車高調とは
「車高調」とは、車高調整式サスペンションのこと。クルマをローダウンしたり、好みの車高に変えたりできるほか、ショックアブソーバーのかたさを調整して、車酔いの原因となるローリングを抑えるのにも効果のあるパーツ。
車高を下げることを目的とした「ローダウン」や車高を上げる「リフトアップ」に加え、乗り心地などの調整もできるところがパーツのメリットです。
そんな車高調ですが、メーカーや製品によって、車高調の目的やデザイン、寿命なども大きく変わってくるので、慎重に調べる必要があります。自分が一体どんな車体や乗り心地を求めているのか、その目的をしっかりと確認しつつ、ピッタリの商品を選んでくださいね!
車高調の取り付け・調整工賃の相場は?

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車高調を買ったお店で交換作業をしてもらうのが一般的ですが、最近ではネット通販などで安く購入することができるため車高調をお店やディーラーに持ち込みしようと検討している方も多いはずです。車高調を持ち込みした場合の工賃はだいたい、お店で購入した場合の工賃の1.5~2倍くらいになります。
車高調取り付け工賃【車種別】
■軽自動車・コンパクトタイプ|30000~40000円
■セダン・スポーツタイプ|37500~50000円
■ミニバン・ワンボックスタイプ|45000~60000円
車高調の寿命

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車高調の寿命は一般的に走行距離が3万キロメートルまでと言われています。街乗り中心の場合の目安になるため、毎日のように高速道路を使用したり使用方法によっても寿命は異なるので注意する必要があります。異変や不具合を感じてからでは、繰り返し使用することができなくなるので早めの点検が必要です。
車高調の寿命のサインを知っておくことで早めの対策ができるようになります。以下の症状を感じる場合は早めに修理を行い安全に走行できるようにしましょう。
寿命のサイン
・常時、異音がする
・段差を乗り越えるときや乗り越えた後に異音がする
・ハンドル操作時に異音がする
・乗り心地が悪くなった など
車高調の各部品の構造・機能
車高調に必要な部品の構造や機能などについて説明します。機能の調整方式や構造のチェック方法など、車をカスタマイズするうえで知っておくべき大切なポイントです。
【1】調整方式について
車高調の調整方式には大きく分けると3つのタイプがあります。それぞれ一長一短があるので、自分に適した方式のものを選んでください。
▼全長調整式
調整方式のなかでも人気があるのが「全長調整式」で、このタイプの製品が増えています。特徴は車高を下げても線間密着の心配がなく、乗り心地が変わらない機能性の高さ。
またスプリングの位置に関係なく、ブラケット部分の長さを調整して車高だけの調整ができます。乗り心地は車高を下げても地面にぶつかるようなことはありません。
その反面、値段は高めで、車高変更の際にはブランケット部分を外さなければならないので面倒です。
▼ネジ式
調整方式のなかでも調整時の作業がお手軽なのが「ネジ式」。車高変更するときは、サス本体を装着したまま車高レンチで調整できます。全長調整式のようにブランケットを外す必要がないので、手間がかかりません。
製品ラインナップが豊富でさまざまな製品から選ぶことができ、値段も低めに設定されているものが多いです。シンプルな構造のためトラブルが起きにくいのが特徴。
ただし、あまり車高を下げ過ぎるとショックアブソーバーが縮んで、最悪の場合底付きを起こす恐れがあるので要注意です。
▼Cリング式
「Cリング式」は値段がリーズナブルなのが魅力です。ショックの本体に溝が数本入っており、その部分のCの形をしたリングをはめ込んでロアシートの位置を決める方式。
使い勝手がよくないのであまり使われることがなく、製品ラインナップも少ないです。溝の数で調整する構造のため無段階調整ができず、設定範囲が限られています。
またCリングの変更にはショックを分解し、スプリングを外した状態にするので大作業になりがち。使い勝手は悪くても値段を重視する方におすすめです。
【2】減衰力の調整方式について
ショックアブソーバーの効きの強さを減衰力で調整する方式について説明します。
▼減衰力調整機能付き
車高調の中には「減衰力調整」機能でショックアブソーバーの強さを調整できる製品があります。さまざまな走行環境に合せて乗り心地を調整したい方におすすめの機能です。
注意すべき点は、製品によって調整できる段階調整数が異なっていること。選ぶ基準としては、30段階ほどを目安にしてください。
段階数が多いからといって硬さややわらかさの幅が広がるわけではなく、逆に調整がややこしくなってしまう場合もあります。
▼固定式
販売メーカーが車種別に、ベストな減衰力でセッティングしたもの。こまかな調整はできないものの、自分でセッティングする必要がありません。
