インナーダウンとは?
インナーダウンとは、コートやジャケットなどのアウターの下に着る薄めのダウンのことです。軽量で薄手なダウンを重ね着することで、保温性が増し、寒い冬もあたたかくすごせます。インナーダウンによる重ね着は着膨れしにくく、すっきりとしたシルエットで防寒できるところが魅力。
また、軽くてコンパクトなので持ち運びにも便利です。朝晩の気温差が激しいときには、鞄に入れて持ち歩くこともできるので、使い勝手がよく重宝するアイテム。アウトドアシーンでの活用もおすすめです。
インナーダウンおすすめ7選【レディース】 人気アイテムをピックアップ!
まずは、レディース向けインナーダウンのおすすめ商品をご紹介します。使いやすいベストタイプからロングコートのインナーに使えるものまでセレクトしています。
機能性抜群のダウンジャケット
防風性、透湿性、撥水性を備えた生地と高機能ダウンを合わせたダウンカーディガンです。
表地に使用されたGORE-TEX INFINIUM PRODUCTSによって、寒気をシャットアウトしながら衣服内のムレは排出するので快適に着用できます。
アウターとしてもインナーダウンとしても活躍する1着で、リサイクルダウン使用の環境に配慮した商品です。
マットな質感がおしゃれ!
フランス発のカジュアルブランド、オーシバル。こちらはシンプルなクルーネックのインナーダウンで、左腕にあるロゴワッペンがアクセントになっています。マットな質感で、ダウン特有の光沢が苦手という人にもおすすめです。
薄くて軽く、アウターの邪魔をしないため重ね着にぴったり。細めのキルティングでシルエットもキレイですよ。
気軽に使える蓄熱フェイクダウン
蓄熱保温で本物のダウンのようにあたたかい、優秀フェイクダウンです。遠赤外線効果のある素材をプラスし、薄手でふんわりと軽い着心地ながら保温力は抜群。ロング丈で防寒性能もばっちりです。
フェイクダウンは手洗いも可能で、とにかく扱いやすいのが大きなポイント。うれしいお手ごろプライスで、コスパのいいアイテムです。
TAION(タイオン)『レディース クルーネックボタン インナーダウンジャケット(TAION-W104)』
すっきり着こなせるタイトシルエット
薄手ですっきりとしたシルエットが特徴のジャケット型インナーダウン。アウターの下に着るのはもちろん、Tシャツやパーカーなどのトップスのうえに重ねても、おしゃれに着こなせる1枚です。
表地には、撥水性が高く汚れもつきにくい、超撥水高密度加工のナイロンを使用。デイリーユースからアウトドアシーンまで、幅広く活躍します。
無印良品『軽量ポケッタブルダウンジャケット』
インナーとしてもアウターとしても着用できる!
無印良品のブルゾンタイプのインナーダウンです。裏返してたたんで、内ポケットに収納することができるポケッタブルタイプなので、かばんのなかに入れて、コンパクトに持ち歩くことができます。
また、ダウンは750フィルパワーのオーストラリア産を採用しているので、軽くてしっかりあたたかいところが嬉しいポイント。また、ステッチのないシームレスタイプですっきりしたシルエットなのも特徴です。
CONVERSE(コンバース)『インナーダウンジャケット』
配色デザインがおしゃれなインナーダウン
表地と裏地の配色コンビネーションがおしゃれな、デザイン性の高いダウンジャケットです。ボタンをあけたときにちらっと覗く裏地が、コーディネートのアクセントに。
ネック部分と袖口には伸縮性のあるニットパイピングを施しているので、窮屈(きゅうくつ)感がなく快適に着用できます。インナーダウンとしてはもちろん、春先や秋口にはアウターとしてもスタイリッシュに活用できるでしょう。
胸元のワッペンがワンポイントでかわいい
フランスのブランド・ジョットは、薄くて軽いダウンジャケットを得意とするメーカーです。こちらのダウンベストも、軽くて着心地がいいため冬のアウターのなかに着るのにぴったり。また、薄手のためたたんでコンパクトにできますよ。
細めのすっきりしたシルエットで、スポーティーな印象です。胸元のワッペンがカジュアルさを出していてかわいいですね。素材は手洗いにも対応しているのもポイントです。
おすすめ商品の比較一覧表
インナーダウンおすすめ3選【メンズ】 おすすめブランドを厳選!
