キッチンスポンジの選び方
まずは、キッチンスポンジの選び方をご紹介します。ポイントは下記。
【1】スポンジの種類
【2】素材
【3】耐久性
【4】使い勝手のいい形やサイズ
【5】抗菌タイプかどうか
【6】色
これらをおさえて、自分が使いやすいスポンジを手に入れましょう!
【1】スポンジの種類をチェック
スポンジの種類としては、一層タイプ、二層タイプ、三層タイプ、ネットタイプがあります。
ひとつの素材でできている「一層タイプ」
ほかの素材と組み合わせることなく、ひとつの素材のみでつくられたスポンジ。ウレタンでできているものが多いです。やわらかく、泡立ちや水切れもよいため使いやすいのが特徴です。
使い分けできる「二層タイプ」
ウレタンと不織布でできているものが多い、二層タイプのスポンジは、ふたつの素材のメリットを使い分けできるのがポイントです。油汚れや焦げのついたフライパンには不織布の面、食器洗いにはウレタンの面というようにそれぞれに適した素材で洗うことができます。
泡立ちも水切れもいい「三層タイプ」
三層タイプのスポンジは、目のこまかいウレタンと目が粗いウレタン、不織布でできているものがスタンダード。目の粗いスポンジが使われていることにより、泡立ちと水切れがよいのが特徴です。中央に目のこまかいスポンジがあることで、泡持ちもよくしてくれます。
汚れをかき出す「ネットタイプ」
ネット状になったスポンジは、やわらかくて扱いやすく、折り曲げて洗うのもかんたんです。ネットの素材は、「ナイロン」「ポリエステル」「アルミ」「アクリル」でつくられているものが多く、素材によって特徴も変わります。
一般的なのはナイロンやポリエステルで、アルミは汚れをしっかり落としながらも傷をつけにくいです。アクリルは、繊維に沿って多くの溝があり、汚れをしっかりかき出してくれます。
【2】泡立ちや汚れ落ちが変わる! スポンジの素材をチェック
キッチンスポンジの素材はウレタンフォーム、セルロース、不織布、マイクロファイバーなどさまざまな種類のものがあります。
一般的なのは「ウレタンフォーム」
一般的なものはウレタンフォームを使ったウレタンスポンジ。柔軟性があり食器を洗うのに適しています。スポンジの気泡の大きさによって目の粗さが変わり、目が細かいものは泡立ちがよく、粗いものは水切れがよいのが特徴です。
吸水性と速乾性にすぐれた「セルロース」
天然繊維でつくられたセルローススポンジは、環境にやさしくエコな素材です。廃棄するときも有毒ガスが発生しません。セルロースは、吸水性と速乾性にすぐれており、食器洗いのほかシンクの拭き上げにも適しています。
頑固な汚れに「不織布」
不織布(ふしょくふ)のスポンジは、単体のものとウレタンフォームなどと組み合わせたものがあります。
不織布のなかにも「ハード不織布」と「ソフト不織布」があり、ハード不織布は研磨材入りで焦げ付きなどの頑固な汚れにぴったり。一方で傷がつきやすいガラスやプラスチックには向かないという面もあります。ソフト不織布は、研磨材なしでキズをつけにくく、しっかり洗うことができます。
水だけで汚れが落ちる「マイクロファイバー」
吸水速乾性がよく、やわらかい触り心地のマイクロファイバー。細かい繊維が密集していて、少量の水や洗剤をつけるだけで汚れを落としてくれます。あまり洗剤をたくさん使いたくないという人にもおすすめです。耐久性はあまりないため、まとめ買いしておくといいでしょう。
水を含ませて擦るだけできれいになる「メラミン」
洗剤を使うことなく、少量の水で茶渋やコーヒーの着色汚れを落とせるメラミンスポンジ。研磨剤としての機能に優れており、頑固な油汚れや水まわりの垢を落とすこともできますよ。
ただ、削り取る効果が強いので、漆器や陶器に使用すると、擦った部分が傷になることがあるので注意して使用しましょう。
【3】耐久性も大事なポイント
キッチンスポンジは消耗品とはいえ、すぐにへたれてしまうようでは十分に汚れを落とすことができません。耐久性のある丈夫なものを選びましょう。泡立ちがよく、形も変形しにくいものがベストです。コスパの面から考えても、耐久性は大事なポイント。
