おもてなし料理本のおすすめ6選 キッチンツール専門店・店主が厳選!
ここまで紹介したおもてなし料理本の選び方のポイントをふまえて、キッチンツール専門店・店主の田中 文さんに選んでもらったおすすめ商品を紹介します。

お酒に合わせたセンスよしの3皿レシピ
「おもてなしになにを出していいかわからない」という方のために、著者が3皿のレシピを考えた本。前菜とメイン、ご飯ものやスープとの組み合わせもあり、バラエティにとんでいます。しかもお酒の種類に合わせた料理が紹介されているため、とても便利です。
たとえばスパークリングワインなら「野菜たっぷりパスタコース」、焼酎なら「鶏のスープと大根おろし仕立て」など、アルコールの種類ごとの分類になっています。その日に出すお酒が決まったらその目次を開けばいいですし、おいしそうなレシピをみてからお酒を選ぶのもいいですね。
お酒好きの方や、料理を考えるのが苦手な方にはもってこいのレシピ本です。

仲間との持ちより会や気軽なおもてなしに
タイトルには「おもてなし」と入ってないですが、気軽にお客さまをおもてなしするにはぴったりの本です。
じゃがいも・かぼちゃ・にんじん・キャベツ・卵・豚肉・鶏肉といった、いつでも冷蔵庫にあるような材料が、ひと手間加えるだけでセンスあるおもてなし料理に。ポテトフライなら、オイルにローズマリーをしみこませて香りをよくしたり、にんじんラペにアーモンドとナンプラーを加えてみたりと、お客さまが喜びそうなレシピがたくさん紹介されています。
料理にかかる時間や行程も参考になる本です。そんなに頑張れないけど、センスよく出したいという方におすすめ。

大人数でも役立つアイデア満載フィンガーフード
人数多めや五月雨式に集まってくる場合の料理は、片手でつまめて手を汚さず食べれるフィンガーフードのおもてなしが便利です。ブルスケッタやピンチョス、スティックといったなじみのあるレシピから、意外な材料の組み合わせで作るアイデア満載のひと口料理がいっぱい。
フィンガーフードといえば前菜やおつまみのイメージがありますが、この本ではステーキをひと口大にしたり、ご飯も手を汚さず食べれるようにしたりと、つまみからメイン、デザートまでのバランスが取れています。
作り方も生のままの野菜や、さっと火を通すだけのかんたんなものが多く、初心者でも作りやすいでしょう。

気のおけない仲間とのうち飲みに
ホームパーティやおもてなしという堅苦しいイメージでなく、気のおけない仲間との「うち飲み」にぴったりのレシピ本。
しかも仕事から帰ってからでもパパッと作れるような、気の利いたおつまみがたくさん紹介されています。火を使わずに出せる冷菜、野菜が主役のサラダやつまみ、肉や魚のおつまみおかずなどなど、おうちバルのような料理がだせるアイデアが満載です。
テレビや広告などでも活躍している著者だけあって、レシピはどれも見た目が映えそうな印象。家でわいわいにぎわう会のおもてなしにぴったりの本です。

ちょっとプロっぽいビストロ&家庭料理のおもてなし
「家庭画報」の料理連載を、1冊にまとめたレシピ本。フランス人に愛される、おもてなしにぴったりのビストロや家庭料理のレシピが75品紹介されています。
フランスでなじみのあるアスパラ・ベルギーチコリ・仔羊・トリュフ・オマールエビを使った料理が目次別に紹介されているほか、ラタトゥユ・トマトのファルシ・玉ねぎのポタージュなどの家庭料理、またプロのオムレツの作り方など幅広いレシピの数。
パリ老舗「FAUCHON(フォション)」で、東洋人として初のエグゼクティブ・シェフだったという著者の、パリ風おもてなしなどをつづった読み物も参考になります。意外とかんたんだけど、プロっぽいフレンチのおもてなしをしたい方におすすめ。

