スタッキングマグとは? 自宅でもアウトドアでも便利!
スタッキングとは「重ねる」という意味。スタッキングマグは、その名のとおりカップ同士を重ねて収納できる便利なマグカップです。省スペースに収納できるので、自宅用はもちろんキャンプなどのアウトドアなどで持ち運ぶ際にも便利!
また、陶磁器製やチタン製、子どもでも使いやすいプラスチック製のもの、小さいサイズや大きいサイズなど種類もいろいろ。デザインも食卓になじむおしゃれなものから、キャラものなどかわいらしい商品もあるので、お気に入りのスタッキングマグを見つけましょう!
スタッキングマグの選び方 収納方法やサイズ・容量、素材や機能性もチェック!
ここからは、スタッキングマグの選び方を紹介していきます! 素材やサイズのほか、スタッキング方法や構造にも着目しましょう。ポイントは下記。
【1】スタッキング方法
【2】容量
【3】素材
【4】構造
【5】便利な機能
上記のポイントを押えることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】スタッキング方法で選ぶ
スタッキング方法によって収納の仕方が変わってきます。一般的に、同じサイズのマグカップを重ねるタイプ・マグカップの下段を重ねるタイプ・サイズ違いのマグカップを収納するタイプの3つのタイプがあります。
収納方法や用途にあわせて選びましょう。
入れ子タイプ|省スペースで収納できる
入れ子タイプとは、紙コップのように、カップ全体を重ねられるタイプのことです。
重ねてもあまり高さがでず、省スペースで収納できるので、収納スペースがあまりない場合や、キャンプなどの持ち運びにもぴったりです。
ただし、マグカップ同士が接触している部分が多くなるので、陶器製などの壊れやすいカップは注意しましょう。
下部を重ねるタイプ|おしゃれに収納できる
おしゃれな見せる収納にチャレンジしたい方には、マグカップ下部が段差になっているタイプがおすすめ。マグカップの柄が見え、統一感も出るのでキッチンをすっきりと演出できます。
ただし、重ねたときに高くなってしまうため、入れ子タイプより収納性は落ちてしまうので注意しましょう。
【2】容量で選ぶ
スタッキングマグを選ぶときにはサイズも確認しましょう。コーヒーやスープ用などふだん使いしやすいのは300mlサイズ。お客様用など、飲みきりタイプなら250ml以下、スープなどを入れる食器としても使いたいなら350ml以上のサイズのスタッキングマグを選びましょう。
購入をしたあとに「多すぎた」「少なすぎた」と後悔することがないように、事前にどのくらいの容量の飲み物を入れるか確認をしてくださいね。
【3】素材で選ぶ
スタッキングマグの素材には、チタン製・ステンレス製・プラスチック製・陶磁器製・ガラス製の5つが挙げられます。それぞれの素材によって特徴が異なり、使うシーンなども変わってくるので自分にあった素材を選ぶようにしましょう。
チタン|軽くて耐久性が高い
チタン製のスタッキングマグは軽量で耐久性にすぐれています。サビから素材を守る酸化皮膜が安定しているので、高い耐食性を持っているのも特徴。鉄の半分の重さで鋼と同等の強度を持っているので、長く使用することができます。
ただし、火にかけると焦げやすいので注意しましょう。
ステンレス|サビにくくてお手ごろ価格
ステンレス製はサビに強いのが特徴。熱にも強いため、直火でお湯を沸かしたり調理が可能です。
また、熱伝導率が低く保温・保冷にすぐれているので、飲み物を長時間おいしい温度で保つことができます。耐久性も高く値段も安いので、キャンプなどアウトドアにおすすめの素材です。
プラスチック|軽くて割れにくい
プラスチック製のスタッキングマグは軽くて割れにくいのが特徴。小さい子どもがいる家庭におすすめの素材で、落下しても割れにくく安全に使用できます。
かわいいデザインも多く、子どもが好きなキャラクターが描かれているマグカップもたくさんあります。ただし保温・保冷機能は低く、火には弱いので注意しましょう。
陶磁器|使いやすくあたたかみがある
陶磁器製のスタッキングマグはデザイン性にすぐれています。陶器の原料は土で、熱伝導率が低く保温・保冷効果もあります。吸水性があるので独特の風合いをたのしむことができます。
一方、磁器の原料は陶石です。きれいな光沢と白さが特徴。陶器に比べると軽量で薄く耐久性にすぐれています。どちらもあたたかみのある素材で自宅用のマグカップにおすすめの素材です。
ガラス|カフェ風のおしゃれな雰囲
ガラス製はカフェ風のおしゃれな雰囲気を出せるのが特徴。ガラスは熱伝導率が高く耐久性が低いのでマグカップには向いていないと思われがちです。
しかし、最近では耐熱ガラスや強化ガラスを使用したマグカップが多く販売されているので安心して使用できます。
ただし、ほかの素材と比べると割れやすく、急な温度変化には弱いので注意しましょう。
【4】保温・保冷効果にかかわる構造もチェック
チタン製・ステンレス製は、構造によって使いやすさや機能が変わってきます。保温・保冷効果にかかわる「構造」も確認しておきましょう。
▼一重構造
軽くて持ち運びやすい
▼二重構造
保温・保冷性にすぐれている。
▼真空二重構造
より保温・保冷性に優れている。温度を長時間キープできます。
【5】便利な機能で選ぶ
スタッキングマグには便利な機能をもつマグもあります。それぞれ機能について説明していくので、自分の使い方にあった機能のものを選ぶ参考にしてください。
▼電子レンジ対応
飲み物を温めなおせる。
▼食洗機対応
お手入れが楽。
▼直火OK
お湯の沸かせるので、アウトドアで活躍する。
フードコーディネーターからのアドバイス
スタッキングマグを選ぶ際には、利用シーンを考えて。アウトドア用なら軽量で耐久性があり、保温・保冷にすぐれたチタン製やステンレス製がおすすめです。
自宅用ならおしゃれなデザインの陶磁器でティータイムを楽しんでみては? ファミリーにはポップカラーのプラスチック製も使いやすいですね。
積み重ねたときの収納サイズや、ドリンク用、食事用など用途に合わせて容量も確認しましょう。
スタッキングマグおすすめ20選! 人気のスノーピークやユニフレームも!
