ドットサイトとは 初心者にこそ使ってほしい!
ドットサイトは、光学照準器のひとつです。獲物に光のドットを合わせることで照準があうので、サバイバルゲームの初心者や、動いているものを狙うのが苦手な人にもぴったりです。ドットサイトの扱いに慣れてくると、銃を構えた瞬間に獲物を捕らえることも可能になります。
また暗闇のなかでも照準が光るので、夜間のアウトドアや暗いインドアでも獲物をしっかり捕らえることができます。
ドットサイトの仕組み ホロサイトとの違いも
ドットサイトとは、主にサバイバルゲームで近・中距離の的を狙う時に使われる光学照準器になります。ドットサイトの中を覗くと赤い点が映し出されて、その位置を目掛けて撃ちます。
シンプルな構造なので、初心者にも使いやすいアイテムとなっています。
ドットサイトとホロサイトはよく勘違いされることも多いですが、ドットサイトはレンズの中心にある時のみ狙いに弾が飛びます。一方で、ホロサイトはどの位置にいても弾が飛ぶことが大きな違いです。
ドットサイトの選び方 使い勝手が良い機能性で
ここからはアウトドアライター・中山一弘さんへの取材をもとに、ドットサイトの選び方をご紹介します。選び方のポイントは下記。
【1】種類
【2】大きさと色
【3】機能
上記のポイントをおさえることで、よりほしい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】種類で選ぶ オープン型とチューブ型
ドットサイトには大きくディスプレイとなるパネルがむき出しになっているオープンタイプと、いわゆるスコープに似た形状のチューブタイプがあります。
オープン型|ハンドガンに
オープンタイプは周囲の状況を確認しながらエイムできるので、臨機応変な対応がしやすくて操作性も高いタイプになります。
また、オープン型のメリットとして軽量でコンパクトな点があります。一方で、レンズが剥き出しになっていることから光によってドットが見えにくくなることがデメリットになります。
チューブ型|ライフルに
チューブタイプはしっかり狙ってから撃つのに向いています。オープン型に比べて重量感はありますが、ドットがケース内にあるので、光の影響を受けにくい構造となっています。
ライフルなどに取り付けることがおすすめです。自分のプレイに合わせて、好みのものを選びましょう。
【2】見やすくて使いやすい大きさと色を! 輝度が調整できるものが便利
照準に合わせるドットもさまざまな大きさや色があります。ドットのサイズは「MOA」で示します。
「2MOA」は遠距離の対象を狙う場合、「6MOA」は近距離向きですが、自身で見やすく使いやすい大きさのものを選ぶとよいでしょう。
実際にドットサイトを覗いてみると、光量の差や色で目標物への合わせやすさや正確さに違いが出ることが分かると思います。とくに光量が少ない低いと日中の野外戦でほとんどドットが見えなくなるものもあるので輝度が調整できるものが便利です。
また、色は赤や緑がほとんどですが、どちらが見やすいかは個人差があります。購入前にどのような光が自分にとって見やすいか、確認しておくと失敗が少なくなります。
【3】使うシーンから機能で選ぶ 緊急時にも対応
ドットサイトは、製品によって様々な機能があります。あなたが求める欲しい機能から選ぶとお気に入りのドットサイトが見つかるはずです。
急な悪天候に備えて、明るさ調節機能を!
プレイする場所が、いつも同じでも、時刻や天候によって明るさはつねに変わってきます。どのような環境でも、照準を合わせやすいように明るさ調整機能が付いたものを選んでおくとよいでしょう。
また調整機能も2段階切り替えのものから10段階に変えられるものまでさまざまなタイプのものがあります。また周囲の環境に合わせて自動で判断するすぐれものもありますが、それだけコストも高くなってきます。自分が使う環境で必要な機能のものを見きわめて選びましょう。
照準を合わせるために欠かせないゼロイン調節
ドットサイトは、銃に搭載したからと言ってすぐに照準を合わせられるものではありません。ユーザーがふたつのダイヤルを回して上下左右を調節するゼロイン調整を行ないます。
トイガン用といっても、20m先の的に当てられないようではゲームになりません。ですから、サイトを取りつけたあとにドットが正しく的をとらえられるよう、位置を微調整していきます。
上下、左右、それぞれ調整が可能なモデルを選ぶようにすると、どのような銃にもつけられます。この機能がないとただの飾りになってしまうので注意してください。
いざというとき困らないように稼働時間が長いタイプを
ドットサイトを稼働させる動力は、電池です。予備のものがあるとはいえ、いざ必要なときに急に電池切れを起こすことがないように、稼働可能時間が長いものを選びましょう。
また、予備に携帯する電池は専用電池の場合、専門店などでないと手に入りにくいことも考えられるので、コンビニなどで手に入る一般的な電池でもよいでしょう。
レールに取りつけられるか確認を!
ドットサイトはユニバーサルレールの20mm幅に合わせて作られています。しかし、実銃とトイガンでは微妙にサイズが違うこともあるので注意が必要です。
サイト側、レール側どちらが違うかはケースバイケースですが、口コミなどもチェックして万が一がないように事前に調べておくと安心です。基本的にはつけたい銃に合うものを選ぶようにしましょう。
ドットサイトおすすめ11選 軍隊使用の本格派も!
ドットサイトの上手な選び方のポイントをふまえて、アウトドアライターの中山一弘さんに選んでもらったおすすめ商品を紹介します。

