クリエイティブ向け【デスクトップPC】のおすすめ5選|CPU・GPUなど性能で選ぶ

クリエイティブ向け【デスクトップPC】のおすすめ5選|CPU・GPUなど性能で選ぶ
ITライター
海老原 昭

大学在学中よりパソコン総合誌、Windowsプログラミング誌、Mac専門誌の記者/編集者として活動し、その後輸入自動車やカーナビ等のマニュアル翻訳/制作などを経て、フリーランスとして現在に至る。 キャリアは25年目に突入。専門はアップル製品だが、WindowsもAndoridも周辺機器もソフトも等しく愛する何でも屋。

ITライターの海老原 昭さんが選ぶクリエイティブ向けデスクトップPCおすすめ5選をご紹介します。画像や動画など大容量なファイルを加工するには、適したスペックのパソコンでないと読み込みや処理の時間が膨大にかかってしまいます。スペックは高性能であればあるだけいいのですが、それに比例して価格も上がります。そこで、海老原さんに基準となるスペックの選び方、クリエイター向けのおすすめパソコンについて教えてもらいました。最後に各通販サイトの売れ筋ランキングも掲載していますので、ぜひ参考にしてみてください。


クリエイティブ向けデスクトップPCの選び方 ITライターが解説

ITライターの海老原 昭さんに、クリエイティブ向けデスクトップPCを選ぶときのポイントを4つ教えてもらいました。

横一列に並んだデスクトップパソコンとノートパソコン

Photo by Vitaly Sacred on Unsplash

好きなとこに持ち運んで使えるノートPCは便利だけど、クリエイティブな作業ならデスクトップPCが使いやすい!

CPU性能で選ぶ

ITライター

CPUのコア数が多いほど処理能力が向上する

クリエイティブ系の作業をするのであれば、CPUはとにかくパワフルなものに限ります。インテル系CPUの場合、Core iシリーズの上位モデルでもいいですが、とくにハイエンドなプロ向けの場合、超マルチコア構成が可能なXeonシリーズも選択肢に入ります。また、同じシリーズでも型番の数字が多い、上位モデルを選びましょう。

CPUの処理能力には、クロック周波数も重要ですが、最近はソフト側がマルチコア環境に最適化されているため、CPUのコア数が多いほうが、分散された作業を同時にこなすことで、素早く処理を終わらせられるため、多コア・低クロック構成のほうが、少コアで高クロックなCPUよりも速い場合があります。いずれにしても処理の根幹となる部分なので、できるだけいいものを選ぶといいでしょう。

Dell『Precision 7920 タワー デスクトップ ワークステーション』

インテル Xeonプロセッサーを最大28コアまたは合計56コア搭載可能で抜群のパフォーマンスを実現。

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GPU性能で選ぶ

ITライター

ビデオ編集などグラフィック処理にGPUは不可欠

クリエイティブ用途の多くでは、グラフィック性能も重要になります。高解像度なビデオ編集や3D CGなどを快適に扱うには、GPUも高性能なものを選びましょう。表示が速いだけでなく、GPUの処理能力をグラフィックではなく演算に使う「GPUコンピューティング」の観点からも、高グレードなGPUを搭載していることが望ましいです。

NVIDIAであればGeForce GTX16x0シリーズ以上、プロユースならQuadroシリーズを、AMDであればRadeon Vegaシリーズを選び、その中でも予算の範囲で、できるだけ上位グレードを選びましょう。

HP『Z2 Tower G4 Workstation』

NVIDIA QuadroのP400からRTX5000まで搭載可能! ワークステーションに求められるグラフィック性能に対応してくれる。

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ストレージ性能で選ぶ

ITライター

クリエイティブ系では扱うデータが大きくなるため、ストレージも大容量である必要があります。さらに大きなデータを快適に処理するために、ストレージの速度自体も高速であるほうが望ましく、結果として大容量の高速SSDを搭載しているのがベストです。

こうした構成は当然値段に跳ね返ってくるため、予算次第では、メインのストレージだけ高速にして、データの保存は大容量だが安価なHDDに頼るなどの回避策を講じておくといいでしょう。

SSDを選ぶ場合、SATA接続よりもPCIe接続、なかでもNVMe対応のものが高速なので、こうした構成を選びましょう。

Third wave『ドスパラ raytrek XT』

高速なM.2 SSDを搭載! さらにSSD専用の2.5インチシャドウベイが3基用意されいて増設・メンテナンスも容易におこなえる。

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メモリの容量で選ぶ

ITライター

画像編集で16GB以上、ムービーなら64GB以上

大容量データを扱う場合、作業スペースとなるメモリもできるだけ大量に搭載していることが望ましいです。最近はソフトが確保するメモリの容量が格段に増えているため、写真やイラストなど2Dの作業であっても16GB以上、できれば32GBほどあったほうが望ましいですし、4Kムービーや3D CGであればも視野に入れたいところです。