ここからは上記で述べた選び方をふまえて、種類もたくさん用意されているスタッキングマグのなかから、おすすめの商品をご紹介していきます!スタッキング方法別にご紹介するので、ぜひ購入するときの参考にしてみてください。
▼スタッキングマグおすすめ|入れ子タイプ
▼スタッキングマグおすすめ|下段を重ねるタイプ
スタッキングマグおすすめ8選|入れ子タイプ
まずは「入れ子タイプ」のスタッキングマグを紹介します。キャンプなどのアウトドアシーンに活躍する商品や、おしゃれなものを厳選しているのでぜひ参考にしてください。
スノーピーク『ステンレス真空マグ 300』は、アウトドア派にぴったりのシンプルでカッコいい超軽量マグ。保温・保冷性にすぐれています。折りたたみ式ハンドルも携行しやすく便利!

機能性重視の人に! 真空構造で抜群の保温・保冷性
持ち手を折りたたむことができるタイプです。同シリーズのサイズ違いと入れ子のようにスタッキングできるので、コンパクトに持ち運べます。ステンレス素材なので軽量なのもうれしいポイントです。
真空二重構造で、すぐれた保温性・保冷性を実現。結露もせず、飲み口が薄くなっていて口当たりがいいので、キャンプでも日常でも使える商品です。
ものづくりの町生まれ! 利便性のいいチタン製マグ
ものづくりの町、燕三条のメーカーによる品質と利便性の高いスタッキングマグです。熱伝導率が低く、軽い金属素材のチタン製。二重構造で保温性も高く、飲み物をおいしい状態で飲むことができます。
同シリーズのサイズ違いのものを入れ子のように重ねられるので、携帯性は抜群。アウトドアシーンで活躍してくれるでしょう。
キャンプや登山で大活躍! 飲み切りサイズのマグ
230mlの飲みきりサイズのスタッキングマグです。チタン製で軽く、耐久性にすぐれているのが特徴。熱による変形が少なく、金属臭もありません。キャンプやバーベキューなどのアウトドアをする人や、金属が苦手な人におすすめのスタッキングマグです。
カップ全体を重ねられるので、コンパクトに収納できて持ち運びがかんたんになります。
長持ちして選びやすいシンプルなデザイン
カップはチタン製、取っ手はステンレス製のシンプルなスタッキングマグです。サビにくく、耐久性にすぐれているため、長く使える一品。
容量は500mlとたくさん入るので、キャンプのときのビールグラスとして使うのもおすすめ。スマートにスタッキングできて携帯性にすぐれた商品なので、持ち運びにも非常に便利です。
パーティーにおすすめ! カラフルなマグ
カラフルな4カラーから色を選ぶことができる、パーティーにおすすめのマグカップです。カップの持ち手の部分をずらすことで、かんたんにスタッキングして持ち運ぶことが可能です。
ハンドルに穴が開いているので、紐をつけてぶら下げて乾かすことができます。軽くて持ち運びもらくなので、キャンプやピクニックなどのアウトドアにもおすすめの商品です。
フタ付きで直火対応だから色々できる
イーピーアイガスは、シングルバーナーやランタンの製造するイギリス生まれのメーカー。そんなイーピーアイガスから発売されたフタ付きのマグ。容量違いのマグを入れ子にしてスタッキングすることができます。
また、直火に対応しているのでお湯を沸かしたり、ラーメンを作ることもできますよ。ドリンク入れや調理鍋と多用途に使えるので、物を増やしたくないアウトドアシーンにピッタリです
アウトドアで活躍! たくさん入るマグ
470mlの大容量タイプ。真空二重構造になっていて冷たい飲み物を入れても結露せず、外側に熱が伝わりづらいので熱い飲み物を入れても素手で持つことが可能。
カップの半分以上を重ねられるので、かさばりにくいのもうれしいポイントです。キャンプなどのアウトドアシーンで、仲間と一緒にビールを楽しんでみてはいかがでしょうか。
軽く耐久性が高いのが特徴の純チタン製のマグカップ
純チタン製なので軽く・耐久性が高いマグカップ。また、金属臭がしないので食べ物や飲み物の風味を邪魔しないのもチタンの特徴です。
二重構造なので、触り心地が良く、保温・保冷性に優れているのも魅力の一つ。また、熱い飲み物をいれても本体が熱くなりにくいので使い勝手も抜群です。
スタッキングマグおすすめ12選|下段を重ねるタイプ
つづいて「下段を重ねるタイプ」のスタッキングマグを紹介します。普段使いしたくなるおしゃれで機能的な商品を厳選しているのでぜひ参考にしてください。
キャンプや登山に持参したい、チャムス『キャンパーマグカップ』。軽くて割れにくいので、ファミリーキャンプにもぴったり。ポップなツートンカラーが気分を盛り上げてくれます。2つ穴の持ち手やブービーフェイスのロゴもキュート!

