「ベビーオイル」のおすすめ商品の比較一覧表
ベビーオイルとは? そのメリットを教えて
ベビーオイルとは、おもに赤ちゃんの肌の保湿に使うアイテムのこと。なめらかでよく伸びるベビーオイルは全身に使用できるので、ベビーマッサージはもちろん、大人用のボディケア、顔や髪の保湿ケアなどにも使える便利なアイテムです。
ベビーオイルはデリケートな肌にも使用できるほど、マイルドな成分が特徴。年齢問わずに全身のケアに使えたり、綿棒にオイルをしみ込ませて耳やおへその掃除にも活用できたりと、さまざまな用途でマルチに使えます。手頃な値段で購入できる商品も多いため、継続しやすいのも人気の理由です。
デメリットはあるの?
鉱物油を使っているベビーオイルは、肌の表面をコーティングしうるおいを閉じ込めるため、肌には浸透せず、肌内部までは保湿できないのがデメリットと言えるでしょう。吸着性が強いため、継続して使用していると毛穴詰まりが起こりやすくなります。その結果肌荒れの原因になる可能性も。肌トラブルがある場合は注意が必要なので、用途に合わせて使用方法や使用頻度を考えて使うようにしましょう。
ベビーオイルの選び方
まずはベビーオイルの選び方をチェックしていきましょう。助産師・河井恵美さんのアドバイスもご紹介していきます!
また、ベビーオイルはママもパパも使える万能アイテム。記事の後半には、大人女子のケア方法についても紹介しているので最後までチェックしてみてくださいね。
成分表示を確認しよう
ベビーオイルを選ぶときにまずチェックしたいのが成分表示です。成分表示は、配合量が多い順に記載されているので、購入前に確認してみましょう。
《注目したい成分》
◆ミネラルオイル
◆スクワランオイル
◆ホホバオイル
などは、さらさらとしたテクスチャーで赤ちゃんの肌に伸ばしやすく、保水性も高いのが特徴です。原料になにが入っているのかを丁寧に説明しているメーカーからベビーオイルを選ぶのも、ひとつの方法です。
目的や使用感で「オイルの種類」を選ぶ
赤ちゃんのデリケートな肌に使用するベビーオイル。どんな成分が入っているのか知ったうえで、使う目的に合わせて選びましょう。ここではベビーオイルに使われている原料について紹介します。
ミネラルオイル|外部刺激から肌を守るなら
ミネラルオイルとは鉱物油のことで、石油由来のオイルです。ワセリンやパラフィンも石油を原料としています。精製技術が進歩したことで、不純物のない安定したミネラルオイルが生産されています。
その特徴は、肌に浸透しないで膜をつくること。肌の表面に膜をつくるので、摩擦など外部の刺激からダメージを受けた部分を守ることができます。
赤ちゃんのおへそや鼻の掃除にオイルを使いたいなら、このタイプがおすすめ。
動物性オイル|保湿力や肌なじみの良さなら
動物性オイルは、その名のとおり動物から抽出されたオイルのこと。サメ由来のスクワランや、馬由来の馬油などがこの動物性オイルです。
保湿力が高く肌なじみがよいのが特徴で、ほかのオイルとブレンドして保湿成分として使われたり、100%動物性オイルとして販売されたりしています。
植物性オイル|ベビーマッサージや会陰マッサージに
植物の種や実から抽出された、さらっと軽いオイルが植物性オイル。ベビーマッサージや産後の会陰マッサージによく使用され、オリーブ、ホホバ、アルガン、ツバキ、ヒマワリ種子、アボガドやナッツ類のオイルなどが代表的です。
アロマオイルのベースオイルまたはキャリアオイルとは、植物を抽出した精製オイルのこと。未精製オイルよりも精製オイルのほうが刺激や香りが少なく酸化しにくいのが特徴です。さらっとした感触でベタつかず、自然な香りを楽しめるので赤ちゃんもママも心地よい気分になりそうです。
ブレンドオイル|人気のカレンデュラなど
ベビーオイルの成分表示を見ると、複数のオイルをブレンドしているものがあります。赤ちゃんの肌をすこやかにたもつために、それぞれのオイルの特性を生かしたブレンドを選んでみましょう。
肌を保湿しやわらげてくれるオレイン酸を含むヒマワリ種子油やプルーン種子油、肌を整えてくれるカレンデュラオイルなど、必要に応じて選んでみてください。
低刺激で無香料のベビーオイルがおすすめ
ベビーオイルは、低刺激で香りがないものを選ぶといいでしょう。保湿した後にオイルを使うと、より保湿される時間が高まります。香りが保湿剤と混ざったり、とくに月齢の低い赤ちゃんは、オイルの香りを嫌がったりすることがあります。
できるだけ香りがなく、ベタベタとしない使い心地のオイルを選びましょう。また、赤ちゃんの肌に少量のベビーオイルをつけてみて、合うかどうかを確認してから使ってくださいね。
酸化してしまうので、少ない容量を選ぶのがベター
酸化したオイルは、肌への刺激やシミ・くすみの原因になり、髪のキューティクルにもダメージを与えるので使用を避けましょう。赤ちゃんには劣化したベビーオイルは使えないので、鮮度が高いうちに使いきれる少ない容量のベビーオイルを選ぶことがポイントです。
ホホバオイル、小麦胚芽オイル、オリーブオイルは比較的酸化しにくいですが、植物性オイルのなかには酸化が早いものがあるので少ない容量を選ぶようにしましょう。
片手でもプッシュしやすいボトルがおすすめ
ベビーオイルにはさまざまな容器のものが販売されていますが、片手でプッシュできるボトルだと赤ちゃんのケアをしやすいです。
フタがついているものは鮮度を保ちやすいですが、赤ちゃんのケア目的と考えると少し手間がかかります。
ベビーオイルのおすすめ12選 定番人気のジョンソンから海外の隠れ人気商品まで!
