ペリカンのボールペンの魅力
高級筆記具ブランドとして世界中のファンを魅了するペリカン。とくにインクのクオリティには高いこだわりを持っていて、書き心地の滑らかさは格別です。万年筆はもちろん、ボールペンにも卓越した技術が活かされています。
1838年にドイツで創業以来、老舗高級ブランドの伝統を守りながらもリーズナブルな価格帯のシリーズも展開。ペリカンらしい芸術品のようなデザインの高級ボールペンから、お手頃価格で買えるボールペンまで幅広くそろいます。
ペリカンのボールペンの選び方 シリーズ・サイズ・ペン先の太さがポイント
ボールペンだけでもたくさんのシリーズがあるペリカン。プレゼント用にぴったりの高級品から、デイリーユースに適したお手頃な1本まで、あなたにぴったりのボールペンが見つかりますよ。さっそく選び方を見ていきましょう。
シリーズから選ぶ
ペリカンのボールペンはシリーズで展開されています。なかでもとくにメジャーな3シリーズをおさえましょう。
ペリカンの代名詞! デザイン豊富な「スーベレーン」
「これぞペリカン」といえるもっともメジャーなシリーズが「スーベレーン」です。Souveran(スーベレーン)はドイツ語で「すぐれもの」という意味。その名のとおり、確かな技術で作られたすぐれたボールペンです。
種類が多いのが魅力で、軸の太さや重さのスペック面だけでなく、豊富なデザインから好みの1本を選べます。「特別生産品」と呼ばれる限定品も見逃せません。
最初の1本におすすめな「クラシック」
ペリカンのボールペン入門者なら、スーベレーンよりも低価格な「クラシック」から始めてみては? クラシックシリーズには、カジュアルかつモダンなデザインもそろっています。
高級ボールペンをさりげなく使いたい学生や、若いビジネスパーソンにもぴったりです。
使い倒すなら「シンク(th.INK)」
とにかく書く量が多く、気軽にガンガン使える1本がほしいなら「シンク」が有力な選択肢。なんと、1000円台で購入できるペリカンボールペンなんです。
低価格でも、ペリカンボールペンのクオリティは健在。長時間の筆記でも疲れないこだわりの設計が光り、デザインはそこはかとなく品格をたたえています。
滑らかさにこだわるならローラーボール
ペリカンのボールペンには「油性インク」タイプと、水性インクを採用した「ローラーボール」タイプがあります。ローラーボールは、万年筆の滑らかさととボールペンの利便性をいいとこどりしたような筆記具です。たくさん書いてもスラスラと心地よくペンが走ります。
デメリットとしては、油性タイプよりにじみやすく耐水性・耐久性で劣ること。また水性インクの特性上キャップ式になっているので、キャップを外す動作が面倒な方は不向きです。ローラーボールタイプには「R400」というように、型番の頭に「R」がつくのでチェックしてくださいね。
手にぴったりのサイズを選ぶ
軸の太さはボールペンの使いやすさを大きく左右します。手の大きさや好みを見極めて、心地いいサイズを選ぶようにしましょう。
ペリカンのボールペンでは、10mm前後の軸がスタンダード。手が大きい人、太めが好みの人は12~13mmくらいの太目が使いやすいでしょう。女性や手が小さい人には10mm前後の太さがひとつの目安。ふだんから「使いやすい」と感じるボールペンの軸の太さを知っておくといいですね。
ペン先の太さをチェック
ペン先の太さもボールペン選びのポイント。最初にボールペンを買うときには、すでに芯がセットされていて選べない場合もありますが、ペン先の太さは替え芯で変更できます。
手帳などに小さい字を書き込むならF(0.7mm程度)、スタンダードな太さならM(0.9mm程度)、力強い線を望むならB(1mm以上)を選ぶといいでしょう。Fは細字、Mは中字、Bは太字というイメージです。
ペン先の出し方も重要
意外と見落としがちなのが、ペン先の出し方です。ペリカンのボールペンには素早く使える「ノック式」、芯を出すときに音がせず優雅な印象の「ツイスト式」、ローラーボールタイプに採用されている「キャップ式」の3種類があります。利便性と好みで選んでみてください。
男性? 女性? プレゼントを贈る相手に合うものを選ぶ
ペリカンのボールペンをプレゼントするなら、贈る相手に合うデザインを選びましょう。
たとえば、『K805』などは重厚感を感じる佇まいで、職場の上司や目上の男性におすすめです。一方、『K600のバイオレット/ホワイト』は、エレガントでやわらかい色使いが女性にぴったり。『R400』なども軽量で、女性の手にも持ちやすくおすすめです。
カッコいいと思う製品は廃盤にならないうちに入手! 小物王からのメッセージ
フリーライター、小物王
ペリカンのボールペンは、万年筆とデザインをそろえた製品が多いので、万年筆の好みで選ぶのもいいでしょう。また、低価格の製品に意外と名作が多いのもペリカンの特徴。安いのに書きやすいですよ。
カッコいいと思う製品は、品切れや廃盤にならないうちに買っておくことをおすすめします。
ペリカンボールペンおすすめ11選 【評判の人気シリーズ】スーベレーン・シンク・クラシック
ここからは、おすすめのペリカンのボールペンを紹介していきます。代表的なスーベレーンや高機能なシンクなど、人気商品を集めました。愛用したい1本をぜひ探してみてください。
フリーライター、小物王
個人的にペリカンでもっとも気に入っている製品が、『スーベレーン(K300)』です。このサイズにクラフトマンシップを感じるからか、持っていてうれしいボールペンなのです。

フリーライター、小物王
『スーベレーン(K400)』は、世界最高の万年筆という人も多い、とてもバランスのよい万年筆「スーベレーンM400」とデザインをそろえた油性ボールペン。アクリル板を何層にも重ねて作る軸のデザインなど、使い勝手と高級感が融合した名作のひとつです。

フリーライター、小物王
『シンク(th.INK)』は独特な三角形の軸が握りやすく書きやすいです。全体のデザインもよくできていて、奇を衒(てら)っているようで実用的というギャップもいいですね。

「ペリカンボールペン」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ペリカンボールペンの売れ筋をチェック
Amazonでのペリカンボールペンの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
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高級ブランドの書き心地を試してみよう!
ここでは高級筆記具ブランド、ペリカンのボールペンの11商品をご紹介しました。
サイズやデザイン、お値段、書き心地からお好みのペリカンボールペンを選んでくださいね。
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文化、飲食、メディア、ガジェット、雑貨、伝統芸能など、娯楽全般をフィールドに雑誌、書籍、テレビ、ラジオ、講演などで活動する。 文具系、カバンなどの装身具、お茶、やかん、ガジェット、小説、落語などに関する著書もある。テレビ「マツコの知らない世界」ではボールペンの人、「嵐にしやがれ」ではシステム手帳の人として出演。