パネライの腕時計おすすめ5選 ムーブメント・防水・素材・その他機能もチェック!
土居輝彦さんに選んでもらったパネライの腕時計おすすめ商品を紹介します。それぞれ魅力のある商品ばかりですが、そのなかでも使ってみたいと思える一本がきっと見つかりますよ。
ローマ数字とアラビア数字を合わせた文字盤が特徴
リューズブリッジがなく、手巻きがクラシカルテイストのラジオミールです。パネラウォッチは、リューズブリッジの印象が強いですが、最初に誕生したのがラジオミールです。「カリフォルニア」は、イタリア海軍用のラジオミールの復刻モデル。個性的なデザインで人気があります。
ラジオミールの特徴である文字盤は、アラビア数字とローマ数字、バー型のインデックスがサークル状に、独創的な配置です。ムーブメントは、大きめですが頑丈な構造のキャリバーP.3000を搭載しています。ケースバックがシースルーなので、繊細な息吹を確認できます。
軽量で耐久性ある、新素材カーボテック採用が特徴
ケースに「カーボテック」を採用したサブマーシブルです。カーボテックは、カーボンファイバーをベースとした新しい複合素材、軽量で高い耐久性を実現しています。サブマーシブルの基本的なデザインはそのまま、ムーブメントには耐久力のあるキャリバーP.9010を搭載しています。
時計針とドット形のインデックスには蛍光塗料、スーパールミノヴァが塗られ、夜光性にも対応しています。ストラップもダイビングに最適なラバーストラップを使用したダイバーウォッチです。ケースサイズは47mm、インパクトを放つ存在感で、普段使いにも活用できる個性的なウォッチです。
世界本数限定モデル!クロノグラフタイプが特徴
世界限定版のひとつ、ケース素材にブラックセラミックを採用したルミノールです。パネライは、第36回「アメリカズ・カップ」ルナ・ロッサチームの公式スポンサーを務め、セーリング・チームのために限定モデルを製作しました。
ケースはブラックセラミック素材を使用。ムーブメントには、フライバッククロノグラフ機能を備えたキャリバーP.9100を搭載しました。ヨットレースのスタート時間を、時分同軸の2本の針がカウントダウン表示します。 チタン製のケースバックには、アメリカズ・カップとルナ・ロッサのロゴとが刻印され、稀少なウォッチとなっています。
大きめのケース、シンプルで見やすい文字盤が特徴
モデル名「チェラミカ(伊)」はセラミックのことで、マットブラックセラミックを採用したラジオミール1940です。ラジオミール1940の特徴のひとつが、リューズがシリンダー型に変更され、ルミノールと掛け合わせたデザインです。
48mmのケースには、頑丈な構造で大型の手巻きキャリバーP.3000が搭載されています。文字盤はドット形とアラビア文字が施してあり、シンプルで見やすくなっています。文字には発光塗料スーパールミノヴァが塗られ、暗闇にも対応しています。ケースカバーのサファイアクリスタルからは、ムーブメントP.3000を鑑賞できます。ダイナミックかつ繊細なウォッチです。
Panerai(パネライ)『ルミノール ベース 8デイズ アッチャイオ 44MM(PAM00561)』
手巻き8日間パワーリザーブムーブメントが特徴
モデル名「アッチャイオ(伊)」はステンレススティールのことで、スティール素材を採用したルミノールベースです。ルミノールに、長時間駆動を実現したキャリバーP.5000を搭載し、8日間のパワーリザーブを可能にしました。
文字盤には「LUMINOR PANERAI」の他に、「8DAYS」がプリント、スモールセコンドも持たず、これまでのルミノールとは異なることがわかるようになっています。ホワイト文字盤にアラビア数字を施し、シンプルで見やすいデザインとなっています。時計本来の魅力を楽しめるウォッチとなっています。シースルーバックでムーブメントP.5000の鼓動も鑑賞できます。
「パネライの腕時計」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする パネライの腕時計の売れ筋をチェック
楽天市場でのパネライの腕時計の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
パネライの腕時計の選び方 元『monoマガジン』編集長に聞く
元『monoマガジン』編集長・土居輝彦さんに、パネライ腕時計を選ぶときのポイントを5つ教えてもらいました。一生モノの買い物にもなるパネライ腕時計ですので、理想の一本を探す参考にしてくださいね。
4つのシリーズから選ぶ
パネライの腕時計は、大きく次の4シリーズに分けられます。
・ラジオミール
・ルミノール
・ルミノール ドゥエ
・サブマーシブル
どのシリーズも丸みを帯びた四角形の「クッション型」と呼ばれるケース形状なのが特徴です。
パネライはデカ厚時計として広く認知されるようになりましたが、近年のトレンドである小型化、薄型化に合わせて、ルミノールをベースにしたルミノール ドゥエが、2016年に発表されています。よく知られているリューズプロテクターが付いているのが主要モデルであるルミノールとルミノール ドゥエ。
