「カトラリーセット」のおすすめ商品の比較一覧表
そもそもカトラリーってなに?
そもそもカトラリーという言葉自体になじみがない方もいるでしょう。食事の際に使うフォークやナイフ、スプーンなどを総称してカトラリーと呼びます。
肉料理で使うテーブルナイフ、テーブルフォークのほかに、魚料理用のフィッシュナイフ、フィッシュフォーク、デザートを食べるときのデザートフォークやデザートスプーンなど、カトラリーには約40もの種類があります。
カトラリーセットには、テーブルナイフとテーブルフォークがセットになったものから、ティースプーンのセットといった手軽に購入できるもの、全種類のカトラリーがセットになった本格的なものまであります。
失敗しないカトラリーセットの選び方
ここではカトラリーセットの選び方をチェックしていきましょう。温活料理研究家/管理栄養士・渡辺愛理さんのアドバイスも紹介しています。自分の使い方にぴったりのカトラリーセットを選ぶために参考にしてみてくださいね。
サイズを選ぶ
カトラリーのサイズには、「テーブル」「ディナー」と「デザート」があります。テーブルサイズがディナー用で大きめ、次いでディナーサイズ、デザートサイズはさらにそれよりも少し小さいサイズです。カトラリーは欧米サイズに作られているため、体の小さな日本人にはテーブルサイズのカトラリーだと大きすぎて扱いにくこともあるので、プレゼントではなく自分が日常的に使用するカトラリーを探している方は、できれば一度手にとって、手なじみのよさをチェックしてみてください。
オールマイティに使いたい場合であれば、デザートサイズのカトラリーを一式そろえておくと便利です。なお、デザートサイズのスプーンやフォークといっても、デザート専用ではなく使う料理は選びませんのでご安心を。
またそのほかにコーヒーやティー用のスプーンやケーキフォークなどもありますので、必要に応じてセット商品を探していきましょう。
カトラリーセット内容と組数を選ぶ
一口にカトラリーセットといっても、ひとり暮らし用のナイフやフォーク、スプーンなどが1組ずつセットになったものや、5~6組がセットになった家族用のものまでさまざまです。過不足なく必要なカトラリーをそろえるなら、セット内容やセット組数を考えましょう。
まずセット内容は、家庭用で使うなら、デザートスプーンとデザートナイフ、デザートフォークがセットになったものがおすすめ。ティータイムセットとして使う場合には、ティースプーンやケーキフォークがセットになったカトラリーセットを選ぶとよいでしょう。
次にセット組数ですが、日常使う人数を基本として、友人や知人が遊びに来る頻度や人数などを考慮して決めます。来客もたまにはあるけれど頻繁ではないという場合は、来客があったときのために家族プラス1~2人分のカトラリーセットを選んでおけば安心ですよ。
なかには約40種類あるカトラリーがすべてセットになった本格的なものもあります。使う人の人数や用途に合わせて、セット内容を選んでください。
素材の特徴を選ぶ
次に注目していただきたいのが、カトラリーの素材です。日常から使うのか、お祝いなど特別な日に使いたいのかで素材を選ぶのもひとつです。ここではカトラリーの素材ごとの特徴をご紹介していきます。
シルバー製|高級感のある美しい光沢で特別な日におすすめ
一般的なカトラリーの素材のなかで、もっとも高価な素材は銀です。高級ホテルなどで、銀製のカトラリーを使ったことがある方も多いのではないでしょうか。
銀の特徴は、光り輝く光沢の美しさと口に入れたときのやわらかな口あたりにあります。1本1万円以上する高価なカトラリーも珍しくない純銀製のほかに、純銀製の特徴を保ちつつコストを抑えた純銀コート加工をしたものも販売されています。
高級感のあるシルバー製のカトラリーは、普段使いはもちろん、誕生日や記念日などの特別な日にも最適なカトラリーです。
ステンレス製|耐久性があり価格も安いので普段使いにおすすめ
耐久性の高さやコスト面から、ふだん使いのカトラリーに向いている素材がステンレスです。
銀に勝るとも劣らない光沢の美しさと、サビにくくキズがつきにくい耐久性の高さを両立しているのが、ステンレスの特徴です。それでいて、コストがかからないのでカトラリーセットもリーズナブルな価格で購入することができます。
また、食器洗浄機を使うことができる利便性も高ポイントです。
木製|温かみがあって使いやすいのでバリエーションのひとつにおすすめ
カトラリーは、銀やステンレスといった金属製のものばかりではありません。木製のカトラリーも人気です。木製カトラリーの魅力は、木のぬくもりや木の風合いを感じられることです。また、当然ですが、木製のお椀や皿などとの相性もぴったりです。
金属製より熱伝導率が低いので、熱さや冷たさがカトラリーに伝わりにくいという特徴も持ちます。熱さ・冷たさを敏感に感じやすい子ども用のカトラリーには木製が向いているでしょう。
