サンドイッチケースの選び方 料理研究家に聞いた!
料理研究家・指宿さゆりさんに、サンドイッチケース選び方を教えてもらいました。ポイントは下記5点!
【1】使い方に合わせてタイプを選ぶ
【2】通気性
【3】素材
【4】サンドイッチのサイズに合わせる
【5】ケースでサンドイッチを作れるタイプ
それではひとつずつ解説していくので参考にしてみてください。
【1】使い方に合わせてタイプを選ぶ
サンドイッチケースの種類には折りたたみタイプとシートタイプがあります。まずは、それぞれの特徴を紹介します。
オフィスランチには「折りたたみタイプ」
サンドイッチケースをオフィスランチ用として選ぶなら、食後に折りたためてコンパクトになる折りたたみタイプが便利です。
フタを取り外して重ねられるものもあり、デスクのうえでも邪魔になりません。みんなでひとつのテーブルを囲んで食べるときも、スペースを必要としないので使い勝手のよさを実感できるでしょう。
ただし、構造上フタが外れてしまうものもあるため、ゴムバンドやクロスで包んで対策をしてください。また、食洗機が使えるか、レンジで使えるかなど耐熱温度についてもチェックしておきましょう。
お手入れのしやすさで選ぶなら「シートタイプ」
保存容器は汚れが隅に溜まりやすいものです。お手入れを重視して選ぶなら、平らに広げられるシートタイプを選びましょう。隅の汚れもかんたんに落とせるので衛生的にたもてます。
デザインがおしゃれなものもあり、人とは違ったサンドイッチケースを選びたい方にもぴったりです。電子レンジや食洗機でも使える商品もあるので、どういったサンドイッチを詰めるか想像しながら選んでみましょう。
【2】湿気がこもらない通気性にすぐれたものを選ぶ
サンドイッチケースの通気性のチェックは大切です。ケース内に湿気がこもったままになると食パンが湿気を吸ってふんわり感がなくなってしまいます。
本体がメッシュ状のサンドイッチケースなら、適度に湿気を逃してくれるのでおいしい状態をたもつことができますよ。
しかし、はさむ具によっては汁もれが気になるときもあるでしょう。密閉性の高いサンドイッチケースに詰めるときは水分量の少ない具材を選ぶなど、工夫してみてください。
【3】サンドイッチケースの素材で選ぶ
サンドイッチケースにはさまざまな種類の商品があります。それぞれの特徴やメリットをみていきましょう。
▼プラスチック
定番のプラスチック製のサンドイッチケースは、軽くて扱いやすいのが魅力です。また、メッシュ素材のものは通気性が良いのもポイントです。
▼紙パック
使い捨てることができるのが最大のメリット。デザインの種類が豊富。
▼竹かご
デザイン性が高く通気性も良いので、中に詰め込んだサンドイッチや食材を新鮮なまま保存したり持ち運んだりすることができます。
▼シリコン
食パンとお好みの具材をのせてはさむだけでサンドイッチが完成する、注目のサンドイッチケースの素材。
【4】サンドイッチのサイズに合わせて選ぶ
ケースのサイズは食パンのサイズに合わせて選びましょう。サンドイッチに向いている食パンの厚みは1~1.2cmですが、ボリューム感のある具だくさんのサンドイッチは6枚切りを使うことも。高さは6cmくらいがベストですが、カットの仕方によっても変わってきます。
高さが低すぎるとサンドイッチをつぶしてしまいますし、ゆとりがあってもなかで動いて具がずれてしまうことも。仕切りで押さえられるものや、三角カットのまま入れられる商品を選ぶのもひとつの方法です。
【5】ケースで作れるタイプもおすすめ
サンドイッチケースのなかで調理をして、そのままフタをして持ち運べる商品は朝が苦手な方や多忙な方にぴったり!
