ハンディスキャナとは?
「スキャナ」は印刷物や写真などを読み込んで(スキャンして)、デジタル画像へと変換する機器です。「ハンディスキャナ」は「ハンディ=手に持てるサイズ」のスキャナのことを指します。
一般的なスキャナはコピー機などと一体化されていることが多いですが、複合機のような据え置きの機器は場所を取るし、外出先や家庭内では気軽に使えません。
しかし、ハンディスキャナならば、置き場所に困らずどこででも気軽にデータのスキャンが可能です!
ハンディスキャナの選び方
冒頭でもお伝えしましたが、ハンディスキャナにはいろいろなタイプがあり、解像度や搭載している機能、携帯性などが異なります。自分のニーズに合ったものを見つけられるよう、選び方のポイントをご紹介します。
ポイントは下記。
【1】解像度で選ぶ
【2】持ち運びやすく軽量なものを選ぶ
【3】機能性で選ぶ
【4】電源のタイプをチェック
上記のポイントを押さえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】解像度で選ぶ
デジタル画像は画像を格子状に細分して作られます。この細分の度合いを示すのが解像度で、解像度が高いほど精細で原本に忠実な画像となります。そこで「より原本に近い画像にしたい」という場合は、「より解像度が高いハンディスキャナ」を選択する必要があります。
ただ、ハンディスキャナは基本的に手で持って動かす仕組みなので、非常に高い精度の表現には少し不向きです。解像度が300dpiほどあれば粗すぎない画質として充分でしょう。
【2】持ち運びやすく軽量なものを選ぶ
「ハンディ」の呼称が示すとおり、ハンディスキャナの利点は「持ち運びできる」という携帯性にあります。持ち歩く頻度が高い人は、軽量性やサイズを重視して選びましょう。バッグにかさばりにくいスリムな形状のものや、超小型の手のひらサイズもあります。
ただし本体があまりコンパクトすぎると、A4サイズなどの書類のスキャンしづらいといったデメリットが出てきます。携帯性と機能性のバランスを考えて選んでみましょう。
【3】機能性で選ぶ
紙媒体をスキャンする場合に「より機能性が充実した高性能のものがほしい」という人もいるでしょう。たとえば、設置型のシーフィードタイプとしても使える2Way仕様のものや、液晶ディスプレイ搭載のモデルもあります。
また、Wi-Fi機能やBluetooth対応のもの、書面用・画像用でスキャンモードが変えられるものなど、アイテムによって機能はさまざま。使用シーンや用途に合わせて選んでみましょう。
【4】電源のタイプをチェック
ハンディスキャナの電源タイプは、「充電式」と「乾電池式」の2種類に大きく分かれます。利便性やコスパで選ぶならUSB充電式のものがおすすめ。充電すれば何度でも使用できますし、コードレスで持ち運びに便利です。より安定して使いたいなら有線タイプを選びましょう。
一方の乾電池式はコストがかかりますが、外出先でバッテリー切れになり、充電できないときでも乾電池を購入すれば使用できます。
Googleフォトなども上手に活用しましょう
IT・家電ライターからのアドバイス
スマートフォンのカメラでも画像などのスキャンはできますが、ハンディスキャナの方が書類を歪みなくスキャンできます。
しかし、ハンディスキャナの付属ソフトについては過度な期待は禁物です。ハンディスキャナで読み取ったJPGデータをGoogleフォトに保存すれば、高い精度で文字認識(OCR)してくれます。
スマホだけ、ハンディスキャナだけということではなく、両方のデバイスを上手く組み合わせて使うことをおすすめします。
ハンディスキャナおすすめ10選
ここからは、選び方のポイントをふまえてハンディスキャナのおすすめ品をご紹介します。
携行に便利な小型タイプで語学学習用にも
携帯性に長けた「小型・軽量」のペン型ハンディスキャナ。ペンのように本体を持って原本をすっとなぞるだけでカンタンに使えます。OCR機能が搭載されており、なぞった文字データはすぐにテキスト化可能です。
Bluetooth対応となっており、スマホアプリを使えばワイヤレスでスキャンできる利便性も。最大で193ヵ国語に対応しているので、語学学習用としても活用できます。
かんたん操作でスキャンも高速
原稿の読み取りは。原稿をセットしてボタンを押すだけ。A4カラー/モノクロ原稿ともに、4.0秒/1枚という高速スキャンが可能です!
