「顔用日焼け止め」のおすすめ商品の比較一覧表
顔用とボディ用の日焼け止めの違いは?
日焼け止めが「顔用」「ボディ用」と区別されているのは、顔と体の皮膚の作りが違うためです。顔の皮膚は体の皮膚よりも薄く、敏感で皮脂も詰まりやすいのです。そのため、ニキビなどの肌トラブルが起こりやすい傾向にあるので、注意してください。
顔用の日焼け止めを選ぶ前に、それぞれの特徴や違いを知っておきましょう!
顔用日焼け止めの特徴
●肌悩みに合わせて化粧下地として使える
●肌に優しい成分が配合されている
●肌をきれいにみせるメイクアップ効果がある
ボディ用日焼け止めの特徴
●塗る範囲が広い分、伸びがよい
●SPFやPA値が高いものが多い
●顔用の日焼け止めより刺激が強め
顔用日焼け止めの選び方
違いが分かったところで、次にどのように顔用日焼け止めを選べばいいのでしょうか?くわしく解説していきます。ポイントは下記の6つ。
【1】SPFとPAはシーンに合わせる
【2】仕上がり
【3】肌にやさしいか
【4】敏感肌にはノンケミカル
【5】時短なら顔とボディ兼用
【6】利便性はパウダータイプ
上記のポイントを押えることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】「SPF」「PA」はシーンに合わせて選ぶ
日焼け止めの効果を表す「SPF」「PA」という表記の意味ですが、SPFの場合は数字が大きいほど高い程、PAの場合は+の数が多いほど程、日焼け止めの効果が高く、肌に負担がかかる傾向にあります。そのため、ふだん使い用なら「SPF10~30」「PA+~++」程度で十分です。
ただし、レジャーなどで長時間紫外線を浴びる場合には「SPF30~50+」「PA+++~++++」と高めの数値を選ぶ必要があります。
使用するシーンによって使い分けられるよう、数種類を手元に置いておくのがベストです。
【2】理想の仕上がりで選ぶ
「顔用」の日焼け止めは、化粧下地としての役割を持っていることが多いです。そのため、「マット系」「セミマット系」「ツヤ系」そして「コントロールカラーの機能がついたもの」など、効果、機能はアイテムによってさまざま。タイプによって、仕上がりも大きく異なります。
厚塗り感がなく、抜け感のある肌になれるかを左右するのが「下地」です。日焼け止め機能が付いていることはもちろん、理想の仕上がりを叶えられる日焼け止めを選んでください。
【3】肌への負担を軽減するなら「石鹸で落ちるタイプ」を選ぶ
顔用日焼け止めの洗い残しは肌の炎症、ニキビ、乾燥、毛穴の黒ずみなどさまざまな皮膚トラブルを引き起こすため、基本的にはクレンジングでしっかり落とすことが大切です。敏感肌の方や肌の負担をなるべく軽したいという方は、クレンジング不要の石鹸で落ちるものを選びましょう。
【4】敏感肌の方は「ノンケミカル」の日焼け止めを選ぶ
敏感肌の方は、日焼け止めの成分表示に以下の「紫外線吸収剤」が入っていないかをチェックしましょう。
「紫外線吸収剤」
●メトキシケイヒ酸エチルヘキシル
●ジメチルPABA オクチル
●t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン など
紫外線吸収剤より低刺激な「紫外線散乱剤」
●酸化亜鉛
●酸化チタン など
低刺激な日焼け止めを使いたい方や敏感肌の方は、紫外線吸収剤を避けて、紫外線散乱剤を中心に配合している日焼け止めを選ぶのがベターです。
【5】時短を狙うなら「顔、ボディ兼用」もおすすめ
日焼け止めには「顔用」と「ボディ用」と「兼用」の3タイプがあります。
顔に使うなら、メイク持ちをアップする下地効果にすぐれた「顔用」を使うのがベストです。子育てや仕事などで忙しく、顔とボディ両方に日焼け止めを塗る手間を少なくしたいときは、「顔、ボディ兼用」を顔に塗るのも選択肢のひとつ。その場合は、スキンケア成分が配合されたやさしいタイプを選ぶのがおすすめです。
【6】「お直し用」にはパウダータイプがおすすめ
日焼け止めは、時間が経つと紫外線対策効果が薄れてしまいます。そのため、高い効果をキープするために、2〜3時間おきに塗り直す必要があります。そこでおすすめなのが、塗り直し用に便利なパウダータイプの日焼け止め。
パウダータイプであれば、メイクの上からかんたんに紫外線対策できます。フェイスパウダーとしての効果もあるタイプなら、メイク崩れを直しながら使うこともできて一石二鳥です。
顔用日焼け止めのおすすめ15選
ここからは、顔用日焼け止めのおすすめ商品を紹介します。薬局・ドラッグストアでも市販されているプチプラアイテムや、口コミで人気のデパコスアイテムまで、幅広く厳選しています!
「日焼け止めを使いたいけど、ベタつきが苦手」そんなあなたには、みずみずしい使用感が魅力のジェルタイプの日焼け止めがおすすめ! この記事では、日焼け止めジェルの選び方、おすすめ商品のほか、口コミや通販の人気ランキングを紹介します。





顔用日焼け止めを使ったリアルな口コミをチェック!
ここで何商品か、実際に使った方の口コミを見てみましょう。※口コミはあくまで個人の感想です。
コーセー『サンカット トーンアップUV エッセンス』の口コミをチェック!

