保温マグカップの人気メーカー・ブランド サーモス・アスベル・スタバ
保温性のマグカップを販売しているメーカーはたくさんあります。メーカーそれぞれに工夫した内容がさまざまあり、選ぶのも一苦労してしまうでしょう。ここでは、そのなかでも多くの人に支持されているメーカーをご紹介しましょう。
THERMOS(サーモス)|真空保温で温度をキープ!
ステンレス調理用製品や真空保温調理器などを製造しているサーモスは保温マグカップも手掛けています。取り扱っているデザインや形状がたくさんあり、選択肢が多いので自分のお気に入りの製品を選びやすいでしょう。
真空保温機能についてもさまざまな製品で利用されて実績を積んでいるので、気にすることなくマグカップを利用できます。
アスベル|シンプルで飲みやすい
アスベルは日本の奈良県に本社があるプラスチックなどを中心とした製品を手掛けているメーカー。キッチン用の製品を約3,000アイテム作っているので、さまざまな生活の場面で使いやすい製品を生み出しています。
シンプルでありながら飲みやすい飲み口を持ったマグカップは、いろいろな飲み物を気軽に楽しむことができます。
STARBUCKS(スターバックス)|どこでもスタバ気分!
オリジナルのコーヒーを提供するスターバックスも、保温マグカップを取り扱っています。コーヒーをよりよく楽しむために「あるといいな」を形にしたマグカップで、かゆいところに指が届く製品と言っていいでしょう。
かわいいデザインや高級感のあるおしゃれな商品が多く、スターバックス好きをアピールするときにはその信憑性が上がります。
ニトリ|シンプルで良心的な価格
高品質な家具やインテリア用品がリーズナブルな価格で買えると人気のニトリ。お皿やマグカップなどキッチン用品も充実しており、シンプルなデザインと使いやすさにも定評があります。
定番の人気メーカーなので迷ったらニトリのアイテムをゲットしてみてはいかがですか?
保温マグカップのおすすめ17選 冷めにくい蓋付きやおしゃれなステンレス製も!
早速、保温マグカップのおすすめ商品をご紹介します。形状やデザイン、実用性などをこまかくまとめていますので自分にあった製品がどれか検討してみてください。
▼保温マグカップおすすめ8選【小さめサイズ(280ml以下)】
まずは、一般的なミニサイズのペットボトルと同じくらいの容量である、280mlやそれ以下のミニサイズの商品をご紹介します。
重量感あるジョッキ型で安定しやすい
このマグカップは、デスクで飲み物をこぼしたくない人にぴったり。手が大きい男性でもしっかり握れる広い持ち手が特徴です。ジョッキのような形状で安定性も実現しています。
飲み口のカバーは上下に動くフラップ式なので密閉とは言えませんが、ゴムパッキンがついているフタがしっかりはまって、多少の傾きであれば液もれを防いでくれます。
洗浄が面倒そうにも見えますがカンタンな構造で、パッキンを外せばこまかい部分までお手入れすることも可能です。
陶器のような温かみのあるスタイリッシュなデザイン
陶器のようなデザインですが、材質にはステンレス鋼を使った製品になります。大きな取っ手で持ちやすく、スライドカバーもついているので保温性の高いマグカップです。
フタの中央部はまわりよりへこんでおり、口を当てたときに飲みやすい形状に設定されているのがポイントです。ビジネスシーンなどで映えるスタイリッシュな製品でしょう。
ぽってりしたフォルムがかわいい!
ポップなデザインを求めている人向きなのがマグカップがこちら。全体的に丸みがあり、ぽってりとしたかわいい形状が魅力的です。持ち手の内側には弾力ゴムがほどこされていて、握りやすいです。
飲み口はほどよいカーブ感もあり、口の横からのこぼれ防止にも役立ってくれます。上下に動くフラップ式なので密閉とは言えませんが、お手入れするのには便利な構造です。
蓋付きなので持ち歩きにも最適!
