「ふりかけ」のおすすめ商品の比較一覧表
【料理家イチオシ】ふりかけのおすすめ7商品を紹介
ふりかけといえば、白飯を美味しくするのに欠かせない相棒のような存在です。毎日のお弁当の味変にも使えますし、おにぎりにまぶして作ることもできます。また、ふりかけを使ったアレンジレシピも豊富にあり、パスタに混ぜたり、野菜と混ぜておひたしにしたりと色々楽しめます。
まずは、料理家の玉利 紗綾香さんが選んだふりかけをご紹介します。専門家が選ぶ、ふりかけはどんな商品なのでしょうか。早速見ていきましょう。

カルシウムたっぷりのお魚ふりかけ
ふりかけの起源は、鎌倉時代にさかのぼると言われていますが、現代風に商品化され、ふりかけの元祖といわれているのが『御飯の友』です。
この商品ができた大正時代はカルシウム不足が問題でした。それを解消するために、魚を骨ごと細かくして味をつけ、ご飯にかけて食べられるふりかけを考えたそうです。現在もまるごと砕いて入れたいりこ、昆布、のりがたっぷり含まれています。
ドライタイプで具材はサクサクとしていて、食感をたのしめます。また、香ばしいしょうゆ味とごまがご飯の美味しさを引き立てています。シンプルにホカホカのごはんにのせて食べるのが、一番おすすめです。