シルバー以外にもカラーはいろいろ
一般的には、カトラリーのカラーはシルバーです。シルバーは商品ラインナップも厚く、どのような色やデザインの食器ともなじみがよいでしょう。
しかし、シルバー以外にも多彩なカラーのカトラリーが販売されています。ゴールドのカトラリーはいつもと違う食卓の雰囲気を演出してくれますし、スタイリッシュでデザイン性の高い食器にはブラックのカトラリーがよく映えます。
色で使いわけても楽しめます! 温活料理研究家/管理栄養士がアドバイス
温活料理研究家/管理栄養士
カトラリー類というと、シルバー系色を想像されがちですが、カラフルなものも実はあります。使う用途に合わせて、自分の好みに合わせて、使うシーンや雰囲気に合わせて、いろいろな種類のものを使うのがオススメです。
人気のブランドやメーカーを選ぶ
カトラリー選びは、人気のあるメーカーや有名ブランドから選ぶのもひとつの方法です。デザインはもちろん使いやすさなどにも配慮された商品が多いので、長く使い続けることができるのがメリットでしょう。ここでは国内ブランドと海外ブランドにわけてそれぞれご紹介します。
国内ブランド
日本を代表するカトラリーブランドを簡単にご紹介します。
■柳宗理
日本を代表するインダストリアル・デザイナーであった柳宗理さんの名を冠したブランド。カトラリーだけでなく、家具やインテリア製品などデザインした製品は多岐にわたります。バタフライスツールが特に有名ですが、機能美と温かみのあるデザインが特徴です。
■ラッキーウッド(LUCKY WOOD)
金属加工で日本を代表する新潟県燕市にある金物メーカー。グッドデザイン賞やロングライフデザイン賞など受賞歴も多数です。デザイン性の高さはもちろんメッキ加工技術を駆使した仕上げにも定評があります。
■アルファクト(ALFACT)
荒澤製作所のオリジナルブランド。新潟県燕市に本社を構える高級カトラリーの製造メーカーです。オリジナルのほか全国の百貨店で発売する高級洋食器である18-18ステンレスを使った格調高いインペリアルシリーズなどが特に有名。
■スナオ(SUNAO)
スナオも新潟県燕市にある金物メーカーである燕振興工業が発売するカトラリーブランド。カトラリーでは通産大臣賞や中小企業長官賞など多数受賞しています。日本の食卓にあうことをコンセプトにした「SUNAO」や丸みのある柔らかな「nagomi」などブランドラインナップも豊富にそろっています。
■ヤマコ(YAMACO)
山崎金属工業も新潟県燕市のある金属加工メーカー。カトラリーでは1991年のノーベル賞90周年記念晩餐会にカトラリーを提供した歴史を持ちます。工芸品とも呼べる品質の高さとデザイン性の高さにより海外からの評価も高いメーカーです。
■ナガオ(NAGAO)
新潟県燕市にあるキッチンウェアメーカーです。カトラリーは、シンプルなものからデザイン性の高いもの、変わったデザインのものまで幅広く製造しています。日常使いに適したラインナップです。
海外ブランド
海外のカトラリーブランドを簡単にご紹介します。
■クチポール(Cutipol)
ポルトガルのカトラリーブランド「Cutipol」。クチポールを代表するシンプルでモダンな「GOA(ゴア)」シリーズは、人間工学に基づいた使いやすさはもとより、シルバーと持ち手のブラックカラーが特徴です。
■クリストフル(CHRISTOFLE)
フランスの老舗シルバーウェアメーカー。エレガントで気品のあるカトラリーなので、テーブルコーディネートを華やかなものにしてくれます。優雅にランチやディナーを楽しみたいときにぴったりのブランドです。
■カイ・ボイスン(KAY BOJESEN)
デンマークの人気有名ブランド。「GRAND PRIX(グランプリ)」と名付けられたシリーズは、古くはミラノの国際的コンテストで最優秀賞にも選ばれた一品。全28種類でミラーとマットの2種類が選べます。
■シビラ(Sybilla)
スペインのファッションデザイナーであるシビラ氏のデザインブランド。女性らしい柔らかで優しいデザイン、飽きのこない長く使えるカトラリーです。持ち手に花のデザインがあしらわれているのも特徴です。
■ビタクラフト(Vita Craft)
アメリカのステンレス調理器具メーカー。鍋やフライパンなどの調理器具が中心ですが、カトラリーや包丁などのステンレス製品も発売。モダンなデザインで食卓を華やかにするおしゃれなカトラリーです。
国産ブランドのカトラリーセットのおすすめ10選
ここまでお伝えしてきた選び方のポイントを踏まえたうえで、温活料理研究家/管理栄養士・渡辺愛理さんと編集部が厳選したおすすめ商品を紹介します。
柳宗理(Yanagi Sori)『#1250 カトラリーセット フルーツ14pcs』












