印鑑ケースとは? 必要性や使うメリット 大切な印鑑を紛失や破損から守る!
印鑑ケースを選ぶとき、ついデザインばかりに目がいってしまいがちですが、いちばん重要視すべきは、大切な印鑑をきちんと保護できる仕様になっているかどうかです。
印鑑の素材には、象牙や木材、天然石などの天然素材を使用したものも多く、持ち運ぶ際の衝撃で割れや欠けが生じてしまう可能性があります。また、素材によっては直射日光や湿気の影響でいたんでしまうおそれも……。
大切な場面で使用する印鑑だからこそ、印鑑ケースにも気を配りたいものですね。まずは機能性をチェックしたうえで、次にデザインを選ぶのがおすすめです。
印鑑ケースの選び方 サイズ、使い勝手、おしゃれさに着目!
スケジュール管理術の専門家の森 雅樹さんに、印鑑ケースの選び方を教えてもらいました。ポイントは下記5点!
【1】印鑑のサイズ・形状にあったものを選ぶ
【2】開けやすく取り出しやすいものを選ぶ
【3】クッション性があるものを選ぶと安心
【4】朱肉付きはいざというときに便利
【5】素材や色、デザインの好みで選ぶ
それぞれ解説しているので、参考にしてみてください。
【1】印鑑のサイズ・形状にあったものを選ぶ
印鑑の直径や丈はさまざまです。そのため、サイズを確認せずに選ぶと、印鑑が入らなかったり、収まりが悪くガタついてしまったりと問題が起こります。印鑑がきれいにおさまるサイズかどうか、購入前にきちんと確認することが大切です。
印鑑の形状には、丸い形の印を押せる「丸印」や、四角い形の印を押せる「角印」があり、一般的に多く使われているのは丸印タイプ。
また、印鑑の持ち手にも種類があり、まっすぐなものを「寸胴」、持ち手がくびれているものを「天丸」といいます。日常的に使われている印鑑の多くが寸胴タイプでしょう。
【2】開けやすく取り出しやすいものを選ぶ
開けにくい印鑑ケースは使いにくいだけでなく、手がすべって印鑑を落下させる原因になることも。また、留め具がしっかりしていなければ、持ち運びの際にカバンのなかで印鑑や朱肉が飛び出してしまう可能性もあります。大切な印鑑を不意にキズつけないために、開けやすさや取り出しやすさに注目して選びましょう。
印鑑ケースの開閉タイプは、留め具式のものが多く、ほかにもチャックやスライドで開けるものもあります。自分にとって扱いやすいものを選ぶといいでしょう。
【3】クッション性があるものを選ぶと安心
印鑑に衝撃を与えにくいつくりになっているかどうかも大切なチェックポイント。印鑑ケースの内側にも注目してみましょう。
印鑑ケースの内部にクッション性があるものを選ぶと、印鑑への衝撃をやわらげることができますよ。印鑑を安全に収納したいなら、ベルベットなどのソフトな生地で内側をおおった商品を選ぶのがおすすめ。やわらかい生地が印鑑を衝撃から守ってくれます。
とくに、歩きや自転車で印鑑ケースを持ち歩く機会の多い方は、内部のクッション性にこだわることも大切です。
【4】朱肉付きはいざというときに便利
役所や銀行などでは、押印用の朱肉が用意されていることがほとんどです。ですが、朱肉がない場所で印鑑を使用する機会もあるかもしれません。
印鑑ケースのなかに朱肉がセットされているものなら、どこでもすぐに押印できて便利です。朱肉部分が独立した構造になっていて、フタが付いているものを選ぶといいでしょう。フタ付きなら、朱肉を乾燥から守ることができます。
【5】素材や色、デザインの好みで選ぶ
印鑑ケースには、メタリック調、和柄、革張り、木製など、さまざまな素材やデザインの商品があります。
会社で使うものなら落ち着いたカラーでフォーマルな雰囲気があるものを、自宅用ならかわいい色柄のデザインを選ぶなど、用途や好みにあわせて選ぶといいでしょう。
ただし、印鑑ケースを選ぶときにいちばん注目しなければいけないのは、印鑑を守る仕様になっているかどうかです。機能性をチェックしたうえで、好みの色やデザインで選んでくださいね。
印鑑ケースのおすすめ13選【朱肉付き】 おしゃれで機能的!
ここからは、スケジュール管理術の専門家の森 雅樹さんと編集部が選んだ印鑑ケースのおすすめ商品を紹介します。まずは【朱肉付き】の商品をご紹介します!ぜひチェックしてみてくださいね。
おしゃれでかわいい!
上品で高級感のあるおしゃれな絹糸の印鑑ケースです。外のカバーはエンボス加工の皮を使用しているので質感も手触りも柔らかく、印鑑をしっかり守ってくれます。また、朱肉付きなのでサッと取り出して便利に使えます。
カラーバリエーション豊富な可愛い印鑑ケース
外観がクロコ柄で高級感漂う実印ケースです。カラーは、ホワイト・ピンク・グリーン・ブラウン・ネイビー・ブラックの豊富なバリエーションから選べます。高級印鑑ケースとしてだけでなく、おしゃれ印鑑ケースとしても、さまざまなシーンで映えるでしょう。
サイズにも3種類のバリエーションがあり、幅広いサイズの印鑑に対応しています。
花柄と豊富なカラーバリエーションが魅力
彩り豊かな花柄のガマ口印鑑ケースです。全15種類ものカラーバリエーションがあり、大切な印鑑入れとしてだけでなくプレゼントにも喜ばれるでしょう。
ケースは国内の縫製工場が丹精込めて手作りしているとあって、丁寧な仕上がりになっています。朱肉つきで便利なだけでなく、かわいい印鑑ケースをお探しの方におすすめです。

