「防振手袋」のおすすめ商品の比較一覧表
防振手袋とは メリットを解説
防振手袋は、電動ドリルやチェーンソーなどの電動工具で作業する際に発生する振動から手を守ってくれるものです。電動工具を長時間使用していると、手がしびれたり痛くなることがあります。これを年単位で繰り返していると、症状が慢性化する振動障害を発症する可能性もあります。
防振手袋は振動障害の予防にもなるので、とくに仕事などで頻繁に作業をする人は着用するようにしましょう。
防振手袋の選び方 タイプ別に解説!
防振手袋の選び方について紹介します。おさえておきたいポイントをいくつかに分けて解説しますので、チェックしてみてください。
自分の手にしっかりと合ったサイズを選ぶ
服や靴と同様、自分の手に合ったサイズのものを選ぶことが重要です。大きすぎてぶかぶかだと作業がしにくく、防振効果も得られません。また、伸縮性のあるアイテムだと、多少手が大きくても着用可能で手にフィットするので、自分用のサイズがないというときには重宝しますよ。
使用目的に合った素材を選ぶ
自分がどのような作業をするか耐久性を考慮しながら選ぶのも重要です。素材によってどの作業に向いているかも異なるので、必ずチェックするようにしましょう。
シンプルに防振性能だけを求めるなら「クロロプレンゴム」
機械から発生する振動をしっかり吸収してくれるのがクロロプレンゴム製の防振手袋です。一般的な電動工具を使うだけなら、これで充分かもしれません。
通気性がよく、やわらかい生地なので長時間作業する人も問題なく使い続けることができますよ。
火花からも手を守りたいなら「天然皮革」
グラインダーのような、火花が飛ぶ電動工具を使用する際は、天然皮革製の防振手袋を着用するといいでしょう。火や熱に強いので火を扱う鉄工作業に向いています。
また、耐久性が高く長持ちするのもポイント。やわらかい素材で使い込むほど、少しずつ手になじんでくるタイプの手袋ですよ。
水や油も扱いたいなら「ニトリルコート」
水や油を伴う作業をするなら、ニトリルコートの防振手袋がイチオシです。ニトリルは水や油が染み込むことがなく、防水性・耐油性にすぐれています。
さらに、高い防振効果がある素材も使われており、厚みがあるので衝撃からもしっかり手を保護してくれます。
作業を想定して、タイプで選ぶ
素材選びも重要ですが、作業内容に適した機能の防振手袋を選択することも大切です。タイプ別に解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。なお、安全性重視の観点から半指タイプは除いています。
ボタンが押しやすい「半指タイプ」
防振手袋は、衝撃や振動を吸収するためどうしても厚手になりがち。そのため、ボタン操作がしにくいというデメリットが発生してしまうので、ボタン操作を頻繁に行うなら半指タイプを使いましょう。
指が露出する分、衝撃や振動の吸収率は落ちてしまいますが、ボタン操作だけでなくタブレットの操作もしやすくなります。
刃物から手指を守る「網み手袋」
チェーンソーなどの刃物がついている電動工具を使用する際は、網み手袋タイプの防振手袋がぴったり。
刃物類を扱うときは注意して作業をしないと事故につながります。アラミド繊維が組み込まれたものは耐切創性にすぐれているので、万が一のときは、手をしっかり保護してくれますよ。
汗を逃してくれるから快適「メッシュタイプ」
夏の暑い時期にも作業する人は、メッシュ生地の防振手袋がいいでしょう。
夏に手袋をするとどうしても短時間で蒸れて、作業もしにくくなります。手の甲部分がメッシュ素材のものは、通気性がよく汗をかいてもすぐに乾くので、長時間でも快適に作業ができますよ。
工業規格取得の有無で防振性能の高さを確認
防振手袋を選ぶ際に、JISもしくはISOという工業規格に適合しているかをチェックすると安心です。JISは防振効果について日本が定める一定の基準をクリアした製品に与えられ、ISOはその国際版といったところです。
どちらかが優勢ということはありませんので、どちらか一方が記載されていれば問題ありません。
チェーンソーなどの電気工具は、振動防止と切断防止を確保して安全に ガーデニング研究家からのアドバイス
ガーデニング研究家
振動のあるチェーンソーや草刈り機を長時間使う時は、作業手袋より防振手袋を活用するようにしましょう。防振手袋は振動を吸収してくれるので、安全に作業できるだけでなく、作業が楽になるので疲れが軽減します。
とくにチェーンソーは振動が大きいうえに指を切断する危険性があるので、防振機能はもちろん、切断防止の繊維入りを選ぶようにしてください。数千円で安全確保と疲労軽減が獲得できるなら安いと考えましょう。
防振手袋おすすめ11選 素材・サイズ・タイプをチェック!
さまざまな種類がある防振手袋のなかから厳選した11商品を紹介します。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 防振手袋の売れ筋をチェック
Amazon、Yahoo!ショッピングでの防振手袋の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
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まとめ
ここまで防振手袋を11商品ご紹介してきました。意外にもさまざまな素材のものと機能性を兼ね備えたものが販売されていると思った人も多いのではないでしょうか。
安全に効率よく作業するには防振手袋は必須アイテムです。今回紹介した記事をもとに、自分に合うタイプのものを見つけてくださいね。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
1967年生。兵庫県西宮市出身。1991年に大手住宅メーカーに入社し、研究所(造園研究室)、マンション事業、本社設計部などを経験。現在は独立し、人と人、人と自然の繋がりを大切にし、毎日丁寧に暮らすことを提案する『庭暮らし研究所』を設立。 奈良市で草屋根の家に暮らしながら、家族5人分のお米と野菜をつくり、自給生活を送る。NHK総合テレビ「ぐるっと関西おひるまえ」では、野菜づくり講師として10年間毎月出演。NHK出版WEBサイト「みんなの趣味の園芸」でブログ担当。YouTubeチャンネル「園芸研究家はたさんの野菜づくりチャンネル」を発信。