蚊の対策グッズの選び方
蚊よけグッズのなかには、香りや薬液成分で蚊をよせつけなくするものから、玄関や壁に設置して蚊の侵入をブロックするもの、あるいは直接蚊に噴射したり、自分の肌にはったりするものなど、いろいろな種類があります。電源や火を使用したり、使用する薬剤の有効成分も実にさまざまです。
そこでまずは、蚊の対策グッズの選び方をご紹介します。ポイントは。
【1】使用シーンに合うタイプを選ぶ
【2】配合されている虫除け成分もチェック
【3】薬剤に頼らずハーブを活用するのもおすすめ
【4】持続時間や即効性もチェック
それぞれ解説しているので参考にしてみてくださいね。
【1】使用シーンに合うタイプを選ぶ
蚊の対策グッズは使用場所によって適しているグッズが異なります。
例えば室内であれば、昔ながらの蚊取り線香はもちろんですが、煙やにおいが出ないものや火のかわりに電気を使うもの、そもそも火の気が全くない薬剤タイプなどがぴったり。
一方、屋外で使用したい場合には、「場」ではなく「人」にほどこすグッズが活躍します。体に直接薬剤を塗布するジェルやスプレー、シールや腰に下げるなど身に着けられるタイプの蚊対策グッズなどが考えられます。それぞれ紹介していくので自分の使用シーンに合わせて使いやすい蚊の対策グッズを探してみましょう。
蚊取り線香|庭の作業などの広範囲に
昔からの定番蚊よけ対策グッズである蚊取り線香は、香りで蚊をよける蚊退治アイテム。線香のなかに天然ピレスロイドなどの有効成分が練り入れられており、よりナチュラルな虫除けがよいという方におすすめです。
コスパが高いのも魅力で、最近ではお香のようなちょっとスイートな香りでリラックスできるものもあります。また煙が広い範囲にまでおよび、蚊が入ってくることをバリアするはたらきがあるため、出入口や窓の近くや、テラスといったオープンな場所に向いているでしょう。
電源が不要なので持ち歩きがしやすく、腰に携帯して庭仕事や農作業、ガーデニングなどもできるため、年配の方を中心に長年支持されています。
液体・置き型|子ども・お年寄り・ペットがいるご家庭に
ペットや子ども、お年寄りがいるので火を使いたくない、煙がいやだという方は、液体タイプや置き型タイプのものがおすすめです。これらの蚊よけグッズは、有効成分の入った薬液を揮発させることで、蚊を駆除したり、近づかないようにします。
窓を開けても効き目が持続し、大部分が90日用、120日用と長い期間使えるものが多いのも特徴。とくに電池式のものはコンセントがない場所でも使えて、持ち運びにも便利です。
マット蚊取り|使い切りができる
薬剤(ピレスロイド系)を染み込ませたマットを電熱器で加熱し、少しずつ薬剤を飛ばしていくアイテムです。1枚のマットで12時間ほど使用でき、蚊取り線香のような即効性と煙が出ないメリットをもちます。
さまざまな蚊対策グッズがある現在においては昭和のイメージをもつ人もいますが、電源をUSBから取れるなど独自の進化をしており、再注目されています。
吊り下げタイプ|玄関やベランダに
吊り下げタイプの蚊よけグッズは、玄関のドアやベランダの物干し竿などに吊るしておくだけで蚊よけが期待でき、虫が室内に入ってこないようにしたいときに便利です。
効き目が長く持続するものが多く、シーズンを通して200日以上使用できるものもあります。ただし、風通しがよすぎる場所に設置すると薬剤が流れてしまうため、設置場所をよく選びましょう。
ワンプッシュタイプ|壁や天井に吹きかける
スプレータイプの蚊の対策グッズとしては、小さなエアゾール缶を使用した「ワンプッシュタイプ」が便利。蚊は実は、壁や天井に止まっている時間のほうが飛んでいる時間よりも長いです。ひと吹して薬剤を部屋全体に広げれば、室内の蚊をしっかりと駆除することができますよ。
また、コンセントや電池が不要でどこでも持ち運べるので使いやすく、ピレスロイド系の薬剤ならば24時間ほど効き目が持続するものもあります。
ジェル・スプレー|肌に直接つけられる
肌に直接噴きかけるスプレータイプや、保湿成分が入ったジェルタイプなどは、とくに庭でのバーベキューやアウトドア時に役立ちます。
コンセントの届かない屋外や、荷物をあまりたくさん持ち歩きたくないときにもよいでしょう。小さな子どもにも影響なく使える成分を使用したものも多く、夏のレジャーには活躍してくれるでしょう。
シール|薬剤でかぶれやすい人に
赤ちゃんや肌の弱い人は薬剤を直接肌に塗布する方法がかぶれの原因にもなるので避けたいところ。シールタイプの蚊対策グッズは肌に直接貼るのではなく、帽子や衣服・ベビーカーなどに貼ることでその周辺に蚊を寄せつけないというグッズです。
それでも貼る場所はできるだけ肌に近いところを心がけます。持続時間や効き目は風向きなどに影響されますが5〜10時間が使用の目安です。
虫除けリング|子どもが使うのに便利
小さな赤ちゃんやお肌が弱い方など、薬剤を直接肌につけずに蚊よけをしたい方に向いているのが「虫除けリング」です。リングから蚊が苦手なレモンユーカリをはじめとしたハーブの成分を拡散させることで虫を近づけません。
リングを腕にはめるだけなので、バーベキューやプールといった庭遊びや、外出時におすすめ。かわいいデザインのものを選べば、子どもでもイヤがらずに着けてくれることでしょう。