一般的なものは形が丸みを帯びていてすわりが悪いことがありますが、四角い形状が問題を解消。木目調の外観もおしゃれです。
贈りものにもぴったりな天然木の印鑑ケース
木のやさしいぬくもりが感じられる木製の印鑑ケースで、それぞれ風合いが異なるウォールナットとチェリーの2種類から選べます。上質な素材かつ、おしゃれなデザインなので、お祝いの贈りものにもぴったりです。
スライド式になっていて、スマートに印鑑が取り出せるのも魅力的。サッと印鑑を取り出せるようにケース内にくぼみをつくるなど、使いやすさにもこだわり抜いたデザインとなっています。

安心の定番商品。光沢を抑えた黒色で、滑りにくいエンボス加工も推薦する理由のひとつです。
機能性もデザイン性もバッチリ
上品な光沢のあるカーボン調生地を使用した印鑑ケースで、単色使いながらおしゃれに見えるのが魅力。シンプルななかにもセンスを感じさせるデザインなので、持ち物選びにこだわる方にぴったりです。
内側には印鑑をやさしく守る内張りがほどこされているほか、フタ付きの朱肉もセットされています。機能性とデザインの両方にすぐれた印鑑ケースといえるでしょう。
リーズナブルな定番の黒もみ革印鑑ケース
印鑑ケースとしては定番ともいえる牛革を使用した黒もみ革で、立体感のあるざらざらとした感触が特徴。リーズナブルな価格にもかかわらず高級感があり、大事な印鑑を入れるのにぴったり。
内張りは赤のベルベット調で印鑑の汚れが目立ちにくくなっているのがうれしいポイント。フタ側には色鮮やかな朱竹柄が刺繍されています。
好みで選べる全8色のメタリックカラー
上品な輝きを放つ、メタリック仕上げの印鑑ケースで、カラーバリエーションが豊富。
シックな雰囲気のシルバーやブラック、エレガントな美しさのあるピンクやパープルなど、全8色のなかから好みの色が選べます。どれも落ち着きのある色味なのでビジネスシーンにもぴったりです。
印鑑ケースのなかは内張りしてあるので、クッション性も安心。速乾性にすぐれた朱肉がセットになっているのもうれしいポイントです。

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印鑑ケースのおすすめ4選【おしゃれ】
続いて、おしゃれで使いやすい朱肉ケースをご紹介します!
おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 印鑑ケースの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの印鑑ケースの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
長く使えるような印鑑ケース選びを
印鑑ケースのことを深く考えることはこれまでなかったかもしれません。でも、使い勝手が悪いと、印鑑を落として破損したり印鑑ケースの中でカタカタと暴れてしまうなどの問題が起きてしまいます。
しかし、機能性だけで選ぶのも面白くありません。「重厚感がほしい」「かわいいポップな色がいい」など、せっかくですから単なる箱ではなく、長く付き合えるような印鑑ケースを探してみませんか?
印鑑・シヤチハタ・朱肉のおすすめはこちら 関連記事
大切な印鑑を守るため、印鑑ケースを選びはていねいに
印鑑ケースはシンプルな形状なもの以外にも、色がかわいいものやおしゃれな素材のものなど、いろいろな種類が売られています。自分の好みにあわせて、選ぶ楽しさもあるのはうれしいですよね。ただし、印鑑ケースの本来の役割は、印鑑を大切に保護することです。サイズや内部の素材をきちんと確認したうえで、好みの印鑑ケースを選んでくださいね。
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積水ハウスと零細工務店で戸建て営業を経験後独立。現在は工務店の営業マン指導がメイン業務。営業テクニックレベル以前に営業マンとしてのスケジュール管理や情報収集などのスキル不足を強く懸念。筆者が30年来続けてきたマンスリー手帳による行動管理やスクラップブックに代表されるアナログ管理をITとどう両立させるかを研修のテーマに必ず掲げる。さらには高額になる住宅の契約において使い勝手がよく客前でも見栄えのする領収書や印鑑ケースにもこだわりを持つ。プレゼン、マーケティング、営業関連の本を多数執筆。