【3】ショックアブソーバーの構造について
ショックアブソーバーには「単筒式」と「複筒式」の2種類があります。それぞれの特徴について説明しますので、構造をチェックするときの参考にしてください。
▼単筒式
「単筒式」はその名前が示しているように、ひとつの筒で機能するサスペンションのことです。特徴は放熱性が高いので、長時間の走行でも安定して減衰力を発揮することが可能。
また取り付け角度が限定されていないため、取り付けるときの自由度が高くなっています。単筒式はスポーツ走行をしたい方におすすめできる方式です。
▼複筒式
「複筒式」は単筒式とは異なり、シェルケースのなかにもうひとつ筒がある二重構造サスペンションのことです。特徴は、封入ガス圧を低めに設定できるので、快適な乗り心地が得られるということ。
値段もリーズナブルなものが多く、気軽に使えます。日常的に車を暮らしの足に利用する方や、街乗りの多い方におすすめの方式です。
【4】アッパーマウントの違いについて
アッパーマウントは大きく分けて2種類。ピロ式とゴムプッシュ式があります。
▼ピロアッパー
ピロ式は、キャンバー角度を自由に決められるのが魅力です。コーナリングの際の安定性向上が期待でき、スポーツカーやスポーツタイプの乗用車に使われます。
▼ゴムブッシュアッパー
ゴムプッシュ式は、素材にゴムを使い、消音性能の高さが魅力です。街乗りに向いていて、セダン、コンパクトカー、軽自動車などに使われます。ご自身の車や乗り方に合わせて選んでみましょう。
【※】車高調の寿命
走行距離3万キロメートルが一般的に車高調の寿命といわれています。これは街乗りが多いケースの場合で、寿命は乗り方によって変わってきます。
また、走行距離や使用年数でショックアブソーバー(ダンパー)の寿命を判断するのは難しいので、定期的なチェックが必要でしょう。異変や不具合を感じる前に、定期的なオーバーホールをすることが大事です。
車高調の寿命のサインは、常時異音がする、段差を乗り越えたあとに異音がする、ハンドル操作時に異音がする、乗り心地が悪くなった、などの症状です。異音に気づいたら、車高調の寿命を知らせるサインかもしれないので要注意。
車高調を選ぶポイント
それでは、車高調を選ぶための基本的なポイントを見ていきましょう。ポイントは下記の4つ。
Point.1:構成パーツの機能を考えよう
Point.2:目的に合った車高調を選ぶ
Point.3:高価な車高調がいいという訳ではない
Point.4:製品保証の長さで選ぶ
上記の4つのポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
Point.1:構成パーツの機能を考えよう
キーワードからは想像しにくいのですが、「車高調」はさまざまな部品によって構成されています。
車高を調整する「全長調整式orネジ式」、乗り心地が調整できる「減衰力調整機能つきor固定式」、減衰力(スプリングの動きを抑えようとするショックアブソーバーの抵抗力)をつかさどるショックアブソーバ「単筒式or複筒式」の分類によって大別されています。
一般論として、調整可能であったり構造が複雑になるほど、細かいセッティングを出せる反面、車高調のキットとしては高価になりがちです。
個人的には、サーキットでコンマ何秒のラップタイムを狙う目的でない限り、シンプルさを追求してもよいのではないかと考えています。
Point.2:目的に合った車高調を選ぶ
「車高調」とひと口にいっても、装着する車種や目的によって選び方はさまざま。
サーキットなどでスポーツ走行をしたい人が選ぶ車高調と、街乗りメインで単に車高を落としたい人が選ぶ場合とでは、同じメーカーであっても選ぶべき車高調がまったく変わってきます。
そこで、値段に惑わされず、用途にあった車高調を見極めるようにしてください。
誰に聞いたらよいか分からない……という場合は、気になる車高調を販売しているメーカーに問い合わせれば、応対してくれた方がていねいに教えてくれるだけでなく、用途にあったおすすめの商品も教えてくれます。
まずは、自分がどんな目的で車高調を選ぶのか、しっかりと確認するようにしましょう。メーカーが販売している車高調のラインナップも目的別で分かれているので、基準を設定したほうが選びやすく、後々満足のいく商品選びになりますよ。
Point.3:高価な車高調がいいという訳ではない
一般論として、高価なものほど高性能だったり、さまざまな機能を有しているケースが多いものです。しかし、車高調については必ずしもそれが有効であるとは限りません。
街乗りメインのオーナーさんが、走るたびにセッティングを追求するケースは少ないでしょう。それであれば、シンプルな構成でなおかつ価格が抑えられた車高調でも充分という考え方もありなのです。
長く使いたいのであれば、故障要因を事前に減らしておきたいですし、オーバーホール(部品単位まで分解して性能状態を新品時に戻す作業)にも対応してくれる車高調のほうが用途にあっていることも考えられるのです!
