布団乾燥機マット式の選び方 機能性、スペックに着目
布団乾燥機マット式を選ぶポイントを4つ紹介いたします。
【1】布団をくるむタイプ
【2】省エネモード
【3】乾燥機能
【4】あたため機能
それぞれについてご紹介しますので、購入するときの参考にしてみてください。
【1】徹底したダニ対策なら布団をくるむタイプも
徹底したダニ対策をしたいならマット式が最適。布団の表面温度を50℃以上にキープし、布団のすみずみまでダニの駆除が可能となります。
ダニの逃げ場がないように布団をマットでくるむタイプの布団乾燥機やアレルゲン抑制フィルターを採用した排気コントロール、ダニのふんや死がいといった付着アレルギー物質の作用を抑える機種もあります。
【2】電気使用量と省エネモードもチェック
布団乾燥機の電気代の目安は布団乾燥モードで1回あたり8.5円~14円。ダニ退治モードでは17円~68円と大きく差が出ます。
一回の電気代は最大50円ほどですが、家族が多いとかなりの出費になってしまいます……。ランニングコストが気になる人は、節電効果の高い「エコモード」を搭載している機種を選びましょう。
【3】衣類乾燥・靴乾燥などもチェック
布団乾燥機は衣類乾燥や靴乾燥にも対応しているケースが一般的。洗濯後の乾燥だけでなく、急な雨で湿った靴や、洗濯物の湿気を飛ばすことが可能となります。
靴や衣類も乾かしたいという場合には、付属するアタッチメントの種類などの確認も必須。また、イオン脱臭機能の付いた機種は、布団や枕はもとより、学生服やスーツといった洗濯できない衣類や靴の消臭にも活躍します。
【4】冬場にうれしいあたため機能
布団乾燥機は、布団を乾燥させるだけでなく、冷たい布団を暖める「あたためモード」搭載機種もあります。とくに寒い冬に役立つ機能と言えるでしょう。
「布団乾燥」モードでは熱くなりすぎる布団も、あたためモードであれば適度な温度に布団を加温してくれます。布団全体を暖めるモードのほか、足元だけを暖めることができる機種もあります。必要に応じてこれらのモードもチェックするといいでしょう。
布団乾燥機マット式おすすめ11選 布団以外に使えるタイプも
上記で紹介した選び方のポイントをふまえ、編集部が選んだおすすめ商品をご紹介します。
ツインノズルで同時乾燥
ツインノズルを搭載したアイリスオーヤマの『FK-W1 カラリエ 布団乾燥機』は、2.2kgと軽量で、持ち運びやすい取っ手付きのコンパクトボディながらパワフルな熱風を起こします。2つの羽毛布団に同時に使用でき、1つの布団に2つのノズルを使用すれば通常の2倍の速度で乾きます。
また、付属の靴専用のアタッチメントをつければ2足同時の靴乾燥も。梅雨の時期でも生乾きの靴を履くこともなく、快適です。
きちんとふんわり清潔に乾燥、長靴もOK
日本で初めて布団乾燥機を発売した三菱電機の布団乾燥機。マット式にこだわり、布団のすみずみまで快適に乾燥することを目指し開発された製品です。
ヒートパンチマットは布団表面温度が約60℃と高く、中綿までしっかり熱を伝えることができます。また、ナノサイズの銀粒子が付着したフィルターでアレル物質を抑制。さらにまくら用乾燥マットでダニ対策は万全です。
乾燥マットは二つ折りすることで、洗濯ものを包み込んで乾燥できます。ダニ対策ならこの機種がイチオシです。
基本を押さえた低価格機
山善の「ZFD-Y500」は、本体に収容されたノズルを使う事で、布団はもちろんベッドにも対応する布団乾燥機。
ダニモードの他、羽毛/羊毛など素材に合わせた乾燥コースを用意しており、布団の素材を選ばず乾燥できるのもポイント。
付属のエアマットは吊るした小物衣類の乾燥にも使用可能。濡れた靴や蒸れた匂いが気になるブーツを乾燥させる靴アタッチメントも付属しています。
さらにコンパクトサイズなので、収納場所にも困りません。
組み立て不要、ロングホースで使いやすい
組み立て不要。ノズルとホースが一体になったパナソニック独自の「すぐぽかノズル」を搭載したふとん乾燥機。ノズルを持ち上げてふとんの間にさすだけなので簡単で、従来のものよりノズルが長くなったため様々なベットの高さにも対応します。
また幅が14cm程度でスッキリと収納、場所をとりません。暖めモードの「足もと5分」は寒い季節に嬉しい機能。1回あたりの電気代も1円と、エコで経済的です。
上位機種とほぼ同等の乾燥力で低価格
布団と枕を乾燥できるWマットが特徴の布団乾燥機。マットを折りたたむことでTシャツ・小物などの乾燥にも使えます。
マットを使わず布団の足元にホースを差し込めば、就寝前の足元暖房にも活用できます。長ぐつ・くつ乾燥ノズルも付属しており、低価格ながら、上位機種のようにきっちり乾燥することが可能です。