エアゾールタイプ・電撃殺虫ラケット|その場で蚊を撃退する
虫除けではなく、目の前にいる蚊をすぐにでも撃退したいなら、電撃殺虫ラケットやエアゾールタイプの殺虫剤がおすすめです。ずっと薬剤を放ち続ける虫除けと違い、一瞬だけ使えるという点もメリットのひとつ。蚊以外にハエなど別の虫にも使えますので、一本用意しておくと便利でしょう。
また、エアゾールタイプの殺虫剤には網戸に吹きかけておくことで室内への虫の侵入を防ぐ使用法ができる製品もあります。
【2】配合されている虫除け成分もチェック
蚊の対策グッズに使用される薬剤の成分もチェックしましょう。
ここでは、おもに設置タイプやエアゾールスプレーなどに使われる「ピレスロイド系」の殺虫成分と、虫除けスプレーの成分として使われる「ディート」や「イカリジン」について解説します。
ピレスロイド系|即効性の高い
ピレスロイド系の成分は殺虫剤によく使われ、即効性の高さが特徴。人などの動物に対しての危険性は低いとされているので、使い方を守れば過度に案ずることなく使えます。
ディート|蚊以外の虫対策もできる
「ディート」は、血を吸うところを虫に分からなくさせる効果があります。ボディ用のスプレーなどに使われることが多く、蚊やアブだけでなく、ノミやヒルなど多くの虫の対策ができます。
ただ、ディートが使われた虫除けは生後6カ月未満の赤ちゃんに使用することができません。6カ月以上の乳児は、ディート10%以下の商品であれば使用が可能ですが、12歳未満の子供に使う際は使用回数の制限があるので、必ず確認するようにしましょう。
イカリジン|小さな子供にも使える
「イカリジン」は、2015年に日本で使用が承認された虫除け成分。こちらは使用者の年齢や使用回数に制限がないことから、子ども向けの虫除けスプレーなどによく使われています。
効果を発揮するのは蚊・マダニ・アブ・ブヨの4種類の害虫にのみ。ちょっとしたお出かけや散歩など日常生活での使用におすすめです。
【3】薬剤に頼らずハーブを活用するのもおすすめ
植物のなかには、自身が食べられないように虫や鳥がいやがる香りや苦みを持つものが存在します。そういった防御のはたらきを忌避作用といいます。忌避作用で発する香りにはハーブなど人間にとっては心地よいものもあり、それを虫除けに利用します。
蚊対策に有効なハーブとしては、レモングラス・シトロネラ・ユーカリ・ゼラニウム・ミントなどがあります。そういったハーブを植えたり、アロマオイルなどの香りグッズを利用します。
【4】持続時間や即効性もチェック
蚊の対策グッズは、タイプや商品によって持続時間がかなり異なります。
液体蚊取りタイプや吊り下げタイプは、ワンシーズン使えるものがほとんどです。蚊取り線香は数時間、肌に塗るタイプは、6時間くらいは使用できます。
即効性も、殺虫剤のようにすぐに効き目があるもの、吊り下げタイプのようにずっと設置しておくことで蚊がいなくなるものなどさまざま。
商品を選ぶ際は、持続時間や即効性などにも注目しましょう。
蚊の対策グッズおすすめ25選|シーン別 屋内用や屋外用も厳選!
ここからは、これまでに紹介してきた選び方をふまえて、おすすめしたい蚊の対策グッズを「屋外」「室内」の使用シーン別に分けてご紹介します。
▼蚊の対策グッズおすすめ14選|屋外
▼蚊の対策グッズおすすめ11選|室内
蚊の対策グッズおすすめ14選|屋外
まずは、キャンプなどのアウトドアシーンや、玄関やベランダなどの外からの侵入を防ぐ「屋外」で利用できる蚊対策グッズを厳選してご紹介します。
水遊びのときにも使えるリングタイプ
フルーツの香りや花の香りの成分が配合されたシリコン製の輪ゴムです。手首や足首に手軽につけておくと、虫が寄りつきにくくなります。
水にぬれても使えるので、水遊びのときにも重宝します。わかりやすい1日使用タイプで、持続時間は約12時間です。
※リンク先はフルーツの香りのものです。シリーズに花の香りの商品もあります。
貼るだけでかんたんに虫対策
天然ハーブの精油が染み込んだ蚊が寄りつきにくくなるシールです。服やベビーカーなどに貼るだけなので、使い方はかんたんです。
柑橘系の香りなので、強いにおいが苦手な方でもあまり気になりません。
外からの虫の侵入を吊るしてブロック!
ベランダや玄関に吊るすことで、蚊の侵入を阻止する一品ですが、スリーディー立体構造メッシュを取り入れることによりさらにパワーアップ。立体構造にすることで表面積を増やして、薬剤をより広範囲に拡散できるようになります。
メッシュのなかに薬剤が練り込まれているため、薬剤が雨でも流れ落ちず、太陽光にあたってもほとんど分解されないので、効き目がより長持ちします。
玄関先に吊るしても目立たない上品なカラーで、縦、横、どちらでも設置できるなど、使い勝手も上々です。
天然由来のローズオイルがふわっと香る蚊取り線香
金鳥の渦巻は除虫菊などの植物性材料から作られており、深みのある香りは、厳選した天然原料によって生み出されているのが特徴。そこへブルガリア産のダマスクローズからしぼった天然のローズオイルをくわえて、華やかなローズがふんわり香ります。
防虫に威力を発揮しつつも、煙の刺激を低減し、屋内の生活空間に合ったやさしい使い心地を実現しています。
※こちらの商品は「防除用医薬部外品」です。

