商品名 | 画像 | 購入サイト | 特徴 | パッド素材 | バスドラム | 音源モジュール機能 |
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Roland(ローランド)『V-Drums TD-07KV』 |
※各社通販サイトの 2024年8月29日時点 での税込価格 |
PC接続で自宅でのレコーディングが可能 | メッシュ | ペダル式 | トレーニング機能、外部入力 | |
Roland(ローランド)『V-Drums TD-07DMK』 |
※各社通販サイトの 2024年08月25日時点 での税込価格 |
静粛性に長けた2層構造のメッシュパッドを採用 | メッシュ | ペダル式 | トレーニング機能、外部入力 | |
YAMAHA(ヤマハ)『DTX452KUPGS』 |
※各社通販サイトの 2024年08月25日時点 での税込価格 |
DAWと連携して楽曲制作も可能 | - | ペダル式 | トレーニング機能、外部入力 | |
Roland(ローランド)『TD-1KV』 |
※各社通販サイトの 2024年8月29日時点 での税込価格 |
シンプルでコンパクトなVドラムのエントリーモデル | ラバー、スネアのみメッシュ | スイッチ式 | コーチ機能、外部入力 | |
Alesis『Nitro Mesh Kit』 |
※各社通販サイトの 2024年8月29日時点 での税込価格 |
メッシュヘッド採用の低価格モデル | メッシュ | ペダル式 | ラーニングモード、外部入力 | |
MEDELI『DD401J』 |
※各社通販サイトの 2024年8月29日時点 での税込価格 |
コスパ抜群のシンプルなセット | ラバー | スイッチ式 | 外部入力 |
電子ドラムのメリットとデメリット
Photo by Steve Harvey on Unsplash
Photo by Steve Harvey on Unsplash
電子ドラムだと上手くならない? なんて不安がある方もいると思いますので、まずはメリット・デメリットをご紹介します。
電子ドラムのメリット
静音性、ヘッドホンすれば夜でも自宅練習できる!
ドラムの音がスピーカーから出力されるので、ヘッドホンさえすれば夜でも練習ができます。楽器は毎日演奏しないと上手くなりませんから、練習したい時間に自宅で練習できるのはものすごいメリットです。
スマートフォンを電子ドラムの入力端子に接続すれば、音源データにあわせての練習もできます。しかしながら、それでも振動やパットを叩く音は響くものです。周囲に配慮は必要ですので、ご注意ください。
生ドラムよりは、省スペース
本格的な電子ドラムはそれなりにスペースを必要としますが、それも生ドラムよりは小さいスペースに設置可能です。
音色が変えられたり、トレーニング機能があったり、追加機能がある
いろいろな音色に変更できたり、トレーニング機能があるものもあります。飽きずに続けられる一助となるかもしれません。
電子ドラムのデメリット
生ドラムとは打感、位置関係が違う
ドラムをヒットしたときのスティックの跳ね返りなど、プレイに必須な要素がどうしてもアコースティックとは違います。また位置関係が違うので、練習スタジオにはいったときにタムなどがすごく遠くにあるように感じてしまったりします。
ニュアンスの練習には不向き
ドラムは叩くときの強弱や位置でニュアンスを変えられますが、再現されている部分があるとはいえ、やはり生ドラムとは違います。電子ドラムだとカッコいい音なのに、いざアコースティックドラムを叩くとイマイチなんてことも。
結局、電子ドラムだとドラムは上手くならない?