ここからは、厳選したベビーオイルのおすすめ商品を紹介します。
助産師が選ぶおすすめランキングTOP10 ベビーオイルTOP10はこれ!
ここからは、ご紹介した商品の中から、助産師・看護師・保育士の河井恵美さんがおすすめする商品ランキングを発表します。ベビーオイル選びの参考にしてみてください。
10位から1位の順にご紹介します!
10位 ecostore(エコストア)『ベビーオイル ラベンダー&ゼラニウム』
9位 WELEDA(ヴェレダ)『カレンドラ ベビーオイル』
8位 babybuba (ベビーブーバ)『ボディオイル』
7位 U-CONNECT(ユーコネクト)『エミューの雫』
6位 Kaneson Pia(カネソンピア)柳瀬ワイチ『ラノフィール マッサージオイル』
5位 frei oil(フレイオイル)『ベビーオイル』
4位 太陽油脂 PAX NATURON(パックスナチュロン)『パックスベビー オイル』
3位 Johnson's baby (ジョンソンベビー)『ジョンソン ベビーオイル 無香料』
2位 LISHAN(リシャン)『 保湿ベビーオイル 馬油配合』
1位 AMOMA(アモーマ)『カレンデュラオイル』
助産師・看護師・保育士の河井恵美さんがおすすめする商品ランキングの1位から10位をご紹介しました。ベビーオイルを選ぶ際の比較検討材料にしてみてくださいね。
ベビーオイルを使うときの注意点 事前のパッチテストで安心安全
すぐれた原料のベビーオイルでも、赤ちゃんの肌に合うかどうかはわからないもの。赤ちゃんの顔やカラダに使う前に、家族で使用感をチェックすると安心です。
家族に問題がでなければ、赤ちゃんのやわらかい腕の内側でパッチテストをしましょう。清潔な肌のうえに10円玉程度の大きさを塗って1日程度経過を観察。異常がなければ入浴のあとに同じようにベビーオイルを塗ってもう1日観察し、湿疹などでなければ赤ちゃんの全身に使ってみてくださいね。
大人女子のベビーオイル活用法 「ベビーオイル洗顔」など、今ベビーオイルが大人美容アイテムとしても話題!
ミネラルオイルをベースにしたベビーオイルは赤ちゃんから大人まで使える万能アイテム。じつは、意外な活用法も満載です。ここからは大人が使うときにおすすめのアイデアを紹介します。ぜひ参考にしてみてください!
リップケア・ネイルケアに
ミネラルオイルは保湿はできませんが、水分が蒸発しないように保護膜をつくる目的にピッタリ。
まずおすすめしたい使い方が、リップケア。メイクを落としたくちびるにベビーオイルを塗れば、保護膜を作ってくれてくちびるの乾燥を防ぐことができます。くるくるとなじませるようにマッサージするのがコツです。乾燥知らずのぷるんとした唇をゲットしましょう!
カサカサ爪に塗れば爪の乾燥を防ぎ、爪まわりの保護としても使えます。
おすすめはコレ! リップ、ネイル、ヘアなど少量ずつ使用したいときに便利。少ない容量で、鮮度が高いうちに使いきれます。
>> Amazonで詳細を見る角質除去! 毛穴の黒ずみケアに
ベビーオイルを使って、気になる鼻まわりの黒ずみもケアしましょう!
まずは、毛穴をひらかせます。入浴後に行うか、あるいはスチームタオルを顔にあてましょう。ベビーオイルを綿棒にとり、鼻まわりをくるくる軽くマッサージ。すると角栓が浮きあがってきます。最後に、もう一度スチームタオルでふきとれば完了です。
筆者は、これをしたら次の日の化粧ノリがとてもよくなりました!
