「システムベッド」のおすすめ商品の比較一覧表
システムベッドのメリットは? 大人になっても使える? デメリットは?
「システムベッド」とは、ロフトのようにベッドが高い位置にあり、その下のスペースに学習机や収納棚などがセットできる、機能的なアイテムです。
そのメリットは、まず空間を有効活用できること。どうしても必要なベッドですが、大きな家具なのでそれだけで部屋のほとんどのスペースを使ってしまうということもあるでしょう。子ども部屋の場合はとくに、ベッドに学習机、本棚などの必要なものを揃えたら、ぎゅうぎゅうになってしまうかも……。
その点、システムベッドであれば、ベッドひとつ分のスペースで学習机や本棚などが収まります。狭い部屋でも有効活用できるのがポイントです。
また、商品によっては、机やタンスなどがセットになっているものもあり、これひとつで必要な家具が揃ってしまうこともあります。システムベッドは、コスパの面でもすぐれているといえそうです。
デメリットとしては、登り降りをする必要がある、ベッドのメンテナンスに手間がかかる、はしごや階段のスペースほか、設置場所に一定のスペースが必要、などがあげられます。
システムベッドの選び方 デスクの有無、デスクのタイプ、高さ、素材、上り下り、安全性など
システムベッドは、限られたお部屋のスペースを有効活用できるため、子どもからはじめてひとり暮らしをする学生、ワンルームタイプのお部屋に住む大人まで、幅広い方におすすめです。ここからは、はじめてシステムベッドを購入する人でもわかりやすいシステムベッドの選び方についてご紹介していきます。また、あわせてインテリアコーディネーターの坂口 愛さんからのアドバイスもご紹介します。
デスクの有無で選ぶ
システムベッドを選ぶ際の観点としてまず、デスクの有無で選びましょう。仕事や勉強でデスクを使用するという方もいれば、デスクがあることによって部屋が圧迫されてしまい邪魔に感じる方も。
ここでは、「デスクつきタイプ」「デスクなしタイプ」のそれぞれの特徴についてご説明します。あなたのライフスタイルにはどちらのシステムベッドが合っているのかを確認してみましょう。
勉強をする際に便利な「デスクつきタイプ」
ワンルームタイプなどの限られたスペースの場合、ベッドと机を別々に置くのはむずかしいのが現実ですよね。そんなときに、デスクつきタイプならベッドの下に机を収納できるため、スペースを有効活用することが可能です。
さらに、収納つきのデスクつきタイプなら書籍や小物まで片づけることができるので、お部屋を広々と使うことができます。
収納重視の方は「デスクなしタイプ」
とくにデスクが必要ない場合には、「デスクなしタイプ」を選ぶのがおすすめです。
狭いお部屋の場合、洋服など衣類の収納で困ることも多いでしょう。デスクなしタイプであれば、ベッド下に収納家具を設置することもできます。
デスクのタイプで選ぶ
デスクつきシステムベッドを買う際に確認しておきたい「デスクのタイプ」についてご紹介します。
おもに、デスクとベッドが一体型になっているタイプと、デスクを切り離して使えるタイプがあります。それぞれの特徴を見ていきましょう。
黙々と作業しやすい「デスク一体型」
仕事に集中したい、子どもの学習机として集中できるデスクがほしいという方におすすめなのがデスク一体型タイプです。デスクとベッドが一体型なので、部屋のスペースをゆったりと確保できるだけでなく、作業に集中しやすいメリットがあります。
部屋の模様替えも楽しめる「デスク分離型」
デスクを切り離して移動できるタイプです。お部屋の模様替えのときにもレイアウトに困らない、カスタム性の高さは大きな魅力といえるでしょう。
デスク分離型であれば、そのときの気分に合わせてデスクの位置を変更したり、季節に合わせてデスクを移動したりすることで気分転換も可能。同じ場所だと飽きてしまい集中できないときにはデスクを移動……なんてこともできるのは分離型ならではです。
用途に合わせた高さで選ぶ
システムベッドをどのような用途に使用したいかによって高さの目安も変化します。システムベッド周辺をどのように使用したいか見きわめて、自分好みの高さのものをチョイスしてくださいね。
ベッド下のスペースを有効活用したい方は「ハイタイプ」
ベッドの下を有効活用したいという方は、ハイタイプのシステムベッドがおすすめです。ハイタイプならベッドの下に収納家具を置くだけではなく、デスクを収納したりテレビを置いたりすることもできます。
安全性を考慮するなら「ミドル・ロータイプ」
お部屋の床から天井までの高さの平均は、240cmです。天井に近いと圧迫感があっていやだという場合や、頭をぶつけてしまう危険性を考慮する場合は、ミドル・ロータイプがおすすめです。
システムベッドの高さが140cm程度であれば、天井までの高さも約100cmとゆったりと使用できるので、背筋を伸ばしても余裕があります。もちろん、おうちによって床から天井までの高さは変わってきますので、気になる方は事前にサイズをはかっておくといいでしょう。
枠組みの素材で選ぶ
システムベッドをデザインで選ぶのであれば欠かせないのが枠組みの素材です。木製なら木のあたたかみを感じることができ、金属製なら高級感や重厚感を感じることができます。
さらに素材によって耐久性も異なるためどのくらいの年数使用したいかも選ぶ基準となります。ここでは、各素材の特徴を詳しく見ていきましょう。
安全性重視の「木製」