何のために車高調を変えるのか、その目的を忘れないようにしましょう。
Point.4:製品保証の長さで選ぶ
車高調を選ぶときは製品保証の期間や保証の有無で選ぶという選択肢も考えてみましょう。車高調の保証は、取りつけてからの期間や走行距離によって決められています。長期間の保証がついているものなら万が一のときも安心。
車高調は決して安価な商品ではないので、できるだけ長期間保証してくれるものを選ぶとよいでしょう。
<< 重要 >>:取り付けは絶対プロに任せよう
車高調キットを組み込むことで、車体のローダウンや車高調整が可能となります。
とりあえず車高が下がったからそれでOK! ではないのです。製品本来の性能が発揮できなければ意味がありません。
ここからさらに個体ごとに細かいセッティングをしていくことも大切。クルマの足まわりを根本から交換することになるので、せっかく高価な商品を買ったのに無駄になってしまいます。
取りつけもプロに任せ、きちんと調整をしていきましょう。
(※)プロに任せないとどうなるのか……
タイヤ・ホイール・スタビリンク・ABSセンサー・ブレーキホース・アッパーマウント・純正ショックを外す。アッパーマウントを固定し、車高調を設置し、外した部品たちを設置し、スタビリンクを取り付ける……
自分で取り付けを行う場合、やることが多いです。
慣れていない場合は時間も掛かってしまいますし、何より、失敗したときなどは、どこを組み立て直せばいいのかわからなくなってしまいます。また、車高調の調整も繊細で、製品本来の性能が発揮できない可能性もあります。
そのため、カーショップでプロに任せるのが一番安心なのです。値段の記載がないショップも多くあり、不安に思うかもしれません。しかし、車種ごとに違いはありますが3~5万円ほどで引き受けてもらえる場合もあるので、セッティングはプロに任せてしまいましょう。
信頼の人気メーカー・ブランド
人気メーカーには専門性や、サポート体制もあることが多く、何かと安心です。そんな車高調の人気メーカーもご紹介しますので、こちらも覚えておきましょう。
BLITZ(ブリッツ)
国産・輸入車向けの総合チューニングパーツを生産しているのがBLITZ(ブリッツ)です。サスペンションキット、電子パーツ、マフラー、エアクリーナー、ターボなどを扱い、主に電子機器パーツなどを得意分野としています。「電脳集団」とも称され、最新の電子機器も取り入れた対応も行っています。
TEIN(テイン)
サスペンション専門のメーカーとして、生産から販売まで一貫して行っているのがTEIN(テイン)です。車高調に関しては、スポーツカーだけでなく、ミニバンやSUVに至るまで幅広い車種に対応し、信頼を築いています。
TANABE(タナベ)
サスペンションやマフラー、ホイールなどの製造・販売を行うトータルメーカーとして有名なのがTANABE(タナベ)です。スーパーフォーミュラやSUPER GTなどへの製品供給も行うなど、信頼性は高く、その技術を活かし、最近ではリフトアップ系ブランド「DEVIDE(ディバイド)」を展開しています。
HKS(エッチ・ケー・エス)
自動車部品製造販売会社として、オリジナルマフラーやサスペンション、ターボチャージャ、電子制御製品まで幅広い製品を開発しています。レースエンジンや超軽量飛行機用エンジンの開発も行うなど、多岐にわたり挑戦を続け、高い技術力を見せつけています。
CUSCO(クスコ)
自動車部品製造を行う株式会社キャロッセが展開するブランド。「足回りや駆動系」に強みを持つのがCUSCO(クスコ)です。車高調やサスペンション、ボディの補強パーツ、エンジンパーツまで幅広く製造し、レース用のパーツも取り扱うなど、技術力と信頼を兼ね備えたブランドです。
(★)ポイント:迷ったら信頼性の高いメーカーを選ぶべし
20年前、10年前と比較しても、安価で購入できる車高調が増えてきました。
どのメーカーを選んでよいか悩む場合、知名度の高いメジャーブランドのなかから用途に合う車高調を選ぶのがやはり安心であり、確実です。
何しろ車体を支える重要な部品なので、車高調はその基本的な役割に付随する付加価値のようなもの。
価格の安さに飛びついて、結果として耐久性の低い、トラブルが頻発するような車高調では本末転倒です。
おすすめ商品の比較一覧表
車高調おすすめ21選
上記のポイントをふまえ、おすすめの車高調をご紹介します。あなたの愛車や走り方に合う車高調を見つけてみてください。

みんカラ パーツオブザイヤー2018大賞受賞!
