シュガーポットの魅力

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シュガーポットとは、砂糖や角砂糖を入れるための容器のこと。手軽に砂糖を持ち運べるため、ティータイムやティーパーティーなど、ちょっとしたコーヒー・紅茶タイムに使いやすいアイテムです。
シュガーポットと聞くと、喫茶店にあるような角砂糖入れをイメージするかもしれません。しかし、調味料としての砂糖を入れる保存容器として便利なのも魅力。可愛いデザインのものもたくさんあるので、キッチンがよりおしゃれになりますよ。
また、シュガーポットなら砂糖が固まらない工夫がされている商品もあるので、砂糖が固まってしまうとお悩みの方にもおすすめです。砂糖だけでなく、飴などのお菓子を入れてもいいですね。
シュガーポットの種類・タイプ
シュガーポットは、一般的なキャニスタータイプとそのまま砂糖が出てくるディスペンサータイプに分かれます。それぞれの特徴をみていきましょう。
保存に便利な「キャニスタータイプ」
オーソドックスな「キャニスタータイプ」。なかに入った砂糖を、スプーンなどで必要なぶんだけ取り出して使います。ガラス製や陶器製など、置いておくだけでおしゃれなデザインのものが多いのも魅力。
フタつきの商品が多く、保存容器としての機能も果たしてくれます。
調理中などにも便利な「ディスペンサータイプ」
「ディスペンサータイプ」は、傾けるとなかから砂糖が出てくるタイプです。片手で使えるので、調理中などにも手軽に使うことができます。ただし、角砂糖は使えない点に注意。
傾けているあいだに砂糖が出るタイプと、「ひとふり○g」と量が決まっているタイプがあります。使いやすさ重視の方におすすめです。
シュガーポットの選び方
それでは、シュガーポットの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは次のとおり!
【1】フタの形状
【2】素材
【3】スプーン付きかどうか
【4】密閉性
【5】セット商品
上記のポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】フタの形状をチェック
シュガーポットを選ぶ際にまず大切なのは、自分が使いたいシーンや用途に合わせて選ぶことです。そこで重要なのがフタのタイプです。フタの密閉性は商品によってかなり違ってきます。
湿気や空気など外気との触れ合いは、砂糖の状態に影響するので、長期保存をする場合は少しでも密閉性のよいフタを選ぶようにしましょう。
ティータイム用には「フタなし」か「開閉しやすいフタつき」
ティータイム用であれば、フタなしまたは開閉のしやすいシュガーポットがおすすめです。せっかくのティータイム、砂糖をすぐに取り出せて使い勝手がいいものを選びたいですね。
ただし、フタなしや密閉性の低い開きやすいタイプのシュガーポットは、長期保存には向いていません。砂糖をいれたまま、使った場所などに放置してしまうのは避けてください。
保存用には密閉性が高い「フタあり」
保存に適しているのはフタがしっかりと備わっているものです。キッチンにおいて保存しておくのであれば、密閉性の高いパッキンがついているものがよいでしょう。
砂糖は外気と触れ合うと固まりやすくなってしまうため、密閉性の低い容器に入れて放置しているとどうしてもガチガチに固まってしまいます。固まるのを防ぐためにも、密閉性の高いものが保存用に適しています。
【2】素材をチェック
シュガーポットは、さまざまな素材のものが販売されています。プラスチック製やガラス製、陶器製とそれぞれに特徴も異なります。それぞれの素材の特徴を見ていきましょう。
割れずに安心! 軽くて扱いやすい「プラスチック」
割れる心配がなく、比較的軽めで扱いやすいのがプラスチック製のシュガーポットです。色やデザインも幅広く用意されているため、自分の好みのものを見つけることができるでしょう。
ただし、性質の問題上、プラスチック製のシュガーポットは静電気によって砂糖がくっついてしまうことがあります。
おしゃれなデザインが多い「ガラス」
おしゃれでティータイムにぴったりなデザインが多い素材が、ガラス製のシュガーポットです。装飾にこだわり、高級感あふれる商品も多く、選ぶだけでも楽しくなります。見た目で楽しめるような商品がたくさん販売されていますよ。
とくに来客用に適しており、インテリアとして置いておくと、おしゃれな雰囲気が出せるでしょう。
気密性が高く砂糖と相性のいい「陶器」
気密性が高いことから砂糖との相性がいいのが陶器素材のシュガーポットです。つるつるの手触りで洗いやすいため、メンテナンスもしやすく衛生的。気密性が高い分、湿気や乾燥など外気からしっかりと砂糖を守ってくれます。
また、フタの種類が多いので、自分が扱いやすいと感じるものや見た目が好みなものを選ぶこともできます。
丈夫で長く使える「ステンレス」
サビに強く丈夫な素材で、長く使える素材がステンレスです。スタイリッシュでおしゃれな見た目もステキ。昔ながらの喫茶店のような雰囲気を自宅でも楽しめます。手入れもしやすいので、扱いやすいですよ。
【3】スプーン付きかどうかチェック