上記ようなデメリットはありますが、それでも自宅で練習できるメリットは大きいです。
できるだけアコースティックに近い電子ドラムを選んだり、定期的に練習スタジオで個人練習したり、トレーニングパッドでスティックさばきを鍛えたりすれば、十分に上達は可能です。ぜひ、がんばってカッコいいドラミングを習得しましょう。
初心者向け電子ドラムの選び方
それでは、初心者向け電子ドラムの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の3つ。
【1】打音と振動はあるので、極力静かなものを選ぶ
【2】生ドラムに近い打感の電子ドラムを選ぶ
【3】できれば多機能のパッドを選ぶ
上記の3つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】打音と振動はあるので、極力静かなものを選ぶ
また、とくに防音設備がある場合や、周囲を気にしなくてもよい環境の場合を除いて、打音が小さいものが自宅練習には適しています。ライブなどでも使いたい場合は、折りたためる、コンパクトにまとまるなど、持ち運びしやすいものがよいでしょう。
バスドラムについては、通常のフットペダルでドラムパッドを叩くペダル式と、ペダルそのものが音を出すスイッチになっているスイッチ式があります。
スイッチ式は、踏む感覚が生ドラムとはまったく違うため、練習用としてはあまりおすすめできませんが、振動が少なくとても静かなので、どうしても音が出せない環境の場合は選んでもよいでしょう。
一方、ペダル式は感覚がリアルで、ふだん使っているペダルを使えるのもメリットです。しかし振動が直接床に伝わるため音が大きくなるので、防音対策をしっかりしたうえで使うことをおすすめします。
【2】生ドラムに近い打感の電子ドラムを選ぶ
生ドラム感覚を求めるならシリコン素材のものを
もっとも多いのは、生のドラムの練習のために、自宅で電子ドラムを使うという場合でしょう。この場合は、打感ができるだけ生ドラムに近いことがもっとも重要です。
電子ドラムのパッドに使われる素材としては、ラバー、メッシュ、シリコンがあります。ラバーはもっとも低価格でコンパクト。セッティングの自由度が高く持ち運びにも便利ですが、打感は生ドラムよりかなりかたく、打音も大きいので自宅練習では注意が必要です。
メッシュは音が小さく、打感はとてもリアルです。生ドラムより少しだけスティックの跳ね返りが強いですが、そこを利用してダブルストロークやロールの感覚をつかむこともできます。ヘッドのテンションも調整できるし、表面がざらついているのでブラシも使えます。
シリコンはとにかく静かで打感もリアル。生ドラムそのままの感触でプレイしたい人におすすめです。
【3】できれば多機能のパッドを選ぶ
パッドの機能にも注目しましょう。たとえばシンバルパッドでは、1枚のパッドでカップとエッジ、ボウを叩き分けられるものや、パッドの端を手でつかむことでミュートでき、チョーク奏法(叩いた直後に押さえることで音を短く切る奏法)ができるものがあります。スネアパッドでは、打点の位置によって音色が変化したり、オープン/クローズのリムショットができるものもあります。
高機能なものはそれだけ高価になりますが、これらは生ドラムの実際の演奏では欠かせないプレイなので、できればこのような機能があるものを選ぶとよいでしょう。
エキスパートのアドバイス
外部入力や練習補助など音源モジュールの機能も確認
電子ドラムの心臓部といえるのが音源モジュール。各パッドからの信号を受けて、ドラムサウンドを鳴らす部分です。最近は低価格なモデルでも、とてもリアルなドラムサウンドを鳴らせるので、音色についてはそれほど気にする必要はありません。
上達のために確認しておきたいのは、外部入力端子の有無や、トレーニング機能です。外部入力があれば、お気に入りの曲に合わせて演奏することができます。さらに、トレーニング機能があればテンポ感覚を養ったり、リズムパターンを習得する練習を効率よく行なうことが可能です。また、演奏中でも液晶表示が見やすいか、操作しやすいか、といったところも気になりますが、これは一度は店頭などで目で見て確認することをおすすめします。
また、生ドラムで点数の多いセットを使いたい人は、スタンドやパッドを増設できるかどうかも確認しておいてください。
初心者向け電子ドラムおすすめ6選
上記で紹介した初心者向け電子ドラムの選び方のポイントをふまえて、おすすめ商品を紹介します。
PC接続で自宅でのレコーディングが可能
電子ドラムスタンド・電子ドラム用マット・ペダル用防音強化マット・モニターヘッドホン・キックペダル・スローン・スティックなど、プレイに必要な付属品がすべて揃ったスターターフルオプションセット。ペダル用のマットは防音強化タイプになっています。
また、PCとUSB接続することで、レコーディングも可能となっています。143の音色と25種類のプリセットキット、30種類のマルチ・エフェクトを搭載しているため、好みのサウンドを自在に作ることができます。