ここからは、メンズ向けインナーダウンのおすすめ商品をご紹介します。カジュアファッションに合うものから、ビジネスシーンで着れるものまで幅広くピックアップしました!
普段使いからアウトドアまで幅広く使える!
高密度のナイロンタフタを使用したダウンベストです。適度なフィット感のあるシルエットなので、インナーとしても着用しやすくなっています。
スタンダードなデザインで普段使いからアウトドアまで幅広いシーンで着用できるのもポイントです。
袖の取り外しができる2WAY仕様
ナンガは、羽毛にこだわったダウンジャケットが有名なメーカーです。独自の縫製技術によってもたらされる軽さと暖かさが特徴。
こちらは、リサイクルダウンとリサイクルナイロンを使用した、環境に配慮したインナーダウンです。袖が取り外し可能になっているため、アクティブなシーンでは半袖としても使用可能。薄手でやわらかいため、重ね着しやすく着心地もいいですよ。
mont-bell(モンベル)『スペリオダウンコンバーチブルジャケット(1101558)』
袖の取り外しが可能な2WAYタイプ
厳しい寒さの日でも、徹底的に防寒できる襟つきタイプです。高品質のダウンと軽やかなシェル素材により、保温力と軽量性の両立を実現。
袖はかんたんに取り外しができるので、気温の変化に応じて長袖と半袖の2WAYで使い分けられます。昼夜の寒暖差が激しい旅行先などでも、1枚2役で活躍する、とても便利なアイテムです。
おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする インナーダウンの売れ筋をチェック
Amazon、Yahoo!ショッピングでのインナーダウンの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
インナーダウンの選び方
ここからは、インナーダウンを選ぶときのポイントをご紹介します。あわせて、ファッションライターの平 格彦さんからのアドバイスもあるので、どれを選ぼうか迷ったときの参考にしてくださいね。
ジャケット型かベスト型かで選ぶ
インナーダウンには、「ジャケット型」と「ベスト型」の2タイプがあります。それぞれの特徴をチェックしてみましょう。
しっかり防寒したいなら「ジャケット型」
「ジャケット型」は、袖が付いたインナーダウンです。袖までしっかりカバーされているので、防寒力が高いのが特徴。刺すような寒さの日には、こちらのタイプがおすすめです。
また、ジャケット型のインナーダウンは、冬のインナーダウンとしてはもちろん、少し肌寒い春先や秋口にもアウターとして着る事ができるので、幅広く活用できます。
身軽にサッと着たいなら「ベスト型」
「ベスト型」は袖がないのですっきりしていて、身軽で快適な着用感が特徴。袖が細いアウターにも合うので、コーディネートの邪魔になりにくく、1着持っていると便利です。
ただし防寒力はジャケット型には劣るので、厳しい寒さの日には肌寒く感じることもあるでしょう。手持ちのアウターや気温にあわせて、適したものを選びましょう。
襟の形状をチェック!
インナーダウンには、襟つきのものと、襟なしのものがあります。襟のカット形状もさまざまなので、メインで使うアウターやシーンに合わせて選ぶといいでしょう。
Vネック|ビジネスシーンにおすすめ
Vネックのインナーダウンは、襟のラインがすっきりとしているので、スタイリッシュな印象になります。スーツの下に着てもネクタイをしっかり見せることができるので上品に着ることができます。
丸首|どんな服装にも合わせやすい!
いろいろなアウターに合わせてコーディネートしたい場合には、襟のラインが曲線的な丸首を選ぶと良いでしょう。ニットやトップスの上にアウターとしても着用しやすく、着回しがきいて使いやすい形です。
襟付き|とにかく暖かい!