買い替えのタイミングとしては、月に1回くらいがちょうどよいでしょう。使い始めて1カ月は、十分に泡立ち汚れを落とすことができるへたらないスポンジを選んでみてください。
【4】使い勝手のいい形やサイズを選ぼう
キッチンスポンジといえば長方形が主流ですが、木の葉のような形や動物型など、いろいろな形のスポンジが登場しています。カーブがある形で手にフィットしやすいもの、角が尖っていてお弁当箱の隅も洗いやすいもの、穴が開いていてつるして干せるものなど、工夫が盛りだくさん。使い勝手のいい形を選んでください。
また、スポンジが食器に合う大きさかどうかもあわせてチェックしましょう。食器に合わない大きさだと、食器洗いがしにくくなります。
>>>プロからのワンポイントアドバイス
一般的なキッチンスポンジの形といえば長方形のものが多いです。なかでも少し長めのものを選べば、麦茶ポットなど細長い形状のものも洗いやすくなります。角が四角く尖っているものであれば、お弁当箱など四角いものの隅も洗いやすいです。
そのほかには、手の形にフィットしやすくカーブしているものや、食器洗いが楽しくなるような動物の形をしたものなどがありますね。
【5】抗菌タイプかどうかをチェック
抗菌加工が施されたキッチンスポンジは、新たな菌を寄せつけにくい効果が期待できます。商品によって抗菌の加工方法が異なるため、効果や持続性はまちまちですが、なかでも素材に銀イオンや銅を練り込んだものは抗菌効果が持続しやすく人気が高いようです。
食器に直接ふれるキッチンスポンジだからこそ、衛生面にこだわりたいもの。清潔感が気になる方は、抗菌タイプかどうかもチェックしてみるとよいかもしれませんね。
【6】色によってメリットが!? 好みの色から選ぶ
キッチンスポンジといえば昔はカラフルなものが主流でしたが、最近は白や黒などインテリアになじみやすい落ち着いた色味のものも多くみかけます。カラフルなスポンジは食器の中に埋もれてしまってもみつけやすく、とくに年配の方に人気があるようです。
白いスポンジは、清潔感があるところが魅力ですが、ものによってはカレーやトマトソースなどの色移りが気になることがあります。黒いスポンジは、スタイリッシュな見た目と汚れが目立ちにくいことで人気です。
>> 専門家からのアドバイス
そのほかの選び方として、食器洗いによる手荒れが気になる方には、手にやさしい商品コンセプトのキッチンスポンジがおすすめです。
一般的に固い素材や不織布がついたものよりは、やわらかく肌ざわりのよいものの方が食器を傷つけにくく手にもやさしいです。
とくに、やわらかいメラミンスポンジは汚れを削りながら落としていく性質のため、肌が弱い方は注意が必要です。
キッチンスポンジのおすすめ
料理・お菓子研究家の佐々木ちひろさんと編集部で選んだおすすめ商品をご紹介します。
気になるタイプから探してみてくださいね。
▼【泡立ちと水切れ抜群な一層タイプ】をチェック
▼【使い分けできる二層タイプ】をチェック
▼【泡持ちがいい三層タイプ】をチェック
▼【握りやすいネットタイプ】をチェック
▼おすすめ10選【泡立ちと水切れ抜群な一層タイプ】
まずは、やわらかく、泡立ちや水切れもよい一層タイプのスポンジです。

おしゃれなだけじゃない! 耐久性と泡立ちもグッド
「キッチン周りもおしゃれにこだわりたい!」という方にはこちらがおすすめです。5色のカラー展開の中でも、黒のスポンジがとくに人気があります。
落ち着いた黒のスポンジはキッチンにもなじみやすく、食べ物の色移りの心配もありません。もともと同社の固形石鹸を使いやすくするため開発された、丈夫なウレタン素材を使用したスポンジなので耐久性のよさにも定評があり。硬さが2種類あるので、使いやすい方を選べます。
へたりにくいから長持ちするキッチンスポンジ
サンサンスポンジは、特殊高級ポリウレタン素材を使っているので、へたりにくいキッチンスポンジです。ソフトタイプとノーマルタイプがあって、食器に合わせて使い分けることができます。