いつでもどこでも蚊取り線香を使いたい方におすすめ
蚊取り線香を入れて腰に下げて使ったり、壁やドアなどに吊り下げて使ったりする線香皿です。蚊取り線香に火をつけて皿に入れ、しっかり閉めて腰に下げたり吊るしたりします。立ち消えしない設計です。
風が強い場所、屋外での作業に、大きな効果を発揮します。線香のにおいがついても気にならない服を着ましょう。身体の周囲に、つねに有効成分メトフルトリンやアレスリンが漂うことで、蚊がよりつきにくくなります。
この製品は皿だけなので、別にレギュラーサイズの蚊取り線香を購入してください。

ヤブ蚊のほかマダニにも有効
常温揮散性にすぐれたトランスフルトリンが有効成分です。マダニにも効き目が期待できます。植物にかかっても問題ない水性で、無香料です。
蚊が多い場所で地面や茂みに噴射すると、潜んでいるヤブカを駆除でき、草、木、葉などに付着した有効成分が再び揮散することで、蚊が生息しにくい空間を保ちます。
噴射口が2個あり、広い範囲にわたって強力に噴射することが可能です。
※こちらの商品は「防除用医薬部外品」です。
アウトドアはもちろん、ちょっとした外出時にも!
自然のなかでも蚊取り効果を発揮する、携帯用の蚊取り器です。バーベキューやハイキングなど、幅広いアウトドアシーンで活躍するだけではなく、ちょっとした散歩のときにも役立ちます。
この製品もケースだけなので、別にレギュラーサイズの蚊取り線香を購入してください。
子供にも使いやすいジェルタイプ
主成分にイカリジンを採用し、年齢・回数など子どもへの使用制限もありません。ヒアルロン酸Naを配合してさらに肌にやさしくなじむ使い勝手になっています。
ベビーソープの香りで舞い散りがないジェルタイプの虫除けは、子供にいやがられずに使えて便利です。効き目は6~8時間持続し、蚊以外にもマダニ・ブユ・アブの虫除けにも使えます。
※この商品は医薬部外品です。
肌にやさしいミストタイプ
濃度を15%まで高めた有効成分・イカリジンにより、虫除けの効き目は6〜8時間と長持ちします。また、ヒアルロン酸Na配合で肌にやさしく、赤ちゃんへの使用制限もありません。蚊のほか、マダニ・ブユ・アブなどの害虫にも効き目があります。
舞い散りの少ないミストタイプでいやなにおいもなく、子どもがいやがらない点も使いやすい虫除けです。
※この商品は医薬部外品です。
貼るだけかんたんなシールタイプ
洋服などの身の回りの物に貼ることで、約12時間持続するレモンユーカリオイルの香りが虫を寄せつけないシールです。肌に直接触れないため、赤ちゃんや敏感肌の人でも問題なく使えます。
通常は4~6枚を目安に使用し、虫が多い場所ではシールの枚数を増やすなどの調整も可能です。アウトドアや公園遊びなどに便利な虫除けグッズになっています。
使用後のゴミにも注目した紙製
カメムシ、ユスリカ、チョウバエなどの害虫がいやがるハッカの香りを利用した、吊り下げタイプの虫除けグッズで効き目は約120日持続します。
成分に自然物であるハッカを使用しているほか、製品全体も紙で組み立てられておりプラスチックゴミの削減に貢献します。本体の紙には耐水加工がほどこされており、雨に濡れても問題ありません。人にも地球にもやさしい虫除けグッズです。

