アンダーアーマーのランニングシューズの特徴

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アンダーアーマーは、元アメフトの選手であるケビン・プランクが創業したスポーツブランド。機能性を求めたアンダーウェアの開発を基点に、様々なスポーツ用品を開発・展開しています。元々は、「選手がストレスを感じないアンダーウェアを開発したい」という想いで操業され、そのこだわりが展開しているスポーツ用品に反映されています。
そんなアンダーアーマーのランニングシューズの大きな特徴は2つ。1つは、身体の一部のように感じるフィット感です。アンダーウェアに活用されていた技術をランニングシューズにも応用し、軽く、ストレスのない設計になっています。2つ目はソールの反発性です。ソールには新技術のクッションテクノロジー「マイクロG」が搭載されており、高いリバウンド率を計測しています。
この2つの特徴により、ストレスなく、弾むように走ることができるのがアンダーアーマーのランニングシューズの特徴です。
アンダーアーマーのランニングシューズおすすめ7選
上記で紹介したアンダーアーマーのランニングシューズの選び方のポイントをふまえて、パーソナルトレーナーの田子政昌さんに選んでもらったおすすめのシューズを紹介します。

少しランニングになれた方の高クッションシューズ
フルマラソン4~5時間台程度のランナーにおすすめのランニングシューズ。最上位のクッション系シューズよりいくぶん軽量な構造となっているものの、クッション性は変わらず高いままとなっています。
アンダーアーマー独自の高反発クッション素材、UAホバーは着地後の復元性が高く、反発性を感じやすいシューズです。
反発性のあるランニングシューズは足運びをサポートすることができるため、少しランニングをペースをアップさせたい方におすすめできるシューズです。

アンダーアーマーのレーシングシューズ
アンダーアーマーのランニングシューズの中で、最もスピードレース使用に向いているシューズ。重量は27cmで片足220gともっとも軽量で、他メーカーのレーシングシューズにひけをとらない軽量性です。
レーシングシューズといえども必要なクッション性は備わっており、アンダーアーマー独自の「マイクロG」フォームをミッドソールに搭載することで反発性のある構造。
また、他メーカーのレーシングシューズのアウトソールは中間にプレートなどを挟んだセパレート構造ですが、こちらは一体型のフラット形状のため、中側部での接地がうまくできるランナーには走り方が合うため、おすすめしやすい一足です。
スピードトレーニングに
軽量性や通気性に加えて、スピードにもこだわって設計された、ランニングシューズです。レギュラーフィット&ニュートラルクッションモデルで、日常的なスピードトレーニングからレースまでの幅広い用途で使いたい人に、ふさわしいでしょう。
また、エレルギーリターンにすぐれているほか、必要な部分はしっかりサポートできるようにデザインされているのも魅力です。
エネルギーリターンとクッション性を両立
独自のPebax推進プレートが搭載されており、エネルギーリターンやスピードが向上したのが特徴です。ニュートラルクッションタイプで、反発性とクッショニングのバランスが魅力。
また、無重力空間のような履き心地が特徴で、エネルギーリターンをキープしつつも、衝撃を緩和してくれます。軽量モデルですが、耐久性も高いので長く活躍するでしょう。