ふりかけの選び方
ふりかけにはいろいろな種類があって選ぶのに迷いますが、選ぶポイントを料理家の玉利紗綾香さんに教えてもらいました。自分好みのふりかけを見つける参考にしてみてくださいね。
味から選ぶ
いろいろな味わいを楽しめるのがふりかけの魅力です。選ぶときは、まず自分が味わってみたいものを選んでみましょう。お好みの味だけでなく、一度も味わったことのないふりかけにもトライしてみてください。
のりたまやおかかなど「定番の味」
人それぞれに定番のふりかけがあります。子どものころから食べていたお馴染みの「のりたま」や「おかか」など、定番の味と素材のふりかけは食卓に常備しておきましょう。
定番のふりかけをひとつではなく素材ごとに用意しておけば、その日の気分によって味の変化を楽しめます。定番のふりかけは値段も安価なので手に入れやすいため、常備するにはぴったりです。
すき焼きやカレーなど「変わり種の味」
定番ばかりでは飽きてしまうこともあるでしょう。そのようなときは、いつもと違う素材にこだわったふりかけを選んでみてください。味の変化を楽しめます。
「わさび」「カレー」「ラー油」などのように変わり種の素材は新しい味わいの発見につながり、ふりかけの奥深さがわかります。チャレンジすることで、自分好みのふりかけに新しい定番が加わるかもしれません。
都道府県の特産物を使った「ご当地の味」
ご飯大国の日本には、都道府県の特産物を使って作った「ふりかけ」が数多く存在しています。旅行に行った気分で、ご当地で人気のふりかけを探して選んでみてください。ご飯のおいしさをより引き立ててくれるご飯のお共がきっと見つかります。
昔ながらの味だったり、老舗の味だったりと、味わいもさまざま。スーパーなどにはご当地食材のふりかけが並んでおり、新しい出会いのチャンスです。全国各地のふりかけで、味のバリエーションを楽しみましょう。
食感から選ぶ
ふりかけにはおもに4つのタイプがあって、それぞれに食感が異なります。食感の違いを楽しむのもふりかけを選ぶときのポイントですので、各タイプについてご紹介しましょう。
種類が豊富な「乾燥タイプ」
ふりかけのなかで多いのが「乾燥タイプ」です。原料をこまかく砕いたあと、調味料などで味付けして乾燥させており、粉末状や粒子状になっています。乾燥タイプは商品の種類が多く、どこでも手に入りやすいのが特徴。
種類がいろいろあるので選ぶ楽しみがあり、賞味期限がわりと長いものが多いです。一般的な賞味期限は製造日より12カ月ぐらい。保存の面でも乾燥タイプは使いやすいでしょう。
しっとりした食感の「ソフトタイプ」
「ソフトタイプ」のふりかけの特徴は、しっとり感があって食感がやわらかいこと。乾燥タイプのようにパリパリ感がなく、ご飯にふりかけるとよくなじみます。ふりかけに使っている素材の食感が楽しみたい方向け。
一般的な乾燥タイプとは異なり、ひと味違った味わいを楽しめます。たまには違ったふりかけを使いたい方はソフトタイプを選んでください。賞味期限は短めで、製造日より8カ月ぐらいです。
風味が豊かな「フリーズドライタイプ」
ソフトタイプのようなしっとり感がなく、乾燥タイプのようなパリパリ感でもないのが「フリーズドライタイプ」のふりかけ。素材の風味や食感をこわさないように乾燥されているので、ご飯にかけたときに本物の食材を味わえる喜びがあります。
食材本来の味をそのまま手軽に味わえるのがフリーズドライタイプの特徴。納豆ふりかけなどは、粘り気まで楽しめます。賞味期限は12カ月ぐらいです。
おつまみにもなる「具材タイプ」
ふりかけのなかには使用している具材が大きく、噛みごたえのあるものがあります。このようなふりかけを「具材タイプ」といい、ご飯に乗せておかずのように味わうことが可能です。おかずを用意するのが面倒なときなどに具材タイプを使います。
具材の味覚が勝負なので、食欲をそそる濃い味付けのふりかけが多いのが特徴。自分の好みの具材がある方にとっては、魅力あるふりかけでしょう。
容器から選ぶ
ふりかけを選ぶときは容器も大事なポイントです。「チャック式」「個包装タイプ」「瓶タイプ」のおもな3つについて紹介しますので、選ぶときの参考にしてください。
保存がしやすい「チャック式」
密閉された封を切ったあと、チャックで封ができるタイプが「チャック式」です。ふりかけを使用後に手軽に密閉状態にできるので、保管しやすく、場所を取らないのが特徴。
市販されているふりかけのなかで多いのがチャック式です。保管しやすいので、ネット通販などで大容量のふりかけを購入すればコスト的にもおトクでしょう。
持ち運びに便利な「個包装タイプ」
1食分ずつ小分けに包装されているのが「個包装タイプ」のふりかけ。ひとつのパックのなかにいろいろな種類のふりかけが小分けになっている商品もあり、日替わりで違う味を楽しめます。
また小分けに包装されているので持ち歩きしやすく、お弁当のお供や旅行先にお気に入りのふりかけを持参できて便利です。1食分ずつ使い切りなので、いつも新鮮な状態で食べることができます。
食卓にあると便利な「瓶タイプ」
食卓に常備しやすいのが「瓶タイプ」。大きな瓶にふりかけが入っており、フタを開けてスプーンなどで中身を取り出します。ご飯の上にほしい分量だけ取り分けできるのが特徴です。
お気に入りのふりかけなどは瓶タイプのほうが、食卓に置いてつねに使えるので便利です。持ち歩きできませんが、食卓にふりかけがあるだけで食事が楽しくなります。
添加物が気になる人は「無添加」かチェック
ふりかけにもヘルシーさを求めたい方は、選ぶときに製品表示をチェックしてください。いろいろな添加物が表記されていますが、よりヘルシーなふりかけが希望なら「無添加」を選びます。
無添加のふりかけは不必要な化学調味料などを使っていないため、素材の味をそのまま味わえるのが特徴です。また、ふりかけはいろいろな素材を使っており、とくに野菜や魚がふくまれているものはヘルシーです。
ふりかけ【乾燥タイプ】おすすめ15選
ご紹介した選び方を踏まえて、数多くのふりかけのなかから「乾燥タイプ」のふりかけをご紹介しますので、お気に入りを見つけてください。
ふりかけ【ソフトタイプ】おすすめ4選
次は、「ソフトタイプ」のふりかけをご紹介しますので、お気に入りを見つけてください。
ふりかけ【フリーズドライタイプ】おすすめ2選
「フリーズドライタイプ」のふりかけをご紹介しますので、選ぶときの参考にしてください。
ふりかけ【具材タイプ】おすすめ3選
素材の味わいを楽しめる「具材タイプ」のふりかけをご紹介します。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ふりかけの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのふりかけの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
ふりかけを使ったアレンジレシピ
ふりかけはご飯にかけて食べるだけではありません。アレンジによっていろいろな食べ方があるので、その一部をご紹介しましょう。
たらこふりかけを使ったパスタ
パスタ料理にはいろいろな種類がありますが、ふりかけを使うとかんたんにアレンジできます。「たらこ風味」のふりかけを使ったおいしい「たらこパスタ」を作ってみましょう。
まず、ゆでたパスタにオリーブオイルを絡めます。そこにたらこ風味のふりかけをかけて、よく混ぜ合わせれば完成です。とてもかんたんですのでぜひトライしてください。
ふりかけを混ぜた卵焼き
子どもから大人までが大好きな卵焼きですが、ふりかけを使うとひと味違うおいしい卵焼きになります。卵を溶いて調味料を入れるだけのシンプルなものが一般的ですが、ふりかけを混ぜると新たな食感が生まれておいしいです。
乾燥タイプやソフトタイプが適しており、味付けの濃いふりかけを混ぜると卵焼き全体の風味が変わります。いつも同じ卵焼きだとお弁当も飽きてしまうので、日によってふりかけを混ぜてみてください。
料理家からのメッセージ 食のプロからひとこと!
料理家/栄養士/スポーツ栄養学講師
食事が楽しくなる「ふりかけ」を見つけて
お米が主食の日本には、ご飯のおともである「ふりかけ」がたくさんあります。ご飯そのものでもおいしいですが、「ふりかけ」をかけることでより食事を楽しむことができます。
ふりかけがあればご飯をたくさん食べてくれるお子さんがいたり、お昼が楽しみで仕事をがんばれたりする人もいるでしょう。それぞれのモチベーションをあげる役割がふりかけにはあると思います。ぜひ、食事が楽しくなる「ふりかけ」とたくさん出会ってくださいね。
ふりかけのおすすめに関するQA
ふりかけ選びのポイントは?

