「ソファベッド」のおすすめ商品の比較一覧表
ソファベッドの魅力 部屋をおしゃれに有効活用
ソファベッドの魅力は、何と言っても1台で2役できることじゃないでしょうか?ソファとベッドをそれぞれ購入するより費用を抑えられて、しかもお部屋のスペースを有効活用することができるのです。
普段はソファで来客時にはベッドとして使用したり、またその逆など、上手に活用できれば、こんなに便利でお得な製品もありませんよ。
ソファベッドのデメリットも知っておこう
便利なソファベッドですが、ソファとベッド兼用にすることからくるデメリットもあります。買ってから失敗したと後悔しないために、デメリットも確認しておきましょう。
【1】ベッドメイキングが必要
ソファからベッドにする場合、リクライングを倒したり座面をひきだしたりと、まず本体をベッド仕様に変更する作業が必要になります。その後にシーツを敷いて、掛け布団を出し、ベッドメイキングするわけですが、これを毎日寝る前にやらなくていけません。朝にはその逆をやることにもなります。
【2】布団を収納する場所を確保する
敷布団やマットレスを使わない場合でも、タオルケットや毛布、掛け布団などは必要なので、それらを収納しておく場所を確保しなければなりません。
【3】座り心地と寝心地は両立しない
両方の居心地を良くできればいいですが、なかなかそんな夢のようなソファベッドはありません。必ずどちらかをメインにクッション性を選ぶ必要があります。
【4】マットレスがヘタってきたら買い替えになる
マットレスも寿命があるので経年でヘタってきますが、ヘタったからといって通常のベッドマットレスのようにマットレスだけ替えることができませんので、ソファベッドそのものを買い替えることになります。
【5】不衛生になりやすい
ソファベッドでは、外で着ていた服のまま座ったり、布団を敷かずに直接寝たりするため、ほこりや汗などが付いて不衛生になりやすいです。こまめな清掃が苦手な人には不向きかもしれません。
こうやって書くとデメリットばかりに見えてしまいますが、メリットもたくさんあるので人気があって売れているのがソファベッドです。大事なことは、どのように使いたいかを決めて選ぶことでしょう。
ソファベッドおすすめ9選|シングルサイズ 【評判の人気ブランド・メーカー】ニトリ、IKEA、シモンズ、アイリスオーヤマ、ドリスほか
ここからは、サイズ別におすすめのソファベッドをまとめて紹介していきます。まずは、ひとり暮らしの方やちょっとしたお昼寝用など、小さめなサイズなので一人用としても狭いスペースでも使いやすい便利なシングルサイズのソファベッドをご紹介します。
コンパクトなサイズがいい方はぜひチェックしてください。



ゴージャス感と使い勝手が融合したソファーベッド
3段階調節リクライニングは2つの背もたれを独立させて動かせるので、2名それぞれが好きな角度でくつろぐことができます。
肘掛けと足のせ用で収納機能もあるオットマンは入れ替えが可能で、部屋の向きに合わせた配置を選ぶことができます。
オットマンを加えたときのベッド時の長さは208mにもなり、広々とした面積を確保しています。
生地は3種あり、重厚感のあるレザー調生地はアーティフィシャルレザーを採用し、一般的な塩化ビニール素材のPVCよりも耐久性によりすぐれます。
置いてよし、使ってよし、見た目も使い勝手も兼ね備えたソファーベッドに仕上がっています。
IKEA(イケア)『FRIHETEN フリーへーテン ソファベッド』
ソファベッドおすすめ4選|セミダブルサイズ 【評判の人気ブランド・メーカー】フランスベッド、セルタン、大川家具ほか
シングルサイズより少しゆったりくつろげる、セミダブルサイズのソファベッドをご紹介します。ひとりでゆったり、子どもとお昼寝、お客様用などのソファーベッドを探している方はぜひ参考にしてみてください。

ソファベッドおすすめ3選|ダブルサイズ 【評判の人気ブランド・メーカー】LOWYA、タンスのゲン、モダンデコほか
大人ふたりが寝ることができるダブルサイズのソファベッドを紹介します。大きめサイズのソファーでゆったりくつろぎたい方は、ぜひ参考にしてください。
ソファベッドおすすめ3選|クイーンサイズ