軽量で高いクッション性を誇るシューズ
アンダーアーマーのオリジナル技術である「UAホバー」と呼ばれるクッション素材をミッドソール全体に使用したクッション系シューズの最上位モデル。
初心者ランナーはどうしてもかかとからの接地が強くなってしまうため、クッション性と反発性を両立することにより、ランニング時の足の負担を減らしつつ、ランニングパフォーマンス向上のサポートにつなげることができる一足です。
また、かかとのホールド感、足全体にフィットするアッパー部分の素材と形状のため、接地や蹴りだしの際のシューズと足の一体感が強くなり、よりランニングを快適にする機能が多く備わっています。
ゆっくりとしたランニングを長く継続したい方にとくにおすすめです。
快適な走りを実現してくれるスマートシューズ
専用アプリで同期したスマートシューズがランニングデータを自動的に集め、そのデータに基づいた的確なアドバイスをしてくれるので、まさにコーチと共に走っているようです。
超軽量でかつ通気性が良いので、履き心地、走りやすさが抜群になっています。
強い衝撃を受ける部分へも耐久性を発揮させるので、足への負担をより軽減できます。また、弾むクッションの採用でより快適なランニングできます。
フィット感のいい軽量シューズ
軽やかさとしなやかさを重視して作られた、ランニングシューズです。メッシュ素材を多用することで通気性を高めながら、独自のチャージドクッショニングによって、衝撃からしっかり足を保護できるよう工夫されています。
メッシュアッパーは軽量かつ通気性にすぐれているほか、履き口やシュータン下にはフォームパッドを配置し、履き心地のよさと、すぐれたフィット感を実現しました。
「アンダーアーマーのランニングシューズ」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする アンダーアーマーのランニングシューズの売れ筋をチェック
楽天市場でのアンダーアーマーのランニングシューズの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
アンダーアーマーのランニングシューズの選び方 パーソナルトレーナーが教える
パーソナルトレーナーの田子政昌さんに、アンダーアーマーのランニングシューズを選ぶポイントを3つ教えてもらいました。
【1】シューズの重量とクッション性
【2】足幅にゆとりがあるか
【3】スピードランニングではアウトソールの薄いタイプを
上記の3つのポイントをおさえることで、より具体的に自分に合うアンダーアーマーのランニングシューズを知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】シューズの重量とクッション性をチェック
ランニングシューズ選びにおいて、「軽ければ軽いほどいい」ということはなく、あまり運動経験がない、筋力も少ない、体重がある方には軽量性よりもクッション性が高いシューズが基本的におすすめとなります。
他メーカーのクッション系シューズは片方300gを超えるものもあるなか、アンダーアーマーのランニングシューズはそれを下回るものが多く、クッション性の高いシューズも比較的軽量になっているので、クッション性が高いモデルで、軽量性も求めたい……という方はアンダーアーマーのシューズで重量を気にしながら選ぶといいでしょう。
シューズの重量は初心者ではあまり気になりませんが、50g程度違うとかなり履き心地に変化が生まれます。こちらを念頭に置いて比べるようにしてください。
【2】足幅にゆとりがあるかチェック
アンダーアーマーをはじめ、海外発祥のブランドというだけで、足の形状が日本人に合わない……などと食わず嫌いならぬ「履かず嫌い」をされている方はまだまだ多くいます。
しかし、アンダーアーマーはラスト(足型)が比較的ゆったりしているものが多く2Eウィズ(足幅)でも案外履きやすく感じる方が多いようです。
タイトに感じる場合はシューズの履き方や素材による場合が多いため、シューレースの結び方やかかとにきちんと合わせて履き、最終的なサイズを選ぶと、よりよい選択ができます。
足の指まわりにゆとりがあるシューズを探している方はアンダーアーマーのシューズも選択肢に入れておくことをおすすめします。
【3】スピードランニングではアウトソールの薄いタイプを
アンダーアーマーのランニングシューズはどれも比較的軽量性が高いタイプが多いですが、軽いほどスピードの高いランニングに向いているかというとそうではありません。
ある程度アウトソールが薄いタイプを使わないと、かかとから接地する走りがブレーキ動作となり高速のランニングが行ないにくくなる傾向があります。
基本的にランニングスピードが高まるとかかとから積極的に接地する動作は求められないので、かかとのクッション性はあまり重要視せず、軽量性や反発性などが高いタイプを選んでください。
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【最後に】パーソナルトレーナーからアドバイス
アンダーアーマーは使いやすいシューズです
最近では市民ランナーもトラックなどで積極的にショートインターバル(200~1000mを素早く繰り返す)トレーニングにチャレンジされている方も多くなりました。
アンダーアーマーのシューズは、履きやすさと軽量性、クッション性からトレーニング時に履くとより使いやすさを実感できるタイプが多いと思います。ぜひ自分に合ったシューズを選んでみてください。
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日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーをはじめ国内外の数多くの指導ライセンスを保有しており、神奈川県内でランニング・かけっこのスクール事業を展開しながら、パーソナルジムの経営を行っています。 現在も現役で陸上競技大会に出場しており、選手としての自身の目線や大手スポーツ量販店での社員経験・これまでの運動指導経験を活かして様々なスポーツ関連の記事執筆に関わってきました。 各種スポーツ教室・健康運動教室・講演会などのご依頼もお請けしております。