ヨガボルスターの選び方 ヨガインストラクターRiEさんが解説
ヨガインストラクターRiEさんに、ヨガボルスターを選ぶときのポイントを4つ教えてもらいました。
【1】自分好みの形を選ぶ
【2】弾力性と素材に注目する
【3】カバーは取り外し可能なものがおすすめ
【4】高価だが長く使える
上記のポイントを押えることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】自分好みの形を選ぶ
ヨガのポーズをサポートしたり、疲労やストレスなどで緊張した心と身体をリラックスさせたりするために用いられるボルスター。
一般的に長方形と円柱形の2種類あります。ヨガスタジオに置いてあるボルスターは、さまざまなポーズのバリエーションが楽しめる長方形が多いと思います。表面が平らなので、背中や腹部にフィットして安定感が抜群です。円柱形は長方形に比べてやや安定感は劣りますが、角がないので身体に沿ったポーズをおこないやすいのが特徴です。
【2】弾力性と素材に注目する
ボルスターはほどよい弾力性があります。かたさはお好みですが、あまりやわらかいものだと身体が沈み、心地よいポーズがとれない可能性があります。
コットン素材で作られているものが多く、重さは2kgほどです。肌なじみのよいコットン素材のものにはほどよいかたさがあるので、身体をうまく支えられ、ボルスターに体重を預けることで心地よさを味わえます。なかにはマイクロファイバーで作られているものもあり、軽くて吸水性に優れているので、持ち運びをしたい方におすすめです。
各メーカーによって弾力性や素材が異なるので、実際に触れてお好みのものをお選びください。
【3】カバーは取り外し可能なものがおすすめ
身体をのせてヨガのポーズをサポートするだけでなく、クッションや枕代わりなどとしても日常で使えるすぐれもののボルスター。
使い続けていれば当然汚れが気になりますよね。衛生的に使用するためにも、カバーの取り外しが可能で洗濯OKのものをおすすめします。カバーは別売りされているものも多く、気分や季節で変えられるのもうれしいですね。
【4】高価だが長く使える
メーカーによっても価格は異なりますが、ボルスターの相場はひとつ1万円ほど。ほかのヨガプロップス(補助具)に比べて高価なので購入を迷う方も多いかもしれません。
ですが、ヨガのとき以外でもクッション代わりや抱き枕としても使うことができます! 自宅でのリラックスタイムをサポートしてくれるボルスターは、一度購入すると長く使えるのが特徴。きちんとお手入れをすれば一生使えます。
ヨガボルスターおすすめ5選 ヨガインストラクターRiEさんがセレクト
上で紹介したヨガボルスターの選び方のポイントをふまえて、実際にヨガインストラクターRiEさんに選んでもらったおすすめ商品を紹介します。

ビギナー向け! カバーも取り外し可能で衛生的
日本初のヨガグッズ専門店ヨガワークスから販売されているボルスターは、リストラティブ(休息)に最適なほどよいかたさが好評です。表面が平らなので、背中やお腹を預けたときにフィットして安定感抜群! ヨガワークスのボルスターを導入しているヨガスタジオも多く、ヨガ初心者の方も使いやすいです。
取っ手付きで持ち運びもかんたんです。カバーの取り外しができて、お洗濯OK! カバーの単品販売があるので、気分や季節に応じて変えることもできます。

休息姿勢に便利! コロンとしたフォルムもかわいい
ヨガマットが世界中で大人気の「Manduka」の円柱形のボルスターは、ヨガマットのような素材で身体にフィットする感覚が特徴的です。弾力性があるのでほどよいかたさを感じながらも、軽量化されているこだわりの作り。速乾・防臭効果にも優れています。
円柱形なので、抱き枕のように抱えると長方形のものよりフィット感が味わえます。カラーは4色展開、オシャレなロゴマーク入りで Manduka ファンにおすすめです。長方形もあります。

ナチュラル素材&十分な重量を求めるならこちら
ナチュラルで優しい色合いのウェアやプロップスが特徴のスリア。ボルスターのカラーもシンプルで女性らしい色味です。
インド製のオーガニックコットンを100%使用していて重量3.8kgとボルスターのなかでも重めの作りですが、その分身体を預けたときの安定感は何ともいえません。カバーは取り外し可能で洗濯OK! 両サイドに取っ手が付いています。

カラー豊富なハンドメイドボルスター
コットン100%使用で国産の「Bhava」のボルスター。ヨガインストラクターが監修しており、一つひとつ手作りです。映画のインテリアなどを手掛けた会社のクッションのプロが制作を担当しています。
豊富なカラーバリエーションがそろっているので、インテリアとして置いても◎。取っ手付きのカバーは取り外し可能で洗濯OK! やわらかめの作りなので、好みが分かれるかもしれません。他社に比べてお手頃に購入できます。

