4Kとは?

Photo by マイナビおすすめナビ

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4Kは、フルHDの4倍の画素数で構成されています。簡単にいうと、同じ大きさの画像の中に色を再現する点が4倍入っているので、華やかで明るく、実際に近い色を再現でき、きれいなのが4Kの特徴です。
子どもの運動会や学芸会、部活やスポーツなどで利用を考えており、きれいな映像を残したいなら4Kがおすすめです!
4K、フルHD、HD、SDの画素数とをチェックしていきましょう。
4K:3840×2160(約830万画素)
フルHD(ブルーレイ):1920×1080(約200万画素)
HD(地上波):1440×1080(約160万画素)
SD(DVD):720×480(約35万画素)
4Kビデオカメラは必要ない? 買うべき人も解説
4Kビデオカメラを買おうかどうか迷っている人は、まず4Kビデオカメラのメリット・デメリットをチェックしていきましょう。必要なのか、必要ないのか、しっかり吟味してみてくださいね。
▼メリット
・大画面のテレビなどで再生しても高画質!
・ズームしても画質が劣化しにくい
・明暗の表現が豊かでドラマチックに撮影できる
・映像を切り取って画像にしてもきれい
▼デメリット
・データ量が大きく、大容量のSDカードが必要
・編集するとき、PCが重くなりがち
・本体価格が高め
▼こんな人におすすめ
・映像のディテールまできれいに記録したい人
・ズーム機能を多用する人
・4K対応のPCやテレビなどの機材を持っている人
・映像を切り取るなど、編集を考えている人
4Kビデオカメラの選び方
子供の運動会や旅行など、大切な思い出を高画質で撮影できる「4Kビデオカメラ」。フルHDビデオカメラの4倍もの鮮明な画像で、映像の隅々までキレイに撮影できます。
この記事では、フォトグラファーの瀬川陣市さんに、4Kビデオカメラの選び方を教えてもらいました。ポイントを解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
ポイントは下記。
【1】ビデオカメラの種類
【2】ズーム倍率
【3】連続撮影時間とバッテリー容量
【4】記録容量
【5】手ブレ補正機能
【6】ワイプ撮り機能
【7】サイズや重量
上記のポイントを押さえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】ビデオカメラの種類で選ぶ
4Kビデオカメラには、撮影方法の違いで「ハンディカメラ」と「アクションカメラ」があります。それぞれの違いと特徴をみていきましょう。
ハンディカメラ
一般的にビデオカメラというと、このハンディカメラタイプが主流です。撮影者が片手に抱えて撮影することができるビデオカメラで、安定した撮影が可能です。被写体に合わせて必要に応じてズームなどの操作もできます。ソニーやパナソニックなどの日本メーカーに強みがあります。
アクションカメラ
アクションカメラは、撮影者が身につけて撮影する小型軽量のカメラです。撮影者のアングルはもちろん、設置する場所によっては非日常のアングルなどで臨場感のある映像を撮影することができます。
アクションカメラは、その撮影スタイルから防水性能や手ブレ補正機能などは装備していますが、ズーム機能などはないモデルが多いです。近年人気のGoProなどが代表的なモデルになります。
【2】ズーム倍率で選ぶ
4Kビデオカメラのメリットは、フルハイビジョン画質の約4倍の高画質を持つ点。これは高倍率のズーム撮影をしても画質がきれいに録れるということです。そこで4Kビデオカメラを選ぶときのポイントのひとつは、ズーム倍率が挙げられます。
ズームしての撮影が多い方は、ズーム倍率が高いものを選ぶとよいでしょう。ただ、4Kでズームを高倍率にするにはカメラ本体が大きくなるので、ハイビジョンカメラとくらべて、ズーム倍率は抑え気味な傾向にはあります。
【3】連続撮影時間とバッテリー容量を確認する
4Kビデオカメラは、ハイビジョンカメラと比べてもバッテリーの消耗が早いと言われています。一度の録画時間が長くなる場合は、できるだけ容量の大きいバッテリーを持つ機種のほうがバッテリー交換が少なくて済みます。
そのため、4Kビデオカメラを選ぶ際の比較ポイントとして、バッテリーの容量の観点から比べてみてもいいかもしれません。予備バッテリーで大容量のものがあるのかなどの確認をしておくのもいいでしょう。
【4】記録容量をチェック
内蔵メモリやHDDなどに記録できる時間は、どの画質で撮影するかにより大きく異なってきます。4K画質かHD画質か、ビットレート(1秒間のデータ量)やフレームレート(1秒間で何枚の画像を見せるか)をどのくらいに設定するか、などです。
仮に、内蔵メモリが64GBの場合、4K30p時でおおよそ100分~120分ほどの撮影が可能になります。フレーム数や画質の調整などで、撮影可能時間やデータ容量は変わってきますので、どういった撮影がしたいかを考えて、必要な保存容量を選んでください。予算に余裕があれば記憶容量は多いに越したことはありません。
