iPadケースの選び方
iPadケースに入れておけば、持ち歩きにも便利で傷や汚れから守って長く愛用することができます。しかし、iPadケースは種類豊富なため、どれを選べばよいか迷ってしまいますよね。そこで本記事では、iPadケースの選び方とおすすめ商品を紹介していきます。
ポイントは下記。
【1】iPadの画面サイズ
【2】ケースの素材
【3】ペンホルダー付きだと便利
【4】キーボード一体型と文字入力がスムース
【5】耐衝撃性や防水性もチェック
【6】価格と品質
上記のポイントを抑えることで、より具体的に欲しいデザインや機能のケースを見つけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】iPadの画面サイズをチェック
まずは、大前提となる画面サイズです。機種ではなく、画面サイズで選ぶことが大切なので、ケースを選ぶときは自分が使っているiPadをしっかり把握してください。
【12.9インチ】iPad Pro(第1世代~第5世代)
12.9インチのiPad Proは、2015年に第1世代が発売されてから、第2世代・第3世代・第4世代、そして2022年の最新は第5世代です。
【11インチ】iPad Pro(第1世代~第3世代)
11インチのiPad Proは2018年11月に発売された第1世代、2020年3月に発売された第2世代、そして、2022年の最新は第3世代です。
【10.9インチ】iPad Air(第4世代)
2020年10月に大型アップデートされ、発売されたiPad Air(第4世代)は、今までのiPad Airに比べ、少し大きい10.9インチのディスプレイサイズです。
【10.5インチ】iPad Air(第3世代)/iPad Pro
2017年6月に発売されたiPad Pro、2019年3月に発売されたiPad Air(第3世代)はともに10.5インチのディスプレイサイズ。兼用できる対応ケースもあります。
【10.2インチ】iPad(第7世代~第9世代)
2019年9月30日に発売されたiPadは、第7世代。ディスプレイは10.2インチで、Apple Pencil(第一世代)と、アップル純正のSmart Keyboardに対応しています。2020年に発売された第8世代、2021年最新の第9世代もディスプレイは10.2インチです。
【9.7インチ】iPad(第1世代~第6世代)/iPad Air(第1世代~第2世代)
2010年に発売された第1世代のiPadから第2世代、第3世代、第4世代、第5世代、第6世代まではディスプレイのサイズは9.7インチで同じです。カメラ位置もほとんど変わらないため、ケースはどちらでも使うことができます。
また、iPad Airの第1世代第2世代もディスプレイのサイズは9.7インチです。
【8.3インチ】iPad mini(第6世代)
2021年に発売された最新のiPad mini(第6世代)は、ディスプレイのサイズが8.3インチです。本体が小型で軽いため、携帯しやすいサイズです。
【7.9インチ】iPad mini(第1世代~第5世代)
シリーズで最も小さい7.9インチのiPad mini(第1世代~第5世代)。世代によってカメラ位置などが違うため、基本的にケースは同じものが使えないので注意しましょう(一部対応ケースもあります)。
【2】ケースの素材をチェック
iPadケースに使われている素材もさまざまなものがあります。代表的な素材の特徴を紹介します。
●TPU素材
TPU素材はプラスチックの一種で、スマホケースなどにも広く使われている定番素材で、シンプルなタイプのケースなど、比較的リーズナブルなものに使われていることも多いです。
●EVA素材
EVA素材は合成樹脂のひとつで、サンダルの底などにも使われており、軽量かつ丈夫でクッション性が高いのが特徴。その特性からキッズ向けや耐衝撃タイプのケースに多い素材です。
●レザー(合成皮革)
その名の通り革素材で、本革と合成皮革(PVC:ポリ塩化ビニール、PU:ポリウレタン、など)があり、手帳型などに多く使われています。色や質感も楽しめるデザイン性があります。
●シリコン
シリコンは、柔らかく、滑りにくい素材。耐衝撃性もあり、また、iPadへの取り付けやすさもあります。
本体に傷がつきにくい反面、ホコリなどのゴミが付着しやすいというデメリットがあるので注意。
【3】ペンホルダー付きだと使いやすい!
