マスタードシードの選び方 料理研究家に取材
料理研究家・指宿さゆりさんにマスタードシードを選ぶときのポイントを教えてもらいました。マスタードシード選びにお悩みの方はチェックしておきましょう!
まずは使い切りサイズを選んでみる
手に入りやすい、というのも重要なポイントですね。
料理研究家/料理講師/ケータリングプランナー
はじめてマスタードシードを使うという人は、手軽に購入できるメーカーの商品を試してみてはいかがでしょうか。
いきなり業務用サイズのものや、本格的なスパイス販売店で購入するのではなく、使い切りやすいサイズで試してみるのがおすすめです。まずはスーパーマーケットの調味料やスパイスコーナーをチェックしてみましょう。
鮮度がいいマスターシードを選ぶ
料理研究家/料理講師/ケータリングプランナー
せっかくのスパイスですから、できるだけ鮮度のいい商品を選ぶのがおすすめです。鮮度を判断する基準として、まずはできるだけ製造年月日が新しいものを購入してみてください。しっかりと密閉がされているタイプなら、香りも持続しやすいです。
業務用サイズのほうが多く入っていて価格的にもお得ですが、たまにしか料理に使わないのであれば、使い切りできるサイズを選ぶのが最適。もしマスタードシードが余った場合、小さめの瓶に入れて保存しておくとよいでしょう。
イエロー、ブラック、ブラウンの3種類を使い分ける
色の違いも楽しんでみては?
料理研究家/料理講師/ケータリングプランナー
マスタードシードを何度か使ったことがあるという方であれば、イエロー、ブラック、ブラウンの3種類があることを知っておくとよいでしょう。まずイエローは比較的マイルドな辛みで、次にマイルドなのがブラウンです。ブラックは黒い外皮に包まれていて、この中では最も辛みが強烈です。
料理に強い辛みを加えたい場合は、つぶしたブラックマスタードシードを加えるのがおすすめです。ただし、辛みが苦手な方は味見をしながら使うようにしてください。
産地にも注目!
マスタードシードの産地は、メーカーによって異なります。育った環境によって風味や香りが若干異なるため、作りたい料理に合わせて選んでみるといいでしょう。例えば、カレーなどのインド料理に使いたい場合は、インド産のマスタードシードが合います。
また、無農薬で育てられたオーガニック商品を選んでみるのもひとつの手段。さまざまな料理に活用できるスパイスだからこそ、商品の産地などもチェックしたいポイントです。
使いやすい容器で選ぶ
マスタードシードを購入するときには、梱包方法もチェックしておきましょう。瓶や真空パックなどの密封できる容器に入れておくと、香りが抜けてしまうのを防ぐことが可能です。
多くの商品で瓶に入ったタイプと袋に入ったタイプがありますが、使用頻度が少ない場合は保管しやすい瓶のタイプを選びましょう。パッケージがオシャレな商品も多く、キッチンに並べておくだけでも気分が上がることでしょう。
一方で、マスタードシードを使う機会が多い場合は、袋に入ったタイプを選びましょう。瓶に入っているタイプよりもコスパがよく、大容量をお得に購入できます。ただし、簡易包装であることが多いので、使う分だけ少しずつ取り出し劣化しないよう保管方法を考える必要があります。
マスタードシードおすすめ10選 イエローやブラウンなど使いやすいものを厳選
うえで紹介したマスタードシードの選び方のポイントをふまえて、料理研究家・指宿さゆりさんと編集部がおすすめする商品をご紹介します。

ハウス食品 GABAN『マスタードシード ホール』

出典:Amazon
種類 | - |
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産地 | カナダ |
容量 | 100g |

エスビー食品『マスタードシード』

出典:Amazon
種類 | - |
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産地 | - |
容量 | 20g |

エヌ・ハーベスト『有機ブラックマスタードシード』




出典:楽天市場
種類 | ブラック |
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産地 | インド |
容量 | 20g |

アリサン『イエローマスタード・シード』

出典:Amazon
種類 | イエロー |
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産地 | アメリカ・カナダ・インドなど |
容量 | 100g |

神戸アールティー『2種類のマスタードセット』
















出典:Amazon
種類 | イエロー・ブラウン |
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産地 | インド |
容量 | 200g(各100g) |
エスビー食品 FAUCHON『マスタードシード』

出典:Amazon
種類 | - |
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産地 | カナダ |
容量 | 36g |
マスコットフーズ『マスタードシード』




出典:楽天市場
種類 | ブラウン |
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産地 | カナダ |
容量 | 45g |
TOMIZ(富澤商店)『オーガニックマスタードシード イエロー』

出典:Amazon
種類 | イエロー |
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産地 | インド |
容量 | 20g |
RST Spices『ブラックマスタードシード』

出典:Amazon
種類 | ブラック |
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産地 | タイ |
容量 | 100g |
TIRAKITA『ミックスマスタードシード』






出典:楽天市場
種類 | イエロー・ブラウン |
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産地 | インド |
容量 | 100g |
「マスタードシード」のおすすめ商品の比較一覧表
料理研究家からのアドバイス マスタードシード選びに迷ったら!
料理研究家/料理講師/ケータリングプランナー
料理に合わせて選んでみましょう
マスタードシードは、自家製の粒マスタード作りやピクルスなどの料理に使うのにおすすめです。好きな野菜を食べやすいサイズにカットし、マスタードシードを加えてピクルスにするだけで、かんたんなおつまみのできあがり。ワインとの相性もよく、野菜もしっかりと食べることができます。
また、マスタードシードは、カレーのスパイスにも重宝します。ただし、粒がつぶれていると香りが飛ぶため、粒がつぶれていないものを選びましょう。
使いたい料理や風味に合わせてマスタードシードを選びましょう
料理研究家・指宿さゆりさんへの取材をもとに、自宅での料理に取り入れたい、マスタードシードの選び方やおすすめの商品をご紹介しました。マスタードシードを使うだけでも、料理の香りやコク、パンチが変わります。
使いたい料理に合わせて、風味や味わいにこだわってみると、より満足度の高いマスタードシードに出会えますよ。ぜひ、気になる商品を見つけてみてくださいね。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページなどで商品情報を確認できない場合は、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
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※2021/1/18 商品価格情報の修正のため、記事を更新しました。(マイナビおすすめナビ編集部 中村亜紀子)
神戸出身。アメリカなどでパーティ料理やオーガニックを学び、2002年に「菜々食CookingClass」を主宰。卒業生による教室開設やカフェ開業実績も多数。 企業向けのオリジナルレシピ開発を行う「レシピ制作専門スタジオ」では料理部門の代表として、料理動画のメニュー監修、タイアップ企画レシピ、連載レシピコンテンツ、飲食店のメニュー開発などに従事。また、大の蕎麦好きでもあり、蕎麦に関するグループも運営中。