長時間持続する線香タイプ
50巻の大容量で比較的低価格です。また、1巻の燃焼時間は6.5時間持続します。(線香燃焼後も約3時間、殺虫効果が持続)
屋外や風のある環境でも効果を発揮。アウトドア活動、ドアの開閉が多い学童保育所、保育園、幼稚園などでの蚊対策に有効です。熱に強い繊維「ロックウール」が断熱マットに使われた線香皿も付属しています。
※防除用医薬部外品

植物があっても安心して使える
常温揮散性にすぐれたトランスフルトリンが有効成分です。植物にかかっても問題なく、無香料です。茂みにスプレーすることで、潜んでいるヒトスジシマカなどのヤブカを駆除します。
2~3日ごとに蚊が多い庭、藪(やぶ)にスプレーすることで、蚊がよりつきにくい状態を維持できます。ペットは、スプレーの成分が来ない場所に避難させましょう。
※こちらの商品は「防除用医薬部外品」です。
日本の夏の風物詩&伝統のロングセラー
昔から使われ続けてきた日本伝統のロングセラーで、1巻で約7時間、蚊に対する効果を発揮してくれます。
ピレスロイド系の有効成分を配合し、香木としても使われる高級ビャクダンの香りがただよう、ゆるぎない効きめを持つ蚊とり線香です。家のなかでの使用のほか、畑仕事やバーベキューなどのアウトドアにも根強い人気を誇ります。
※こちらの商品は「防除用医薬部外品」です。
蚊の対策グッズおすすめ11選|室内
つづいて、お家の中で使える置き型や、簡単なワンプッシュタイプなど「室内」で利用できる蚊対策グッズを厳選してご紹介します。
これ1本で4カ月以上使える!
1回プッシュすれば、部屋じゅう(8畳まで)に効きめが拡がって、約12時間にわたり蚊よけに威力を発揮し続けます。しかも130日分なので4カ月以上使用でき、これ1本でほぼワンシーズン使えます。
コンセントも電池も火も使わず、薬剤はすぐに壁などに付着し、空間に漂い続けないのも特徴。部屋の換気による影響を受けにくく、アウトドアや旅行にも幅広く使用できます。
※こちらの商品は「「防除用医薬部外品」」です。

