システムベッドとは
「システムベッド」とは、ロフトのようにベッドが高い位置にあり、その下のスペースに学習机や収納棚などがセットできる、機能的なアイテムです。
主なメリットとデメリットは以下の通りです。
◆メリット
・狭い空間を有効活用できる
・学習机や収納棚付きだとコスパ高
◆デメリット
・登り降りの必要がある
・ベッドのメンテナンスに手間がかかる
・設置場所に一定のスペースが必要
以上のことを踏まえて、システムベッドを取り入れるかどうか検討してみるといいでしょう。
システムベッドの選び方
それでは、システムベッドの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の6つ。
【1】タイプ
【2】デスクのタイプ
【3】高さ
【4】素材
【5】ベッドの上り下りのタイプ
【6】サイドフレームの高さ
上記の6つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】タイプをチェック
システムベッドを選ぶ際の観点としてまず、デスクの有無で選びましょう。仕事や勉強でデスクを使用するという方もいれば、デスクがあることによって部屋が圧迫されてしまい邪魔に感じる方も。
ここでは、「デスクつきタイプ」「デスクなしタイプ」のそれぞれの特徴についてご説明します。あなたのライフスタイルにはどちらのシステムベッドが合っているのかを確認してみましょう。
▼勉強をする際に便利な「デスクつきタイプ」
ワンルームタイプなどの限られたスペースの場合、ベッドと机を別々に置くのはむずかしいのが現実ですよね。そんなときに、デスクつきタイプならベッドの下に机を収納できるため、スペースを有効活用することが可能です。
さらに、収納つきのデスクつきタイプなら書籍や小物まで片づけることができるので、お部屋を広々と使うことができます。
▼収納重視の方は「デスクなしタイプ」
とくにデスクが必要ない場合には、「デスクなしタイプ」を選ぶのがおすすめです。
狭いお部屋の場合、洋服など衣類の収納で困ることも多いでしょう。デスクなしタイプであれば、ベッド下に収納家具を設置することもできます。
【2】デスクのタイプをチェック
デスクつきシステムベッドを買う際に確認しておきたい「デスクのタイプ」についてご紹介します。
おもに、「デスクとベッドが一体型になっているタイプ」と、「デスクを切り離して使えるタイプ」があります。それぞれの特徴を見ていきましょう。
▼黙々と作業しやすい「デスク一体型」
仕事に集中したい、子どもの学習机として集中できるデスクがほしいという方におすすめなのがデスク一体型タイプです。デスクとベッドが一体型なので、部屋のスペースをゆったりと確保できるだけでなく、作業に集中しやすいメリットがあります。
▼部屋の模様替えも楽しめる「デスク分離型」
デスクを切り離して移動できるタイプです。お部屋の模様替えのときにもレイアウトに困らない、カスタム性の高さは大きな魅力といえるでしょう。
デスク分離型であれば、そのときの気分に合わせてデスクの位置を変更したり、季節に合わせてデスクを移動したりすることで気分転換も可能。同じ場所だと飽きてしまい集中できないときにはデスクを移動……なんてこともできるのは分離型ならではです。
【3】高さをチェック
システムベッドをどのような用途に使用したいかによって高さの目安も変化します。システムベッド周辺をどのように使用したいか見きわめて、自分好みの高さのものをチョイスしてくださいね。
▼ベッド下のスペースを有効活用したい方は「ハイタイプ」
ベッドの下を有効活用したいという方は、ハイタイプのシステムベッドがおすすめです。ハイタイプならベッドの下に収納家具を置くだけではなく、デスクを収納したりテレビを置いたりすることもできます。
▼安全性を考慮するなら「ミドル・ロータイプ」
お部屋の床から天井までの高さの平均は、240cmです。天井に近いと圧迫感があっていやだという場合や、頭をぶつけてしまう危険性を考慮する場合は、ミドル・ロータイプがおすすめです。
システムベッドの高さが140cm程度であれば、天井までの高さも約100cmとゆったりと使用できるので、背筋を伸ばしても余裕があります。もちろん、おうちによって床から天井までの高さは変わってきますので、気になる方は事前にサイズをはかっておくといいでしょう。
【4】素材をチェック
システムベッドをデザインで選ぶのであれば欠かせないのが枠組みの素材です。木製なら木のあたたかみを感じることができ、金属製なら高級感や重厚感を感じることができます。
さらに素材によって耐久性も異なるためどのくらいの年数使用したいかも選ぶ基準となります。ここでは、各素材の特徴を詳しく見ていきましょう。
▼安全性重視の「木製」
木製はどのお部屋にも合いやすく、自然のぬくもりを感じることができます。通気性もよく、長い期間使用することができるでしょう。また、金属製などに比べると丈夫で安定感もあります。
木製のシステムベッドは、お部屋をゆったりとした雰囲気の空間にしたいときや、落ち着いた部屋にしたい場合におすすめです。
▼組み立てかんたんでスタイリッシュな「金属製」
