おにぎりケースの選び方 おにぎりの持ち運びに
まずは、おにぎりケースの選び方をご紹介します。
ポイントは下記の通り。
【1】タイプ
【2】サイズ
【3】素材
上記のポイントをおさえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】使い方にあわせてタイプを選ぼう
「おにぎりケース」とひと口にいっても、形や大きさ、重さはさまざまです。弁当箱に近い、形がしっかりしたケースもあれば、おにぎりを1〜2個入れて持ち運ぶポーチタイプのもの、おにぎり型のプラスチックケースなどもあります。
お弁当箱のような「ボックスタイプ」
ボックスタイプのおにぎりケースは、おかずが入る仕切りのあるものも多く、お弁当箱のように使用したいときに向いています。
ボックスタイプのおにぎりケースは、作ったおにぎりが崩れにくいのに加えて、四角いおにぎりを入れられるサイズのものから、かばんのなかで蓋が開かないようにロックがついているものまであります。
便利な機能もついた「ポーチタイプ」
長時間持ち運ぶときに便利なのが、ポーチタイプのおにぎりケースです。なかがアルミ蒸着になっていて保温機能や保冷機能のあるものがそろっています。なかには、保冷剤用のポケットがついたものもあります。
ファスナー式やマジックテープ式など、お子さまでも扱いやすいものが充実しているのもポイントです。また、食べ終わったあとコンパクトにしたい場合は、折りたたみできるものもありますよ。
詰め替えずそのまま使える「ケースタイプ」
ケースタイプは、おにぎりを作ってそのまま持っていくことができます。作り方は、海苔やごはん、具材をセットしたらケースでおにぎりを握るだけ。
詰め替えいらずなので、おにぎり作りの時短にもなります。「毎回ラップを使うのは環境によくないので使いたくない」「少しでも節約したい」という方は、シリコン製のおにぎりケースを使うのも選択肢のひとつです。
ただ、シリコンケースに入れたおにぎりはほかの荷物と一緒に持ち歩く際に形が崩れる可能性があるので、専用のバッグやポーチなどに入れて持ち歩くのがおすすめです。
【2】おにぎりの数と大きさにあわせてサイズをチェック
おにぎりケースには、1個用のものから2~3個入るものまでさまざまなサイズがあります。実際に持っていきたいおにぎりの数や量に合わせたものを選びましょう。
また、個数だけでなくどのくらいの量のお米が入るかが明記されているものがあります。ふだんつくっているおにぎりの大きさを考えながら、サイズが合うかチェックしてみてください。
【3】素材の違いもチェックして
おにぎりケースは素材によっていろいろな特徴があります。おにぎりを持ち運びする方法やシーンに合った素材のものを選びましょう。
プラスチック製|おにぎりを崩さず運べる
プラスチック製のおにぎりケースは、おにぎりの形をキープできるのが魅力です。軽いかつ頑丈な素材のため、かばんのなかでおにぎりがつぶれません。
食洗機に対応しているものも多く、お手入れもしやすいです。一方、ニオイ移りしやすいため気を付けましょう。
おにぎりケースの素材によっては、持ち運ぶ途中に、おにぎりが崩れてしまうこともあります。とくにポーチ型のおにぎりケースの場合は、バッグのなかでほかの荷物を上に置いたりすると押しつぶされてしまい、食べるときに悲しい気持ちになることも。
たくさんの荷物と一緒に持ち運ぶ場合は、あらかじめ、プラスチック製のものや頑丈な作りのものを選びましょう。
シリコン製・布製|小さく折りたためる
シリコン製や布製のおにぎりケースは、おにぎりを食べ終わったあとに小さく折りたたんで持ち運びできます。アウトドアシーンや外出時の昼食など、できるだけ荷物を減らしたいときなど便利に使えます。
また、シリコン製は食洗機に対応しているものも多く、布製は汚れても丸洗いできるものが多いです。汚れたらお手入れがしやすいのも魅力です。
木製・竹製|おいしさ重視ならチェック!
竹や杉などの木でできたおにぎりケースもあります。抗菌性や鮮度保持性など、食べものを長時間保存するときにぴったりの作用を持っているので、おにぎりの鮮度を保ちたいときに向いています。
一方で価格が高い、食洗機が使えないなどのデメリットは確かにありますが、天然素材だからこそ独特の風合いを楽しむことができるので選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
おにぎりケースおすすめ12選 大きめのおにぎり入れやおかず入れ付きも!