iPadケースにApple Pencilが一緒に持ち運べるようペンホルダーがついているものだと、浮かんだアイデアを気軽に残せたり、外で絵を描きたいときにも使えるので便利です。この場合、ケースの角度が変えられるタイプだとちょうどよい角度で、快適にスケッチできますよ。とくに絵描きさんやビジネスなど、Apple Pencilをよく使う方にピッタリのケースです。
【4】キーボード一体型だと文字入力がスムース
iPadを通常のPCと同じように使いたい人は、キーボード一体型のケースがおすすめ。画面を大きく使えて、文字入力もスムーズに行えます。
ただし、通常のキーボードと比べるとタイピングが窮屈に感じる場合もあるので、キーの間隔にも着目して選ぶと良いでしょう。
【5】耐衝撃性や防水性もチェック
アウトドアでの利用や落下事故を防ぎたい人は、耐衝撃性の高いタフなケースがおすすめ。EVA素材など、クッション性の高い素材をもちいたもの、四隅をしっかりカバーしたものもあります。やや大きくなったり、重くなったりする傾向はありますが、そのぶんしっかり守ってくれます。
また、海辺での利用やお風呂で使いたい人向けには、防水性能の高いタイプのケースもあります。防水防塵規格の記載があるかチェックしましょう。
【6】価格と品質をチェック
iPadケースは価格幅が大きく、1,000円を切るシンプルなケースから、Apple純正の12.9インチiPad Pro用『Smart Keyboard Foilo』(約20,000円前後)のような多機能なものまで、大きな金額差があります。
安かろう悪かろうのケースは少なくなりましたが、品質はそれなりと考えるべきです。 高価なケースは、細部まで気が行き届いており、工夫がされています。安価なケースを購入して使い潰すもよし、納得できる高価なケースを買って使うのもよしです。
迷ったら、Apple純正の商品を選ぶのがおすすめ!
iPad用のケースは、星の数ほどあるので選ぶのに頭を悩ませます。しかし、自分の用途にマッチしたケースを探し出すのを宝探しと考えれば、これもまた楽しみにもなります。多くの選択肢があるのもiPadの魅力です。
iPadの使い始めで右も左もわからない、ケースを選ぶ時間がもったいないという場合はApple純正の商品を選ぶのがおすすめです。価格はやや高価ですが、純正品ならではマッチングの高さと品質面でも不満はなく満足度が得られます。
iPadケースおすすめ1選【12.9インチ】
ここまで紹介したiPadケースの選び方のポイントをふまえて、モバイルITライター・傍島康雄さんと編集部で選んだ、おすすめ商品をディスプレイのサイズにわけて紹介します。
まずは、12.9インチのモデルに使用できるケースをご紹介します!ぜひ参考にしてください。
薄型設計のハーフクリアでデザイン性も抜群
ケースの設計が薄型なので持ち運びに最適。ハーフクリアなデザインで見た目がおしゃれなiPadケースです。
また、カバー表面に汚れや傷に強いPUレザーを使用しているので、ディスプレイをしっかり保護します。角度を2パターンに調整できるので会議や映画鑑賞などさまざまなシチュエーションで活躍します。
iPadケースおすすめ3選【11インチ】
続いては、11インチのモデルに使用できるケースです。ぜひ参考にしてください。

すべてが満たせる純正品
iPad Proでブログを更新したりメールを書いたりするのに、キーボードが必須だと考えている方にはApple純正の『Smart Keyboard Folio』がおすすめです。接続は、つけるだけでつながるSmart Connectorを使うのでペアリングの必要がなく、電源が供給されるので充電の必要もありません。