ルミノールのデザインを踏襲し、さらに逆回転ベゼルを配したダイバーズウォッチのサブマーシブル、リューズプロテクターがないものがラジオミールです。パネライの時計を購入するのであれば、これらの特徴を踏まえた上で、まずはどのシリーズを選ぶのか考えるといいでしょう。
手巻き・自動巻きのどちらを選ぶかも重要
パネライの腕時計は、すべて機械式ムーブメントなので、手巻き・自動巻きのどちらであっても、ゼンマイの巻き上げ作業が必要になります。面倒と言われることも多い手巻きですが、実際に使ってみると「手のかかる子供ほど可愛い」もので、愛着が湧いてくることも。そのため、一概にどちらがいいとは言えません。
ただ、身につけることが多く、かつ巻き上げが面倒だと思われる方は、自動巻きの一択になるでしょう。手巻きでの巻き上げ作業は、まさに機械式時計ならではの醍醐味でもあります。こればかりは、選び方というよりも、どちらを選んだ方がより自分らしいのかを考えて選んでみてください。
大きさも印象を左右する
近年でこそ小径で薄型のモデルもラインナップされているパネライですが、元々は大きく厚いのが特徴だったこともあり、ケース径が48ミリという大きなものもあります。最小でもルミノール ドゥエの38ミリと、他ブランドと比べて全体的に大きめなサイズ感になっていますので、デザインや色などの見た目の印象、あるいは機能だけでなく、必ずケースサイズを意識しておきましょう。
ただし、ラジオミールにはラグ(ベルトを固定するために突出した部位)のないモデルがあり、ワイヤーループと呼ばれるストラップアタッチメントになっているため、ラグがあるモデルと比べると、同じサイズでも小さく見えるなんてことも。
可能な限り、実物を腕に乗せて、そのサイズ感を実感値としておさえておきましょう。念のために触れておきますが、48ミリや47ミリといったサイズは……、かなり大きいです。
ほしい機能が搭載されている商品を選ぶ
ケース形状に大きな違いのないパネライの腕時計ですが、元々イタリア海軍の要望に応じて腕時計を納入していただけのことはあり、ルミノール ドゥエ以外のシリーズでは、10気圧の防水性能(サブマーシブルは一部のモデルを除き30気圧)を確保しています。
ほかにもそれぞれのシリーズでストップウォッチ機能のあるクロノグラフや複数の時間帯を表示できるGMTなどの複雑機構をもつモデルがありますので、ほしい機能を整理して考えてみましょう。また、通常、クロノグラフのスタート/ストップボタンとリセットボタンはケースの右側にありますが、モデルによっては左側に配されているものもありますので、使いやすい方を選ぶことも可能。
海外への旅行や出張などが多い方で、パネライの腕時計を相棒にしたいと考えているなら、GMT機能があると便利です。
ケースの素材(色)やダイアル・ストラップの素材・色で選ぶ
ほぼすべてのモデルがクッション型である以上、パネライの腕時計でケースサイズ以外に見た目の印象を大きく変えるのは、ケースの素材(色)と言えます。ドレッシーな装いを意識するならゴールド、スポーティな印象を目指すならセラミックやカーボンの黒、といった具合に、腕時計を身につける際の服装なども考慮しておきましょう。ただし、あえてハズすなど、オシャレ上級者の方は、この限りではありません。
また、ダイアルの色やストラップの素材と色も、印象を大きく変える要素になります。ストラップはシリーズによって偏りはありますが、洗練された上質な印象を与えてくれるアリゲーター、ラフで武骨な印象のカーフ、精悍(せいかん)な印象のケースと同じステンレス素材、スポーティーなラバー素材があります。アリゲーター、カーフ、ラバーは、色も複数用意されています。
芸能人も愛用しているパネライ 一部をご紹介
「デカ厚ブーム」を作り出したといわれるパネライ。個性的なフォルムだけあって、愛用している芸能人も多数います。ここではそんな男性芸能人たちの愛用するモデルを一部ご紹介します。
木梨憲武さん(お笑いタレント、アーティスト)愛用:パネライ『ルミノール1950 Ref.PAM00320』
印象を変える使い方とムーブメントを考える 元『monoマガジン』編集長のアドバイス
パネライは、どのシリーズであっても、ブラックダイアルが大半を占めます。ブラックは彩度が低いため、彩度の高い色、たとえば赤や黄色、緑などのダイアルに比べ、どの色のストラップを合わせてもミスマッチということがありません。それを裏付けるかのように、さまざまな色の純正ストラップが用意されています。
元々、イタリア・フィレンツェで店を構えた工房だけに、ファッション感覚にも長けたブランドであることは間違いないようです。ただし、オシャレ上級者であれば、あえてブルーや白の文字盤で冒険するのも楽しいでしょう。イタリア発祥のブランドということを理解していれば、その冒険に意味が見出せると思います。
パネライの腕時計は決して安い買い物ではないので、いくつも所有するのは難しいはず。ストラップを変えて印象もガラリと変える。そんな使い方ができる腕時計でもあるので、そういった視点で選んでみてもいいかもしれません。
また、パネライでは、自社製と他社製のムーブメントを使用したモデルがあるので、自社製にこだわりがある方は、この点もチェックしましょう。
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