メンズインナーダウンのおすすめ8選 ノースフェイス、モンベルほかアウトドアブランドから専門ブランドまで
前述してきた、メンズのインナーダウンの選び方のポイントをふまえて、[着こなし工学]提唱者の平 格彦さんに選んでもらったおすすめ商品、編集部で選んだ商品を紹介します。

雨にも風にも負けないダウンカーディガン
インナーダウンはアウトドアブランドが発祥。ですので、私はアウトドアブランドのインナーダウンをとくに信頼しています。なかでも、人気が続いているTHE NORTH FACE(ザ ノース フェイス)も注目の存在。ノーカラーでシンプルなこのアイテムがイチオシです。
防水性と透湿性を兼ね備える「ウインドストッパー」を表地に使用し、遠赤外線効果で温かさをキープする「クリーンダウン 光電子」を中綿に採用し、期待通りの高機能を備えています。性能に信頼がおけるブランド製品を求めている方におすすめです。

ライダースライクなシンプルシルエット
MAMMUT(マムート)はスイス発の名門アウトドアブランド。ボリューム感をおさえて超軽量に仕上げたダウンカーディガンを展開しています。コンパクトな印象ですが、750フィルパワーのグースダウンを採用しているため十分な保温性を確保。リバーシブル仕様で、ソリッドな面とステッチ入りの面を選ぶことが可能です。
オリーブは裏面がオレンジになっているため、MA-1を想起させるミリタリーテイストのアウターとして着用できます。ミリタリー好きの人やリバーシブルの汎用性を求める人におすすめです。

ぴったりフィットの上品なインナーダウン
日本の人気アウトドアブランド、mont-bell(モンベル)のインナーダウンはコストパフォーマンスが圧巻。シンプルで着回しやすいデザインですが、左胸のロゴがさり気ないアクセントになっています。日本人にフィットしやすいシルエットも特徴的で、光沢やボリュームをおさえた仕上がりが上品です。
クオリティの高い800フィルパワーの「EXダウン」を使用しているため、見ためからは想像できないほどの温かさを誇ります。フィット感が魅力の商品なので、インナーダウンをはじめて買うという方でも着こなしやすいでしょう。

F/CE.(エフシーイー)『FT REVERSIBLE INNER DOWN』
国産アウトドアブランドが放つ傑作コラボダウン
F/CE.(エフシーイー)はアウトドアブランドではありませんが、日用品としての服に必要な機能を追求しているブランドです。このインナーダウンは、国内屈指のダウンシュラフ(寝袋)・メーカーNANGA(ナンガ)とのコラボ商品。
クオリティはお墨つきで、人気のロングセラーとなっています。リバーシブルで使える利便性も支持されている理由のひとつ。実用的で個性も演出できるカラーがそろっています。機能性だけではなくおしゃれにも気を配りたい方におすすめです。