ノーマルタイプはソフトタイプより硬めなので、耐久性があります。素材は空気を多く含み、表面がさらさら構造なので、泡立ちや水切れがいいです。

水切れバッチリで衛生的
特に水切れのよさにこだわったスポンジをお探しの方にはこちらがおすすめ。人や地球にやさしい石けん製品作りを目指す「太陽油脂」のキッチンスポンジです。
目が粗い構造になっているため水切れがよく、スポンジがよく乾き清潔な状態を保つことができます。薄い色味ですが、比較的食べ物の色移りが少ないのもポイントです。
かわいいデザインのマイクロファイバータイプ
ふだん使いでかわいい柄付きのマイクロファイバースポンジ2枚セットです。色柄によって食器洗い用とシンク掃除用といったように使い分けることができます。素材はポリエステルとポリウレタンを使っているので、耐久性もあります。
サイズは縦12cm、横8cm。デザイン袋に入っているので、そのまま粗品や景品としても使えるでしょう。

毎日取り換え可能な30個入り! いつでも清潔に
一層タイプのポリウレタンフォームのスポンジが30個入り。油でべとべとになったフライパンを洗った後は気兼ねなくゴミ箱に捨てることができ、常に清潔な状態で洗い物が可能です。
形状は四角い縦長になっていて、お弁当の隅や赤ちゃんの哺乳瓶なども洗いやすくなっています。研磨剤は不使用なので、ガンガン使える点もうれしいポイントです。

吸水力抜群! やさしい天然繊維が魅力
吸水性にすぐれたスポンジをお探しの方にはこちらがおすすめです。スポンジの素材に使用しているセルロースは、素早くたっぷり水を吸う性質があります。
食器の洗浄だけでなく、キッチン周りで水がこぼれてしまった時やシンクのお掃除でも力を発揮してくれるでしょう。天然繊維素材のため燃焼しても有毒ガスが出ないといわれており、環境にやさしいものを選びたいという方にもおすすめです。
銀イオンの抗菌作用のある食器洗いスポンジ
亀の子たわしで有名なメーカーの商品。厚さ27mmで手にフィットしやすいサイズと形状で、お皿洗いにぴったり。スポンジの目が荒めなので、水切れや泡切れがいい食器洗いスポンジです。
銀イオン系抗菌剤と有機系防カビ剤で抗菌や防カビに役立ちます。また、本体はスポンジのみでできています。不織布は貼りつけされていないので、はがれることなく両面を使えます。
天然素材セルロースで環境にやさしい
柔軟性が高くキメのこまかい繊維である天然素材のセルロース製のスポンジです。環境にやさしい植物繊維の原産国はアメリカ。製造は日本でおこなっています。
自然繊維の素材は、100度まで対応しています。熱湯消毒も可能なので、定期的なお手入れで衛生的で清潔に食器洗いができます。横8.5cmの幅広いスポンジで握りやすくなっています。

手にフィットして持ちやすい! すぐれた抗菌作用も
しっかり握れて洗いやすいスポンジをお探しの方にはこちらがおすすめです。100年以上もの歴史があり、亀の子束子(かめのこたわし)でも有名な「亀の子束子西尾商店」のキッチンスポンジです。
木の葉型の形状が手のカーブにフィットするのが特徴です。一見すると、2層のスポンジに見えますが、不織布を張り合わせているタイプとは違い、グリーン部分の塗料に銅微粒粉を混ぜています。銅は抗菌効果があるため、菌の繁殖を抑えスポンジを清潔に保てます。
カラーは、グリーンのほかにオレンジもあります。
パッケージデザインが可愛い多機能スポンジ
亀の子といえば束子(たわし)!その名の通り、亀の子スポンジは束子の元祖である亀の子束子にルーツを持つ商品です。
束子の老舗店がスポンジのスタンダード商品とすべく開発したこのスポンジは、水切れや泡切れ、抗菌力など、もちろん機能的にも抜群。日本パッケージデザイン大賞2017で大賞を受賞したというオシャレなデザインになっており、キッチンを華やかにしてくれます。
▼おすすめ3選【使い分けできる二層タイプ】
ウレタンやセルロースに不織布を組み合わせたパターンが多い、二層タイプです。やわらかい面で食器、ゴワゴワした面で鍋というように使い分けができます。
水だけで頑固な油汚れも落とせる!