【5】手ブレ補正機能をチェック
よりきれいな映像を撮影したい場合には、手ブレ補正機能はぜひともほしい機能です。手ブレ補正機能には、「光学式」と「電子式」の2種類がありますので、それぞれの特徴をかんたんに説明しておきましょう。
光学式は、レンズやイメージセンサーを機械的に動かして補正する方法。動きのある被写体を撮影するのに向いています。画質を落とすことなく手ブレ補正できるのがメリット。ただしカメラ本体を小型化しづらかったり、価格的にも少し割高になったりすることが多いです。
電子式は、撮影した画像をソフトウェアで加工処理して手ブレを補正する方法です。動きの少ない被写体を撮影するのに向いています。撮影された画像の周囲をカットして補正するため、光学式よりも画質が劣ってしまいますが、割安に機能を手に入れることができます。
最近では、光学式と電子式の機能をあわせ持ったハイブリッドタイプも発売されるようになっています。
【6】ワイプ撮り機能で選ぶ
4Kビデオカメラでは、ワイプ撮り機能がついている機種があります。これはビデオのモニター部分にもレンズがついていて、撮影者側も同時に記録することができるというもの。その画像を画面の一部にワイプ画面として取り込めるというユニークな機能です。
ファミリーでの旅行などで使用する場合は、このワイプ機能を使って撮影者も含めた同時撮影をおこない、家族全員を画面に収めることができます。
【7】サイズや重量もチェック
ビデオカメラを使うときは、長時間手持ちで撮影する機会が多いですよね。使用時間が長ければ長いほど、サイズや重さが重要になってきます。ご自身で扱えるサイズ・重量かは必ずチェックしてください。
手に難なく収まるサイズがおすすめです。ただし、コンパクトで軽量なタイプですと、機能が限られることもあります。サイズや重さをクリアしたモデルは、必要な機能がそろっているかチェックしましょう。
4Kビデオカメラのおすすめ14選
4Kビデオカメラの選び方のポイントをふまえて、フォトグラファーの瀬川陣市さんと編集部で選んだおすすめ商品をご紹介します。

ズームしても手ブレが少ないビデオカメラ
4Kで撮影できるソニーのエントリーモデル。光学ズーム倍率が20倍の機能性で、一般的な撮影にはじゅうぶんなズーム域を備えます。
また、手振れ補正機能はズーム時のプレも補正してくれるので、安心してズームミング撮影を行なうことが可能。最大広角が約26ミリと広範囲を映すことができ、風景撮影など旅行に持っていくビデオカメラとしても適している機種です。
まるで、近くで撮ってるみたい
運動会や発表会など、遠くでがんばっているわが子も、ズームを使えばすぐに見つけられます。「4K AIR」のズームは高倍率なので、わが子が遠くにいても大きく撮ることができ、真剣な表情や笑顔をしっかりキレイな動画で残せます。
また、手ブレ防止機能付きで、手持ちで傾いて持っていても、自動で水平にしてくれるので、ブレも傾きもない動画を撮ることができます。
広角レンズ・センサーで高画質な4K撮影
広角25mmレンズで、室内でも広がりを持たせた明るい映像が撮影可能です。1/2.5型センサー搭載で、暗い場所でも明るく鮮やかに撮影できます。
対応ディーガを接続すれば、ディーガの「取込」ボタンを押すだけで、かんたんに撮影データを取り込め、「ハイライトシェア」搭載で、撮影した映像をハイライト化し共有もできます。テレビで再生でき、大勢で楽しめるのもポイント。

ビューファインダーで正確に被写体を確認できる
ソニーのグレードがひとつ上の4Kビデオカメラです。この機種のポイントは、ビューファインダーがついているところ。カメラについたファインダーを覗きながら被写体を追うような撮影スタイルをしたいユーザーには最適な4Kカメラと言えるでしょう。
カメラを持ちながらの撮影でも「空間光学手ブレ補正」機能が働くので、安定した映像が撮りやすくなっています。
高性能な業務用デジタルビデオカメラ
高性能映像処理プラットフォームDIGIC DV 6を搭載し、4K 30P記録に対応。さらに、4Kセンサーを活かした高画質なFull HDにも対応しています。さらにオールマイティな用途に使える、35mmフィルムカメラ換算29.3mmから601mmまでの光学20倍ズームレンズを搭載。幅広い撮影シーンをカバーします。
従来光学式ISのみでは補正することができなかったロール・あおりを電子的に補正。不安定な歩き撮り時も画像歪みを大幅に軽減して見やすい映像に補正します。
圧巻のAF性能で動く被写体も鮮明に
機能と操作性を追求した、ソニー「4Kハンディカム」のフラッグシップモデルです。デジタル一眼カメラの「α」シリーズで培った高速・高精度な位相差AF(オートフォーカス)技術と、動画向けに新たに開発されたアルゴリズムの組み合わせにより、動きの速い被写体を瞬時に捕捉します。