また、端末の全面と背面の保護機能もあり、このケースひとつでキーボードと防御ケース、スタンドとして使うことができます。これひとつあればケースとして必要な機能を満たせるでしょう。
クリアなデザインとフィット感が魅力
洗練されたシンプルでクリアなデザインとカバーをつけていることを忘れるようなフィット感が魅力のシェルカバー型ケースです。
穴の位置が精密で本体がぴったりとフィットするサイズなので、ケースを装着したまますべての機能にアクセス可能。カメラの保護力や四隅のエアクッション設計で落下や衝撃から本体を守ります。
シンプルな機能かつ多彩なカラー展開
iPad Pro 11インチ (2021 / 2020 / 2018モデル ) のために専門設計されたモデル。Apple Pencilのペアリングやワイヤレス充電にも対応。シンプルなものを求めている人におすすめです。
ブラックのほか、グリーン、パープル、ピンク、ブルー、ミスティブルー、ライトパープル、レッド、ローズゴールド、抹茶グリーンなど、豊富なカラー展開で好みのカラーを選べます。
iPadケースおすすめ3選【10.9インチ】
続いては、10.9インチのモデルに使用できるケースです。ぜひ参考にしてください。
鞄に入れてらくらく運べるかっこいい軽量ケース
最新iPad Airのデザイン性を活かしたシンプルでスリムなケース。PUレザー素材を使用し、衝撃吸収力に長けています。また、ケース自体の重さは320gで、およそ缶ジュース1本分ほどと軽量にできているので、バッグが重く感じることも少ないでしょう。
マグネットタイプで、簡単に本体に取り付け可能。Apple Pencilの取り付けも不自由ない、シンプルなケースです。
衝撃保護と使い勝手を考えたケース
背面は厚さ2mmのケースで守り、傷つきやすい本体の角とカメラ部分は、フチを高くすることでカバー。iPad Airを傷から守るケースです。また、ケースはそのままスタンドになり、7段階で角度調節可能。作業や動画視聴も好きな位置に設定できます。同時に、マグネットが背面に搭載されているため、冷蔵庫といった磁気のある部分にくっつけて操作する使い勝手の良さもあります。
しかし、オートスリープ機能はついていないので、ケースをたたむ前は、必ず電源をオフにしておきましょう。
素材の違いを楽しめるスタイリッシュなデザイン
iPad Air5、iPad Air4専用のケース。ケース表面はPUレザー、透明のバックカバーは汚れや傷を防ぐポリカーボネート、枠にはTPU素材をもちいて取り外しがしやすい構造です。Apple Pencilが収まるペンホルダーも便利。
カラーもいろいろ揃っていますので、自分の好きなカラーが見つかりやすいのも魅力。
iPadケースおすすめ2選【10.5インチ】
続いては、10.5インチのモデルに使用できるケースです。ぜひ参考にしてください。
シルクのようなしっとり感ですべりにくい
フロントカバーはポリウレタン製で、バックケースは柔らかいラバーのコーティングが施されています。手ざわりもよく、シルクのような仕上がりがおしゃれなiPadケースです。
なめらかでしっとりとした質感が手になじみ、持ったときにすべり落ちにくくなっています。バックケースはフレキシブルTPUカバーを使用しており、コーナー部のひび割れを防ぎ、取り付け・取り外しも容易です。
持ち運び便利で頑丈なiPadケース!子供用にも!
肩掛けストラップとハンドホルダーが付属しています。子どもが使用することを想定して設計されており、本体を3段階のレイヤーで保護。落としてしまったときにダメージを受けやすい四隅の部分は、さらに頑丈にプロテクトされています。
子供用にケースをお探しの方はもちろん、「持ち運びに便利で、とにかくタフに使えるケースがほしい」という方も検討してみてはいかがでしょうか?