軽量でコンパクトな無印の保温保冷マグは、熱が逃げにくい真空二重構造なのがポイント!保温だけでなく保冷もできるので、こまめな水分補給にぴったり。オールシーズン活躍します。
ステンレスのシンプルでスタイリッシュなデザインも人気です。パーツが少なく洗いやすいので、忙しい社会人にもピッタリでしょう。

携帯に便利なフタつきマグ! 完全密閉で漏れも安心
100年以上の歴史があるアメリカ生まれのボトルブランド、スタンレーが出している保温マグカップ。バッグに入れても安心の漏れ防止加工(完全密閉)がついているので、家で淹れたコーヒーを持って行くのに最適です。
もうひとつおすすめしたい理由は、ちょうどいいサイズ感。飲み切りやすい量を入れられます。取っ手つきのフタは持ち運びしやすく、開閉もかんたんにできるのが便利です。
エコフィルターでコーヒーや紅茶が手軽に楽しめる
繰り返し洗って使えるエコフィルターつきで、コーヒーや紅茶をよく飲む人に向いているマグカップ。豆や茶葉を入れてエコフィルターを底までプッシュすれば、紙フィルターを使うことなくドリンクを作ることができます。
世界的に有名なデザイナー、セバスチャン・コンラン氏が手がけたもので、さすがと唸りなくなるほど便利な一品です。エコフィルターは微細な粉末までは取りのぞけないものの、手軽さを重視する人にはぴったり。軽くて持ち運びやすいのでアウトドアに適しています。
省スペースにも活用できる持ち手が便利
フォルテックシリーズのマグカップは、軽くて丈夫。アウトドアにおすすめです。飲み口がプラスチックで覆われているので、金属製が苦手な方も使いやすいでしょう。
プラスチックが多く見えるので熱が逃げやすいイメージがありますが、カップ部分はステンレス真空断熱なので保温力はしっかりありますよ。
シンプルな設計で洗いやすいのもうれしいポイント。持ち手をフックなどに引っかけることも可能な形状なので、給湯室など多くの人が使う場所の省スペースにも貢献できるでしょう。
▼保温マグカップおすすめ9選【大容量(300~500ml)】
続いては、350ml前後の普通サイズから400ml以上の大容量サイズをピックアップ。たっぷり飲み物を楽しみたい方におすすめです。
結露などしない使いやすい製品
熱い飲み物でも冷たいドリンクでも飲みごろの温度を長時間キープしてくれるアイテムです。シンプルなハンドル付きなのでふだん使いにぴったりで、ステンレス製のため保温・保冷力がよくなっています。
外側が熱くならず、結露がしにくいという特徴もあります。フタがついているので保存の際にもホコリなどが内部に入らず、使いやすい製品です。


おすすめ商品の比較一覧表
保温マグカップの選び方 材質・機能・容量などをチェック!
ここからは、保温マグカップの選び方について見ていきましょう。ポイントは下記のとおり!
【1】材質
【2】形状
【3】蓋つきかどうか
【4】機能
【5】お手入れのしやすさ
【6】容量
【7】使い心地は口コミをチェック!
それぞれ解説していきます!
【1】材質から選ぶ
まず最初は保温マグカップの材質で選ぶ方法について見ていきましょう。材質には大きく分けてステンレスとガラス、陶器、セラミックがあって、それぞれの製品ごとにメリットがあります。
アウトドアやビジネスシーンなどの使うシーンなどによっても、お手入れなどにおいて使いやすい材質がありますのでよく確認してみましょう。
ステンレス製|保温性が高くサビにくい!
ステンレス製の製品はサビや汚れの影響を受けにくいため、アウトドアやビジネスシーンなどで使える素材です。軽い素材ということもあり、持ち運びもしやすいところもメリットになります。
金属材料なので温度も温まりやすく、冷えにくい特徴を持っているため飲みたい温度を持続させやすいです。2層構造にすることで熱を伝えにくい真空状態にできる「真空断熱構造」になっているものは、温度を長く保つことができるので、温かい飲み物も冷めづらくなります。
ガラス製|なかの飲み物が見える!
