モンベルのテントの魅力 世界中の登山家から愛される!
「Function is Beauty(機能美)」と「Light & Fast(軽量と迅速)」をメーカーのコンセプトとして掲げるモンベルは、登山家・冒険家であった辰野勇氏が友人とたった3人で立ち上げた国産メーカーです。
いまでは登山やハイキングなどで、多くの人がモンベル製品を活用している姿をどこに行ってもよく見かけます。そんなモンベルのテントは、日本の高温多湿・多雨な環境を熟知して開発されているだけあり、高価な海外製品に負けないすぐれたクオリティが特徴です。
モンベルのテントの選び方 ソロキャンプやファミリーにもおすすめ!
数あるモンベルのテントの中から、目的や使い勝手のよいものを選ぶためのポイントを紹介していきます!ポイントは下記の4つ。
【1】テントを使う目的に合うタイプを選ぶ
【2】設営のしやすさもチェック
【3】収容人数に合うサイズを選ぶ
【4】オプションの豊富さもチェック
上記のポイントを押えることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】テントを使う目的に合うタイプを選ぶ
モンベルのテントには、キャンプや登山、ツーリングなどさまざまな目的に合うものが販売されています。用途に合うタイプのテントを選びましょう。
家族や友人とアウトドアを楽しむなら居住空間が広い「キャンプ用」
家族や友人とアウトドアのいっかんとして楽しむなら、「キャンプ用」のテントがおすすめです。平坦な区画サイトなど、キャンプ場での使用に適しているモンベルのキャンプ用テントは、居住性と設営のしやすさが魅力です。
また、比較的軽くて持ち運びに適しているのが多いのも特徴です。
軽量で持ち運び重視ならコンパクトな「ツーリング用」
ツーリングなどの寝床としてテントをはる際は、「ツーリング用」のテントがおすすめです。バイクに限らず自転車でのツーリングやソロキャンプでも、収納に限りがある場合はできる限りコンパクトで軽量なテントを選びたいところ。
また、モンベルのテントは、高温多湿な日本の気候にあわせて、通気性にすぐれている点も魅力です。
本格的な登山で使用するなら機能・安全面にすぐれた「登山用」
登山での居住スペースとして考えている「登山用」のテントがおすすめです。危険のともなう登山ですから安全性には妥協したくありません。モンベルの登山用テントは、気候変動の激しい山に対応できるよう、耐水性・耐風性・通気性などに考慮してつくられています。
また、登山では持っていく荷物が何かと多くなりがちですので、少しでも軽いものを持っていきたいですよね。この軽さにもこだわっているのがモンベルのテントです。
なお、無雪期だけの3シーズン用と積雪期を含む4シーズン用では、換気性能などに大きな違いがあります。最初に、自分が使う季節と場所をイメージしてから、製品選びを始めるようにしましょう。
【2】設営のしやすさもチェック
設営がしやすいというのはモンベルのテントの特徴ですが、なかでも特許を取得している「クロスソケット」と呼ばれるものは、ポールをソケットに連結するだけですぐに設営できるすぐれものです。
そのためポールの本数も少なくなり、コンパクト化にも一役買っています。とはいえ大型のテントをひとりで設営するのは難しいので、ツーリングやソロキャンプの際に役立ってくれる技術でしょう。
寒い場所や標高の高い場所でテントを設営するときは、グローブをつけたままでもスムーズに設営できるかどうかも大事なチェックポイントです。滑りにくいループやポールのものを選びましょう。
【3】収容人数に合うサイズを選ぶ
モンベルのテントは、商品名の後ろに「〇型」とついているものがほとんどです。1型~12型まであり、はじめて購入する人でも収容人数のおおよその目安がわかるようになっています。
1型は一人用、4型は4~5人用、6型は5~6人用なので、選ぶ際の目安にしましょう。
テントは大きければ大きいほどよいというものではありません。大きすぎるものは設営・撤去に手間取るだけでなく、大きな荷物になります。用途に限らず、テントを使う人の人数に合わせたサイズのものを選びましょう。
【4】オプションの豊富さもチェック
モンベルのテントのなかには、オプション品をつけられるものがあります。取りつけられるオプション品のラインナップにも注目して選びましょう。
冬山で使用する登山テントの場合は、スノーフライが取りつけられるものを選ぶと快適に使えます。底面の汚れや内部への浸水が気になるときは、グランドシートが取りつけられるものを選ぶとよいでしょう。