パンと具をなじませる時間や包丁でカットする手間もかかりません。シートタイプの商品には、1枚の食パンに具をのせてたたむだけで持ち運べるものもあります。
サンドイッチを食べたいけれど、できるだけ短時間で済ませたいならこうした商品がおすすめです。
サンドイッチ以外の用途も見つけてみては 料理研究家がアドバイス
サンドイッチケースは、市販されているサンドイッチはもちろん、手作りサイズのサンドイッチ、サンドイッチ以外のおにぎりやおかずを収納するのにも使うことができます。
ひとつあると、パーティーや運動会、遠足などのシーンで役立ちますよ。また、何種類かのケースを持っておくことで、作った料理に合わせて選ぶことができるので、いくつか揃えておいてもよいでしょう。
サンドイッチケースのおすすめ商品はこちら 料理研究家と編集部が厳選!
ここからは、料理研究家・指宿さゆりさんと編集部が選ぶおすすめのサンドイッチケースを「折りたたみタイプ」「シートタイプ」「その他」に分けて紹介していきます! ぜひお気に入りの商品を探してみてくださいね。
▼折りたたみタイプ
▼シートタイプ
▼その他(使い捨て等)
▼おすすめ商品の比較一覧表
すぐに各商品が見たい方は、上記のリンクをクリックしてくださいね。
▼折りたたみタイプ
オフィスランチにぴったりの、折りたたみタイプのサンドイッチケースを紹介します。
ガイドが便利! 具だくさんサンドをランチでも
具だくさんのサンドイッチを持ち運べるアーネストの『わんぱくサンドMogu×2(もぐもぐ)』は、作るときに役立つガイドつき! ケースに食パンを入れて具材を重ねたら、ガイドに沿ってカットするだけでボリュームたっぷりのサンドイッチが完成します。
ただし、食べるときに具材が落ちてしまう可能性が。ラップやクッキングシートなどを敷いてから調理し、包んでからカットすれば、具材のずれを防げるでしょう。

仕切りつき! フルーツやデザートも一緒に詰めよう
お弁当箱や保存容器を展開するスケーターのサンドイッチケースは、仕切りがついているのでフルーツやデザートなどを一緒に詰めたい方にぴったりです。ランチタイムが楽しくなりそうなかわいいデザインも魅力的です。
レトロな色展開がかわいい
密閉タイプではないので湿気がこもりにくく、バスケットをモチーフにしたデザインが特徴的です。メッシュタイプではないので、ペーパーナプキンなどを敷いてから詰めるといいでしょう。
おにぎりにも使える!
カラフルで使い勝手のよいキッチンアイテムを展開するマーナのサンドイッチケース。プラスチックケース側のパンに具材をのせたら、パンを重ねてシリコンのフタを閉じましょう。これだけでサンドイッチの完成!
具材とパンをなじませるために時間をおいたり、カットしたりする手間が省けます。手軽にサンドイッチランチを楽しみたい方にぴったりの商品です。
フタにはロックが3カ所ついているので、汁もれしれません。
飽きのこないシンプルなデザイン
幅が約18cmとやや大きめのサンドイッチケースは、仕切りがついているのでおかずやデザートも一緒に入れられます。メッシュタイプなので通気性にもすぐれていて、湿気がこもらずパンがベチャッとなりません。
折りたたむと厚さは2cm以下になるのもポイント! デザインがシンプルなので長く使えるサンドイッチケースを探している方にぴったりです。
▼シートタイプ オシャレで機能的!
広げて洗えるものやデザインがおしゃれなシートタイプのサンドイッチケースを紹介します。
ドギーバッグのように使えるのが、ホーショー『PANEPACCOストライプ・ネロ』。汁気のない料理なら折り畳み後もぬれません。コンパクトに収納できるのもポイントです。

冷凍庫での利用も可能!