ガスブローバックガンに最適な軽量ドットサイト
ハンドガンに最適な軽量モデルです。16gとその軽さは圧倒的。輝度切り替え、ゼロイン調整機能ももちろんついています。
20mmレールやマウントが取りつけられる銃ならこれはおすすめです。狙いやすいですし、ドットサイトをつけている重量感はほとんどありません。アサルトライフルやサブマシンガンに光学機器をつけるのが嫌いな人でもこれなら許容できるかもしれませんよ。軽いは正義ですね。
3色3段階調整可能・耐衝撃・耐防塵仕様
従来のレッド・グリーンにブルーが加わって3色3段階調整が可能。広い視野で標的を捉えやすくなり、さらにダイヤル部分を外側に出すことで調整もしやすく、ヒンジ部分もより強化されました。
また、グローブをはめた状態でも操作しやすいよう、マウントする際の取り付けネジもモーメントがかかりやすいひし形デザインに改良されたロングセラー商品です。
軽量かつクリア! レンズ径30mmの広い視野
レンズ径30mmと一般のT1タイプと比較して1.5倍ほど広い視野が特徴のドットサイト。CQBなどの素早いサイティングが必要とされる場面での活躍が期待できます。
また、限りなく透明に近いレンズのため、よりクリアな視界でエイミングできるのがメリット。ドットサイズは3MOA。重量もわずか183gです

コスパ最強のサバゲー向けドットサイト
なんと2,000円台で買えるドットサイトです(2019年8月時点)。格安ですが、ゼロイン調整もできますし、ドットも点、丸、十字、丸十字の4タイプで赤、緑の2色が切り替えられます。輝度も5段階調整できるので、状況に合わせやすいのも良いですね。サバゲー用としての基本機能がすべて備わっていてこの価格ですからびっくりです。
ただし、115gと重めなのでハンドガンには不向きです。それを差し引いても使いごたえ満点のアイテムですね。

実銃対応の本格ドットサイト
軍用規格をクリアし、耐久性、防水性はお墨付き。輝度も0~11段で調整できる本格的なドットサイトです。実銃対応のいわゆる本物のドットサイトですから、あらゆる点でレプリカや廉価品とは違います。雨の日でも何の心配もいりませんし、何よりも見やすいのがたまりません。
ハニカムフィルターが付属するのでレンズの反射光などが相手に見えず、なおかつBB弾のレンズへの直撃を防止することもできます。
モーションセンサーで動きを察知する
動きを検知するセンサー「MST」が搭載されているので、本体を動かすだけで自動的にドットが点灯します。操作いらずで点灯するので、余計な操作のいらないドットサイトです。
軽量にもかかわらず、頑丈にできているので壊れる心配もいりません。付属品としていろんな種類のマウントがついてくるので、ライフルやハンドガンでも使えます。多くの銃を使い分けている方や、軽量のドットサイトをお探しの方におすすめです。