パッド素材 | メッシュ |
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バスドラム | ペダル式 |
音源モジュール機能 | トレーニング機能、外部入力 |
パッド素材 | メッシュ |
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バスドラム | ペダル式 |
音源モジュール機能 | トレーニング機能、外部入力 |
静粛性に長けた2層構造のメッシュパッドを採用
コンパクトかつ本格的なサウンドと機能をもつTD-07シリーズ。スネアPDX-8 とタムPDX-6Aは、ローランド独自の2層のメッシュ構造になっており、好みの張り具合に調整可能。静粛性にも長けています。
また、幅広いジャンルを網羅した内蔵音色は、編集も可能。コーチモードなどスキルアップに役立つ機能のほか、Bluetoothにも対応しているので、スマホなどと接続して音源を再生することもできます。
パッド素材 | メッシュ |
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バスドラム | ペダル式 |
音源モジュール機能 | トレーニング機能、外部入力 |
パッド素材 | メッシュ |
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バスドラム | ペダル式 |
音源モジュール機能 | トレーニング機能、外部入力 |
DAWと連携して楽曲制作も可能
10種類のトレーニング機能に加え、実際のヤマハドラムの音をサンプリングしたドラムキットサウンドを10種類搭載した『DTX452KUPGS』。多彩な音楽ジャンルや演奏スタイルに対応した3シンバルモデルです。
PCともUSB接続が可能なので、オーディオ送信やDAWなどと連携して楽曲制作も可能です。
パッド素材 | - |
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バスドラム | ペダル式 |
音源モジュール機能 | トレーニング機能、外部入力 |
パッド素材 | - |
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バスドラム | ペダル式 |
音源モジュール機能 | トレーニング機能、外部入力 |
シンプルでコンパクトなVドラムのエントリーモデル
電子ドラムのトップランナーとして走り続けてきたのがローランドの「Vドラム」。そのエントリーモデルがこれです。スネアパッドには、打音は小さく打感はリアルなことで定評あるメッシュヘッドを採用、オープンリムショットにも対応しているので、生ドラムにかなり近い感覚でプレイできます。
バスドラムは静かなスイッチ式ですが、より生ドラムの感覚が欲しいなら、あとからペダル式のパッドに交換できます。音源モジュールには練習をサポートするコーチモードも搭載しており、これからドラムをはじめたい入門者に最適なセットです。
パッド素材 | ラバー、スネアのみメッシュ |
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バスドラム | スイッチ式 |
音源モジュール機能 | コーチ機能、外部入力 |
パッド素材 | ラバー、スネアのみメッシュ |
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バスドラム | スイッチ式 |
音源モジュール機能 | コーチ機能、外部入力 |
メッシュヘッド採用の低価格モデル
低価格で入手できるセットで、スネアパッドと3つのタムパッドにすべてメッシュヘッドを採用しています。スネアパッドは叩く位置で音が変わるデュアルゾーン、シンバルはチョーク奏法に対応しています。バスドラムのパッドもよくできていて、とてもリアルな感触でプレイできます。
練習用のガイドソングを多数収録するほか、パターンやリズムのガイドに合わせて叩くと正確性を点数で表示してくれるラーニングモードや、自分のプレイを録音して再生する機能もあり、上達度を確認しながら練習を進めることができます。外部入力のほかPCとも接続できるUSB-MIDI端子を備えるなど機能も充実していて、とてもコストパフォーマンスに優れたセットです。
パッド素材 | メッシュ |
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バスドラム | ペダル式 |
音源モジュール機能 | ラーニングモード、外部入力 |
パッド素材 | メッシュ |
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バスドラム | ペダル式 |
音源モジュール機能 | ラーニングモード、外部入力 |
コスパ抜群のシンプルなセット