金属製のシステムベッドは、シンプルでありながらクールなお部屋に仕上げることが可能です。木製と比較して値段も安いことが多く、かんたんに組み立てることができるので取り扱いやすいのもポイント。
また、カラーバリエーションも豊富にあるため、インテリアの幅も広がります。部屋のテイストにあわせるもよし、あえてアクセントとして外すのもよし。自由なコーディーネートが楽しめますよ。
【5】ベッドの上り下りのタイプをチェック
ベッドの上り下りは、できるだけラクなものを選びたいですよね。システムベッドには、階段とはしごとの2種類があります。ここからは、階段タイプとはしごタイプのそれぞれの特徴についてご紹介をしていきます。
▼取り外せて、邪魔になりにくい「はしごタイプ」
お部屋のスペースを有効活用したい方や、シンプルなデザインのシステムベッドにしたい方におすすめなのが、はしごタイプです。
はしごタイプのメリットは、省スペースなこと。はしごを取りつけたままで使用することもできますし、使わないときは取り外して壁に立てかけてもOKです。
▼安定感抜群の「階段タイプ」
階段タイプのものは、木製の場合が多く、取りつけ部分もしっかりとしています。そのため安定感が抜群で、上り下りの際にグラグラと揺れる心配もありません。
もしお子さまにシステムベッドを買うのであれば、上り下りの際に危険が少ない階段タイプを選ぶといいでしょう。
【6】サイドフレームの高さをチェック
寝返りを多くうつ人に気にしてもらいたいのが、サイドフレームの高さです。落下防止のフレームは、どの商品にもついていますが、より安全性を考慮するのであればサイドフレームの高いタイプを選択しましょう。
サイドフレームが高ければ、掛け布団の落下も防げるのでぜひ検討の際にはチェックしてみてくださいね。
インテリアコーディネーターからのアドバイス
組み込むコンポーネントやお部屋のイメージも考慮
システムベッドを選ぶ際には、まず使われる方の年齢やお部屋の天井高、窓の位置を確認して安全な設置場所、最適なベッドの高さを考えます。
あわせて安全を考え、上り降りがしやすい形状かどうかを考えましょう。次に組み込みたいシステム、机、ソファ、大型収納など、使う目的をよく考えてから選びましょう。
また、大型の家具になりますのでお部屋の印象をかなり左右します。お部屋のイメージに合わせて、素材や色も考慮してください。
システムベッドおすすめ14選
それでは、システムベッドのおすすめ商品をご紹介いたします。
▼【デスクあり】はこちら
▼【デスクなし】はこちら
▼【商品の比較一覧表】はこちら
すぐに各商品が見たい方は、上記のリンクをクリックしてくださいね。
▼【デスクあり】
デスクと収納棚つき! 使わないときはしまえる
ロフトベッドとデスクに収納棚がふたつついた、木製のシステムベッドです。
シンプルなデザインのベッドは、子ども部屋から大人の部屋までどんなお部屋にも溶け込むでしょう。木目がキレイで、木のぬくもりを感じながらも高級感のあるものをお探しの方におすすめです。
ベッドの高さが床から約80cmなので、高すぎず安定感も抜群。ベッドサイドには棚スペースがあり、こまごまとした小物を置いて整理整頓もできます。デスクはキャスターつきなので、使用しないときはベッドの下に収納できるのも便利ですね。
ライフスタイルの変化にベッドも対応!
大人から子どもまで使える、木製のあたたかみあるデザインが特徴です。
ハイタイプのベッドで、キャビネットデスクとハンガーバーつきの棚がついています。好みに合わせたレイアウトが可能で、それぞれ独立して使用も可能。また、シングルベッドにすることもできるので、ライフスタイルが変化しても対応できますよ。
収納力ばつぐん! 必要なものがこれひとつで
ベッド・デスク・チェストの3点セットです。デスクにもキャビネットと収納棚がついているので、収納力ばつぐん。学校の教科書から習い事の道具まで、必要なものをしっかりと収納できます。
また、カラー展開が豊富なのもうれしいポイント。オークやウォルナットなど、木の風合いがおしゃれなAタイプと、ブラウンやホワイト/グリーンなどスタイリッシュなデザインのBタイプがあります。タイプによって若干デザインなどが異なるので、よくチェックしてみてください。
ウォークインクローゼットのように使える
システムベッドの下には、ハンガーパイプが3本ついていて、スライドして好きな位置に移動することもできます。衣類の収納に困っている方は、全部使ってウォークインクローゼットのように使うのもいいですね。
ほかにも、サイドにスチールネットがあり、フックを使って帽子やバッグをかけておくこともできます。ベッドには、宮棚とコンセントもついていて便利です。

収納力抜群で子どもから大人まで使える
6カ所に大容量タイプの収納がついている、子どもでも上り下りがしやすい階段タイプ。階段の段差がゆるやかなので、小さな子どもでも安心して使うことができます。
また、角がとがらないように丸く加工してあるなど、こまやかな配慮も。ベッド部の長さも約200cmで、大人でもゆったりと足を伸ばすことができます。ひとつひとつのパーツがしっかりとしているので、安定感も抜群! しっかりと寝る人の体重を支えてくれます。
両手いっぱい広げられるデスクが強み