大人ふたりでも余裕のあるクイーンサイズのソファベッドをご紹介します。家族で使えるような大きなサイズを探している方は、ぜひ参考にしてください。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ソファーベッドの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのソファーベッドの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
ソファベッドの選び方 スペースの有効活用に
さまざまな種類のあるソファベットはどれを選べば良いのか悩む方も多いのでは? ソファベッドは、ソファ選びとベッド選びの両方の観点が必要になります。サイズ以外にもたくさんのポイントがあるので早速みていきましょう
ソファとベッドのどちらがメインで使用するかで選ぶ
インテリアコーディネーター
ソファベッドが選ばれる理由は、当然ソファとベッドのふたつの使いわけを目的としています。そのため、メインとしての用途をどうするのかで、選び方が変わります。
ソファとベッド両方の機能が完璧であればもっとも理想的ですが、デザインや素材などで悩んだときにはメインとする使い方から判断する必要があります。
ふだんはおもにソファ代わりとして使い、来客用ベッドとする場合は、寝心地にこだわったものがいいのか座り心地を重視するのか、あるいは日常的にはベッドとして使い、必要に応じてソファにするなど、自分のライフスタイルと照らし合わせ、使い勝手がよいと思われるソファベッドを選ぶことが大切です。
ベッド時のサイズを基準に選ぶ
ソファベッドを使う人数、置くスペースを頭に置きながら、ベッドに展開したときに必要なサイズを基準に選んでみましょう。サイズ感ですが、お昼寝程度として使用するなら小さめでもいいですが、睡眠用として快適に寝れるようにする大きいサイズも必要です。
一般的に身長+20cmの長さと90cm以上の幅があるとよいでしょう。また、アームレストが折りたためるタイプは、ソファーとしては省スペースでコンパクトにベッドどしてはゆったり使えます。
インテリアコーディネーター
>>>プロからのワンポイントアドバイス
ソファベッドを選ぶとき、サイズは重要なポイントとなります。ソファベッドのサイズにも通常のベッドと同じく、シングル、セミダブル、ダブルがあります。
「ひとり暮らしだからシングル」と決めつけてしまうと、ゆったりと眠れないということにもなりかねません。自分の体格に合わせ、寝返りがらくに打てる幅を目安にして選ぶようにしてください。
また、なるべく場所をとらないものをと考え、コンパクトなソファベッドを購入してしまうと、ベッドにしたときに窮屈な思いをする可能性もあります。
一般的にはソファベッドからベッドに変形させたとき、ベッド幅が90cm以上あることが望ましいとされているので覚えておきましょう。
ソファからベッドへの切り替え方法を選ぶ
切り替え方法が複雑で面倒に感じてしまうとせっかくのソファベッドを有効に活用できません。ベッドとして利用を考えるなら毎日やらなければいけないからこそ、できるだけ簡単に済ませたいですね。ソファからベッドへの切り替え方法は、大きくは2つありますので、それぞれの良さを確認してみてください。
切り替えが簡単な「リクライニングタイプ」
リクライニングタイプは、背もたれを倒したり、肘掛を倒したりするだけなどかんたんにベッドに変更できます。
ソファ下の収納などを備えたタイプも多いのが、このリクライニングタイプです。ソファーを壁際に置いた場合、ベッドに切り替えるときにはリクライング分だけベッドを動かす必要があります。
来客時に便利な「折りたたみタイプ」
座面や背もたれを折りたたむことのできるのが、折りたたみソファベッドです。ソファにしたときはコンパクトに、ベッドのときはゆったりと使用でき、来客用のベッドにも向いています。簡単にベッドにすることができること、リクライニングタイプよりベッドサイズにバリエーションがあることなどがメリット。
力の弱い人でも簡単に操作ができるソファの肘をスライドさせて操作するドロー式や、両サイドの肘を外側に倒してベッドにするマルチアーム式などがあります。
また、商品によっては、フラットにできるタイプまでありますよ。ソファの幅がベッドの幅になるタイプと長さになるタイプがあります。部屋の形状に合わせて選びましょう。
寝心地を重視したい「座面を伸ばすタイプ」
ベットに変形させるために、座面を前に引き出すタイプ。一枚のマットレスが折りたたまれて収納されているため、力が弱い人だと操作が難しいこともあります。また専用のマットレスや布団と合わせて使う必要があるため、ソファとしての使い心地を求めるよりは、ベッド機能としての寝心地を重視したい方におすすめです。