出典:LIPS
前使ってた日焼け止めを使い終わったので、新しく買ってみました!何気にこれ初めて使う
トーンアップ系はまだスキンアクアしか使ったことないです
使い心地は、スキンアクアに比べると、しっかり日焼け止め塗ってるって感じで少しこってり(?)してます!
日焼け止め塗ってる感が欲しい人はサンカット、サラサラした使い心地がいい人はスキンアクアがおすすめです!!
しっかりトーンアップされるので、塗りすぎると顔が白くなりすぎてしまうのでそこは注意です!!
トーンアップ力も良く、見た目も可愛いのでお気に入りです
ニベア花王『ニベアUV ディープ プロテクト&ケア ジェル』の口コミをチェック!

出典:LIPS
SPF50+/PA++++
ニベア最強シリーズ。
UVジェル
今年の日焼け止めはコレに決定
めっちゃ良かった
スーッと肌になじみ、白浮しません!
日焼けによるシミ予防!
美容液成分配合で、予防美容もできるなんて、ありがたすぎます!!
しかも汗・水に強い3次元フィルムで、汗で流れにくいなんて嬉しいしかない
資生堂『アネッサ パーフェクトUV スキンケアミルク 』の口コミをチェック!






出典:LIPS
アネッサ パーフェクトUV スキンケアミルク
初めて買ってみたけど…凄く良かったです
【使用感】
・塗った後もサラサラ
・すぐに肌に馴染む
・白浮きしない
・乾燥しない
今までは高いからと手を出さなかったのですが、使ってみるとこれでこのお値段は安いかも
ものすごーーーーく焼けやすく地黒な私でも使い
やすい!しばらく使ってみます
ランコム『UV エクスペール トーン アップ ローズ 』の口コミをチェック!








出典:LIPS
化粧下地として使っていますが、塗ったあとは肌がすごくしっとりして、でもこの後のファンデーションの邪魔をすること無くすごく使いやすくてオススメです◎
馴染ませた後はベタつきもほぼ無いです。
ベタつきはないのにお肌はしっとり。
ほんのりピンクで肌をワントーン明るくしてくれます。
肌の圧迫感もほとんどなく、なのに紫外線効果もちゃんとしてくれるのでこれ1本あると心強いです。
私は香り付きの物が好きなので大丈夫でしたが、
香りが結構強いし長く香るので香りに敏感な方は注意です
今まで使ってきた下地の中で1番気に入っているので、これからも使い続けたいなと思っています
少しお高めですが、少量で伸びもいいのでコスパは悪くない◎
オルビス『サンスクリーン オンフェイス モイスト』の口コミをチェック!






出典:LIPS
SPFは強すぎず、PAはしっかり!
こちらは肌も綺麗に見せてくれる色付きタイプの日焼け止めで、これ一本でお肌も綺麗に見せてくれますしかも、伸びがいい日焼け止め特有のキシキシ感なし!
石鹸オフOKなので毎日使えます♪
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 顔用日焼け止めの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの顔用日焼け止めの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
エキスパートのアドバイス 敏感肌は「紫外線吸収剤」が入っているかをチェック
美容ライター
「紫外線吸収剤」は、多くの日焼け止めに配合されている成分です。紫外線を熱エネルギーなどに化学的に変化させて、肌を紫外線ダメージから守ります。この化学反応は肌への刺激となるため、肌荒れの原因になることがあります。
とくに敏感肌の方や子供は、紫外線吸収剤を避けて、紫外線散乱剤を中心に配合している日焼け止めを選ぶのがベターです。
顔用日焼け止めの効果的な塗り方 塗るタイミングや順番は?
ここからは、より効果的に顔用日焼け止めを使うための塗り方のコツを紹介します! 肌を絶対焼かないためにも、チェックしてください!
顔に塗る際はムラなくしっかり!
●まずは1円玉くらいの大きさを目安に、おでこ・鼻先・右の頬・左の頬・顎の5箇所に日焼け止めをおきましょう。
↓
●鼻先の日焼け止めを、鼻筋に沿って伸ばし、鼻部分をカバーします。
↓
●続いて、左右の頬の日焼け止めを、外側に伸ばすように塗っていきます。
↓
●額の日焼け止めは、下から上に伸ばします。そしてフェイスラインに沿うように塗っていきます。
上記の順番で顔全体に塗ることができたら、同じように重ね付けをしすれば完成です。
忘れがちな首まわりにも!
100円玉や10円玉の大きさを目安に、日焼け止めを喉仏・背骨に塗ります。そこから左右に伸ばしていき、首全体に馴染ませるように塗れたら完成です。
首も顔の一部ですので、しっかり塗っておきましょう。
子供・赤ちゃん向け日焼け止めの記事もチェック! 【関連記事】
自分にぴったりの顔用日焼け止めを見つけよう!
この記事では、顔用日焼け止めの選び方とおすすめの商品を紹介しました。化粧下地として使えるものや、石鹸で落ちる肌に優しいもの、トーンアップ効果があるものなどさまざまなアイテムをピックアップしたので、きっとお気に入りが見つかるでしょう。
時短したい方は顔とボディ兼用タイプが便利です。夏はもちろん、紫外線は1年中降り注ぐので、しっかり対策して綺麗な肌を手に入れましょう!
※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
コスメコンシェルジュ、日本化粧品検定1級資格保有の美容ライター。 「美容は心のケアになる」をモットーに、複数のWEBメディアで美容・健康情報を執筆中。コンプレックスを解消し、チャームポイントをアピールできるコスメ情報を発信します!