とにかくコストパフォーマンスにこだわる、という人におすすめのモデル。タム3つにシンバル3枚と、基本のセットがきちんとそろえられたており、自宅練習には十分な内容です。それでいてとても低価格なので、自宅で練習したいけれどできるだけコストは抑えたい、という人に最適です。
バスドラムはスイッチ式なので振動は少なめですが、タムやスネアはすべてラバーパッドなので、防音対策をしたうえでプレイしましょう。子ども向けに、同じセット内容で4歳児の体格に合わせた小型の『DD401J MINI』もあります。
パッド素材 | ラバー |
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バスドラム | スイッチ式 |
音源モジュール機能 | 外部入力 |
パッド素材 | ラバー |
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バスドラム | スイッチ式 |
音源モジュール機能 | 外部入力 |
おすすめ商品の比較一覧表
商品名 | 画像 | 購入サイト | 特徴 | パッド素材 | バスドラム | 音源モジュール機能 |
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Roland(ローランド)『V-Drums TD-07KV』 |
※各社通販サイトの 2024年8月29日時点 での税込価格 |
PC接続で自宅でのレコーディングが可能 | メッシュ | ペダル式 | トレーニング機能、外部入力 | |
Roland(ローランド)『V-Drums TD-07DMK』 |
※各社通販サイトの 2024年08月25日時点 での税込価格 |
静粛性に長けた2層構造のメッシュパッドを採用 | メッシュ | ペダル式 | トレーニング機能、外部入力 | |
YAMAHA(ヤマハ)『DTX452KUPGS』 |
※各社通販サイトの 2024年08月25日時点 での税込価格 |
DAWと連携して楽曲制作も可能 | - | ペダル式 | トレーニング機能、外部入力 | |
Roland(ローランド)『TD-1KV』 |
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シンプルでコンパクトなVドラムのエントリーモデル | ラバー、スネアのみメッシュ | スイッチ式 | コーチ機能、外部入力 | |
Alesis『Nitro Mesh Kit』 |
※各社通販サイトの 2024年8月29日時点 での税込価格 |
メッシュヘッド採用の低価格モデル | メッシュ | ペダル式 | ラーニングモード、外部入力 | |
MEDELI『DD401J』 |
※各社通販サイトの 2024年8月29日時点 での税込価格 |
コスパ抜群のシンプルなセット | ラバー | スイッチ式 | 外部入力 |
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 初心者向け電子ドラムの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場での初心者向け電子ドラムの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
電子ドラムに関するQ&A よくある質問
電子ドラムとアコースティック・ドラムの違いは?
アコースティック・ドラムがいわゆる打楽器であるのに対して、電子ドラムは文字通り、パッドを叩いた情報がデジタル信号として音源に送られ、音源がドラムやシンバルの音を発する仕組みになっています。
電子ドラムの音は下げられる?
アコースティック・ドラムの音はかなり響きますが、電子ドラムであれば、ヘッドホンを着用することで大音量でも心配せず練習することができます。また、振動音に関しては、パッドであればメッシュヘッドを採用したモデル、キックであれば、打撃音に配慮したラバー製のものがおすすめです。
そのほかのドラムに関連する記事はこちら 【関連記事】
防音対策を忘れずにしましょう
電子ドラムの打音は生のドラムに比べればはるかに小さいですが、とくにバスドラムがペダル式の場合はキックの衝撃が床に直接伝わり、大きな音になってしまいます。集合住宅の場合は、必ず防音対策をしてください。
ペダルやスタンドの下だけに置く、コンパクトな電子ドラム専用の防振パッドもありますし、一般的な防振マット、防振ゴムなどを下に敷くのも有効です。とくに階下に住人がいる場合は、複数の方法を組み合わせて防音することをおすすめします。スノコに防振ゴムを貼り付けたドラム台を自作している人もいますので、ネットで情報を検索してみるとよいでしょう。
また、メッシュやシリコンのパッドは音が小さくなるように作られていますが、それでもパッドを叩くパタパタという音は意外と響くものです。演奏する時間帯を考えるなど、周囲に迷惑にならないよう注意してプレイしてください。
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