国産ブランドのマストアイテム
インナーダウンの人気を証明するように専業ブランドも登場。それがTAION(タイオン)です。ブランド名の由来は「体温」で、体の芯を温めてくれるインナーダウンウェアをメインに展開しています。良質なクオリティーと機能性を備えながら、リーズナブルな価格で手に入るのも大きな魅力。
専業ブランドなのでインナーダウンのバリエーションも多く、そのなかでもとくにシンプルで使いやすいのがこの「クルーネックWジップ インナーダウンジャケット」です。薄い生地の軽快に使えるインナーダウンがほしい人は、最初にこのアイテムを試してみてください。
身体にフィットするスッキリとしたデザイン
襟のない細身のボディが特徴のダウン・カーディガンです。中綿には高品質な800フィルパワーの羽毛を使用しており、薄手でもしっかりと暖かさを保ちます。
また、身体にフィットするデザインになっていますが、耐久撥水&ダウンプルーフ加工を施したメカニカルストレッチ素材を採用しているため、窮屈さを感じることもありません。保温性が高く、インナーにもアウターにも最適な1着です。
ポケットに本体を仕舞えるポケッタブルタイプ
汚れを除去して撥水性を付与したダウンに、赤外線エネルギーを利用した保温効果を持つ光電子と撥水ポリエステルファイバーを組み合わせたハイブリッドダウンです。
首回りはラフなラウンドネックになっており、生地には撥水加工が施されているため、突然の雨にも対応できます。
また、ソフトかつ軽量な本体はポケットに収納できるポケッタブル仕様となっているため、予備のインナーやアウターとして持ち歩きにも便利です。
独自製法の縦キルトのインナーダウン
インナーとしてだけでなくアウターとして着用することで、6カ月間着られることをコンセプトにしたダウンです。
700フィルパワーの高品質なヨーロピアンホワイトダックダウンを中綿に使用しているため、一般的な横キルトではなく縦キルトのデザインを実現しました。
また、従来のラウンドネックよりも襟ぐりが深く、クラシカルなデザインになっています。専用の収納袋に入れることでコンパクトに携帯することも可能です。
おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの人気ランキング メンズインナーダウンの売れ筋をチェック
Yahoo!ショッピングでのメンズインナーダウンの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
メンズインナーダウンの選び方 襟やフード、袖の長さ、機能と価格をみる
[着こなし工学]提唱者の平 格彦さんに、メンズのインナーダウンを選ぶときのポイントを教えてもらいました。
首元の印象が変わる襟やフードのかたちで選ぶ ノーカラー、スタンドカラー、シャツカラー、フードなど
インナーダウンのデザインで最初に注目すべきは首まわり。襟があるかないかで印象は大きく変わります。襟のデザインはスタンドカラーが主流ですが、シャツタイプのインナーダウンもあります。
また、襟ではなくフードが付いたパーカ型のインナーダウンも少なくありません。首まわりのデザインを決めるだけで選択肢はかなり絞りこめるので、最初に決めてしまうのがおすすめ。
特徴を大まかにまとめると、首元からのぞくインナーダウンの面積が大きいほどカジュアルで、小さいほど上品です。品のよさでいえば、上から順にノーカラー、スタンドカラー、シャツカラー、フード。上品なだけでなく着こなしの自由度も高いノーカラーがイチオシです!
着こなしやコーデが変わる袖の長さや保温性で選ぶ インナーとして着るか、アウターとして着るか
インナーダウンといっても、袖の長さや袖の有無で、保温性は大きく変わります。長袖がもっとも温かいのはいうまでもありませんが、袖にボリュームがあるため、重ねるアウターの袖に余裕が必要。その点は注意しましょう。最近では、ビッグシルエットのコートが流行っているので、そういった大きめのコートなら問題なくセットできます。
また、春や秋のような季節にはインナーダウンをアウターとして着用することも可能。その場合も袖によって印象が異なります。レイヤードを楽しめるのは、袖のないインナーダウンベストで、アウターとして着回しやすいのは長袖のインナーダウン。個人的には、アウターでも使いやすい長袖がおすすめです。
機能性と価格のどっちを優先するかで選ぶ 高機能かコスパか
高機能なインナーダウンはそれだけ高額になります。その一方、必要な保温性・機能性をおさえたインナーダウンを低価格で手に入れることも可能。その価格差は数万円にも上ります。予算やコストパフォーマンスを考慮しつつ、自分にあった機能や値段のインナーダウンを探してみてください。
デザインや保温性がメインになりがちですが、防水仕様やリバーシブルといった機能にも注意しつつ、活躍してくれそうな1着を見つけ出しましょう!
サイズ感が重要なので細心の注意を! インナーダウンベストかジャケットかでコーデも変わる
インナーダウンは文字通り、インナーとしての着用を想定されているので、一般的なアウターと比べるとサイズ設定がコンパクトです。アウターの感覚で細身シルエットを選ぶと、窮屈に感じるかもしれません。とはいえ、それを避けるために大きめのインナーダウンをチョイスすると、その上に重ねて着るアウターはさらに大きなサイズを選ぶことに……。そのため、インナーダウンはあくまでジャストサイズを選ぶのがおすすめです。
少なくとも1回は試着し、その着用感をベースに、サイズを選ぶのが賢明です。アイテムとしては、気に入ってもサイズが合わなければ諦める決断も必要。機能と価格のバランスに加え、ジャストなサイズを選ぶことも重要なポイントです。
そのほかのダウンジャケット関連の記事はこちら 【関連記事】
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。