テーマ別テーブルセッティングと料理のテキスト
料理だけではなく、本格的なテーブルセッティングで演出したいという方のための本。
著者はケータリングのプロというだけあって、「見せるテーブル」をあらゆるテーマを想定して提案しています。「スパニッシュバル」「サマーブレックファースト」「ビューティランチ」など、写真を眺めるだけでも楽しいです。
素材選びやセッティングが素晴らしく、すでにプロ級の方でも楽しめるおもてなしのテキスト。初心者の方より、すでにおもてなしをしている方や、料理好きな方が活用できる応用編の料理本といっていいでしょう。
おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 料理本・レシピ本の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場での料理本・レシピ本の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
おもてなし料理本の選び方 キッチンツール専門店・店主に聞く!
それでは、おもてなし料理本の基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の4つ。
【1】どんなおもてなしをするかで選ぶ
【2】おもてなしに慣れているかどうかで選ぶ
【3】おもてなしする人数で選ぶ
【4】おもてなしのテーマで選ぶ
上記の4つのポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】どんなおもてなしをするかで選ぶ
おもてなしとひとことで言っても、ご近所さんが集まるようなカジュアルな「うち飲み」もあれば、前菜からデザートまでひとりひとり出すようなフォーマルなおもてなしもあり、それによって選ぶ本は変わります。また急なおもてなしに備える本など、あらかじめきちんと準備しておきたい場合も。
まずは、カジュアルなおもてなしか、フォーマルなおもてなしかで選びましょう。
【2】おもてなしに慣れているかどうかで選ぶ
おもてなしに慣れているかどうかで、選ぶ本は変わってきます。
なにを作っていいかわからないという人は、背伸びをせずにまずは下準備できるレシピやおつまみレシピ、持ち寄りレシピの本などが参考になりおすすめです。素材別の目次のものや、かんたんなおもてなしの本を選んだほうがいいでしょう。
すでに何度もホームパーティなどをしている方は、テーマ別やアルコール別になっているレシピ本が役に立ちます。
【3】おもてなしする人数で選ぶ
数名のおもてなしと大きなホームパーティとでは、料理の出し方を変えないとホストは大変です。
たとえばお客さまが多いときは、フィンガーフードや大皿料理をメインにし、冷めてもおいしいものや、お皿をたくさん使わない料理を考えたほうがいいでしょう。逆に人数が少ない場合は、前菜からメインまで温かいものを温かいうちに食べてただけるような準備が大切です。
招く人数によって作りやすい料理が変わるため、それに適した料理本を選びましょう。
数名のおもてなしと大きなホームパーティとでは、料理の出し方を変えないとホストは大変です。
たとえばお客さまが多いときは、フィンガーフードや大皿料理をメインにし、冷めてもおいしいものや、お皿をたくさん使わない料理を考えたほうがいいでしょう。逆に人数が少ない場合は、前菜からメインまで温かいものを温かいうちに食べてただけるような準備が大切です。
招く人数によって作りやすい料理が変わるため、それに適した料理本を選びましょう。
【4】おもてなしのテーマで選ぶ
おもてなし料理は、テーマを決めることもポイントです。和食とフレンチが混在しては、センスがないように感じます。
「ワインを飲みながらイタリアン」なのか、「日本酒で季節を味わう和食」なのか、あるいはお酒メインでなくても、「野菜中心で体にいいおもてなし」や「おいしいパンを味わってもらうサイドメニュー」といったテーマを最初に決めておくと、スムーズに取り掛かれてセンスのあるおもてなし料理に。
料理本を選ぶときは、おもてなしのテーマに合わせたものを選んでみましょう。
そのほかの料理本に関連する記事はこちら 【関連記事】
上級者はテーブルセッティングも意識して キッチンツール専門店・店主からアドバイス
お客さまをお招きするといっても、気軽な家飲み・友達との持ち寄り会・本格的なテーブルセッティングをするパーティなど、いろんなおもてなし方があります。
急に決まった仲間との家飲み会なら、お酒に合わせたおつまみや家庭料理、あるいは鍋の本が参考になるでしょう。忙しい方は持ち寄りレシピの本なら下準備がしやすいのではないでしょうか。
ちょっとレベルアップしたホームパーティなら、飲み物に合わせたイタリアンやフレンチ、中華などテーマ分けされた本なら組み合わせがしやすいと思います。
最後にテーブルセッティングの本も紹介しましたが、これはなかなか高度です。テキストとして買っておいて、お皿やグラスなども少しずつそろえていくとよいでしょう。
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