襟つきタイプは、首まわりをしっかりと温めることができて防寒性抜群。寒さの厳しい場所へ行く際や、登山やキャンプなどのアウトドアシーンにもおすすめです。
アウターに合わせた裾丈のものを選ぶ
インナーダウンを選ぶ際は、裾丈もしっかりチェックしましょう。インナーダウンの裾丈がアウターより長いものだと、はみ出てしまってアンバランスな見た目になってしまいます。一気におしゃれ感が薄れてしまうので、要注意です。
手持ちのアウターの裾丈を確認して、それよりも短いものを選ぶようにしましょう。
アウターと相性のいいカラーを選ぶ
インナーダウンの形が決まったら、アウターと相性のいいカラーをチェックしてみましょう。カラーによって、コーディネートのしやすさが変わってきます。どんなアウターにも合わせやすいのは、黒・白・グレー・ネイビーなどの無難なカラーといえます。
暗い色のアウターに、インナーダウンを差し色として使いたい場合は、明るめのカラーを選ぶのもおすすめ。アウターでは挑戦しにくいカラーも、インナーダウンなら取り入れやすいので、自分好みのカラーを見つけてコーディネートを楽しみましょう。
「フィルパワー」の数値とフェザーの割合もチェック
インナーダウンのあたたかさを決める重要なポイントが「フィルパワー」の数値です。フィルパワーは、1オンスあたりのダウンの体積を表し、数値が大きいほど保温力が高くなります。また、保温効率が高くなるため、数値が大きいほど軽量にできます。インナーダウンとしては、700以上のフィルパワーがあれば、充分な保温性を確保できるでしょう。
ダウンとフェザーの割合は、7:3~9:1を目安に選びましょう。ダウンの割合が多いほうが空気をより多く含みやすいため、軽くてあたたかく、快適に防寒できます。
春・秋にはアウター兼用タイプもおすすめ
インナーダウンはおもにアウターの下に着用しますが、なかには1枚でアウターとして着用できる「兼用タイプ」のものもあります。
春先や秋口など、薄手の羽織だけでは肌寒い季節に重宝しますよ。もちろん冬にはインナーダウンとしても使えるので、幅広いシーズンで着まわしが可能です。
人気ブランドをチェック
インナーダウンは、ファッションブランドやアウトドアブランドなど、さまざまな人気ブランドから発売されています。人気のブランドをチェックするのもひとつの方法です。
たとえば、taion(タイオン)はダウンブランドで品質に定評があり、DANTON(ダントン)もダウンに力を入れています。インナーダウンはアウトドアブランドから選ぶのもおすすめで、モンベルやノースフェイスなどは登山にも耐えられる高性能なダウンを展開しています。
好みのブランドを見つけてみてください。
エキスパートのアドバイス
まずはベスト型からチャレンジ!
まずは着まわしやすい「ベスト型」の「襟なし」タイプから挑戦するのがおすすめです。
アウターと同じ色のインナーダウンを選べば悪目立ちせず、誰でもかんたんに着こなせます。
登山やキャンプにも使えるダウン特集 【関連記事】
インナーダウンでかしこく防寒!
インナーダウンのおすすめ商品を、メンズ・レディース別にご紹介しました。ジャケットの型や襟、袖のタイプ、カラーなどはコーディネートに合わせて選んでみましょう。また、機能性を重視するときはフィルパワーとフェザーの割合も要チェックです。
この記事でご紹介した選び方を参考に、さまざまなタイプを比較して、ぜひ、お気に入りの1枚を見つけてみてください。
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メンズファッションがメインのライター/編集者/コラムニスト。 AllAbout「メンズファッション」ガイド。[着こなし工学]提唱者。 また、メンサ (JAPAN MENSA) 会員。野菜ソムリエの資格も保有。 出版社から独立後、70ほどのメディアに関わり、客観的、横断的、俯瞰的なファッション分析を得意とする。そんな視点を活かした[着こなし工学]を構築中。 また、ライター向けのコミュニティを「DMMオンラインサロン」で運営中。 最近の「マイナビおすすめナビ」の記事においては、商品選びのアドバイスなど、監修者として携わる。