みんカラ パーツオブザイヤー2018大賞受賞・上半期大賞は伊達じゃない! DAMPER ZZ-Rの魅力は、なんといってもコスパを含めたトータルバランスにすぐれていることです。
全長調整式をはじめ、32段もの減衰力調整機構、高い強度と軽量化を両立したアルミ製のアッパーマウント・ロックシート・ブラケット(一部)、しなやかな走り心地と確かな追従性を実現した単筒式ならではのφ44大径ピストン、カートリッジ先出しのオーバーホールに対応したメンテナンス性のよさをはじめ、挙げたらきりがないほど。
オプションパーツや補修パーツも充実しており、マニアからビギナーまで安心して選べる商品といえます。

自社工場製。リーズナブルな車高調といえばこれ!
テインといえば、グリーンが基調でおなじみ。かつては高級な車高調を取り合っているイメージがありましたが、最近ではリーズナブルな商品も増えつつあり、幅広いユーザーに対応しています。
なかでもこの「FLEX Z」は、高品質とリーズナブルな価格という相反する要素を実現した車高調です。
オーバーホールが一般的だったショックアブソーバーの組み立て工程や構造を見直し、交換する非分解式に変更することで本来の性能を取り戻し、さらに部品点数を減らすことで低価格を実現。その際、減衰力やストロークの変更も可能です。
16段の伸/縮同時減衰力調整機構を搭載し、車種ごとに適切なマウントを設定するほか、自社工場での生産も大きな安心感につながります。
車種別専用設計ができる車高調
スポーツカーやサーキットに適した車高調。スポーツタイプでありながら、タナベ独自の技術で耐久性の高さ、スプリングの摩擦音などを解消し、街乗りでの心地よさも実現しています。
40段減衰調整機能で、走るシーンや好みに合わせて微調整が可能。車ごとにパフォーマンスを最適化する車種別専用設計も魅力です。

全車種、不満のない乗り心地を確約する自信の商品
車高調を組み込んだクルマ特有の「街乗りでの不快なゴツゴツ感」を大幅に軽減させることに成功したのが「SUSTEC PRO CR」。
そのほか、ダウン量やスプリングのレートの設定・ダンパーの減衰力・ケースやロッドの寸法・ブラケットの取付位置・強度にいたるまで、そのすべてを装着する車両に合わせて設計した「車種別専用設計」に加え、オイルシールの耐久テストの基準を100万回ストローク、走行距離10万kmに設定。ロングライフを実現しています。
さらに、車体への取り付けには純正アッパーマウントを流用する事で、イオンの発生を極限まで抑制するなど、タナベ製らしいこだわりの逸品です。

たとえ高価であっても妥協したくない方におすすめ
クルマはもちろん、バイク用のサスペンションとして広く知られたメーカーです。
最上の乗り心地と、卓越した運動能力を一切の妥協なしに共存させた製品は、高い人気を誇るものの車高調キットはほかのメーカーに比べて高価です。
DFVとは、「デュアル・フロー・バルブ(伸縮同時制御)」を意味するオーリンズ・サブピストンテクノロジーの集大成。なかでも、このBTO(Build To Order)モデルは、車種専用の減衰特性を個々にセッティングを施した仕様になっています。
ノーマルや現在の足まわりでは物足りない。走り・乗り心地・路面越しに伝わるフィーリングを妥協したくない方にぜひおすすめしたいのがこちらの商品です。

Streetシリーズ最上級モデルといえばこれ!
