「ナイキのランニングシューズ」のおすすめ商品の比較一覧表
ナイキのランニングシューズの選び方 初心者にも! 長距離・中距離向けから短距離向けまで
さまざまなメーカーから販売されているランニングシューズのなかでも、幅広い層に人気を誇っているのがNIKE(ナイキ)のランニングシューズです。ここからは、ナイキのランニングシューズの選び方をご紹介します。
クッション素材の違いからシリーズを選ぶ
使われているクッション素材によって、さまざまな違いが体感できるのもNIKEシューズの魅力のひとつ。違いを理解して、シリーズを選びましょう。
初心者向けの「エアマックス」
さまざまな特徴があるクッション素材のなかで、とくにランニング初心者の方におすすめなのが「エアマックス」シリーズ。
ソール部に搭載されたエアバッグが、着地時の衝撃から筋肉や関節を守ってくれます。クッション性や衝撃吸収性に優れ、走りの前進力をサポート。履き心地もよく、発売から30年以上たつ今も、根強い人気を誇るシリーズです。
履き心地重視なら「フリー」「ジョイライド」
履き心地を重視したミッドソールを採用したNIKEのランニングシューズも展開されています。まるで素足のような履き心地を実現した「フリー」は、フィット感と柔軟性が高いのが特徴。ランニングのための体作りにも向いています。
ビーズのやわらかい履き心地が楽しめ、体全体で快適な走りを実現するクッションシステムを採用している「ジョイライド」は毎日のランニングにも向いています。
クッション性と反発力が特徴の「ルナ」
「ルナ」は、やわらかいクッション性と、反発力のある履き心地が特徴です。「ルナ」シリーズに使用されている「ルナロン」が、着地時に生じる衝撃を受け止め、次の一歩を踏み出す力を反発力でサポートします。
「ルナロン」は、無重力の月面を弾むように歩く姿をイメージして作られた素材。ほかのシリーズにも使われ、軽量でやわらかく、高弾力の走り心地を実現します。
中距離ランナー向けの「リアクト」
軽量かつ耐久性の高いミッドソール素材を採用しているのが、「リアクト」シリーズです。やわらかさと弾力の高いクッション性が持続するのが特徴。長い距離も足を保護しながら走りつつ、記録にもチャレンジしたい中距離ランナーに向いています。
リアクトシリーズは、アッパー素材の違いでエピック、インフィニティラン、ファントムランなどのラインナップがあります。
反発力とスピード重視の「ズーム」
「ズーム」シリーズは、おもにレースでの使用を前提に設計されたNIKEのランニングシューズです。NIKEのテクノロジーが盛り込まれたミッドソール素材は、高い瞬発性がほしいときに向いています。
エアズームアルファフライネクスト%などのサブ3向けから、ズームフライ3などのサブ3.5向け、練習向けのズームグラビティなど幅広いラインナップがあります。
アッパーの機能性をチェック
足全体を覆うアッパー。このアッパーの特徴を知ることが、ランニングシューズを選ぶうえでとても大切なポイントです。履き心地を追求するために、アッパー素材のチェックは必須といえます。
履き心地のよいフライニット・フライワイヤー
フライニットとは、NIKEのランニングシューズのアッパー部分に使われている合成素材です。ニットのように編み上げてあるため、足にぴったりとフィットします。ランニングシューズながら、まるで靴下のような履き心地が得られるのが特徴です。
密度の高いナイロン素材を採用したフライワイヤーと一緒に編み上げることで、ランニングシューズ全体の強度を高めています。
通気性と安定性を両立させたメッシュ・フライワイヤー
ランニング中の足のムレを防いで快適に走るうえでは、通気性の高いものを選ぶのが重要です。ただし、軽くて通気性のよいランニングシューズの場合、安定感に欠けてしまうことがあります。
NIKEのランニングシューズでメッシュ、さらにフライワイヤーを採用したものはハイスピードランでも足にぴったりフィットする、通気性と安定感を両立させているのが特徴です。
撥水加工のほどこされたシールド
雨の日のトレーニングや、長距離ランニングなど雨の日の使用も想定しているときは、「シールド」表記のあるNIKEのランニングシューズを選びましょう。シールドとは、撥水加工がほどこされているランニングシューズを指します。
