ』は、弁当箸、箸箱ともに天然木で作られているうえ、箸箱には漆が塗装されています。上質で落ち着きがあるデザインがうれしい!贈りものにしても、年齢問わずよろこばれるでしょう。
漆加工が美しい、男性向けの弁当箸
木のあたたかみを感じさせる弁当箸のセットで、弁当箸、箸箱ともに天然木で作られています。箸箱の表面には漆が塗装されていて、上質で落ち着きのある雰囲気が魅力です。
お箸の長さは22.5cmと長く、手の大きな男性でも使いやすいサイズ。手の大きさに合うお箸を選べば、お弁当が食べやすいうえに、お箸を持つ手もスマートに見えますよ。
使いやすさにも特化した弁当箸
鮮やかなライトレモンカラーのケースと木製弁当箸の、おしゃれなセット。箸の長さは18cmで女性向けとなっています。見た目にもこだわって選びたい方にぴったりです。
箸を取り出しやすいように、ケースに工夫が施されているのも注目したいポイント。デザインだけでなく、使いやすさにも配慮されています。
コンパクトに持ち運べるカトラリーセット
箸・フォーク・スプーンを分解してコンパクトにまとめられるカトラリーセット。大きくなりがちな3点セットもこれならかさばりません。ストッパーにはめて収納できるのでカチャカチャ音がしないのも魅力です。
スプーンとフォークはステンレス製なので使い心地もバツグン。カラーバリエーションが豊富なので、お好みの色を探してみてくださいね。
ステンレスが輝くおしゃれなマイ箸
おしゃれな大人のマイ箸におすすめなのが、こちらのステンレス製の高級感あふれるカトラリーセットです。金属部分にはゴールドのミラー仕上げを施し、深みのあるカラーとのコントラストが上質さを際立たせています。
熱に強く耐久性も高いので、キャンプ用のカトラリーセットとしても使えます。食器洗い機で洗える手軽さも魅力のひとつです。
おしゃれで上質な日本製のカトラリーセット
弁当箸、スプーン、フォークがすべてそろう日本製のカトラリーセットです。天然木の塗り箸は福井県若狭産、ステンレスのカトラリーは新潟県燕三条産、塗りケースは石川県山中産のもの。素材や産地にこだわり、高級感のある仕上がりとなっています。
箸の長さが21cmで、男女兼用可能。食洗機と乾燥機に対応しているため、お手入れがらくです。
食材を掴みやすい八角箸とシリコンケースのセット
弁当箸によくあるつるつるした丸いタイプではなく、八角になっているため滑りにくく食材をキャッチしやすいのが特徴の弁当箸です。
付属のケースはシリコン製で、箸袋感覚で箸の先端部分を包み込むようにして使います。かさばらないコンパクトなところが魅力。さらに、ケースは広げられるので、洗って清潔に保つことができます。
シンプルだから長く使える
無印良品らしい、シンプルでムダのないデザインの弁当箸です。余計な装飾がないため、基本的にどんな弁当箱ともマッチするのがうれしいポイント。カラーはベーシックな白と黒の2色です。
樹脂製で軽くて洗いやすいのが特徴。ただし、食洗機や電子レンジには対応していないので、注意しましょう。
▼弁当箸おすすめ3選【子ども用】
続いては、子供用の弁当箸のご紹介です。セットや食洗機対応のものもありますので、ぜひ選ぶ参考にしてくださいね。
子どもにも扱いやすい設計
すみっコぐらしのかわいいキャラクターに癒される、弁当箸、スプーン、フォークの3点セット。ケースは指で引くスライド式でお箸を取り出しやすく、抜け落ちを防ぐストッパーもついています。小さな子どもでも扱いやすいように配慮されているのがうれしいですね。
箸の長さは16.5cm、スプーンとフォークは13cmなので、手が小さめの女性にも使いやすいでしょう。
ミッフィーの絵柄がかわいい!
弁当箸、フォーク、スプーンがそろう、カラフルでかわいいミッフィーのカトラリーセット。ケースは軽く引き出すスライド式で、子どもでも開けやすいように作られています。スプーンとフォークの先に、丈夫なステンレスを使用しているのもポイント。
こちらの商品以外にも、ミッフィーの絵柄の弁当箱やランチクロスなども展開されているので、セットでそろえるのもすてきですね。
子どもが喜ぶポケモンの箸&ケースセット!
人気アニメ、ポケットモンスターのキャラクターがデザインされた箸とケースのセットです。箸本体にはポケモンボールがデザインされた、細かいところまでかわいい子どもが喜ぶ商品となっています。
箸ケースは指をひっかけてスライドするだけで開くので、子どもでも扱いやすいところがポイントです。さらに、抗菌タイプの箸で安全面にも配慮。食洗機で洗えるので、簡単なお手入れで清潔に使い続けられます。
「弁当箸」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 弁当箸の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの弁当箸の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
子ども用矯正箸や弁当箱のおすすめ商品をご紹介!
エキスパートのアドバイス
弁当箸を選ぶときは持ち運びやすさも考えよう
弁当箸を選ぶときは持ちやすさだけでなく、バックなどに入れたりするときに箸が入りやすいかなど持ち運びやすさも考慮すると使いやすいでしょう。さらにふだん使いなら食洗機対応のものなら洗う手間が省けて便利ですね。
まだ箸に慣れていないお子さまには、スプーンやフォークをつけてあげることで箸の練習も負担が少なく取り組めるのでおすすめです。
好みにぴったりな弁当箸を見つけよう
弁当箸を選ぶとき、ついデザインばかりに目がいってしまいがちですが、使いやすさや機能性もチェックすることが大切です。とくに、箸の長さはお弁当の食べやすさに直結するので、自分にぴったりの長さのものを選ぶようにしましょう。
自分に合う箸の長さがピンとこない方は、ふだん自宅で使っている箸の長さを計ってみるといいかもしれません。お気に入りの弁当箸を手に入れて、ランチタイムを今よりもっと楽しい時間にしましょう。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
食と健康・美容を繋ぐ「smile I you」代表。お味噌汁レシピ研究家。 お味噌汁レシピ作成や文章を書くのが得意な管理栄養士であることを活かし、これまで20社以上のメディアや雑誌に健康や食事についてのコラム・レシピを掲載。 また、オンラインでの食相談を中心に活動中。目の前の人の「今」、そして「これから」を大切にした食の提案を目指している。