ガラスは、透明な本体で飲み物の色が見え、飲む際にも見ながら楽しめるというメリットがあります。耐熱ガラスを使用したものであれば、0度以下から150度までの温度に対応できるのでさまざまな飲み物を適した温度で飲むことが可能です。
ほかのメリットとしては電子レンジで温めることができます。製品によっては食器洗浄機も使えるのでお手入れもかんたんに済みます。
陶器製|おしゃれなデザインが魅力
おしゃれな柄やデザイン性があるのは陶器製の保温マグカップです。陶器は耐熱性が高く、電子レンジを使って温められるので温かい飲み物に使うのが向いています。
材質としては脆いという特徴があるので、洗うときなど取り扱いする場合にはやさしくしてあげることがポイントになります。
セラミック|保温性とデザイン性を兼ね備えている!
陶器のような味わい深いデザインを可能にしながら、強度のある材質がセラミックです。キズやニオイがつきにくい特徴もあるので、取り扱いなどにおいても陶器やガラスよりラクな部分があります。氷を入れても結露しない性質もメリットのひとつです。
食器洗浄機などでも使えてお手入れもかんたんなので、色素の強いコーヒーやお茶を気にせず楽しめる素材になります。
【2】シーンに合わせて形状で選ぶ
保温マグカップをいつどこで使うかによって形状を選ぶのもひとつです。自宅や職場、キャンプなどのアウトドアなど、使用シーンをイメージして選びましょう。
保温マグカップを選ぶ際は、まず、いつどこで使いたいか考えましょう。
自宅で作った飲みものを職場や学校に持って行きたいならこぼれにくいフタつきの保温マグカップを選ぶといいでしょう。
オフィスに置きっぱなしにするなら、フタはあってもなくてもOK。
キャンプなどで外で使うことをメインにするなら、多少重くても保温力の高いものを選んだほうがよいでしょう。
使い道を考えるとおのずとぴったりのものが選びやすくなるはずです。
マグカップ型|デスクまわりに
気軽に使いたい場合にはマグカップ型を選ぶのがよいでしょう。普通のマグカップよりも保温性が高いので、長い時間にわたって飲み物を楽しむことができます。取っ手付きだと使いやすさも◎。
オフィスや自宅での事務仕事の際には、片手で作業しながら飲めるマグカップ型がおすすめです。
保温マグカップをパソコンの近くで使う場合は、とくに安定性を重視して選びましょう。
ちょっとした拍子に倒してパソコンにかかってしまうと故障の原因になってしまうからです。
保温力が高いだけに、アツアツの飲みものを身体にこぼすと火傷にもつながります。細長い形状ではなく、安定感のある幅が広い形が望ましいです。
また、底がゴム製のものなどは倒れにくいので、その点もチェックしましょう。
タンブラー型|車内や持ち運びに
取っ手がついていないタンブラー型は、車での移動やなるべくスペースを取らないものを使いたいアウトドアなどで役立ちます。カップホルダーにかんたんに置くことができ、容量も大きい製品が多いので、長時間の移動時にもおすすめ。
胴が長めなデザインが多いので、洗うときには工夫しなくてはならない場合もあります。しかしそれ以上に使い勝手が勝るでしょう。
【3】蓋つきかどうかをチェック
フタが付いている保温マグカップは、保温性や持ち運ぶ場合に助かる機能がたくさんあります。フタの種類もさまざまでシリコンやゴム、プラスチックのフタや、水筒のようにネジで固定するようなフタまで用意されています。
フタの密封性が高いほどに温度への影響も変わります。短時間であれば飲み口が空いた簡易的なフタのものが使いやすいかもしれません。長時間移動する場合には、スライドや上下に開けるタイプ、飲み口が無いものなど、こぼれないことなども考えて選んでみましょう。
【4】機能をチェック
保温マグカップは、飲み物を適した温度で飲めて使いやすくするためにさまざまな機能が備わっています。フタや滑り止めなどの装備に関する機能から、内部の構造に関する内容まで多岐にわたります。
保温マグカップにどんな機能があると自分は使いやすいのかを検討しながら、備わっている機能について内容を確認してみましょう。
取っ手の大きさ|持ちやすさをチェック
マグカップの取っ手も選ぶときに確認したいポイント。取っ手が握りやすいサイズか、滑りにくい素材を使っているかなどを注視して確認するとよいでしょう。
取っ手の握り具合についてどれぐらいがよいかわからない場合には、いつも家で使っているカップやグラスなどの取っ手を参考にしてみてください。