取りつけられるオプション品が多いものほど、さまざまなシーンで使えて便利です。
モンベルのテントの人気シリーズ
モンベルから発売されているテントのおもなシリーズをご紹介します。
ムーンライト
テント設営初心者でもかんたんに設営できるのが、ムーンライトテントの魅力です。「ムーンライト」の名前は、月明かりのなかでもかんたんに設営できることからつけられました。
軽いため持ち運びやすく、自転車やバイクのツーリングテントにぴったり。春、夏、秋と使えるシリーズです。
コンパクトでありながら、広さが感じられるゆったりとした居住空間が魅力です。
ステラリッジ
軽量ながら、過酷な山の環境に耐えられる耐久性と剛性を兼ねそなえているモデルが「ステラリッジ」です。独自の吊り下げ構造を採用したことで、風が強い場所でもかんたんに素早く設営できます。
スノーフライやレインフライがついたタイプもあるのがポイント。
テントマットやグラウンドシート、オプショナルロフトを使用すれば、より快適に使用できます。
クロノスドーム
ポールを直角に交差させる「バーティカル・クロス・システム」を採用したモデルです。ショックコードでポールとソケットが一体なっているため、はじめてテントを設営する人でも素早くかんたんに設営できるのがポイント。
大きなものでも4kg以下と軽量で、持ち運びやすいです。トレッキングやツーリング、バックパッキングなどにも適しています。
通気性もよくテント内の居住空間が広い、ゆったりと過ごせるテントを探している人にぴったりです。
クロノスキャビン
「クロノスキャビン」は、広々としたリビングスペースもそなえているテントです。軽く、コンパクトでありながら、ゆったりと過ごせる居住性があります。
独自のポール構造を採用したことで、素早くかんたんに設営できるのもポイント。
グループやファミリーでのキャンプで使えるテントを探している人に適したモデルです。
モンベルのテントおすすめ9選
ここからは、モンベルのおすすめテントを紹介します。商品選びの参考にしてください。

特徴あるスタイルが時代を超えて人気
モンベルテントではもっとも歴史あるモデルで、個性的なフォルムはツーリングライダーなどから絶大な信頼を寄せられてきたものです。1~2型は足元を絞ったスタイルで、狭いながらも前室もあるので濡れた靴なども室内に入れなくてすみます。
「ムーンライト」というのは、「月明かりでもかんたんに設営できる」というところからきていて、ポールと樹脂製ソケットで組む独自のA型フレームですぐ立ち上がります。
3型からは形が変わりますが、ファミリーキャンパーにはより大きい5型や7型も人気です。いずれも、高温多湿な日本の環境に合わせて、通気性がよく雨もよくしのぐすぐれたモデルです。
※リンク先は「2型」になります。
キャンプやハイキングに適した2ルームテント
リビングルーム付きの2ルームテントです。リビング側は3面を全開にしたり前面パネル(ひさし)の大きさを自由に変えたりできるので、開放的な空間を演出できる点が嬉しい特徴だといえるでしょう。また、「ムーンライトテント4」を複数連結させることで、ファミリーキャンプだけでなくアウトドア・アクティビティのベースキャンプとして使用できるなど、利用用途が幅広い点もおすすめポイント。設営のしやすい本製品をキャンプやハイキングなどで是非ご利用ください。
4~5人でゆったり使える!
グループや家族でのキャンプから、遠征時のベースキャンプまで幅広く使えるテントです。居住空間が広く、風通しもよいので、快適に過ごせます。
ハンドループを使って本体のリングに引っ掛けるだけで、簡単にテントとフレームを接続できるのがポイント。初心者でも素早く設営できます。
内側にはインナーポケットがあり、収納にも困りません。

長年の定番をリニューアルして完成度がより高く
北アルプスや八ヶ岳など人気エリアのテント場に行けば、必ず何張りかは見かけるほどの大定番モデルです。
無雪期用のレインフライだけではなく、積雪期にも対応するスノーフライも用意されています。本体と4色あるレインフライは別売りのため、ユーザーが使う環境や好みに合わせて購入できるのもうれしいところ。まさにオールマイティな山岳用テントだといえます。
従来はポールをスリーブに通して設営する方式でしたが、2019年からは独自の吊り下げ方式に変更されました。レインフライとインナーテントのクリアランスを大きくできるため、結露を防いだり強風下でもインナーテントに触れにくくなるなど、耐候性を高めるための変更です。
オプション品で自分好みの空間に!