場所をとらないコンパクト設計で、外出先への持ち歩きはもちろん、店舗のカウンターやデスクといった限られたスペースでも快適に使用できます。
『ES-60WB』はWi-FiとUSBに対応していて、バッテリーも搭載。外出先から急いで書類データを送りたいときも、スムーズに対応できます。
データの保存や転送もかんたん!
解像度は300dpi・600dpi・900dpiの3段階から選択でき、目的に合った設定でスキャン可能。名刺や書類はもちろん、雑誌や本などもスキャンでき、ビジネスでもプライベートでも活躍する1台です。
スキャンした画像はそのまま、スキャナ内蔵のmicroSDカードに保存できます。そして、付属のUSBケーブルを接続するだけでパソコンへ転送できます。
乾電池&コードレスで場所を選ばず手軽にスキャンが可能。25.5cm×2.8cm×2.5cmと本体サイズがとてもコンパクトで、置き場所に困らず携帯性もバツグン!
スピーディーな読み取りでさまざまなシーンで使える
書類、名刺、写真などをスピーディーに電子化することができる400gの軽量でコンパクトなスキャナーです。小さな原稿は2枚同時に並べて読み取りすることができ、クラウドサービスとの連携も可能です。
また、高性能の薄型バッテリーを搭載しているのでコードレスでどこでも手軽に使えるのも魅力です。
リチウムイオン電池搭載でコンセントいらず
こちらは、リチウムイオン電池が搭載された商品で、コンセントがない場所でも使用可能。1回の充電での使用可能回数は約450回なので、バッテリー切れの心配も少ないという点が特徴です。
本体を動かしてスキャンするのではなく、紙を吸い込ませるタイプなので画像のズレが生じにくいのも魅力。紙を挿入口に当てると自動でスキャンを進めてくれるので、多くの枚数をスキャンする際に使いやすいでしょう。
複数枚原稿もADFで手軽にスキャン可能
1回の搬送で表面も裏面も読み取る「1パス両面スキャン」を実現したモデルです。しかも、最大10枚までまとめてスキャンできるADF(自動原稿送り装置)を搭載。紙押さえが自動的に原稿を安定させるので、複数枚の原稿もスムーズに連続スキャンできます。
カラー原稿の場合、毎分片面8枚、両面16面(ページ)の読み取りが可能。普通紙はもちろん、ハガキやチラシ、クレジットカードや免許証のようなカード類までスキャンできるスグレモノ。1台で幅広いニーズに応えます。
Wi-Fi対応! スリムで携帯に便利
厚さ3cm未満のスリムさで、出張時に利用するビジネスマンなど携帯性を重視するニーズに適合したハンディスキャナ。カラーディスプレイが搭載されており、スキャン2秒後に画面を確認できるスピーディーさも便利です。
OCR対応で、スキャン後にデータを編集する場合に使い勝手がよいタイプです。
読み取り設定がこまかく選べる
3種類の解像度を選択できるので、文字や写真などスキャンしたい媒体によって過不足なくデータ化できます。保存形式もPDFかJPEGから選べるので、ニーズに合わせたファイルが作成できますよ。
OCR機能も搭載されているので、文字データをテキスト化して編集するのも自在。しかもPCやメディアに保存することなくソフトへの直接貼り付けが可能です。乾電池式なので、うっかり充電を忘れてしまったという事態も防げます。
ダブルローラーでまっすぐにスキャンできる、サンワサプライのハンディスキャナ。300・600・1200dpiの解像度に対応していて、読み込んだデータはmicroSD(別売)に保存できます。コンパクトサイズで持ち運びに便利。使用しないときは机の中に収納できます。
バーコードリーダーとして活躍
バーコードの読み込みに特化した小型・軽量タイプ。重さは約25gで、ポケットに入るほど小さくて軽いアイテムです。耐久性が高く、ハードな使い方にもタフに応えてくれるでしょう。
ボタンひとつだけで毎秒650回のスキャンが可能です。各種スマホ・タブレット・PCとの相性もよく、とくに小売店でのデータ読み取り用として活用できます。
おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ハンディスキャナの売れ筋をチェック
Amazonでのハンディスキャナの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
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機能性や強みはさまざま
ハンディスキャナの選び方とおすすめ商品をご紹介しました。それぞれのアイテムによって、機能性や強みはさまざまです。
選び方やおすすめ商品を参考にしながら、重視するポイントを絞って必要なシーンに役立つアイテムを見つけてくださいね。
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