メモリは後から増設することもできますが、安定した動作にはメーカーや速度などを合わせる必要があるため、できるだけ最初から大容量のものを選んでおいた方が無難です。

Mouse Computer『DAIV-DGZ530E4-S2-CS』

処理性能が求められるクリエイターのため32GBメモリ搭載のモデルが多く用意され、最大64GBまで増設できて快適に使うことができる。

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クリエイティブ向けデスクトップPCおすすめ5選 ITライターが選ぶ

ここまで紹介してきたクリエイティブ向けデスクトップPCの選び方のポイントをふまえて、海老原 昭さんに選んでもらったおすすめ商品を紹介します。

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HP『 Z2 Tower G4 Workstation』

HP『Z2TowerG4Workstation』

出典:jp.ext.hp.com

本体サイズ 169×435×356mm
CPU Xeon E-2124G(3.4GHz、4C/4T)
GPU種類 NVIDIA Quadro P400 2GB
ハードディスク種類 HDD(SATA、7,200rpm)
ハードディスク容量 500GB
メモリ 8GB DDR4 SDRAM

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ITライター

パワフルなのにリーズナブルなエントリークラス

日本のワークステーション市場でシェアNo.1のHPが販売する、エントリークラスのワークステーションです。標準では4コアのXeonプロセッサーと、GPUにNVIDIA Quadro P400を搭載しており、本格的な業務用というわけにはいきませんが、これから3D CGやCADなどを学ぶ学生などが自宅用に導入するには最適でしょう。

標準構成では500GBのHDDですが、カスタマイズでM.2接続の「HP Z Turboドライブ」が選択でき、SATA接続のSSDと比べてはるかに高速なストレージ環境を実現できます。保証期間も3年と長く、入門用として安心して選べる1台です。

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Dell『Precision 7920 タワー デスクトップ ワークステーション』

Dell『Precision7920タワーデスクトップワークステーション』

出典:i.dell.com

本体サイズ 218×566×433mm
CPU Xeon ブロンズ 3104(1.7GHz、6C/6T)
GPU種類 NVIDIA Quadro P400 2GB
ハードディスク種類 HDD(SATA、7,200rpm)
ハードディスク容量 1TB
メモリ 16GB(8GB×2)2666MHz DDR4 ECC RDIMM

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ITライター

最大のパフォーマンスを引き出すフルタワーワークス

クリエイティブの現場でも多く採用されているDELLのハイエンドワークステーションモデルです。XeonプロセッサーとNVIDIA Quadroシリーズの組み合わせを、拡張性の高いフルタワーケースに収めており、負荷の高い業務にも堪えるパワーを発揮します。

拡張性としては、2倍幅のGPUカードを最大3枚搭載可能、ストレージは最大10台までのSATA/SASドライブ、または4台までのM.2およびU.2 SSDを搭載可能で、こうした拡張に備えて巨大な容量の電源も搭載しています。あらゆる用途に使用可能なモンスターマシンとして、今選択できる最上の構成を詰め込んだ1台に仕上がっており、最上を求めるならこれで決まりでしょう。

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Third wave『ドスパラ raytrek XT』

本体サイズ 207×509×440mm
CPU Core i7-9700(3.00~4.70GHz、8C/8T)
GPU種類 GeForce GTX1660Ti 6GB
ハードディスク種類 SSD(M.2 SATA)+HDD
ハードディスク容量 500GB(SSD)、2TB(HDD)
メモリ 16GB(8GB×2) DDR4 SDRAM

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ITライター

コスパの高いAdobe CC推奨モデル

ドスパラのクリエイティブ向けPC「reytrek」シリーズの中で、ミドルレンジに当たるモデルが「XT」です。CPUは6コア・12スレッドのCore i7−9700、GPUはNVIDIA GeForce GTX1660Tiと、クリエイティブ系のPCとしてはミドルレンジの性能ですが、XeonやQuadroといったプロ向けのパーツを使っていないため、同等の性能で安価に仕上がっています。

メモリは16GB、ストレージも500GBのSSDと2TBの組み合わせで、速度と容量を両立。PhotoshopやIllustrator、Premiere ProといったAdobe CC系ソフトの推奨動作環境をクリアしており、これらのアプリが快適に動作することが期待できます。ハイアマチュアや学生はもちろん、プロの作業用としてもピッタリな、コストパフォーマンスの高い1台です。

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Mouse Computer『DAIV-DGZ530E4-S2-CS』

本体サイズ 190×490×490mm
CPU Core i5-9400(2.90GHz、6C/6T)
GPU種類 GeForce GTX 1660 6GB
ハードディスク種類 SSD(M.2 SATA)
ハードディスク容量 256GB
メモリ 32GB(16GB×2)PC4-19200 DDR4

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ITライター

大容量メモリ搭載で快適なハイアマチュア向けマシン

マウスコンピュータのクリエイティブ向けブランド「DAIV」シリーズのうち、エントリー〜ミドルレンジにあたる「DGZ」シリーズのPCです。チップセットにメインストリーム向けの「Z390」を採用したシリーズで、構成次第ではプロ向けの性能も実現可能ですが、どちらかといえば汎用パーツでコストパフォーマンス高めに仕上げるのに向いていると言えるでしょう。

