CPUスタンドとは
CPUスタンドとは、PCを設置するためのスタンドのこと。パソコンを設置する際、デスクの上だけでなく、床へ直に置く場合もあります。そんなとき、CPUスタンドを設置することで、移動もしやすく、また、床と空間ができることで、冷却や掃除もしやすく、パソコンの性能を発揮させることも可能。
現在では、大きいCPUを設置できるタイプや、横に設置できるタイプなど、タイプやサイズも様々です。本記事を参考に、ぜひ自分にピッタリの商品を見つけてください。
CPUスタンドの形状・タイプ
CPUスタンドには、「キャスター付きタイプ」「取り付け/マウントタイプ」「ボックスタイプ」の3種類があります。それぞれの特徴をしっかり把握していきましょう。
キャスター付きタイプ:移動がラクちん!
キャスター付きタイプは、キャスターが付いていてゴロゴロと床の上を移動させられるタイプ。
例えば足元に置いたタワー型PCで、たまに背面のポートにアクセスする必要がある場合などに便利です。
取り付け/マウントタイプ:しっかり固定で安心!
取り付け/マウントタイプは、マウントなどでPCをしっかりと抱え、机の下などに固定できるタイプ。
デスクの上ではなく、下に設置するため、小型PCなどで置き場を節約したい場合にピッタリです。
ボックスタイプ:ホコリから守る!
ボックスタイプは、PC全体をボックスの中に入れ、覆ってしまうタイプ。
遺物などをボックスで守れるため、事務所などでサーバーをホコリなどから守りたい場合にピッタリのタイプです。
CPUスタンドの選び方
それでは、CPUスタンドの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の3つ。
【1】素材
【2】耐久重量
【3】サイズ
上記の3つのポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】素材をチェック
CPUスタンドの素材は、インテリアに大きく関わる部分、こちらも一つひとつ解説しますので、ぜひ参考にしてください。
▼プラスチックタイプ:安価で軽量なタイプ
プラスチック製のスタンドは安価で軽量ですが、耐荷重や耐久性がやや低めになる傾向があるほか、見た目に安っぽく見えてしまうこともあります。
床に置いて使うケースが多く、あまり目につかないとはいえ、インテリアなどと合わないのは考えものです。
▼金属製・スチール製・木製:インテリア性が魅力のタイプ
金属製やスチール製のスタンドは取り付け/マウントタイプなどが多く、PCのメカニカルなデザインと相性がいいため、インテリア性高く配置することができます。
また、木製のスタンドは、デスクが木製の場合、相性がよくなります。色合いも確認しなければいけませんが、ナチュラルな雰囲気になるため、木製もおすすめの素材です。
【2】耐久重量をチェック
スタンドを選ぶとき、使いたいPCのサイズに合っていることはもちろんですが、耐久重量にも気をつけましょう。デスクトップPCの場合、金属製ケースやガラスのパネルなどを使っていると、構成によっては20kg近くなることもあります。
プラスチック製のスタンドでは耐久重量が10kg前後というものもあるため、使っているうちに壊れてしまうこともあり得ます。自分のPCの重さを考えて、しっかり支えられる製品を選びましょう。
【3】サイズをチェック
大前提の話になりますが、自宅などで使っているパソコンのサイズに合わないと、使うことができません。そのため、乗せることができるか対応幅もチェックしましょう。
なお、パソコンケースにサイズは、ミニタワー、ミドルタワー、フルタワーなどがあります。同じサイズで共通の規格になっているわけではないので、購入後に後悔しないよう実寸を出しておきましょう。
エキスパートのアドバイス
ITライター
背面のケーブルの長さも考慮しよう
PC用スタンドを選ぶ時、PCケースや机の下に収められるようにするのはもちろんですが、意外と忘れがちなのが、背面に出るケーブルの長さです。接続するケーブルの硬さやコネクターの形状にもよりますが、パソコンやスタンドそのもののサイズよりもおよそ10cm程度、余裕を持たせた方が安全です。
その結果、机から余分にはみ出してしまうこともあるため、その場合は横向きに収めてみるなど、運用面での工夫が必要なこともあります。
おすすめ4選|キャスター付きタイプ
上記で紹介したCPUスタンドの選び方のポイントをふまえて、おすすめ商品をご紹介します。まずは、キャスター付きタイプの商品です。ぜひ参考にしてください。
安価で軽量、対応ケースも多彩
CPUスタンドとしては定番ともいえる人気製品です。上から見るとX字になっており、交差するバーを動かして幅を自由に調節できるタイプです。
PCは四隅の突起部で支えますが、スポンジゴムが付いており、傷付ける心配がありません。対応幅が10mm〜255mmと幅広く、耐荷重が20kgあり、スリムケースからフルタワーまで、ほとんどのPCをしっかり支えてくれます。
キャスターは四隅に加えて中央にも1つあるため、重いケースもしっかり支えて、たわんだり、移動時にガタつくことがありません。
折りたためるため、使わないときもコンパクトに収納できるなど、CPUスタンドに求められる性能はしっかり抑えていながら、安価さが魅力です。とりあえず迷ったらこれで決まりでしょう。
おすすめ2選|取り付け/マウントタイプ
続いては、取り付け/マウントタイプのCPUスタンドです。ぜひ参考にしてください。
おすすめ1選|ボックスタイプ
最後は、ボックスタイプのCPUスタンドです。こちらもぜひ参考にしてください。
「CPUスタンド」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする CPUスタンドの売れ筋をチェック
Yahoo!ショッピングでのCPUスタンドの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
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安定感のあるものを選ぼう
本記事では、CPUスタンドの種類や選び方、そしてタイプ別のおすすめ商品をご紹介しましたが、いかがでしたか?
商品を選ぶ際は、CPUスタンドの形状・タイプごとの特徴をしっかり掴んだ上で、インテリア性に関わる素材をチェックし、耐久重量、サイズが安心してPCを乗せられるものであれば、きっと使いやすい、安定感のある商品を見つけられるはずです。
掃除やデスクの整理、また、熱の放出など、様々な用途で使えるCPUスタンド。よりデスク周りを整理したいという方にとってはピッタリの商品ですので、ぜひ本記事を参考に、自分にピッタリのCPUスタンドを見つけてくださいね。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
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大学在学中よりパソコン総合誌、Windowsプログラミング誌、Mac専門誌の記者/編集者として活動し、その後輸入自動車やカーナビ等のマニュアル翻訳/制作などを経て、フリーランスとして現在に至る。 キャリアは25年目に突入。専門はアップル製品だが、WindowsもAndroidも周辺機器もソフトも等しく愛する何でも屋。