「激落ちくん」といえば、自分好みのサイズにちぎって使用するタイプをイメージする方が多いかと思いますが、こちらはアルミフィルムとアクリルでつくられたキッチンスポンジ。
アクリル繊維の溝と、らせん状に編み込まれたアルミ蒸着フィルムで、へばりついた油汚れを楽に落とすことができます。水だけで汚れを落とせるのもうれしいポイント。台所用洗剤がなかなか減らなくなるかもしれません。
スポンジタワシの定番!愛され続けるロングセラー
スポンジとたわしがひとつになっており、「洗う」と「磨く」が兼ね揃えられた超ロングセラースポンジ。食器洗いのスポンジといえば、この形をイメージする方が多いのではないでしょうか。
パッケージはレトロなデザインになっており、歴史の長さを物語っています。1960年に発売されて以降高い人気を誇る商品です。
※リンク先のamazonは4個入りの商品ページ、楽天・Yahoo!は2個入りの商品ページです。
オリジナル素材が汚れを落としきる!
プラスチックのお弁当箱や洗いにくいザルの汚れをサッと落としたいときに向いているのが、老舗家庭用品メーカー「キクロン」の『ブラッシャー キッチンソフト」。キクロンオリジナル素材のブラシとスポンジが、溝や隅、隙間まで汚れをしっかり洗い落とします。ブラシはふんわりした手触りになっており、食器にキズをつけにくいつくりになっているのも注目すべき特徴です。
また、抗菌剤をスポンジに練り込み、ブラシには塗布しているので、キッチンスポンジの衛生面が気になる方には安心感があるのではないでしょうか。
カラーは、グリーンとオレンジがありますので、お好きな方を選んでみてくださいね。
▼おすすめ9選【泡持ちがいい三層タイプ】
目の粗いスポンジが使われていることにより、泡立ちと水切れがよいです。一層、二層タイプと比べて若干価格が上がりますが、使いやすいはずですよ。
ロング形状でグラスの奥まで洗いやすい
スコッチブライトのウレタンスポンジを使っているから泡立ちがよく、サンドイッチ構造なので適度な弾力性があります。スポンジに無機系抗菌剤を使っているので菌の増殖を抑えます。
Amazon限定セットのロング6個入りは、縦のサイズが12.4cmあり、グラスの底まできっちり洗うことができるのが特徴です。オレンジ・イエロー・グリーンのさわやかな色合いがキッチンで引き立ちます。
かわいくて使いやすいお魚デザイン
使いやすさやデザインにこだわりたい方にぴったりの、お魚の形をしたキッチンスポンジ。ついデザインのかわいさに目を奪われてしまいますが、機能性が高いキッチンスポンジでもあります。
縦長くカーブしたお魚のキッチンスポンジは、手になじみやすく握りやすいのが特徴。折り曲げて食器のふちを洗ったり、しっぽ部分でコップの底までキレイにすることができます。
また、汚れ落ちや泡立ち、水切れを考えて、ナイロン不織布、ウレタン、脱膜ウレタンの3層構造で作られているのもポイントです。
カラーバリエーションは定番の10色(ブルー、イエロー、オレンジ、ピンク、ディープピンク 、レッド、ライトブルー、ライトグリーン、ライトイエロー、ディープグリーン)に加えて、新色や限定色も販売されているので、きっとお気に入りの色のキッチンスポンジが見つかるはず。
ダスキンのコスパ最強の台所スポンジ
ダスキンが販売する台所用スポンジです。抗菌をたもつ三層構造のスポンジで9個入りだから、コスパ最強のスポンジセット。
モノトーンのシンプルなカラーバリエーションで、アイランドキッチンやオープンキッチンでのインテリアコーディネートにも使えます。研磨剤入りなので、落ちにくい汚れも落ちやすい台所スポンジです。
水だけで汚れが落ちる! タッパーの溝もスッキリ
タッパーの溝など容器のフチをキレイに洗える、便利なキッチンスポンジです。とんがり部分が溝やフチにキレイにフィットし、汚れを掻き出してくれます。
こちらのキッチンスポンジは表面と裏面で素材が異なり、洗うものによって使い分けられるのがポイント。ボコボコした黄色い面には、油汚れや茶渋に、その裏のザラザラしたオレンジの面では、コゲやこびりつきがしっかり洗える仕様です。洗剤なしでも使用できます。
便利で使いやすいだけでなく、ゆるい雰囲気のかわいいキャラクターデザインも魅力。丸みとくびれがある形で、手にフィットしやすいのも特徴です。