おすすめ構成の「E4-S2-CS」は、CPUはCore i5、GPUはGeForce GTX1660ですが、メモリを32GB搭載しており、買ったままでも大きなデータをかなり快適に使えるはずです。ストレージは256GBのSSDなので、ここはもう少し強化したいところですが、拡張性の高いケースになっているので必要に応じて増設していけばいいでしょう。3Dよりは2Dの画像や写真の処理などに向いた構成です。

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Lenovo『ThinkStation P330 Tower』

Lenovo『ThinkStationP330Tower』

出典:www.lenovo.com

本体サイズ 165×376×328mm
CPU Core i3-8100(3.60GHz、4C/4T)
GPU種類 内蔵(インテル UHD グラフィックス 630)
ハードディスク種類 HDD(SATA、7,200rpm)
ハードディスク容量 1TB
メモリ 8GB DDR4 2666MHz UDIMM

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ITライター

コンパクトなタワー型ワークステーション

Lenovoの「ThinkStation P」シリーズは、主に3D CGやCADといった負荷の高いクリエイティブ用途向けのシリーズです。フォームファクターは超省スペースからフルタワーまで幅広く用意されていますが、今回おすすめする「P330 Tower」は、XeonプロセッサーとNVIDIA QuadroシリーズのGPUが選択できるワークステーション級PCです。

比較的コンパクトなミニタワー筐体にパワフルな性能を詰め込んだシリーズで写真やCAD、3D CGなど用途別に多彩な構成のパッケージが用意されています。どの構成を選べばいいのかわかりにくいときは、こうしたパッケージを選べば、概ね間違いない性能が選べる点は便利です。

ただ、全体的にメモリだけは少なめなので、ここだけ増設するのがおすすめです。

「デスクトップPC」のおすすめ商品の比較一覧表

画像
HP『 Z2 Tower G4 Workstation』
Dell『Precision 7920 タワー デスクトップ ワークステーション』
Third wave『ドスパラ raytrek XT』
Mouse Computer『DAIV-DGZ530E4-S2-CS』
Lenovo『ThinkStation P330 Tower』
商品名 HP『 Z2 Tower G4 Workstation』 Dell『Precision 7920 タワー デスクトップ ワークステーション』 Third wave『ドスパラ raytrek XT』 Mouse Computer『DAIV-DGZ530E4-S2-CS』 Lenovo『ThinkStation P330 Tower』
商品情報
特徴 パワフルなのにリーズナブルなエントリークラス 最大のパフォーマンスを引き出すフルタワーワークス コスパの高いAdobe CC推奨モデル 大容量メモリ搭載で快適なハイアマチュア向けマシン コンパクトなタワー型ワークステーション
本体サイズ 169×435×356mm 218×566×433mm 207×509×440mm 190×490×490mm 165×376×328mm
CPU Xeon E-2124G(3.4GHz、4C/4T) Xeon ブロンズ 3104(1.7GHz、6C/6T) Core i7-9700(3.00~4.70GHz、8C/8T) Core i5-9400(2.90GHz、6C/6T) Core i3-8100(3.60GHz、4C/4T)
GPU種類 NVIDIA Quadro P400 2GB NVIDIA Quadro P400 2GB GeForce GTX1660Ti 6GB GeForce GTX 1660 6GB 内蔵(インテル UHD グラフィックス 630)
ハードディスク種類 HDD(SATA、7,200rpm) HDD(SATA、7,200rpm) SSD(M.2 SATA)+HDD SSD(M.2 SATA) HDD(SATA、7,200rpm)
ハードディスク容量 500GB 1TB 500GB(SSD)、2TB(HDD) 256GB 1TB
メモリ 8GB DDR4 SDRAM 16GB(8GB×2)2666MHz DDR4 ECC RDIMM 16GB(8GB×2) DDR4 SDRAM 32GB(16GB×2)PC4-19200 DDR4 8GB DDR4 2666MHz UDIMM
商品リンク

※各社通販サイトの 2020年3月6日時点 での税込価格

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そのほかの関連商品をご紹介 【関連記事】

ITライターからアドバイス クリエイティブ向けPC選びに迷ったら……

ITライター

ゲーミングPCもクリエイティブに使える

クリエイティブ向けのPCの構成は、どのパーツも高性能なものを要求してくるため、結果的にゲーミングPCに似てきます。

ゲーミングPCとクリエイティブPCの違いとしては、ゲーミングPCはケースやパーツのデザインが派手だったり、光ったりするといったギミックに力が入っているなど、主に外見面が中心で、ゲーミングPCはクリエイティブ用途としても優秀な選択肢になることは覚えておくといいでしょう。

※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。

※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページなどで商品情報を確認できない場合は、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。

※マイナビおすすめナビでは常に情報の更新に努めておりますが、記事は掲載・更新時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。修正の必要に気付かれた場合は、ぜひ、記事の下「お問い合わせはこちら」からお知らせください。(掲載:マイナビおすすめナビ編集部)

※2020/03/06 商品情報を更新しました。(マイナビおすすめナビ編集部 名原広雄)

マイナビおすすめナビ編集部

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