1回のプッシュで効果が持続
常温揮散性にすぐれたトランスフルトリンが有効成分です。ワンプッシュでお部屋中に成分が広がり、長く効き目が持続します。
また、床や壁についた薬剤が再び揮散することで、高い効きめが約24時間持続します。
蚊対策製品には、不快害虫用と書かれてある商品より、蚊用と書かれてある商品を選ぶのがよいでしょう。
※こちらの商品は「防除用医薬部外品」です。

噴射力が従来品の5倍
常温揮散性にすぐれたトランスフルトリンが有効成分です。強力な噴射力で、殺虫成分が部屋に早く拡散します。蚊成虫に24時間パワーが持続し、ハエは噴射直後のみ駆除する効き目があります。「4.5~8畳に1プッシュ、9~16畳に2プッシュ、17~24畳に3プッシュ」がプッシュ回数の目安です。
4.5~8畳の部屋に1日1回1プッシュ使用した場合、200日分使えます。新技術のパワフルショットで、従来品の5倍の噴射力を実現しています(アースの自社試験による)。
※こちらの商品は「防除用医薬部外品」です。
置くだけで約2カ月の効果が持続!
低刺激でニオイが気にならず、目やのどにやさしい無香料タイプの置き型タイプ。1日12時間使っても、1本で2カ月間効き目が続きます。使いはじめから終わりまで安定した効き目なのもポイントです。
ボトルを器具にセットしスイッチを押すだけなので手間いらず。スイッチの切り替えが自由で、使いたいときに必要な時間だけ使えるので、薬剤を使いすぎることもなく、お財布にもやさしい商品です。
※こちらの商品は「防除用医薬部外品」です。
さわやかな香りで虫除けもできる芳香剤
天然ハーブ成分は虫がいやがる特徴をもち、約260日効き目が持続します。芳香剤としては人間にとってはさわやかなミントハーブ香りで、天然消臭成分との合わせ技で部屋を快適に保ちます。
化学合成殺虫成分は使われておらず、化学物質に敏感な人でも問題なく使えます。またパッケージのデザインもセールスポイントで、部屋に置いておきたくなる虫除けグッズとなっています。

危険が少ない設計の電撃ラケット
三層ネットの電池式電撃殺虫ラケットです。一層のみ触れても高電圧が流れませんので、一層ネットより危険のない設計です。蚊の動きをよく見てこのラケットに当てます。ネット部分は風がとおり、面積が大きいので、手で叩くより捕獲率が高いです。
殺虫剤などの化学物質をまったく使用しない蚊対策です。蚊を見つけてからこのラケットをわざわざ取りにいくようでは、その間に蚊を見失ってしまいます。蚊が多発するところでは、すぐに手に取れる場所に置いておきましょう。

置き方多彩でどこでも蚊取り対策
常温揮散性にすぐれたメトフルトリンが有効成分です。「どこでもベープ」ブランド製品には、不快害虫用の製品も多くなっていますが、この製品は「蚊」と明記してあります。
薬剤と電池が一体となったものを交換すると、電池も薬剤も新しくなるというユニークな製品です。縦置き、横置き、壁掛けなどさまざまな置き方ができます。
※こちらの商品は「防除用医薬部外品」です。

使用頻度の高さにも対応
KINCHOが水性タイプのキンチョウリキッドを発売したのは、1994年のことです。
速効性にすぐれる新しいピレスロイドのメトフルトリンを使用。90日用で、頻繁に使用してもリキッドが長持ちします。
1台で4.5畳~12畳に対応します。従来認証製品より電気代が20%低くなっていて省エネです。また第三者機関による製品の危険がないかを確かめる検査に合格しています。
※こちらの商品は「防除用医薬部外品」です。

電気式蚊取り器のロングセラー
1963年にフマキラーが発売した世界初の電気式蚊取り器です。
有効成分は数時間で出尽くすようになっています。使用開始時の効き目が強く、開始から短時間で蚊を駆除し、そのあと徐々に揮散量が減るようになっています。
※こちらの商品は「防除用医薬部外品」です。