価格と機能のバランスがいい布団乾燥機です。
サーキュレーター付きで衣類をスピード乾燥
強力な除湿とパワフルに風を送風するサーキュレーターで、スピード乾燥が叶うアイリスオーヤマの『IJD-I50』。通常の部屋干しの約1/5で乾くため、梅雨時期や冬など、衣類の乾きにくい時期に大活躍する乾燥機です。
また、衣類の感想だけでなく、サーキュレーターとして空気循環にも使用することができ、音も静かなので夜中でも使用できます。
小型軽量でありながらパワフル
シンプルな操作が特徴の布団乾燥機「FD-F06J7」。マットを敷いてホースを繋ぎ、ダイアルを回すだけなので、操作に悩むことがありません。
衣類乾燥カバーと靴アタッチメントが付属しており、衣服や靴の乾燥にも利用できます。本体がスリムなので収納にも困りません。価格が安いので、購入しやすいのもおすすめポイント。
マット不要タイプながら別売り敷きマットも使える
ウイルス対策や空気清浄などで実績のあるプラズマクラスターを使った布団乾燥機。浮遊カビの除菌や消臭のほか、静電気の除去などにも効果あり。
乾燥マットを使えば、布団全体を暖め、乾燥やダニ対策ができますが、ワイド送風アタッチメントを使えば、乾燥マット不要の布団ケアにも対応。
デイリーの布団ケアも、しっかりとしたダニ対策にも使える優れものです。マットタイプとマットレスタイプ、どちらにしようと迷ったら、この機種がおすすめです。
Wサイズマットですみずみまでスピーディーに乾燥
布団のすみずみまでしっかり乾く、マット式布団乾燥機です。布団の間にマットを挟むことでホース式に比べて、すみずみまで熱が行き届きしっかりと乾燥させることができます。
日中布団をなかなか外に干せない場合にも、約52℃の温風運転でまるで天日干しをしたように快適で清潔に布団をたもつことができます。ダニ対策にも効果的です。
風路が工夫されたWサイズマットには、ポケットがついているので、枕やぬいぐるみなど、小物も一緒に乾燥できます。45分でスピーディーに仕上がり、冬場も足元がぽかぽかなまま眠れます。
縦置き横置きOKでベッドの布団乾燥にも便利
横置きで床に敷いた布団の乾燥に使えるだけでなく、縦置きできることで高さのあるベッドの布団乾燥にも使えます。ベッドの場合は、縦置きだとホースが邪魔にならず、温風の熱をすみずみまで届けることができます。
セラミックヒーターがすばやく温度を上昇させるので、温風が出るまでが早いです。夏モード、冬モードの切り替えができ、1年を通して使うことができます。
くつ乾燥用アタッチメントつきで、乾きにくい子供の運動靴や上靴もカラッと乾かせ、カビがわきにくくできます。
プラズマクラスター塔載のふとん乾燥機
シャープお馴染みのプラズマクラスターを搭載したふとん乾燥機。プラズマクラスターと温風、Wでダニ対策をすることができます。また空気浄化運転で、小空間の空気浄化や消臭もでき、小型のためラクラク持ち運びができます。
衣類や靴にも使用OK。コロンとしたフォルムが可愛く、どんなインテリアでも馴染むオシャレなデザインもポイントです。
おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 布団乾燥機マット式の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの布団乾燥機マット式の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
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デイリーケアでダニとおさらば
ダニの中には1週間ほどで成虫になる種類もあります。そのため、ダニ対策にはウィークリーの布団ケアは必須。マット式の布団乾燥機は、布団をきっちりと乾燥できダニ対策には有効ですが、マットを敷くのが面倒という人も少なくありません。
そういった人は、ホースを差し込むだけでいいマットレスタイプを検討するといいでしょう。ホースタイプであればデイリーの布団ケアも可能です。どれくらいの頻度で布団ケアが必要かによって、マット式かマットレスかを選ぶといいでしょう。
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「家電・オーディオ」「パソコン・スマホ」「カメラ・ビデオカメラ」カテゴリーを担当する30代編集者。炊飯器を調べたのがきっかけで、家電やガジェット周りに興味が広がる。日々、ネット・雑誌から新商品をチェックするため、欲しい家電が増えすぎてしまう。現在はドラム式洗濯機購入のため貯金中。