ベッドと広いデスク、ラックがついたシステムベッドのRESOL。ワイドなデスクは両手いっぱいにものを置ける広さで、スペースを気にせずに快適に作業ができます。付属のラックは、デスクに固定することも単独で使用することもできる2WAY仕様。
デスクの左右にあるフレームには小物やバッグも掛けられるので、おでかけ前の準備もバタバタとせずにサッと完了できそうっです。
必要なものがセットでそろう! レイアウト変更も
ベッド、デスク、キャビネット、3つの棚がそろったシステムベッド。はしごはサイドフレームに引っかけるだけなので、かんたんに設置できます。
収納家具やデスクの組み合わせパターンもさまざまで、自分にぴったりなレイアウトに変更することができる遊び心とデザイン性を兼ね備えています。収納つきのシステムベッドがほしい方やおしゃれなデザインのシステムベッドを探している方におすすめです。
豊富なカラーバリエーションから選べる
6色から選ぶことができるシステムベッド。ベッドとデスク、ブックシェルフ、ハンガーラックもついているのでスペースを有効に使えます。
静止耐荷重は180kgをクリアしており、子どもが大きくなってからも安心して使えます。また、それぞれ独立しても使用することができるので自由なレイアウトを楽しむことができるのもうれしいですね。これ1台で子ども部屋に必要な家具がすべてそろってしまうので、入学前の子どもにおすすめです。
布のガードレールつきがうれしい
シンプルでスタイリッシュなシステムベッド。幅95×奥行45×高さ73cmのデスクがついていて、ちょっとした作業スペースにもぴったり。デスクの前には有効ボードがあるので、工夫次第で整理整頓やおしゃれな装飾ができますよ。
ベッド部分には布製のガードレールがついていて、転落を防いでくれます。対象年齢は6歳以上なので、小学生以上の子どもにおすすめです。
▼【デスクなし】
ベッド下のスペースがたっぷり!
シンプルな作りで、組み立てもラクラクのパイプ製システムベッドです。床下の空間にお好みの家具を置けば、お部屋もすっきりして使えるスペースも増えます。今よりも広く使いたい方や、はしごの下にも収納スペースがほしいという方におすすめ。
ベッドスペースには、小物やスマホを置ける宮棚つき。コンセントもあるので、スマホを充電するのにも便利です。ベッドの下に収納家具やソファなどを自在にカスタマイズできる、自由度の高いシステムベッドといえます。
絵を描いて世界にひとつのオリジナルベッドが完成
こちらは、なんとお絵かきのできるサイドフレームつきシステムベッド。市販のチョークで自由に好きなイラストが描けます。世界にひとつだけのオリジナルベッドが作れば、より愛着も湧くことでしょう。描いた絵はウェットティッシュでかんたんに消すことも可能。何度も繰り返しお絵かきを楽しむことができます。
また、それだけではなく機能面でも安心できるポイントも! ベッドの上り下りがしやすいよう、はしごには大きな取手がついていて、サイドフレームも高めに設計。遊び心と実用性を兼ね備えています。
パイプと天然木の組み合わせでどんなお部屋にも合う
パイプと天然木を融合させた、デザイン性のあるシステムベッドです。自然のぬくもりとパイプのスタイリッシュさが合わさり、おしゃれな隠れ家感を演出しています。ベッド下の収納スペースがたっぷりあるので、テレビ台や収納家具も置けますよ。
天然木の支柱には、サポートバーつき。揺れやきしみを軽減してくれるので、グラグラと不安定になることなく安心して眠ることができるでしょう。
むだなものを省いたシンプル設計
デスクのないシンプルなタイプで、カラーは木目のデザインのナチュラルとシンプルなホワイト、高級感もあるブラウンの3種類です。
ワイドな宮棚がついていて、雑貨や小物をたくさん置くことができます。また、2口コンセントがあるのもうれしいポイント。組み替えればかんたんにローベッドにすることもできます。
コンセント付きの便利な宮棚がうれしい
ベッド下の高さが140cmある、ハイタイプのシステムベッドです。高さのある家具も置けるので、ベッド下をめいいっぱい活用したいという方におすすめ。サイドガードは、33cmとしっかりあるので安心ですね。
シンプルなつくりですが、宮棚があるのがうれしいポイント。宮棚にはコンセントもついているので、スマホの充電などにも便利です。
商品の比較一覧表
各通販サイトのランキングを見る システムベッドの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのシステムベッドの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
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システムベッドで省スペースを有効活用
本記事では、おすすめのシステムベッドを紹介しました。システムベッドを選ぶ際には、さまざまなポイントをチェックしてお気に入りを見つけましょう。
自由自在にカスタマイズができ、自分好みの空間が作れるシステムベッドを、あなたのライフスタイルに合わせてチョイスをしてみてください。
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