ここからは、おすすめのおにぎりケースをご紹介します。おしゃれでかわいいデザインや、保温・保冷効果のあるものなど、幅広くピックアップ!
▼ボックスタイプ
▼ポーチタイプ
▼ケースタイプ
▼おすすめ商品の比較一覧表
すぐに各商品が見たい方は、上記のリンクをクリックしてくださいね。
▼ボックスタイプ
まずは、お弁当箱みたいに使えるボックスタイプのおすすめおにぎりケースをご紹介します。
和を感じるコンパクトなおにぎりケース
お弁当箱ブランドHAKOYAのおにぎりBOXは、竹細工のようなデザインが特徴。おにぎり1個と少量のおかずを入れることができます。入れられる量は少なめなので、もう少し食べたいと思う方は別でカップスープやサラダを用意するといいでしょう。
1段目のおかず入れはシール蓋になっており、汁気のあるものを入れても漏れにくく便利です。シール蓋をはずせば、少し大きめのおにぎりケースとして利用できます。
おにぎり弁当を食べる人におすすめ
上におにぎり、下におかずを入れられる弁当箱タイプのおにぎりケース。入れられるおかずは3種類ほどで、おにぎりは2~3個ほどが入る大きさです。栄養バランスのいい、自分好みのおにぎり弁当を作るにはちょうどいいサイズ感。しっかりした作りなので、もれやおにぎりの崩れの心配はほとんどありません。
ただ、おにぎりケースとしてはコンパクトさに欠けるので、バッグにおにぎりだけを忍ばせていきたいときには不向きです。
小さなおにぎりケースは携帯に最適
女性や子どもに大人気のキャラクター「リラックマ」をあしらったおにぎりケースの3点セットです。
小ぶりな大きさなのでダイエット中やお子様のお弁当に最適、登山やスポーツ中の携帯食としてポケットやポーチなどにも入れておけます。ケースは耐熱仕様なので電子レンジで温めも可能です。
そのままお米を詰めてもよいですが、ラップで包んでケースに入れると、乾燥を防いでおにぎりがふっくら長持ちします。カラーが3色あるので、具材によって色を使い分けるのもよいでしょう。
タフでビッグなランチギア
インパクトあるハードな見た目の大型おにぎりケースが『TOUGH!MESHI おにぎりケース』です。ケースにごはんと具材を入れるだけで、握らずにコンビニおにぎりのおよそ2倍の大きさでおにぎりが作れます。ケース外装の3点ロック機構が中身をしっかりロックし、そのまま携帯できます。
そのゴツさから部活や現場でたくましい男性が使うイメージが強いですが、あえて女性が使っているとギャップ萌えの効果が狙えるかもしれません。
丸みのあるフタがかわいい
『チアーズフェス おにぎりケース』は、おかずとおにぎりが入る小さなランチボックスです。ケース下段がおかず入れになっていて、その内蓋の上におにぎりを入れる構造です。このおかず入れの部分は電子レンジにも対応しており、深さがあるので少々汁っ気のあるおかずでも漏れを気にせずに入れられます。
レトロモダンテイストで丸みのあるデザインがかわいらしく、カラーバリエーションも豊富。楽しいランチタイムを演出してくれるでしょう。
天然竹の趣がたまらない
『すす竹アジロ編おむすび篭』は天然竹を編んだおむすび用の籠です。伝統のアジロ編みという技法で程よく通気性が保たれるので、海苔を巻いたおにぎりが蒸れてべったりしてしまうことがありません。
コンビニなどの市販サイズのおにぎりなら3個とさらにおかずも少し入れられ、高さに余裕があるのでサンドイッチなどにも使えます。重量は78gと軽量で持ち運びが容易。籠の底に笹の葉を敷くと、趣あるお弁当になり注目を集めますよ。
▼ポーチタイプ
続いては、持ち運びに便利なポーチタイプのおすすめおにぎりケースをご紹介します。
見た目も素敵な優れモノ
1950年創業のお弁当箱ブランド「スケーター」が発売している『 おにぎりケース マルシェ』 は、市販サイズのおにぎりが2個ぴったり入るおにぎりケースです。綿素材なので、食後には平たくたたんで収納できます。内面はアルミの蒸着シートとなっているので、保温、保冷を助ける効果があります。
カラーデザインが、かぼちゃやトマト、アボカドなど野菜モチーフなのもポイント。カラフルでとてもかわいいですよ。
シンプルなデザインで性別問わず使いやすい
ランチタイムをサポートするかわいくておしゃれなアイテムを展開するトルネのポーチタイプのシンプルなデザインのおにぎりケース。内側には全面にアルミシートが貼られており、暑い日の持ち運びにも便利です。ほどよいかたさがあるのでおにぎりの形がくずれません。
食べ終わったら押しつぶしてコンパクトになるのもポイント。汚れやにおいが気になるときは水洗いをしましょう。色は性別を問わないブラックとカーキの2色展開。お好みの色を選んでください。
おしゃれ&実用的! 風合いを楽しもう
かごバッグのようなデザインがおしゃれなおにぎりケースです。経年で風合いの変化を楽しめる柳素材とキャンバス生地の組み合わせが特徴。内側には保冷機能を備えた内布つき、外側には持ち運びに便利なループつきなど実用性にもすぐれています。
ポーチタイプのため、うえから押しつぶしてしまいそう、という方はハードケースに入れてから使いましょう。カラーは落ち着いた色合いの5色展開です。
▼ケースタイプ
最後は、時短に便利なケースタイプのおすすめおにぎりケースをご紹介します。
大きなおにぎりを持って行きたいなら、これ!
