iPadキーボードを使うメリット
iPadは画面上のタッチパッドを使って文字入力をしますが、ミスタッチしやすい、画面半分がタッチパッドで隠れてしまう、ふだんキーボード入力の人は入力スピードが遅くなる、といったデメリットがあります。
iPadキーボードを使う一番のメリットは、文字入力がスムーズに行えることです。長文や文字入力の機会が多いなら、キーボードを導入するとストレスなく文字入力が可能です。ショートカットキーの登録もできるので、より快適かつ効率よくiPadを使えます。また、キーボードを使うことにより画面を広く活用できるのも嬉しいポイントです。
iPadキーボードを選ぶときのポイント 自分にとってのベストは??
iPadに接続して使えるキーボードは多種多様です。はじめてiPad用のキーボードを購入しようとしている場合は、何を決め手として選んだらよいのか迷ってしまうのではないでしょうか。
そこでここでは、iPadで使えるキーボードの選び方を紹介します。ポイントは下記6点!
【1】日本語?英語?キーボードの配列で選ぶ
【2】接続方法で選ぶ
【3】ケース一体型だと衝撃やキズからiPadを守れる
【4】折りたためると持ち運びに最適
【5】手持ちのiPadのモデルやサイズを確認
【6】タイピングのしやすさにも注目
どれがいいか迷っている方はぜひとも参考にして、自分にとってベストのキーボードを選んでください。
【1】日本語?英語?キーボードの配列で選ぶ
キーボードには、「日本語配列(JIS)」と「英語配列(US)」の2種類があります。アルファベットの配列は一緒ですが、記号などの配列が異なります。
日本では日本語配列のキーボードが一般的に使われています。一方、アメリカのapple社製であるiPadは、英語配列をベースに作られているのを覚えておきましょう。これらを踏まえて、キーボードの配列もチェックするのが重要です。
【2】接続方法で選ぶ
iPad用のキーボードには、大きく分けて2種類あります。独立したキーボードとしてiPadから離して使うタイプとiPadと一体化してノートパソコンのように使うタイプです。
さらに、独立キーボードタイプにはBluetooth接続と有線接続があります。どのように使うかでタイプを選びましょう。
有線接続|キーボードの充電切れがない!
有線接続タイプは、iPadのlightningコネクタと接続して使用します。Bluetoothタイプは使用するときにiPadとキーボードをペアリングしなければいけませんが、有線接続タイプはコネクタにケーブルを接続するだけで、すぐに使用できます。
またiPad本体から給電しているため、キーボード単体の充電切れがないメリットもあります。
Bluetooth接続|ほかのデバイスでも使いやすい!
Bluetooth接続のiPadキーボードは、ワイヤレス接続のためコードのわずらわしさがないのが魅力です。外出先や、スペースが狭い場所などでも使いやすくなっています。
Bluetooth接続タイプのものは、iPad以外にもパソコンやほかのiOSデバイスにそのまま接続できるものもあります。ほかのデバイスとキーボードを共有したいときにも便利です。
Smart Connector接続|初心者にもおすすめ!
Smart Connectorとは、キーボードとiPadを接続するために作られたマグネット付きの端子です。面倒なキーボード設定が不要なので、初心者でも扱いやすく機械が苦手な方でも安心して使えます。
【3】ケース一体型だと衝撃やキズからiPadを守れる
モバイルノートのように使いたいなら、キーボード一体型が向いています。iPadとキーボードのオン/オフ切り替えができるタイプもあります。また、衝撃やキズからiPadを守ることができるのも便利なポイントです。
また、キーボードを使うときは、iPadの画面を見ながら入力することになるので、スタンドなどで立体的に置かれていたほうが見やすくなります。何段階か角度調整ができれば、使う場所などによってより見やすい角度に調整でき、作業効率もよくなるでしょう。
【4】折りたためると持ち運びに最適
iPadを持ち運んで使うことが多い方は折りたためるキーボードがおすすめです。コンパクトに収納できるので手軽に携帯でき、邪魔にならないのがメリット。
ただし、軽く小さいものほど持ち運びには適していますが、キータッチの面で使いにくさを感じる可能性もあります。重さやサイズも合わせて、ストレスを感じない質感を選びましょう。
【5】手持ちのiPadのモデルやサイズを確認 自分のiPadの機種とOSを把握しておく
iPad専用として作られているキーボードは、iPadの種類に合わせたサイズや機能で作られています。
複数の機種で使える製品もありますが、適合する製品であるかの確認は必須です。iPadは「2」や「3」、「Air」「Pro」といった型名によってサイズや機能ボタンの位置などが異なるので、必ず「iPad〇」の〇部分を確認しましょう。
製品によっては、iOSのバージョンの確認も必要になります。自分が使っている機種については型名とiOSのバージョンを把握しておきましょう。
【6】タイピングのしやすさにも注目
携帯のしやすさだけでなく、タイピングのしやすさもキーボードを使用する上で重要なポイントになります。ぜひ、チェックしましょう。
入力のしやすさ重視ならキーピッチは大きめのものを
普段パソコンで作業することが多い人は、「キーピッチ」と呼ばれるキーボードのボタン部分の大きさに注目しましょう。
できるだけパソコンのキーボードに近いキーピッチを実現できているキーボードを選ぶことでいつも通り作業できます。普段のタッチタイピングに慣れている人は、キーピッチが狭すぎるキーボードではミスタッチが増え、むしろ効率が落ちてしまう可能性もあるので、好みに合わせて選んでみてください。
ミスを減らすならキーピッチが広いものを検討してみるのも一つの選択肢です。
キーピッチが19mmだとミスタッチがおきにくい!
iPad用のキーボードは、既存メーカー・新興メーカーかなりの数が出そろっています。意欲的なモデルも出ていますが、本質的に打ちやすいキーボードとなると種類が限られてきます。
キーピッチが17〜20mmのものが多く販売されていますが、とくに19mmのモデルがおすすめです。ノートPCと同じ打ち味でありながら、ミスタッチもおきにくいレイアウトのものが多いです。
iPadキーボードのおすすめ商品
ここからは、iPadキーボードのおすすめ商品をご紹介します!
▼おすすめ8選【Bluetooth・有線接続】
▼おすすめ5選【Smart Connector接続】
▼おすすめ10選【ケース一体型】
▼おすすめ商品の比較一覧表
各商品がすぐに見たい方は、上記のリンクをクリックしてくださいね。
▼おすすめ8選【Bluetooth・有線接続】
まずは、Bluetoothで接続するタイプとiPad直接つなぐ有線タイプを紹介します。主に、Bluetootで接続できるものがメインですが、ぜひ、チェックしてみてください。