Streetシリーズにおいて、3種類あるなかのトップモデルにあたるのが「Street zero A」だといえるでしょう。
車高調キットや個人差があるとはいえ、乗り心地の変化や違いがわかりにくいとされることがある減衰力の調整ですが、こちらの商品は、40段階というかなり細かい調整式となっており、その違いを体感することができます。
また、車種ごとに専用設計しているため、1名乗車からフル乗車までの状態を徹底的にテストし、着座位置を問わず快適なセッティングを実現しています。
さらに安心の日本製で1年、または1万kmの安心保証つきです。

ボタンを押すだけで乗り心地が変わる!
おもに国産スポーツカーや、スポーティーグレードのサスペンションとして採用されていることが多いビルシュタイン。
TV(ドイツの技術検査機関)が認める性能を持つ同社の商品のなかで、ボタンひとつで乗り心地の変化が楽しめ、ローダウンが可能なモデルといえば、「B16 ridecontrol(R)」です。
イルミネーションつきのボタンで「スポーツモード」と「コンフォートモード」の切り替えが可能。さらに、フロント&リアともに約30〜50mmのローダウン化を実現しています。
純正装着とは異なり、ビルシュタインが作り出した「乗り味」と「スポーティーなルックス」を楽しみたい方におすすめです。
最大96段階! ブリッツならではの電子減衰力調整
最大96段階と驚きの減衰力調整ができる車高調です。ブリッツの誇る電子制御機能により、減衰力の調整が車内からボタンひとつで行なえます。
さらに、フルオートモードに設定すれば、人数や路面状況に合わせた減衰力の自動調整も可能。3年、60,000kmと長期長距離の品質保証がついていて安心です。
スポーツ走行向きの車高調
耐久性と品質にこだわった、スポーツ走行向きの車高調。テイン製のハイエンドモデル「SUPER RACING」のすぐれた構造を数多く採用しているので、サーキット走行を考える方はぜひ注目してください。
購入時に無償で利用できるスプリングレート変更システム、3年、60,000kmの保証もうれしいポイントです。

ローダウン初心者も扱いやすい
ふだん使いからスポーティーな走りまで幅広く使える全長調整式車高調です。減衰力は36段階に調節可能。アッパーマウントは、車種に合わせてピロ式、ゴムプッシュ式の2種類を採用。
ローダウン初心者にも扱いやすいエントリーモデルながら、こだわりは盛りだくさん。安定性と快適性を兼ね備えた商品です。
アルミ素材で軽量化に成功
「トゥルーヴァ」のすぐれた性能を引きつぎ、軽量化、サイズダウンに成功した商品が「トゥルーヴァ極」です。アッパーマウントをはじめ、さまざまな部位をアルミ素材にすることで、バネ下の荷重を軽くおさえています。
36段階減衰力調整できるので、ストリートからサーキットまで幅広いセッティングが可能です。
なめらかな乗り心地とリーズナブルな価格が魅力
技術と信頼の高いブランド、クスコのエントリーモデルです。純正アッパーレスを使うことで、10万円のワンプライス、低価格を実現しました。(一部対象外車種もあり)
減衰力はダイヤル操作と調整方法もかんたん。ショックアブソーバーは複筒式を採用しているので、なめらかな乗り心地と静粛性を求める方に最適です。
HKS伝統の単筒式で快適な乗り心地
ローダウン走行の理想を追求した全長式の車高調です。HKS伝統の単筒式により、走行中も快適な乗り心地を実現。
また、強化ゴムアッパーマウントを採用しているので、静粛性、耐久性にすぐれ、街乗りも安心です。オーバーホール可能、3年、60,000kmの品質保証もうれしいポイントですね。
自社開発・自社製造こだわりの日本製!