置きやすさ|滑り止め付きなどの工夫にも注目
保温マグカップの装備として滑り止めがついているものは置きやすいでしょう。オフィスや自宅で、コーヒーを飲みながらパソコン作業することも多いかと思います。マグカップを間違えてひっくり返してしまうと故障などの大惨事につながります。
マグカップの底にゴムなどの滑り止めがついていれば、ひっくり返りにくくなるので機能としてあるとよいでしょう。
電子レンジ対応|温め直しできると快適
保温マグカップと言ってもいつまでも温度を一定にたもつことはできません。その場合には電子レンジで温められる製品にすると使いやすいでしょう。忙しい人でも、空いた時間にペットボトルの飲み物などを手軽に温めて楽しむことが可能です。
電子レンジで使用できる製品としては、ガラスや陶器のものなどが挙げられます。金属製のものは基本として電子レンジでは使えません。
【5】お手入れしやすいものを選ぶ
保温マグカップのパーツが多いと、洗浄のとき手間になりがち。パーツが少なく、サッと洗えるシンプルな形状だと使い勝手がよいです。また、溝がないものや口が洗いやすいかどうかもチェックしておきましょう。
また、時間があるときには隅々まで洗うとして、ふだん洗う場合には食器洗浄機に入れて洗ってしまえば、手間はなくかんたんにお手入れができます。食器洗浄機が使えるかを確認しましょう。
【6】容量で選ぶ
保温マグカップの容量は240~600mlくらいまでいろいろなサイズがあります。
オフィスや自宅の休憩時間にコーヒーなどを一杯楽しむときには240mlのサイズがおすすめです。仕事中の水分補給は一度で済ませたいという人は、300~400mlの容量の保温マグカップがおすすめです。製品としてはあまり多いタイプではありませんが500〜1,000mlサイズもあります。
自分の使いたい目的に合わせて、選んでみましょう。
【7】使い心地は口コミをチェックしよう
マグカップの形状によって飲み物の口当たりも変わってきます。コーヒーや紅茶などをより美味しく味わいたい場合には、飲み口にも注目してみましょう。通販サイトの口コミをチェックして、実際に使った人の感想を参考にするのがおすすめです。
また、水滴のこぼれにくさ、持ちやすさ、倒れにくさなど、見た目だけでは分からない部分も口コミがおおいに参考になるでしょう。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする マグカップの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのマグカップの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
「マグカップウォーマー」でもっと温かさをキープ! おすすめ便利グッズ!
長時間のデスクワークに使う場合、保温マグカップだとだんだんとぬるく感じてきてしまうかもしれません。そんな時は、マグカップそのものをあたためられるマグカップウォーマーを使うのがおすすめです!
マグカップを乗せるプレートをUSBポートに繋いで温めるので、デスクで使うならパソコンから給電することもできます。
そのほかのマグカップやタンブラーもチェック! 【関連記事】
保温マグカップでいつでもおいしい飲み物を飲もう いかがでしたか?
エコライターの曽我美穂さんへの取材をもとに、保温マグカップの選び方とおすすめ15選を見てみました。保温マグカップはたくさんの種類があって、使うシーンや機能などでそれぞれに向いているマグカップがあることも知っていただけたかと思います。
ビジネスシーンだけでなく、プライベートの時間のなかでもマグカップは使えるので気分がよくなるものを選びましょう。今回の記事を参考にして、ぜひお気に入りの保温マグカップを見つけてゆっくりできる時間を過ごしてみてください。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
子どもの頃から環境問題に関心を持ち続け、英語学校の広報を勤めながらライター活動を開始。2008年にエコライター・エディターとして独立。雑誌やウェブサイトの編集、撮影、執筆や、企業のCSR支援をおこなっている。主なテーマはサステナブルな暮らしやSDGs、環境問題。 私生活では2009年生まれの娘と2012年生まれの息子の二児の母でもある。現在、富山県在住。All Aboutエコ家事ガイド。