コンビニおにぎりの約2倍のご飯を使った、食べごたえ充分な大きなおにぎりを作れるケースです。
作り方はかんたん。ケースの中にラップを敷いて、その上にご飯を半分ほど入れます。好きな具をいれたら残りのご飯を重ね、付属の押し型でぎゅっと固めます。そのあとは、上からラップで包むだけ。ケースは、そのままおにぎりケースとして持ち運べます。
おにぎらずを作ってそのまま持って行けます
握らないおにぎりとして話題の「おにぎらず」。この商品はプラスチック製で、洗って何度も使えるおにぎらず専用のケースです。ケースの上にのりを置き、ご飯と具を順番どおりにのせて折り紙のように折りたたむだけで、かんたんにおにぎらずが完成します。ケースを閉じれば、そのまま持ち運べるのもとても便利。これなら気軽に、おにぎらずを作れますね!
ラップ不要で握り、そのまま持ち運べます
おにぎりケースのなかにご飯と具を入れ、ケースを閉じて握るだけであっという間におにぎりができあがります。
これに慣れると普通のラップで握るのがちょっと手間に思えるかも......というほどラクです。ただ、そのままバッグに入れてしまうと衛生面の心配やつぶれてしまうおそれがあるので、持ち運ぶ際は、きんちゃく袋やほかのおにぎりケースに入れるのがおすすめです。
▼おすすめ商品の比較一覧表
各通販サイトの最新人気ランキング おにぎりケースの売れ筋をチェック
楽天市場、Yahoo!ショッピングでのおにぎりケースの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
エキスパートからのアドバイス ライフスタイルに合わせて選ぼう!
「おにぎりの持ち運びなんて、ラップに包んできんちゃく袋などに入れるだけでいいのでは?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。私もそうでした。
しかし、工夫いっぱいのおにぎりケースを選んで使いはじめてみると、保冷もできるし、おにぎりもつぶれないしといいことづくめ。「おにぎりケースはあった方がいい!」という結論にいたりました。
大きさや機能などを比較検討しながら、ご自身のライフスタイルに合ったおにぎりケースを選んでください。
あわせて使いたいお弁当グッズも紹介 【関連記事】
おにぎりケースでランチタイムをもっと楽しく いかがでしたか?
おにぎりケースはおにぎりを持ち運びたいときに便利なアイテム。ケースタイプやおかずも入れられるボックスタイプ、コンパクトに折りたためるポーチタイプがあります。それぞれ使い勝手が異なるため、おにぎりのサイズや数、素材などをチェックしましょう。
デザインにも着目して雰囲気の異なるおにぎりケースを用意しておけば、気分やおにぎりの種類によって使い分けることもできます。この記事でご紹介したおにぎりケースの選び方やおすすめ商品も参考にして、ランチタイムが楽しみになるようなおにぎりケースを探してみてください。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
子どもの頃から環境問題に関心を持ち続け、英語学校の広報を勤めながらライター活動を開始。2008年にエコライター・エディターとして独立。雑誌やウェブサイトの編集、撮影、執筆や、企業のCSR支援をおこなっている。主なテーマはサステナブルな暮らしやSDGs、環境問題。 私生活では2009年生まれの娘と2012年生まれの息子の二児の母でもある。現在、富山県在住。All Aboutエコ家事ガイド。