日本製にこだわり、自社工場で開発、製造を行うファイナルコネクション。小ロットの制作にも対応しています。
街乗りの快適性とサーキットでの走行性を両立した「STEALTH Mini」は、リーズナブルでも高品質。全長調整式車高調の採用、リニアなステアリング反応、減衰力25段調整など魅力が満載です。
ハイグリップラジアルタイヤ想定のスポーツモデル
サーキット走行やスポーティーな車種に向いた減衰力調整30段階の車高調です。ハイグリップラジアルタイヤを使用した想定で設計されています。
小石などによる損傷を防ぐダストブーツ、亜鉛メッキの5倍のサビ防止効果があるPENコート被膜を採用した高い耐久性により、2年、40,000kmと安心の保証内容です。
ミニバンの不快な突き上げ感を解消した車高調
ラリーで使われる、ハイドロ・バンプ・ストッパーシステムと、複筒式ショックアブソーバーを採用したFLEX・A。満車時のミニバンにおこる不快な突き上げ感をおさえて、全席で快適な乗り心地を実現しています。
テインが誇る特殊表面処理により、塗装はがれ防止、サビ防止効果も抜群。降雪地帯や湾岸地域でも安心です。
コアな車種や絶版車にも対応可能
ラグルスは自社一貫システムにより、コストパフォーマンスの高い商品を提供するメーカーです。SpecSは、ふだん使いからスポーツ走行までたのしめるスタンダードモデル。
スピンドルタイプの車高調には専用スピンドルが付属しているので、繊細なセッティングも安心です。コアな車種や絶版車にも対応しています。
快適な乗り心地を楽しめる
ストリートで走る際の性能に加えて、スタイリッシュ性や快適性も追求された商品。2年4万キロの保証がついているので安心です。大径シャフトの採用により、全速度域で乗り心地がアップしました。ローダウンスタイルには快適性の確保のために全長調整式が使われているので、同乗者への気遣いも少なくなるでしょう。
ストラット式で30段の減衰力調整が付いており、一般道と高速道路との使い分けや乗る人数など、ステージに応じた調整ができます。
1台1台組み上げ生産された高級ライン
1台1台を丁寧に組み上げ作られた、少量生産の高級ライン車高調です。 BTOシリーズでは専用部品が組み込まれたベースショックに対して、車種専用である減衰特性をそれぞれセッティングしたラボ・カロッツェリアのモデルとなっています。
豊富なデータに基づいて生産されており、従来のラインナップにはない幅広い車種に対応可能です。高度な技術力と価格に見合った確かな性能と品質が魅力で、車愛好家の中で大変人気が高い商品です。
スタイリッシュな街乗りができる!
移動式のロアフランジ採用の全長調整式の車高調です。重視したのは街乗りの際の乗り心地で、日常の移動手段として使われることを想定したセッティングになっています。
シェルケースに使われているのは高級感あるGOLDメッキで、錆に強いコーティングがされています。フロントアッパーは特殊ラバーマウントが採用されており、純正と同規模の静粛性や快適性があります。ツインチューブ式を取り入れることでコストダウンも実現していて、初心者にも優しいリーズナブルな価格です。
減衰力調整式で自分好みの乗り味を追求
緑色が印象的な有名な車高調メーカーの商品で、ラリー車に使われていた経験を活かした足まわりの固さが特徴です。車高調整の際も乗り味の変化を最小に抑えられる全長調整式が採用されており、価格がリーズナブルで車高調入門にも最適です。
ショックアブソーバーは複筒式で、低反発のたっぷりとしたストロークが確保できる仕様になっています。万全なサビ対策がとられており、簡単にインストールできるアッパーマウントやなめらかな車高調整のための調整レンチも付いています。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 車高調キットの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの車高調キットの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
愛車をカスタムするアイテム 【関連記事】
キーワードは「しなやかさ」 エキスパートからのアドバイス
スポーツ走行を目的として車高調を組み込むなら問題はないかもしれませんが、愛車はミニバンで、カスタマイズ目的の場合は車高調を組み込んだことでせっかく快適だった乗り心地がかたくなる、極端な場合はガチガチになってしまうこともあります。
では、どんな乗り心地が理想的なのか? そんなときは「しなやか」という言葉を思い出してみてください。
かたすぎず、かといってフワフワでもなく、絶妙なバランスを持つ車高調も存在します。それをひと言でいい表すと「しなやか」になるのです。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
輸入車の取扱説明書の制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトのリニューアルを担当し、Webメディアの面白さに目覚める。 その後、大手飲食店ポータルサイトでコンテンツ企画を経験し、2013年にフリーランスとして独立。現在はトヨタ GAZOO愛車紹介の監修・取材・記事制作、ベストカー誌の取材等で年間100人を超えるオーナーインタビューを行う。 また、輸入車専門の自動車メディア・カレントライフの編集長を務める。現在の愛車は、2016年式フォルクスワーゲン ゴルフ トゥーランと1970年式の古いドイツ車。妻と、平成最後の年に産まれた息子、動物病院から譲り受けた保護猫と平和に(?)暮らす日々。