iPadケースおすすめ3選【10.2インチ】
続いて、10.2インチのモデルに使用できるケースです。ぜひ参考にしてください。
半透明のつや消し背面カバーでロゴとマッチ
三つ折りで磁気吸着タイプの手帳型カバー。スリムで軽量なハード背面は半透明のつや消しで、Appleのロゴと美しくマッチしておしゃれです。
iPadのオートスリープ・ウェイク機能にも対応しています。折りたたみ方によって鑑賞モードとタイピングモードの切り替えが可能。強力なマグネットでフロントカバーを閉じて、安全にタブレットを保護できます。
ペンシルポケット付き! 転がり防止にも
本体にぴったりフィットし、衝撃から守ってくれるTPU素材を使用。側面も覆うデザインにより、安心感がより高まるソフトケースです。
ペンを収納できるポケットが付属していて見た目はスマート。ペン立てホールもついており、筆休めのときにApple Pencilが転がってしまうのを防止できます。
Bluetoothキーボードがついてコスパ最強
Bluetooth接続キーボードが付属したiPadケースです。カバーは内側にマイクロファイバーマットを使用し、本体だけでなく液晶全面も保護する手帳タイプ。ケースは、カメラや充電などの機能が背面カバーをしたままで使えるよう設計されています。
ケースの素材を見直したり、縫い目を減らしたりすることで、できるかぎり薄型で軽量化できるようにこだわっています。
iPadケースおすすめ2選|【9.7インチ】
続いて、9.7インチのモデルに使用できるケースです。ぜひ参考にしてください。

驚きの低価格のケース!スタンドとして立てて使える
キーボードはなくてよいので、使い潰せる安価なケースがほしいという方におすすめです。端末の背面だけではなく、前面も保護できるフラップ付きでオートスリープにも対応。
また、フラップを畳むとスタンドにもなります。このケースはiPad 9.7インチの第5, 6世代の対応なので、お使いのiPadが対応しているか確認して購入してください。

Apple Pencilでのスケッチも快適
SwitchEasyの『CoverBuddy』は、Apple Pencilが収納できるペンホルダー付きのケースです。これだけであれば珍しくはありませんが、机の上にiPadを置いたときにペンホルダーがスタンドになり、iPadがわずかに斜傾。メーカーは、これをスケッチボードモードと呼んでおり、Apple Pencilを使ってイラストを描くのにほどよい角度になる工夫がされています。
ケースは背面保護のみですが、スマートカバーとの組み合わせで前面も保護できます。薄型・軽量なうえシンプルなデザインなので、さりげなく使いたい方にはおすすめです。
iPadケースおすすめ3選|【7.9インチ】
最後に、7.9インチのモデルに使用できるケースです。ぜひ参考にしてください。
手帳型の高級感溢れる木目調カバー
水や汚れに強いPUレザーを採用した手帳型のiPadケースです。本体より1ミリ大きく作られているので衝撃から本体を保護してくれます。また、オートスリープの対応や滑り止めが付いている点も便利なポイント。
デザインも高級感ある木目柄で、カラーバリエーションも豊富なので、好みに合わせてカラーを選べます。さまざまな機種に対応しているのでぜひ、チェックしてみてください。
可愛いキャラクターでiPadをコーディネート
全体的にシンプルで、さらにワンポイントでキャラクターがプリントされた薄型のiPadケース。ワンポイントで可愛くコーディネートできるだけでなく、ケースはスタンドにもなるため、動画を見るときや調べ物をする際も使い勝手がいいです。
薄型の設計になっており、重さを感じない軽量設計なのと、端子周りまで囲われた保護性もポイントです。
かわいいディズニーでiPadをコーディネート
iPad mini 5 (2019年発売)に対応したケース。PUレザーの外装、やわらかいシリコン素材を使ったケース。3つ折り式で動画閲覧、読書、チャット、ネットサーフィンなどのしやすい角度に調整できます。
指先で軽く押すことで取り出せるApplePencilホルダーがついているほか、ペンを使わないときに立て刺ししておける穴があるところも便利です。
「iPadケース」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする iPadケースの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのiPadケースの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
そのほかのiPad関連の記事はこちら 【関連記事】
保護性能の高さと使いやすさがポイント
本記事では、iPadケースの選び方とおすすめ商品について紹介いたしました。iPadケースを選ぶ際は、デザインを重視しすぎると、使い勝手が悪くなったり、余計なストレスを感じる場合もあります。
衝撃からiPadの保護をするだけではなく、スタンド機能やApple Pencilキーボードが付属するもの、Apple Pencil専用の収納スペースなど機能・操作性を考えて作られたものがたくさんあります。
本記事を読めば、iPadで自分が欲しい機能はどれなのか、どんなデザインのケースがあるかなどがきっとわかるはずです。ぜひ参考にしてください!
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モバイルデバイスが大好物。それで動くアプリの開発に喜びを感じている。 スマートフォン前夜のWindows Mobile,PalmOSのアプリに情熱を傾けていたが、最近は停滞気味でコードを書くよりも文章を書く機会が多くなっており、文章を書くのも、プログラミングと同じくらい奥深い作業だと感じている。