角砂糖ならスプーンを使用する必要がありませんが、粉砂糖の場合はスプーンですくう必要がありますね。スプーンがついているシュガーポットなら、計量スプーンで砂糖を測り入れる手間も省けます。
さらに、付属のスプーンの場合はデザインが統一されているので見た目もいいです。また、スプーンがシュガーポット本体にくっついているものなら、なくす心配もないので安心です。
【4】密閉性をチェック
シュガーポットの使用シーンはさまざまですが、保存を目的にしている場合は固まりにくいものを選ぶことが大切。どんなポイントに気をつければいいのか、みていきましょう。
気密性を重視するならパッキンつきのフタを選ぼう
気密性重視なら、パッキンがついたフタを選びましょう。ぐっと少し力を入れてフタをする必要がありますが、外気や湿気から砂糖をしっかり守ってくれます。
外気や湿気から守ることで、時間が経っても固まりにくく、使いやすい状態で保つことができます。砂糖はとくに固まりやすい調味料なので、パッキンがあるものを選ぶことをおすすめします。
湿気対策に珪藻土のフタやスプーンもおすすめ

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湿気の対策となるのは珪藻土のフタやスプーンです。珪藻土のフタやスプーンは、湿気を吸い取ってくれる効果があります。
しっかりと砂糖を守ることが可能ですが、セットとなっているものは少ないので別売りのものをそろえる必要があるでしょう。
【5】他の容器とセット購入できるとおしゃれ
シュガーポットの中には、ソルトポットとセットで販売している商品も多くあります。調味料容器を同じラインで揃えると、統一感が出ておしゃれですよね。
また、ティータイムに使うならミルクピッチャー、ティーポットなどとセット買いできるものがおすすめです。
エキスパートのアドバイス
お砂糖を入れておくシュガーポットですが、デザインや機能性もさまざま。どのようなシーンで使うかを考えて選べば失敗がないかと思います。調理用に使う砂糖を入れておくキッチン用とティータイムに使うテーブル用と2タイプを持つのもよいかもしれません。
シュガーポットのおすすめ14選
それでは、おすすめのシュガーポットをご紹介いたします。
▼キャニスタータイプ
▼ディスペンサータイプ
すぐに各商品が見たい方は、上記のリンクをクリックしてくださいね。
▼キャニスタータイプ
まずは、キャニスタータイプのおすすめ商品です。ぜひ参考にしてくださいね。
北欧風のデザイン!お客さまにもそのまま出せる
角型のシュガーポットで、すっきりと収納できるタイプです。北欧風のおしゃれなデザインで水に強く、機能性とデザインを兼ね備えています。フタの素材は、タイの政府が植林したシリアルナンバー付きのチーク材です。
キッチンやテーブルにおいていても違和感がないだけではなく、水に強い素材なので場所を選ばず置けるのも魅力的でしょう。滑らかな手触りと木目は、自然の恵みを感じられます。
滑らかな丸みが特徴のかわいい
丸みのあるデザインがシンプルでありながらもかわいらしい美濃焼のシュガーポットです。ステンレス製のフタは軽めなので、頻繁に砂糖を使用する方にぴったり。スプーンもついています。
滑らかな表面と繊細なラインが魅力的。濃いめの赤や、パステルの黄色など、カラーバリエーションが豊富なのもうれしいですね。
シンプルなおしゃれデザイン
白を基調とした本体と木目調のフタがセットになった、シンプルデザインのシュガーポット。「sugar」の文字部分にほどこされたヴィンテージ加工がアクセントとなり、おしゃれ感をプラスしています。
キッチンに置けば、まるでカフェ気分。ふだんのクッキングタイムも楽しくなりそうです。フタはシリコン製のパッキン付きなので、湿気や虫の侵入の心配も無用です。
上品なデザインのボーンチャイナ
磁器では表現しきれない、澄んだ乳白色と高い強度が自慢のボーンチャイナ。NARUMIのボーンチャイナは、長年の技術とデザインを誇る高級品です。その美しい見た目から、お部屋のインテリアとしても人気です。
来客用にもぴったりな上品なデザインなので、まだお持ちでなければ1台持っておいてもいいでしょう。
愛され続けるワイルドストロベリーシリーズ
「WEDGWOOD(ウェッジウッド)」はイギリス発祥の食器ブランドで、260年以上の伝統を誇るブランドです。その時代に合わせた機能性やデザインを追求し、豊富なデザインに目移りしてしまいそう。
かわいいイチゴをデザインしたワイルドストロベリーのシリーズは、女性に人気の看板商品。ティーポットやティーカップなどとセットでそろえることも可能です。
4つセットだから各調味料お揃いで使える
IKEAから登場しているシュガーポットで、4つセットになっているため、さまざまな調味料に活用できます。透明の容器なので、中身の残量が確認できて便利です。容器の丸みに対して底が斜めになっており中身の調味料を取り出しやすくなっている親切設計もうれしいポイント。
ガラスの部分は、食洗機と乾燥機どちらも使えます。コンパクトなサイズ感なので、キッチンにセットで置いておきたいですね。
美濃焼を使用しているから湿気に強い!