シールドは、撥水加工ながらランニング中の通気性をたもつための工夫もほどこされています。
サイズ感もチェック! 足幅広めならワイドやエクストラワイド
日本人の足幅は広くて甲高、欧米人はその逆といわれています。もともと欧米人向けのシューズメーカーであるNIKEのランニングシューズも、全体的に細身のサイズ感になっています。
足の幅が広い人は、ワイドやエクストラワイドの表記がある足幅広め設計のものを選びましょう。また、履き心地のやわらかいフライニットのものを選ぶと窮屈な感じがやわらぎます。
自分のレベルや目的に合わせて選ぼう
記録を向上させたいのか? 走り方を見直したいのか? 長い距離を走りたいのか?NIKEのランニングシューズは、走る人のレベルや目的に応じてシューズが開発されています。
たとえばマラソンのように、真っ直ぐ走ることが多い場合には、脚の故障を減らすために横の動きが軽減できるシューズを。シティRUNのような場合は、曲がり角などを想定した、軟らかくつくられているシューズもあります。
自分が走る場面を想像して、用途に合うシューズを選びましょう。
カスタマイズできるシューズも
NIKEには、自分でランニングシューズをカスタマイズして好みのものを作れるサービスがあります。カスタマイズできるモデルは限られていますが、アッパーやベースのカラーなどを自分好みにできるのが魅力です。
オリジナリティのあるランニングシューズを求めているときや、自分だけの一足がほしいときには、カスタマイズサービスを利用するのもよいでしょう。
ナイキのランニングシューズおすすめ11選 おしゃれでかっこいい! 走りやすいモデルを選んで
ここからは、ナイキのランニングシューズのなかから、おすすめ商品をご紹介します。マラソンのプロ・牧野 仁さんおすすめ商品もご紹介しているので、あわせてチェックしてみてください。




NIKE(ナイキ)『ズーム ペガサスターボ2』
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ナイキのランニングシューズの売れ筋をチェック
Amazon、Yahoo!ショッピングでのナイキのランニングシューズの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
エキスパートからのアドバイス 正しい履き方は?
マラソン完走請負人
NIKEのランニングシューズは、踵をしっかりサポートしてくれるのが特徴。また、踵は元々、他メーカーと比べ、少し後ろに出っ張っている形状をしています。
シューズを履くときは、まず紐をほどきシュータン(ベロ)を広げて、つま先から足を入れますが、NIKEのシューズの中には、踵のホールドを強めるために、靴ベラを使用して足を前に押し出さないと履けないシューズもあるので注意しておきましょう。
そして足を入れた後は、ヒールカップに踵を合わせるため、つま先を上げて踵で地面をたたいてフィットさせることが大切です。
このような正しい履き方を身につけたうえで、自分のサイズに合ったシューズを選ぶことが重要です。
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まずはレベルに合わせたシューズから
ナイキのランニングシューズには、上級者向けの製品から、走り慣れていない初心者向けのものまで、たくさんの種類があります。しかし、初心者の方が慣れないうちから上級者向けのシューズを使うと、強い反発力などからケガの原因にもなりかねません。まずは自分のレベルに合わせた製品を選びましょう。
慣れてきたら機能にも注目。タイムを競うレースで使用するシューズは、反発力やフィット感などにもこだわったものを選ぶとよいでしょう。
お気に入りのシューズを見つけて、気持ちのいいランニングを楽しんでください。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
アスレティックトレーナー、ストレングス&コンディショニングトレーナーとして活躍。 アスリートのケガの復帰から、競技力向上まで、様々な知識と経験を駆使して、市民ランナーの指導を専門に行うJapanマラソンクラブを設立。 NHKBS「ラン×スマ」などで指導。著書「楽して走ろうフルマラソン」など多数執筆。(有)スポーツネットワークサービス代表