15mlの少量タイプ。大人っぽい見た目で、コンパクトなので持ち運びにも便利。旅行や温泉など出先でもケアできます。
>> Amazonで詳細を見るクレンジングオイルとしても使える ポイントメイクのメイク直しにぴったり! ベビーオイル洗顔としても話題に
ベビーオイルは、クレンジングオイルとしても使えるんです。これには驚きです。肌に負担をかけないようにおこなう「ベビーオイル洗顔」も話題になっています。
ウォータープルーフなどのマスカラや濃いリップは完全に落とすことが難しいかもしれませんが、ポイントメイクの化粧直しにとっても便利!
綿棒の先にベビーオイルをしみこませれば、目のキワなどこまかいところのメイクをオフすることができるので、外出先でのメイク直しもカンタン。ぜひ試してみてください。
コスパ抜群のジョンソンのベビーオイルは、範囲が広いところのケア、毎日のケアにたっぷり使えますよ。
>> Amazonで詳細を見るかかとの角質ケアの仕上げに
女性なら、かかとのガサガサをケアしたい方も多いのではないでしょうか。最近は、かかとの角質ケアグッズもたくさん販売されていますが、角質ケアをしたあとにそのままではもったいないです。
軽石や専用のリムーバーで角質を除去したら、ぜひベビーオイルをくるくるとなじませてあげてください。コツは、少ない量のベビーオイルをていねいになじませること。こうすることで、ベタつくこともなくケアができます。これを続けることで、しっとりと潤ったきれいなかかとに近づきますよ!
パッケージもおしゃれな1本。植物性オイルでさらっとしたつけ心地です。
>> Amazonで詳細を見るいつもの洗顔料に混ぜてみる
これは、少し意外な使い方かもしれません。洗顔料で洗ったあと、顔がつっぱる感覚になる経験ありますよね。そんなときにおすすめなのが、いつもの洗顔料にベビーオイルを数滴加えてみる方法。
泡立ちもクリーミーになり、洗ったあとにつっぱりにくくなります。お手軽なので、ぜひ一度試してみてください!
少々価格は高いですが、しっかりと保湿してくれる1本。無香料なのでいつもの洗顔料にプラスしても邪魔しません。
>> Amazonで詳細を見る全身のマッサージオイルとして

Photo by Taisiia Shestopal on Unsplash
ベビーオイルを適量手にとり、マッサージしたい部分につけていきます。足の付け根やひざの裏などリンパをほぐすように指圧を加えながらマッサージしていきます。肌にうるおいを与えながら、マッサージできるので毎日のケアに取り入れやすいですよね。
大人にもマッサージオイルとして使えますが、もちろん赤ちゃんにも使用することができます。生後1ヵ月を過ぎたころを目安い始めるのがいいでしょう。あ風呂上りや就寝前に1日一回、赤ちゃんの機嫌などをふまえて優しくクルクル全身をマッサージしてあげてみましょう。
髪のケアやスタイリング剤としてもおすすめ

Photo by Andrean Lim on Unsplash
ベビーオイルは、ドライヤーで髪を乾かす前に使用する「ヘアオイル」の代わりにもなります。ヘアオイルを使うときと同じように、適量のベビーオイルを手のひら全体になじませたら、タオルドライ後の髪につけてドライヤーで乾かしてあげましょう。まとまりのある髪に仕上がります。
また、人気の「濡れ髪スタイル」などのスタイリング剤としても使うことができます。鉱物性のベビーオイルは髪の表面にとどまる性質があるため、できるワザ!ウエット感を出すようなスタイリングにする際はベビーオイルはおすすめですよ。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ベビーオイルの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのベビーオイルの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
そのほかおすすめのベビー衛生グッズはこちら
デリケートな赤ちゃんの肌を守ろう!
ダメージを受けた肌を保護するのか、保湿したいのか、マッサージをしたいのか、目的によってベビーオイルを選ぶことが大切です。赤ちゃんの肌はとても乾燥しやすいうえに、自分の汗、涙、よだれによる刺激で肌がダメージを受けやすいです。
また、ベビーマッサージは赤ちゃんの幸福感を高めてくれます。スキンシップを深めるためにもベビーオイルは欠かせません。ぜひ赤ちゃんの状態にピッタリ合うベビーオイルを見つけてみてください。
※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
看護師・助産師の免許取得後、大学病院、市民病院、個人病院等に勤務していました。助産師の仕事が大好きで、25年以上この仕事をしています。 青年海外協力隊でアフリカに赴任した後、国際保健医療を学ぶために大学院に進学し、修了しました。親御さん方へのアドバイスを充実させたいと思い、保育士資格も取得して役立てています。 現在、シンガポールに住み2人の子どもを育てつつ、現地の産婦人科に勤務して日本人の妊産婦さん方に関わっています。 インターネットでエミリオット助産院開設し、妊娠や出産、産後の様々な相談に応じています。