張り地で選ぶ
張り地の素材もソファベッド選びには、とても大きなポイントなります。ファブリック、合成皮革など代表的な素材の特徴をご紹介します。
手ごろな価格が多いファブリック(布)
ファブリックとは布でできた素材のことを指します。ソファベッドの生地素材として、とても人気があります。手頃な価格のものが多く、サラサラとした肌触りで季節を問わず快適に利用できるのが魅力です。
通気性がいいので、ベッドとして利用することが多いと考えるならファブリック製がよいでしょう。ファブリック素材のソファーは飲みものなどをこぼしてしまうとシミになりやすいため、リビングで使用する際には注意が必要です。
汚れてもお手入れしやすい合成皮革(フェイクレザー)
合成皮革は、樹脂繊維をつかって本革の質感を模倣した生地です。本革にくらべて価格が安く、ファブリック素材の欠点である水濡れに強いメリットがあります。もし汚れてしまっても、中性洗剤などを使用するとかんたんに汚れを落とすことも可能です。
その一方で、通気性がよくないという欠点もあり、ベッドとして利用する際には、熱気や湿気がこもりやすいため、とくに夏場は寝苦しく感じてしまうおそれがあります。そのため、合成皮革はソファーとしての用途をメインに検討している方に向いている張り地です。
クッションのかたさで選ぶ
インテリアコーディネーター
寝心地を重視するのであれば、着目するのは座面構造です。ソファーもベッドも基本的には、スプリングと呼ばれるコイルやS字型のバネによってウレタンを支える構造となっています。
寝ることをおもな目的とするのであれば、なるべく硬さのあるウレタンがおすすめです。ウレタンがかたいということはそれだけウレタンの密度が高く、均等に荷重を支えるということです。
やわらかすぎる座面では身体が沈み込んでしまうため、長時間の睡眠では、むしろ身体に負担がかかってしまいます。ふかふかしたソファーも魅力的ですが、ベッド重視で考えるのであれば、座面構造をよく吟味して購入するようにしましょう。
コイルの種類やウレタンとのバランスも大事
マットレスのコイルの種類は、「ボンネルコイル」と「ポケットコイル」の2つが主流です。コイルタイプがあります。寝心地が異なりますので、それぞれの特徴を知って好みのコイルを選びましょう。
ボンネルコイルは、らせん状に巻いたコイルスプリングを連結して一つの大きな面を持ったバネです。身体を面で支えるため、適度に硬さがあること、比較的値段が安いのが特徴です。
一方でポケットコイルは、一つひとつのコイルスプリングが連結されず独立して使われているので、体を点で支えることができます。体の部位ごとに体重のかかり方が違うことに対してたくさんのコイルがそれぞれ最適な力で支えるので、身体のラインにフィットして快適な寝心地となります。振動が伝わりにくいので、ふたり以上で眠るのにも向いています。ただし、ボンネルコイルと比べると高価となります。
このコイルの上に実際に肌があたるウレタンなどのマットを乗せて、最終的な寝心地が決まります。マットには、大きく高反発と低反発があるので、コイルの硬さや柔らかさとのバランスを考えて、クッション性を判断しましょう。
機能で選ぶ
多機能なソファベットは毎日熟睡できる寝心地のよいベッドとして、またゆったりくつろげる座り心地のよいソファとしてだけではなく、快適に生活していくための機能にも注目していきましょう。
リクライニング機能付き
ソファーベッドの多くはリクライニング機能が装備されていますが、リクライニングの段階設定や角度調整範囲は商品によって異なります。商品によっては、どう調整しても体に合わないといったケースがあるため、きめ細かな調整ができるかを事前に調べておく必要があります。
また、商品によっては真ん中で分割され、左右それぞれにリクライニングが可能であったり、電動でのリクライニング機能が備わっていたりと、さまざまなバリエーションがあるため、用途に応じてよく確認しましょう。
便利な収納付き
座面の下に収納スペースのあるソファーベッドは便利です。そんな収納付きソファーベッドには、引き出し式や座面を持ち上げるタイプなどがあります。引き出し式は、雑誌やリモコンなどをしまえるのでお部屋をスッキリ見せることができます。座面を持ち上げるタイプは少し重いので、季節ものなどの洋服を収納するとよいでしょう。