モンベル独自の「バーティカル・クロス・システム」を採用したテントです。ショックコードでポールとソケットがつながっているので、誰でもかんたんに素早く設営・撤収できます。
軽量・コンパクトなので、ツーリングやトレッキングにも持っていきやすいのがポイント。レインフライの中間部から張り綱を引くと、前室部分をより広く確保できます。
別売りの天井ループやオプショナルロフトを使えば、小さな荷物の整理もしやすいです。オプションが充実しているテントを探している人はぜひチェックしてみてください。
設営簡単で居住空間の広いドーム型テント
ポールを直角に交差させるという独自のバーティカル・クロス・システム(特許取得済)の採用で広い居住空間を可能にした3シーズン対応のテントです。ショックコードでポールとソケットが一体となっているので素早い設営・撤収が可能。
抜群の通気性も備えるので、ツーリングやトレッキング、バックパッキングなどにも幅広く使えます。
開放的なリビングスペースを持つキャンピングテント
リビングスペースのひさしはゆとりある高さに設計し、テント本体の就寝スペースも圧迫感の少ない快適な居住空間を確保しています。軽量コンパクト性にも優れ、独自のポール構造で設営も容易に行えます。ファミリーキャンプやオートキャンプなどで活躍します。

全面メッシュで通気性抜群!暑い時期のフェスにも
暑い時期にも快適に過ごせる、インナーテントが全面メッシュなので、夏のフェスに持参するにもうってつけです。一般的にテントの下部は防水のため、ボトムがある程度立ち上がっているものです(バスタブ構造などといいます)。『レラドーム』ではそれが最小限になっていて、その分だけ風が通りやすくなるのです。実際に寝てみると分かるのですが、顔が地面近くにあるのでかなり感じ方が変わります。
またフライシートにも大型のベンチレーションを装備するので、立体的な風の抜けがよく考えられています。一般向け4人用としては、3kg程度というのは軽量な部類なので、暑い時期用に持っていてもいいでしょう。

テントとタープのいいとこ取り! アレンジ多彩!
モンベルテントのなかではもっとも大型で、自立するドーム型タープとしても使えるモデルです。スリーブとフックを組み合わせた独自の吊り下げ方式で、設営・撤収も素早くできます。
別売りの「アストロドーム インナールーム」の種類が豊富で、約3.5m×約2mの大きな1室タイプだけではなく、右半分用(R)と左半分用(L)があります。RとLを合わせれば1室のインナーと同じ面積になりますが、プライベート空間は分けたいというニーズにも対応するのです。また、3カ所にムーンライトテント3・5・7型のいずれかを接続できるので、グループキャンプのベースとして使うこともできます。応用しやすい、面白いモデルだといえます。
「モンベルのテント」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする モンベルのテントの売れ筋をチェック
楽天市場、Yahoo!ショッピングでのモンベルのテントの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
モンベルの他のアイテムもチェック 寝袋、ランタン、トレッキングシューズ
モンベルのテントはペグや張り綱をカスタマイズ キャンプライターからのアドバイス
モンベルテントに付属するペグや張り綱は高品質なものですが、テントを張る環境によっては、別に用意したほうがいいこともあります。
たとえば、砂浜でテントを張る場合は、標準のアルミペグではなく砂地用のプラペグのほうが向いていることもあるのです。行き先に応じて、何種類かペグを別に買っておくと現場で困らないようになります。河原などの場合は、頑丈なスチールペグをがんがん打ち込まないと入っていかないかもしれません。
張り綱についても、切れた場合や状況に応じてもっと長くしたいこともあるので、予備のロープを持っていくとよいでしょう。張り綱用に使うなら、4mm程度のロープが使いやすいと思います。
モンベルのテントでテント泊を楽しもう! 編集部より
モンベルからは、オーソドックスなテントのほか、ツーリングテントや冬用テントなど評価のよい商品が多数発売されています。1人でもかんたんに設営できるものも多く、アウトドア・テント泊デビューにはぴったりです。
テント泊には、テント泊でしか味わえないワクワク感や解放感があります。ぜひこの機会に、モンベルのテントでテント泊デビューしてみましょう!
少しでもテント購入費用を抑えたいのであれば、アウトレットを利用するのもひとつの手です。商品選びに迷ったときは、記事中で紹介した選び方や商品を参考にしてください。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
青年期に始めた釣り新聞への寄稿を始めとして、サイトAllAboutでのフィッシングガイドを務める。 ほかにも雑誌『Salty!(ソルティ)』やアウトドア系の雑誌やWeb媒体などでの執筆多数。 今も休日には必ず海山湖を駆けまわっている自然派で、あらゆるジャンルの釣りを体験し、季節に合わせて日本中の旬な魚を追っている。 キャンプ用品は、あえて払い下げのミリタリー系ギアで揃えるマニアな一面も。