心地よい弾力! シックなユニセックスカラー
アメリカで大人気のヨガ用品専門店「Hugger Mugger」のボルスター。アメリカのヨガスタジオではこのボルスターを導入しているスタジオが多いといわれています。
耐久性と弾力性に優れているので、男女問わずしっかりと身体を支えてくれます。また、型崩れしにくいのも人気の理由のひとつで、カバーは取り外し可能で手洗い・ドライクリーニングOK! ヨガワークス同様、ヨガを長く続けていきたい方におすすめです。円柱形もあります。
編集部が選んだヨガボルスターおすすめ5選 使い心地と機能性で選ぶ!
いろいろ比べて選びたい人のために、さらにいくつか商品をご紹介します。
世界で人気のヨガブランドが手がける万能クッション
海外で人気のブランド「Manduka」の長方形型ボルスター。比較的厚みが少なく、面積が広めの平たい形状で、面で体をしっかりと支えます。ヨガブロックではかたすぎる、毛布では位置が定まりにくいという場合の補助に適しています。
シックなカラー展開で、男女ともに使えるのも魅力的。カバーは取り外して洗濯可能です。サイドには取っ手が付いており、携帯にも便利です。
持ち運びや収納にも便利な角型ボルスター
こちらも秦運動具工業が手がけるボルスターで、角型バージョンです。携帯や収納にも便利なショートタイプの長方形型で、厚さは比較的薄めではありますが、面が体の動きをサポートしてくれます。
また、ネイビーのカバーはオーソドックスで、ヨガをしている間もフォーカスの邪魔をしません。単体はもちろん、他のボルスターとあわせて使うこともできます。
頼れる大きさでリラックスしたい時に効果的
秦運動具工業の円柱型ボルスター。Lサイズは抱き枕ほどのしっかりした大きさがあり、リラックスしたいときにも使えます。体になじみやすい曲がり具合で、寄りかかる、背中を預ける、足をのせるなど幅広い使い方ができます。
コットン製のカバーは、取り外し可能で洗濯も楽ちんです。自宅にひとつあると、ヨガにリラックスにとさまざまに使えるアイテムです。
豊富なカラー展開&安定感のある大サイズ
海外でもよく利用されている「YogaAccessories」(ヨガアクセサリーズ)のヨガ用ボルスターは、カバーも中身もコットン100%で、肌触りのよさが魅力です。直径約26cmの円柱形、Lサイズなら背中や腰を預けるのに十分な大きさです。
両側にハンドルが付いており、持ち運びにも適しています。パープルやレッドなど豊富なカラー展開で、お好みのカラーをヨガタイムに取り入れられます。
カジュアルなリラックスクッションタイプ
人気ヨガブランドである「easyoga」(イージーヨガ)のボルスターは、厚みもあるボリューミーなタイプ。しっかりとした大きさで、体を包み込むようにサポートします。ユニセックスなダークブルーのカラーなので、男女問わず使えるのも特徴です。
両サイドに付いた取っ手が、使い勝手をよくしています。自宅にあればヨガだけでなく、一日の終わりにリラックスするためのクッションとしても活躍するでしょう。
「ヨガボルスター」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの人気ランキング ヨガ用品の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのヨガ用品の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
日常のリラックスタイムにも使える!
ヨガブロックなどでは補助しにくい広範囲でのサポートが可能なボルスター。全身の緊張をリラックスさせると身体に空間ができるので、身体や思考がスッキリします。
プロップスとしての役割だけでなく、いすに座ったときに背もたれにしたり、太ももの上にボルスターを置いてその上にひじをのせて読書したりと、日常のリラックスタイムでも使えるボルスター 。
1万円ほどするものが多いですが、長く使用できますし、自己投資として一家にひとつあると便利だと思います。ボルスターを取り入れて、より快適なヨガの時間をお過ごしください。
ボルスターでより快適でくつろげるヨガタイムを
海外ではヨガの定番アイテムとなっているボルスター。初心者でも気軽に取り入れられるアイテムで、使い始めるとその独特の気持ちよさにハマる人も少なくありません。自宅にあれば、ヨガだけでなくリラックスタイムのお供として活躍するでしょう。使用方法は自分次第です。
今では日本でも多数の製品が流通しているので、専門家のアドバイスやおすすめを参考にしましょう。最適なボルスターを見つけて、より快適なヨガタイムをお過ごしください。
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