キャンプの必需品! 割れにくいキャンパーマグ
チャムスらしい色使いでおしゃれなロゴデザイン。軽くて、耐久性も高いので、キャンプや登山などのバーベキューにぴったりの商品です。指を掛けられるふたつ穴の取っ手で、ホールド感も抜群。お子さんでもしっかりと持てるでしょう。
アウトドアコードがついているので、カラビナを使ってぶら下げて乾かすこともできます。
自宅用なら、北欧風デザインがおしゃれな『Fika マグ』がおすすめ。キッチンに映える明るい色調とぬくもり感が魅力です。たっぷりサイズなので、具だくさんスープやシチューもOK! 電子レンジ対応もうれしいですね。

4色から選べる! 北欧風のおしゃれなデザイン
北欧風のおしゃれなデザインが魅力的。4色それぞれ柄が違うので、自分の好きなデザインを選ぶことが可能です。コーヒーや紅茶を入れて、ほっと一息できるティータイムを楽しみましょう。
容量は350mlなので飲み物を入れるだけでなく、さまざまな用途に使えます。パフェのようなスイーツグラスに使うのもおしゃれでおすすめです。
「スタッキングマグ」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする スタッキングマグの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのスタッキングマグの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
スタッキングマグのおすすめメーカー・ブランド 人気ブランドを解説
マグカップ選びに迷ったときは、人気ブランドやおすすめのメーカーのアイテムから選ぶのもおすすめです。それぞれのメーカーの特徴をチェックしてみましょう!
snow peak|軽いチタンを採用したマグが人気
「モノづくりの町」として有名な新潟県三条市発のブランド「snow peak(スノーピーク)」は、キャンプや登山などのアウトドア用品を展開しています。
アウトドア愛好家からも高く評価される、おしゃれで機能的な製品を取り揃えています。スタッキングマグは、軽いチタンを採用したマグカップが人気を集めています。
Fire-King|半透明のミルクガラス製が人気
アメリカのアンカーホッキング社から誕生した「Fire-King(ファイヤーキング)」は、耐熱ガラスのブランドです。
半透明のミルクガラス製のマグが人気で、丸みのあるぽってりとした可愛いフォルムが特徴。企業とのコラボレーションアイテムやキャラクターのアイテムなど、デザインのバリエーションが豊富なのも魅力の一つです。
CAPTAIN STAG|コスパが良い
キャンプ用品やバーベキュー用品などのアウトドアアイテムを製造・販売している「CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)」。コストパフォーマンスの高いアイテムがおおく取り揃えています。
アウトドアシーンで活躍するおしゃれなデザインも魅力の一つ。機能性の高い商品もおおいので、ぜひチェックしてみてください。
【関連記事】この記事をご覧の方におすすめ! マグカップのおすすめ商品をさらに紹介
お気に入りのスタッキングマグは見つかった? シーンに合わせてを選ぼう
この記事では、スタッキングマグのおすすめ商品を紹介しました。
スタッキングマグはスタバなどのカフェやセリア・ダイソーなどの100均でも販売されています。素材やスタッキング方法、大きさなどを確認しつつ、長く愛用できる、お気に入りのスタッキングマグを選んでみてくださいね。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
日本フードコーディネーター協会常任理事。 2000年よりフードコーディネーターとしての仕事をスタート。 商品開発、レシピ開発、スタイリング・撮影、食イベントの企画運営、講演会講師、料理教室講師など、食に関する業務に広く携わり、「食の楽しさと大切さ」を伝えています。 新しいもの、便利なものを取り入れながら、古き良きもの、伝統的な食文化も重んじるのが私のスタイル。 ここでは、豊かなフードライフスタイルの実現に役立つ提案を行っていきたいと思っています。