三層構造で水切れや泡立ちがよい
シンプルな商品が人気の無印良品の商品です。三層構造に使われている素材は不織布と目の粗さの異なる2つのウレタンフォーム。異なる役割の素材を合わせることで、水切れがよく、泡立ちもしやすいスポンジです。
長めの長方形サイズなので、グラスの奥や弁当箱の隅まで洗いやすい形状になっています。白色なのは、消耗したら色が濃くなって替えどきを教えてくれるためです。
スタイリッシュでやさしい手触り
キッチン周りをおしゃれに彩りたい方にご紹介したいのが、ラバーゼのキッチンスポンジ。清潔感のあるホワイトやシックなブラックなど、スタイリッシュな雰囲気によく合うカラーが魅力です。キッチン周りのアクセントカラーになるキュートなレッドもあります。
キッチンスポンジの材質は、ナイロン不織布とポリウレタンの二種構造になっており、泡立ちやすく水切れがよいのが特徴。安心の日本製で、外面にやわらかなナイロン不織布を使っているので、手を傷つけにくくやさしい肌触りです。食器を洗うときの手荒れが気になる方にも向いています。
食器の凹凸に届きやすいソフトタイプ
ソフトなナイロン製の不織布を使っているので、大切な食器もやさしく洗えます。柔軟性があるのにくわえて、格子状の切れ込みのおかげでスポンジが食器の奥まで届きやすくなっています。スポンジ部分はポリウレタンでへたりにくい素材を使っています。
スポンジは骨格構造となっています。水切れがよいので衛生的な食器洗いスポンジです。

泡立ちたっぷり&丈夫で長持ち
機能性のバランスがよいスポンジをお探しの方にはこちらがおすすめです。掃除用品や掃除サービスを提供するお掃除のプロ「ダスキン」のキッチンスポンジです。
ウレタンフォームと不織布からなる3層のスポンジで、粗さの違う2種類のスポンジが水切れと泡立ちのよさを両立し、研磨剤入りの不織布で頑固な汚れを落とします。少し長めの形状でコップなども洗いやすく、丈夫で耐久性があり長持ちするのも特徴です。
リーズナブル! 豊かな泡立ちで使いやすい
「泡立ちたっぷり 水切れキュット!」とパッケージにあるように、とても泡立ちがよく、使いやすいキッチンスポンジです。ほかのキッチンスポンジと比べるとリーズナブルな価格なのも大きな魅力。
汚れやへたりが気になったら、こまめに取り替えたい方にも向いています。こちらのキッチンスポンジは、ソフトな不織布、やわらかいスポンジ、抗菌フィルタースポンジの3層構造。泡立ちや水切れがよいだけでなく、ソフトでキズをつけにくい特徴もあります。
また、手にフィットする大きさで使いやすいのもうれしいポイントです。
▼おすすめ3選【握りやすいネットタイプ】
ネットスポンジは、やわらかくて折り曲げやすいので、カップなどもラクラク洗えます。ネットの素材は、「ナイロン」「ポリエステル」「アルミ」「アクリル」の4種類が主流。
油汚れやこびりつきがサッと落ちる
タッパーのぬるぬる汚れや、お皿にべったり付いた油汚れをサッと落としたい方に向いているキッチンスポンジです。アクリル糸と特殊なフィルムで編まれたハイブリッドネットが、油汚れやこびりつきをグングン落とします。グラスに付いた口紅やくもりをよりキレイに落としてくれるのもポイントです。
スポンジ部分はウレタン素材を使用しているので、よく泡立ち吸水性もあります。油汚れや頑固な汚れに強く、リピーターの多いキッチンスポンジです。
カラーは、グリーンとオレンジの2色です。
水だけでも汚れを落とせる
アクリル素材のネットスポンジで、水だけでも汚れを落とすから洗い物がらくになります。台所用洗剤を使わなくても皿洗いができるので、手にも環境にもやさしい台所用スポンジです。
スポンジの中央部分を縫製することで、アクリルネットのあり余る感じを出にくくしています。スポンジに弾力性があって握りやすくなっています。
マイクロファイバーの力で汚れを落とす
ケユカのマイクロファイバースポンジは日本製。素材のポイントは、超極細繊維であること。泡立ちもよく、微粒子の汚れまでしっかり落ちる素材でできているので、軽い力で使えます。また、スポンジと一体になっていて、水に濡らすと持ちやすく手に馴染みます。
ナイロン素材のマイクロ面と本体のポリエステルが合わさっているので、ふわふわの泡ができて洗いやすくなっています。
【番外編】あると便利なアイテムを紹介!