さらに、273点ものAFセンサーは、撮像エリアの約84%もの広範囲をカバー。被写体を高精度でとらえ、高速動態の追随性が従来モデルより大幅に向上しています。動画撮影に慣れている方に適した一台といえそうです。
レンズ性能を重視するプロも納得のモデル
高倍率の光学20倍レンズを搭載した、キヤノンの業務用デジタルビデオカメラ。放送用のカメラレンズや一眼レフカメラ「EOS」シリーズ用のEFレンズの開発で長年にわたって蓄積された、キヤノン独自の光学技術が惜しみなく投入されています。
小型レンズユニットでは難しかった広角化、高倍率化を実現。ワイドからズームまで、プロを納得させる鮮明な映像を記録できます。オーバーサンプリング処理によって高画質のフルHD60P記録に対応しているのもポイントです。
スポーツやアクティビティにおすすめ
素晴らしいハイライトビデオをスマートフォンに自動で送信してくれるアクションカメラ。新しい大型イメージセンサーが、より高画質でより多くのシーンを撮影。撮影しながらクラウドにも自動アップロードされ、ソーシャルメディアに縦長ショットを即座に共有できます。
新しいナイトエフェクトなら暗い場所でも楽しめるほか、10-bitカラーによりシーンを問わずかつてない鮮やかなビデオを撮影できます。
片手ですぐに取り出せるジンバルカメラ
ポケットに入れて簡単に持ち運べる大きさと、取り回しのしやすさが特徴の「DJI Pocket 2」。3軸手ブレ補正を搭載したカメラは、鮮明な写真や滑らかな動画を撮影できます。
手にすっぽり収まる大きさで、鞄やポケットに収納可能。片手でもすぐに取り出して使えるので、大事な瞬間を逃しません。
AI編集を使えば、編集が苦手な人にもかんたんに撮影した画像や動画を自動で編集してくれます。
防水でどんなアクションシーンも撮影可能
レンズ交換が可能な唯一のアクションカメラ。 超独創的な360度レンズなど、レンズを追加購入することで、いつでもカメラをアップグレードすることができます。録画中に2.7倍までデジタルズームが可能です。でもあらかじめズームしておく必要はありません。
どんなアクションも滑らかなショットで映し出します。4K ブーストレンズで、驚くほど精細な写真や動画を撮影できますよ。
4K HDR動画、10億を越える色表現
4K映像と超広角155° FOVで、どんな撮影シーンやアクションだって細部までクリアに撮影できるアクションカメラ。超広角FOVで、忘れられないどんなシーンも没入感あふれる迫力ある映像で残すことができます。
Action 3に搭載された色温度センサーは、水中深くでのスキューバダイビングやフリーダイビングなど複雑な照度環境下でも、ホワイトバランスとAE(自動露出)をスマートに調整し、正確な色合いを再現します。
たっぷり2時間録画できる
4Kならではの美しい映像を、60FPSで撮影することが可能です。FHD撮影時は、120FPSでのハイスピード撮影も可能です。スティック型ジンバルカメラとして最大の2.0インチ画面は、撮影をより簡単に、そして映像を驚くほど見やすくしてくれます。
大容量2000mAhを備え、連続120分撮影できます。もし旅先で充電切れになっても、予備のバッテリーがあればスマートに撮影を継続できます。
新しいGP2プロセッサーを搭載
従来機種の2倍のフレームレートとなる5.3Kビデオの撮影、23MPの写真撮影を可能にした「HERO10 Black」。「HyperSmooth 4.0」による手ぶれ補正機能、10mの防水性能など、速さと使いやすさを両立しているモデルです。
クラウド接続にも対応し、カメラのチャージ中にコンテンツの自動アップロードができます。
機能バランスの取れたGoPro
5Kビデオおよび20MPの写真撮影が可能な「HERO 9 Black」。手振れ補正は「HyperSmooth 3.0」、10mの防水性能、価格と性能のバランスがとれているモデルといえます。
セルフィー用として使えるフロントディスプレイ、直感的に操作できるタッチディスプレイの2画面を搭載。豊富にそろう各種マウントとアクセサリーにも対応します。
おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 4Kビデオカメラの売れ筋をチェック
楽天市場での4Kビデオカメラの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
あると便利なビデオカメラの関連商品
最後に|エキスパートからのアドバイス
まずは4K視聴環境を整えよう
4Kビデオカメラはハイビジョンの約4倍の高画質で記録できますが、それだけ撮影データの容量も大きくなります。
また、4K非対応のモニターでは4K画像を観ることはできません。まず4Kで鑑賞できる環境や編集できるスペックをもつPCなどをそろえてから4Kビデオカメラに着手するのが順序としてはおすすめです。そのうえで、4Kカメラでどのような撮影をするのかに合わせて、使いやすいカメラ選びをするのがよいでしょう。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。