たためるお弁当箱がほしい! という想いで作られたホーショーのサンドイッチケース。ペーパーボックスのように見えますが、耐熱性にすぐれたポリプロピレン製です。
電子レンジ対応なので、温かいホットサンドをランチタイムに楽しめます。
盛りつけに便利な耐油紙付き。付属のお手軽レシピも参考にして好みのサンドイッチを作ってみてください。
広げて洗えるから衛生的にたもちやすい
サンドイッチを作るには食パンが2枚必要ですが『折るサンド』なら1枚でサンドイッチが作れます。プロダクトデザインを手がけるデザイン事務所ミディアムがデザインした商品で、ポリプロピレン製のシートに食パンと具材をのせてたたむだけでサンドイッチが完成します。
適している厚さは8枚切り。ギュッと押しつぶすのではなく、ふんわりとコの字に折れるので具材もたくさんはさめます。引き出して食べるので手も汚れません。
900mlの大容量! 品のよいタータンチェック
スナップボタンを留めて組み立てるポリプロピレンシートのサンドイッチケース。スコットランドの織もの工場で作られていたテキスタイルから選ばれた3つのタータンチェックから選べます。
容量が多いのでオフィスや学校用よりも、行楽用にぴったりです。こちらの商品は同じデザインでランチバッグやステンレスボトルを展開しているので、そろえてみてもいいでしょう。
スヌーピーのイラストがかわいい
平たく折りたためる大西賢製販のサンドイッチケース。900mlと容量もあり、ボリュームのあるサンドイッチもすっきりと収まりますよ。
盛りつけにも役立つ耐油紙つき!フタが外れないようにゴムバンドもついているのもポイントです。
レッド、イエロー、グリーンの3色展開で、それぞれスヌーピーのイラストが異なります。気分やシーンに合わせて色違いで持ちたくなるサンドイッチケースです。
▼その他(使い捨て等)
お店の商品のように見た目がおしゃれ!
クラフト紙のナチュラルな風合いがおしゃれなサンドウィッチボックス。断面がきれいに見えるので見映えが良いのが魅力です。
50枚入りとコスパもいいのが嬉しいポイント。カラフルなサンドイッチや、フルーツサンドを入れて春のピクニックにお出かけしましょう!
結び紐と竹の風合いがかわいい!
レトロな見た目がおしゃれな竹かごのサンドイッチケース。食べ物を美味しくみせてくれるでしょう。
また、デザイン性が高いだけでなく通気性が良いのも嬉しいポイントです。中に詰め込んだサンドイッチやおにぎり新鮮なまま持ち運ぶことができますよ。
サンドイッチを包んでそのまま持ち運べる
ラップやワックスペーパーでくるんだサンドイッチを包んで持ち運びます。サンドイッチでは生野菜をはさむので暑い季節に持ち運ぶのは少し心配……という方もいるでしょう。こちらの商品は中綿入りのキルティング加工が施されているため、外気温の影響を受けにくいのが特徴。また、内側にははっ水加工が施されています。
布製なのでギュッと押しつぶすような力には耐えられません。カバンに入れずにそのまま持ち運んでもいいでしょう。
▼おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする サンドイッチケースの売れ筋をチェック
Yahoo!ショッピングでのサンドイッチケースの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
ピクニックやランチに便利なアイテムを紹介 お弁当箱やおにぎりケースなど!
サンドイッチケースは何種類か持っていると便利!
料理研究家の指宿さゆりさんへ取材をして、サンドイッチケースの選び方をうかがいました。デザインや形状などたくさんの種類がありました。紹介したタイプ以外にも、ポーチタイプなどサンドイッチケースのバリエーションは豊富です。
何種類が持っていると、食パンの厚みや具なども気にせず食べたいサンドイッチを持ち運べますよ。指宿さゆりさんと編集部で厳選したおすすめ商品も参考にして、お気に入りのサンドイッチケースを見つけてみてください。
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神戸出身。アメリカなどでパーティ料理やオーガニックを学び、2002年に「菜々食CookingClass」を主宰。卒業生による教室開設やカフェ開業実績も多数。 企業向けのオリジナルレシピ開発を行う「レシピ制作専門スタジオ」では料理部門の代表として、料理動画のメニュー監修、タイアップ企画レシピ、連載レシピコンテンツ、飲食店のメニュー開発などに従事。また、大の蕎麦好きでもあり、蕎麦に関するグループも運営中。