しっかりした作りのチューブタイプのドットサイト
手にずっしりとくる感じが頼もしいチューブタイプのドットサイトです。ドットは赤、緑が選択でき、輝度は5段階で切り替えられます。視界がクリアなので、チューブタイプにありがちな狭さをあまり感じません。
はじめての人にはこれぐらいがおすすめかもしれませんね。やや腰高で覗きやすいのもいいですね。バトラーキャップはレンズ面保護にも良いですが、パカッと外すとやる気が出てきますよ!
低価格でドットサイトを試したい方に
米国警察や特殊部隊で使われているドットサイトのレプリカモデルです。かなりの低価格で手に入れられるので、コスパ最強のドットサイトです。ドットは赤と緑の2色で、5段階で光量の調節ができます。
点・丸・十字・丸十字の中から選ぶことができるので、自分の見やすいように調整できます。リーズナブルながら機能面ではポイントを抑えているので、初めてのドットサイトをお探しの方におすすめです。
単4電池仕様の珍しいドットサイト
使用電池は単4電池という変わったタイプのドットサイトです。電池が手に入りやすいので、手入れが簡単なのがポイントです。実銃用としても使用できます。
また、上部にあるダイヤルを動かすだけでゼロイン調節ができるので、操作感が簡単です。リーズナブルな割に、ドットが散らず性能としてはかなりの高性能。利用頻度が高くて電池の交換を頻繁にする方におすすめです。
軍隊でも使用されている信用度の高さ
実銃に対応していて、軍隊でも使用されているドットサイトです。視界がにじむこともなければ、周囲の明るさにあわせて明るさを自動で調整する機能もあります。ボタン電池1つで50,000時間使用できるので、電池の交換頻度も少なくて済みます。
さらに、ソーラー電池が搭載されていて、日光の下で使っていれば電池が長持ちします。サバイバルゲームの上級者でも納得するレベルの、高性能のドットサイトが欲しい方におすすめです。
高精度なチューブタイプのドットサイト
実銃対応のハイクオリティなドットサイトです。ハイ、ローそれぞれのマウントがついているので好みや銃の特性に合わせて取りつけられます。輝度は11段階で室内から野外まで対応できます。
耐水性が高いのはもちろん、曇りづらいので悪天候時のゲームでもへこたれません。実銃用でありながらこのお値段はとてもお買い得ですね。機能優先のゲーマーにおすすめです。
「ドットサイト」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ドットサイトの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのドットサイトの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
ドットサイトに関するQ&A よくある質問
電池交換の頻度を教えてください。

年に一度を目安にするとよいでしょう。
ホロサイトとは何ですか?

ホロサイトとは、ホログラムを用いた光学照準です。照準器をのぞいて光に合わせて撃ちます。レーザーの光を特殊なレンズに投影することで、多少の傷や汚れでも使用することができます。。
実物のダットサイトとレプリカの違いは何ですか?

実物は頑丈で視界がとてもクリアです。かなり値は張りますが、防水対応になっていたり、バッテリー寿命が長いなどのメリットがあります。
バッテリーの残量に注意
ドットサイトは光源を光らせるためにバッテリーを使います。ボタン電池や乾電池など、その製品によって違いますが、1日でなくなるということはほとんどありません。
よくあるのが、スイッチの切り忘れです。ゲームを楽しんだあと、ドットサイトをしまうところまではよかったものの、次回出してみたらバッテリーが空だったということがあります。
マメにスイッチを切る習慣をつけることも大切ですが、予備のバッテリーは必ず持つようにしてください。
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