使い終わったスポンジはどこに置くか、置き場所に困りますよね。なるべくキッチンの邪魔にならないところに収納したいもの。そんなときは、スポンジラックがあると便利です。また、湯のみや急須についた茶渋を落とすなら、漂白剤を使わずメラミンスポンジがあれば問題解決!
どちらもあると便利なアイテムなので、一緒に揃えてみましょう。
ステンレス製だからスポンジが乾きやすくて衛生的
ステンレス素材のワイヤーラック。幅25、奥行10、高さ14cmなので、市販の食器洗いスポンジを置けるサイズ感です。水がよく流れるためスポンジが速く乾いて衛生的。間仕切りがあるから、スポンジと洗剤をひとつのラックに置けてスペースを節約できます。
重さは約340gだから安定感があって、シンクまわりに馴染みやすいデザインです。
キッチンまわりもキレイに!
洗剤を使わず、水だけで汚れを落とす使い捨てのクリーナーです。キューブ型にカットされたメラミンスポンジで、グラスの水垢や茶渋などを擦るだけできれいになりますよ。
シンク内や蛇口の水垢もピカピカになるので、キッチンにおいておけばいろいろと重宝するはずです!
「キッチンスポンジ」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする キッチンスポンジの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのキッチンスポンジの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
キッチンスポンジに関するQ&A
キッチンスポンジに関するQ&Aをいくつかご紹介していきます。
キッチンスポンジはどのくらいの交換頻度で変えるべき?
キッチンスポンジの交換タイミングには明確な基準がありません。そのため、「替え時・寿命が分からない」という方は意外と多いのでは?
使い方によって劣化のスピードが異なるものの、2~3週間、長くても1ヵ月を目途に交換するのがいいとされています。上記の期間使っていると、以下の3つのサインがキッチンスポンジに状態になっていることが多いようです。サインを目安にしてみましょう。
・泡立ちが悪くなる:スポンジ内部の繊維が摩耗により劣化し、スカスカの状態になることが原因です。食器類の汚れをしっかりと落とすためには、スポンジがよく泡立つかが重要になります。
・水切れが悪い:水気が切れないスポンジは雑菌が繁殖しやすくなり、衛生的にもよくありません。
表面が変質している:洗浄力が落ちる原因のため、表面が変質(材質に劣化が見られる)しているなら、それも交換のサインになります。
食器用スポンジの洗い方やお手入れ方法は?
食器用スポンジを使ったあとの日々のお手入れは、汚れや洗剤をよく落として、水気を切って清潔な場所でよく乾燥させるという方法でOK。
とくに雑菌が気になるときは、熱湯消毒での除菌を試してみてください。耐熱ボウルなどにスポンジを入れたら、1分ほど熱湯にさらします。その後、すぐに冷たい水をかけて冷まします。冷めたら水気を切って、よく乾燥させます。熱湯にさらしたあと、放置すると逆に雑菌が増えてしまう可能性もあるので要注意です。
台所まわりのアイテムもチェック
お気に入りのキッチンスポンジを見つけよう
料理・お菓子研究家の佐々木ちひろさんへの取材をもとに、キッチンスポンジの選び方とおすすめのキッチンスポンジをご紹介しました。
キッチンスポンジを選ぶときは、素材や形、そして色に注目するのがポイントです。とはいえ、実際に使ってみないと使い勝手はわからないもの。キッチンスポンジは消耗品なので、もし気になるキッチンスポンジがいくつかある場合は、順番に試していくのもよいかもしれませんね。
使いやすいキッチンスポンジが見つかれば、今よりもっと家事がスムーズになるはず。何度もリピート買いするようなお気に入りの商品を見つけましょう!
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
学生時代に栄養学を学び、製菓会社・食品会社のフードコーディネーターを経て独立する。 現在は書籍・WEB・企業などのレシピ考案やフードスタイリングを中心に活動する。 美味しい料理を作るため食材選びからこだわり、普段から居心地のよいキッチン作りや、効率よく仕事をするため機能性に優れた調理道具えらびを心がけている。