くつろげるオットマン付き
オットマンとは椅子やソファでくつろぐために、利用される足乗せ用のソファーのこと。ソファにはオットマンが付いてくるタイプも多いですが、もちろんソファベッドにもオットマンが付いてくるものがあります。足を伸ばしてくつろぎたい方はオットマンがあるかどうかも、ひとつの選ぶ基準としてみてはいかがでしょうか。
3WAYタイプも便利
ソファベッドには、何とも欲張りな3WAYタイプというものもあります。なんとベッド・ソファ・カウチを1台で3役こなしてしまう画期的なアイテムです。折りたたみタイプのソファベッドがベースになっているので、普段はコンパクトなタイプも選ぶことができます。脚つきや脚なしなどのタイプも選べるので、3通りの使い方がしたい場合は検討してみましょう。
可動部分に工夫をされた商品を選ぶ インテリアコーディネーターからのアドバイス
インテリアコーディネーター
せっかくソファーベッドを購入したのに「部屋が狭くてベッドにできない」「変形させる手間が面倒で結局ソファーのまま」という話はよくあります。
ソファー状態の占拠スペースだけではなく、ベッドにしたときの長さや幅も考慮し、手軽に変形できることを確認してから購入しなければ、宝の持ち腐れとなってしまうおそれがあります。
また、ベッドに切り替えた際に可動部分にくぼみができてしまうのは避けられません。寝るときに気にならないよう、可動部分に工夫をされた商品を選ぶ必要があります。
布団は必要? ソファベッドの折り目が気になったり、革製の場合はあった方がいい
ソファベッドは、どちらの使い方をしてもクッションがあるので、基本的には、布団を敷く必要がないものがほとんど。シーツだけを敷いて使うのが一般的です。ただし布団やマットレスを敷いた方がいい場合もあります。
ひとつは、ソファベッドの折り目が気になる場合です。ソファベッドの多くは折りたたみ式なので、完全なフラットになるものが少なく、また折り目部分にマットレスがないものもあります。そんなときは、薄いマットレスや布団を敷くことで寝づらさを解消しましょう。
もうひとつは、革製のソファベッドの場合です。革は通気性がよくないので、寝ている間に湿気がたまり寝づらくなることがあります。そんなときも通気性を確保するためにマットレスや布団を敷くのがよいでしょう。
最近では、ソファベッド専用の敷布団なども発売されています。ソファベッドをメインに考えるなら、そういった専用品をセットで検討してみてもよいでしょう。
ソファベッドを長く使うために 定期的なお手入れを
ソファベッドを長く使うためには日ごろから手入れするようにしましょう。たとえば、折りたたみ部分のゴミがたまりやすい箇所の掃除や、カバーも定期的に天日干ししましょう。
また特定の部分に負荷をかけ続けないことやソファベッドの背もたれの過度な上げ下げなどは壊れる原因となるので、やめたほうがいいでしょう。軽量で安い商品もたくさんありますが、長く使うものなので、アウトレットなどをうまく活用してでも、よい商品を購入するのをおすすめします。
そのほかのソファベッドの記事はこちら 【関連記事】シングル、セミダブル、ダブル、折りたたみ式など
生活シーンを想像しながら選ぶのが大事 インテリアコーディネーターからのアドバイス
インテリアコーディネーター
ソファベッドは多機能なゆえに、どっちつかずという声も聞かれます。
しかし、なんとなく選ぶのではなく、生活シーンを想像しながらどのような要素を優先していくか考えることによって、適切なソファーベッド選びを実現することができます。
座っていても寝ていても、居住性・安楽性が高く、リラックスできることはもちろん、ソファーベッドを選ぶからには、ソファーとベッドの切り替えができるだけ簡単であることも重要です。
そのためにも収まりのよいスペースをきちんと確保し、ソファーベッドの機能性を充分に使いこなせるようにすることが大切です。
※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
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大手住宅設備メーカー在籍時にインテリアコーディネーター資格を取得し、ショールームコーディネーターを経験。 ハウスメーカーに転職後、注文住宅の内装を100案件以上経験。2012年よりウェブを中心に内装インテリアやリフォーム、建築、不動産などウェブ記事のライティングを多数手がける。