出典:Amazon
温活料理研究家/管理栄養士
『〈ヴィスビーシリーズ〉32pc.ディナーセット(4客用)』は、ふだん使い用のものを探している方に。これひとつで、4人分揃うので、家族での食事サイズにもオススメです。

小林工業『ラッキーウッド ヴィスビーシリーズ 32pc.ディナーセット 4客用(5-04732-000)』






出典:Amazon
荒澤製作所『 ALFACT(アルファクト)ペアセット 10pc(205811)』








出典:Amazon
温活料理研究家/管理栄養士
『クラウンキッズ カトラリーセット(シャイニングスター)』は、子供も揃えたいけど、大人サイズは大きくて危ないけど諦めたくない、そんな方へ。

鳴海製陶『NARUMI クラウンキッズ カトラリーセット(シャイニングスター)(SK596-10)』










出典:Amazon
温活料理研究家/管理栄養士
『ディナー42本セット』は、これだけで一式揃うのが特徴。デザート・食事にも使える大きさです。

アサヒ(ASAHI)『ピエール・カルダン ディナー42本セット(PCD-207)』

出典:Amazon
山崎金属工業『YAMACO ベッドフォード ティーケーキセット』

出典:Amazon
ナガオ(Nagao)『燕三条 ディナーカトラリーセット』


























出典:Amazon
ナガオ(Nagao)『ザ・カントリーストーリーミラー ディナーカトラリーセット 10pcs』














出典:Amazon
スナオ(SUNAO)『ブランチ5pcセット』

出典:Amazon
東亜金属『ディオミーオ カトラリー10点セット(346-151)』

出典:Amazon
海外ブランドのカトラリーセットのおすすめ6選
クチポール(Cutipol)『 Goa シルバー ディナー6点セット』






出典:楽天市場
クリストフル(Christofle)『パール2 スイーツペアセット』

出典:Amazon
シビラ(SAKS Sybilla)『グラバードS ブランチセット(SGS-105)』






出典:Amazon
カイ・ボイスン(KAY BOJESEN)『ディナーペア12pcセット』








出典:Amazon
ビタクラフト(Vita Craft)『シャウニー カトラリー 20本セット(9770)』










出典:Amazon
トラモンティーナ(Tramontina)『ステーキフォーク&ナイフ12点セット トラディショナル(22299/009)』
















出典:Amazon
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする カトラリーセットの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのカトラリーセットの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
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おしゃれなカトラリーセットを見つけよう!
温活料理研究家/管理栄養士の渡辺愛理さんを監修に迎え、カトラリーセットの選び方のポイントを教えていただきました。カトラリーは、食事やティータイムの道具のひとつですが、同時に食卓を華やかに演出してくれる小道具でもあります。カトラリーが変われば気分も変わります。
ぜひ自分好みのカトラリーセットと出会って、食事やティータイムをよりいっそう楽しいものにしてください。
※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
大学卒業後、病院・介護老人保険施設での勤務を経て、フリーランス管理栄養士となる。 自身が冷え性に長年悩んできた経験から、冷え性に悩む方への食事カウンセリングや料理教室講師をメインに、その他レシピ開発やコラム執筆、栄養士さん向けWebライター講座を行っている。