レジャーでの虫取りに最適
速効性にすぐれる新しいピレスロイドのメトフルトリンを使用。薬剤カートリッジが回転し、遠心力と攪拌(かくはん)気流のWパワーで、まんべんなく成分が広がります。
1日8時間の使用で、約120日間使用でき、960時間使用可能です。電池式で、旅行先や、自動車内などさまざまな場所で危険なく使用できます。デザインもユニークで蚊とり器と感じさせません。
※こちらの商品は「防除用医薬部外品」です。

薬剤を使いすぎずに長時間使用できる
アースノーマットは、液体蚊取り器としてアース製薬が1984年に発売しました。速効性にすぐれた新しいピレスロイドのメトフルトリンを使用。黒色の本体は存在感を主張せず、汚れも目立ちにくいです。
数種類の専用取り替えボトルをセットできます。必要な際に電源を入れ、殺虫成分がじゅうぶんに広がったら電源を切ることで、長期間にわたって使用できます。スリムな本体は、取り扱いもかんたん。ほのかなラベンダーの香りです。
※こちらの商品は「防除用医薬部外品」です。
おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 蚊対策製品の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの蚊対策製品の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
【Q&A】蚊の対策グッズの疑問を解決!
蚊の対策はいつからはじめるのがいいの?

毎年、「庭に蚊が出た!」といってからあわてて虫除け対策をほどこすよりも、蚊のシーズンがくる前に蚊への対策をねっておくことで、より快適な夏を過ごすことができるでしょう。
実は蚊の活動時期は5月中旬から9月下旬ごろですが、対策をするのによい時期は梅雨明けです。なぜならば、梅雨時期には庭やベランダの植木鉢の受け皿や、タイヤの内側にたまってしまった水などから、蚊の幼虫であるボウフラが発生するからです。
そのため、発生源になってしまう水のたまりやすいスポットを定期的にチェックして、ボウフラを退治してしまうことが蚊を駆除する対策としてはとても大切ですよ。
虫除けのためのハーブの活用方法は?

蚊を寄せ付けない方法として、ハーブなどの蚊を寄せ付けない植物を利用する手段もあります。
蚊に効く植物の強い香りは虫が嫌う反面、人間にとっては心地よく、寝るときに香るとリラックスできて部屋用のグッズとしてもぴったりです。
これらのハーブを窓辺に置く、ディフューザーなどで精油を焚く、虫が発生しそうな場所に「サシェ(ハーブを使った匂い袋)」を置いておくなどもいいですね。
手づくりのドライハーブを使った網戸用虫除けスプレーを吹きかけるという方法も。ドライハーブと無水エタノールを瓶に詰めて時々揺らしながら2週間ほど置いたものをこし取り、できあがったチンキ剤と精製水を1:4の割合でうすめれば完成です。
ほかの虫撃退グッズはこちらもチェック!
ライフスタイルに合った対策グッズで快適な夏を過ごそう!
この記事では、夏には欠かせない蚊の対策グッズをご紹介しました。ただ蚊をやっつけられればいいということだけではなく、蚊にわずらわされることがなく、より快適な時間を過ごすことができるような一品をチョイスすることが大切ではないでしょうか。
紹介されている商品の種類も豊富ですので、たくさんの候補のなかから、ぜひあなたの使用シーンにピッタリなものを選び出してください。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
京都大学農学部卒業、京都大学大学院農学研究科修了。 京都大学農学部昆虫学研究室で農業害虫コナガを研究、殺虫剤メーカーでゴキブリベイト剤の開発に携わった後、富山医科薬科大学大学院医学系研究科に在籍し、蚊の誘引に関する研究で医学博士号を取得。 害虫防除技術研究所を2001年に設立。害虫駆除会社にて、ゴキブリ、ネズミ、ハチ、蚊などの害虫・害獣駆除に従事し、有限会社モストップを2003年に設立。 蚊をはじめとする害虫忌避剤、蚊捕獲器の評価試験や、出版、各メディアへの情報提供を行っている。著書に「蚊の対策がわかる 蚊の教科書」「蚊のチェックポイント71」、共著に「蚊のはなし」などがある。