木製はどのお部屋にも合いやすく、自然のぬくもりを感じることができます。通気性もよく、長い期間使用することができるでしょう。また、金属製などに比べると丈夫で安定感もあります。
木製のシステムベッドは、お部屋をゆったりとした雰囲気の空間にしたいときや、落ち着いた部屋にしたい場合におすすめです。
組み立てかんたんでスタイリッシュな「金属製」
金属製のシステムベッドは、シンプルでありながらクールなお部屋に仕上げることが可能です。木製と比較して値段も安いことが多く、かんたんに組み立てることができるので取り扱いやすいのもポイント。
また、カラーバリエーションも豊富にあるため、インテリアの幅も広がります。部屋のテイストにあわせるもよし、あえてアクセントとして外すのもよし。自由なコーディーネートが楽しめますよ。
ベッドの上り下りのタイプで選ぶ
ベッドの上り下りは、できるだけラクなものを選びたいですよね。システムベッドには、階段とはしごとの2種類があります。ここからは、階段タイプとはしごタイプのそれぞれの特徴についてご紹介をしていきます。
取り外せて、邪魔になりにくい「はしごタイプ」
お部屋のスペースを有効活用したい方や、シンプルなデザインのシステムベッドにしたい方におすすめなのが、はしごタイプです。
はしごタイプのメリットは、省スペースなこと。はしごを取りつけたままで使用することもできますし、使わないときは取り外して壁に立てかけてもOKです。
安定感抜群の「階段タイプ」
階段タイプのものは、木製の場合が多く、取りつけ部分もしっかりとしています。そのため安定感が抜群で、上り下りの際にグラグラと揺れる心配もありません。
もしお子さまにシステムベッドを買うのであれば、上り下りの際に危険が少ない階段タイプを選ぶといいでしょう。
より安全なサイドフレームの高いタイプで選ぶ 落下防止にも!
寝返りを多くうつ人に気にしてもらいたいのが、サイドフレームの高さです。落下防止のフレームは、どの商品にもついていますが、より安全性を考慮するのであればサイドフレームの高いタイプを選択しましょう。
サイドフレームが高ければ、掛け布団の落下も防げるのでぜひ検討の際にはチェックしてみてくださいね。
インテリアコーディネーターからのアドバイス
整理収納アドバイザー・インテリアコーディネーター
組み込むコンポーネントやお部屋のイメージも考慮
システムベッドを選ぶ際には、まず使われる方の年齢やお部屋の天井高、窓の位置を確認して安全な設置場所、最適なベッドの高さを考えます。
あわせて安全を考え、上り降りがしやすい形状かどうかを考えましょう。次に組み込みたいシステム、机、ソファ、大型収納など、使う目的をよく考えてから選びましょう。
また、大型の家具になりますのでお部屋の印象をかなり左右します。お部屋のイメージに合わせて、素材や色も考慮してください。
システムベッドのおすすめ15選 子ども部屋にも大人にも!
ここからは、インテリアコーディネーターの坂口 愛さんと編集部が選んだ、システムベッドのおすすめ商品を紹介していきます。これからシステムベッドを購入するという方はぜひご覧ください。
整理収納アドバイザー・インテリアコーディネーター
スマート・アイの『massa3』は、シンプルなデザインが使う人を選ばず、お部屋のインテリアにも合わせやすいです。さらに、昇降しやすい階段には収納の機能も備わっていてスペースを有効利用できます。
LOWYAの『ロフトベッド』は、ベッドの下のレイアウトを使う人に合わせてカスタマイズできるシンプルな作りなので、暮らしの変化にあわせてお使いいただけます。
子どものころに自分の基地を作った経験はありませんか? 単に機能的なだけではなく、お絵かきができるボードつきのスマート・アイの『Sketch』なら子どもの想像力をより豊かにしてくれるでしょう。



通販サイトの最新人気ランキングを参考にする システムベッドの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのシステムベッドの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
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ライフスタイルに合わせたシステムベッドを
この記事では、おすすめのシステムベッドを紹介しました。システムベッドを選ぶ際には、さまざまなポイントをチェックしてお気に入りを見つけましょう。
自由自在にカスタマイズができ、自分好みの空間が作れるシステムベッドを、あなたのライフスタイルに合わせてチョイスをしてみてください。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
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※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
「片付けなくてもいい住まいの収納計画」DRAWER DESIGN坂口愛です。 日々の片付けに追われることがない住まいと暮らしのアイデアを探求し「幸せな笑顔・夢の実現」をコンセプトに独自のロジックによる「必ず片付く数の法則」「片づけなくてもいい住まいの収納計画」を提案。保有資格は整理収納アドバイザー・インテリアコーディネーター・ライフスタイルプランナーを保有。 住まいづくりと経験を活かした暮らしに彩を与えるエッセンスをお伝えしています。セミナー講演、収納モデルルーム設計など、全国にて活動中。