このシュガーポットは、美濃焼を使用しています。内側には釉薬がかけられているため、水分を適度に逃がさずある程度の湿度を保ってくれるようになっています。湿気に強いため、砂糖がなかで固まってしまう心配がないのがポイントです。
また、スプーンがセットになっていて統一感があるうえに、フタに設置できるタイプなのでなくす心配がないのもうれしいですね。
ホテルのティータイムをお家でも
ホテルやレストランで使用される食器類を手掛ける「和田助製作所」のステンレス製シュガーポット。
シンプルながら高級感のあるデザインで、ティータイムやコーヒータイムにぴったりです。割れたり錆びたりしにくいので、扱いも簡単で長く使えるでしょう。
残量の把握がしやすい透明タイプ
シンプルで飽きの来ないデザインが魅力的なシュガーポット。レトロ感があるので雰囲気がよく、透明で残量もわかりやすいですね。
スプーンつきなのもうれしいポイント。ほかにも、同じデザインで醤油差しや塩・こしょう入れなどさまざまなアイテムを展開しているので、シリーズで揃えるのもすてきです。
見た目も機能性もすぐれたシュガーポット
りんごに見立てたユニークなシュガーポット。りんごの軸はなんと砂糖をすくうスプーンになっています。とことんおもしろいシュガーポットです。
本体が五角形になっているのは、持ちやすさを意識しているからだそう。見た目だけでなく、機能性もいいのはうれしいポイント。ギフトとしても喜ばれそう。
▼ディスペンサータイプ
続いては、ディスペンサータイプのおすすめ商品です。こちらも、ぜひ参考にしてくださいね。
ひとふりで約3g! 計量不要でらくらく
ポップなカラーが魅力の、ディスペンサータイプのシュガーポットです。コーラルイエローのほか、シンプルなホワイトやかわいいコーラルピンクなどのカラーを展開しています。
安心の日本製で、片手でふるだけで約3gの砂糖を使うことができます。キャップ付きで虫よけもしてくれるうえ、丸洗い可能なので清潔にたもつことができますよ。透明で砂糖の残量が見えるのもポイントです。
ドイツの高級シュガーディスペンサー
ドイツZACK社が手掛ける、スタイリッシュなステンレス素材とエレガントなカーブデザインを組み合わせたおしゃれなシュガーディスペンサーです。
「BEVO」シリーズのキッチン用品とシリーズで揃えるのがおすすめ。お値段が高めですが、上質な商品にこだわる方にはピッタリです。料理好きの方へのプレゼントにも喜ばれるでしょう。
ティータイムに! グラニュー糖専用
佐藤金属興業は、金属加工がさかんな新潟県燕市に本社をおく老舗金属雑貨メーカーです。こちらは、グラニュー糖専用のシュガーディスペンサー。ほどよいくぼみのある形で持ちやすく、出口が斜めにカットされているのも使いやすいポイントです。
また、グラニュー糖が勢いよく出てしまわないようなつくりになっているので、量を調節しながら使うことができますよ。
おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする シュガーポットの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのシュガーポットの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
【関連記事】そのほかの保存容器もチェック
生活スタイルに合わせたシュガーポットを
本記事では、シュガーポットの選び方やおすすめの商品をご紹介してきましたがいかがでしたか?
シュガーポットは素材によっても商品は異なりますし、保存用・ティータイム用によっても選ぶ商品が変わってきます。本記事を参考に、ぜひ自分の生活スタイルに合ったものを見つけ出してみてくださいね。
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