ふりかけを選ぶときは、都道府県のご当地商品にチャレンジしてみるといいですよ。旅行気分でその土地ならではのふりかけを楽しめます。内容量の多いふりかけを最後まで飽きずに食べるコツは調味料としても利用できるものを選ぶこと。また「栄養を補える」「厳選素材使用」など使うのが楽しみになるような商品を選ぶのもおすすめです。くわしくはこちらで料理家の玉利 紗綾香さんが解説してくれていますよ。
素材や味で確認すべきポイントは?

パッケージに表示されている詳細情報をチェックすると、意外な味つけや面白い素材のふりかけに出会えることも。ふりかけには海産物や肉、野菜など風味を加える食材が使われています。季節のものや地域の特産品が用いられているふりかけがないか探してみてください。自分が食べたい味付けかどうかのチェック、ドライとソフト、どちらのタイプかの確認もお忘れなく! くわしくはこちらで料理家の玉利 紗綾香さんの解説を確認してください。
おすすめのふりかけを教えてください

食品会社でプライベートブランド商品の開発にも携わった経験があり栄養士、スポーツ栄養学講師としてもご活躍中の料理家・玉利 紗綾香さんがおすすめのふりかけは、十二堂えとや『梅の実ひじき』、井上食品『しそわかめ』、フタバ『御飯の友』です。それぞれの特徴やそのほかのおすすめ商品は、すべてこちらで確認できますよ。
ふりかけの選び方を参考にお気に入りを見つけて 最後に
料理家の玉利紗綾香さんへの取材をもとに、ふりかけの選び方とおすすめ商品を紹介しました。
ふりかけは忙しい朝や、お弁当作りに重宝する商品です。アレンジレシピも豊富なので、ふだんの料理に加えてみると、違ったおいしさが発見できるかもしれません。もちろん、ご飯のおともとしてもご活用ください。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
栄養士免許取得後、食品会社に勤務。プライベートブランド商品の開発過程に携わる。 その後、料理研究家のもとで修行後、栄養士、料理家として独立。 現在は、自身のスポーツ経験、栄養士の知識を活かし、 スポーツ専門学校でスポーツ栄養学の講師や、CM、書籍、雑誌、料理教室等を開き、多方面で活動中。