幅広い機器と繋げられて使えるキーボード
iPadはもちろん、iPhoneなどのスマホからiMacやWindowsまで、幅広いデバイスで使えるキーボードです。iPadでブログやInstagramの更新、スマホでSNSのチャットと、シチュエーションに応じて使い分けできます。
幅広い機器に接続できるだけでなく、本体左上のダイヤルを回すだけで、かんたんに接続先を変えられるところもポイント。いまどの機器とつなげているのかも一目でわかります。
タブレット複数持ちの人や、iPhoneとiPadで併用して入力したい人はこちらを選ぶといいでしょう。
ロジクールだけあって、デザインにも大きなコダワリを感じます。特にブラックの方は、蛍光色のグリーンが良いアクセントに。キーボード被りも少ないため、長く愛着を持って使用できますよ。


Lightningケーブルを繋ぐだけで使える
無線接続のモデルはワイヤレスで繋げる便利さがありますが、ヘビーに使うにはバッテリーの充電が面倒に感じることも。こちらの商品はLightningケーブルを挿し込んで使用できるため、給電はケーブルからおこなえるの有線キーボード。電池交換や充電は一切必要ありません。
ケーブルを繋ぐだけで使えますので、機械が苦手な方でも面倒な作業なしで導入できるのもうれしいところです。対応OSはiOSのみとなっており、WindowsやAndroidはサポートしていませんので注意は必要です。しっかりとしたキーボードタッチでありながら、純正品の1/4の価格で購入できるため、最初の1台としてもおすすめできますよ。

フルサイズキーボードと同じ19mmのキーピッチ
コンパクトなキーボードを購入して、打ちづらさを感じたことはないでしょうか。
こちらの商品は文字入力でよく使う主要なキーに、標準的なキーボードと同じ19mmのキーピッチを採用しています。隣のキーともきちんと距離が保たれているところもポイント。手が大きい人にとっては、とくにキーの大きさや間隔は使い勝手に直結します。
本体の電源は開閉で自動オンオフされるため、電源をつけたままにするといったミスを減らしてくれます。ブルートゥース接続になりますので、Androidのタブレットを持つ人や併用して別のタブレットにも入力したいという人にもおすすめです。
1回の充電で1か月間利用することも可能
Appleの純正キーボードで、キーの安定性が以前のものより向上しています。
キーボード本体は充電して使いますが、キーボードのバッテリーは長持ちするので、安心して利用できます。
利用条件にもよりますが、1回の充電で1か月間利用することも可能です。
折りたためばスマホ大のサイズで持ち運べる
折りたたみ式のBluetooth接続キーボードで、キーボードと一体化ではありませんが、iPadを立てかけるスタンドも付属しています。
折りたためばとても小さくなり、およそiPhone6Plus程度の大きさになります。
マグネット式なので、開けば電源がONになり、閉じれば電源がOFFになります。
マルチに使えるスリムキーボード
iPad専用というわけではありませんが、コンパクトサイズでさまざまな機器に使用することができるワイヤレスキーボードです。シンプルなデザインでとてもスリムなのでiPadと一緒に持ち歩いても邪魔になることはありません。また、省電力モードであれば電池交換なしで3ヶ月以上連続で使用できるというロングライフ設計も魅力です。
コンパクトな折りたたみキーボード
iPad用キーボードというとケースと一体型になっているものが多いですが、こちらはよりコンパクトに収納して持ち運ぶことができる折りたたみ式となっています。折りたたんでしまえばポケットにも収納できるくらいのサイズになり、ワンタッチで開いて使用できます。また、コンパクトサイズながら便利なタッチパッド付きとなっているのも魅力です。
▼おすすめ5選【Smart Connector接続】
iPad専用のキーボードとして、Smart Connector(スマートコネクター)に対応した製品もあります。Smart Connecorで接続すれば、BluetoothよりもさらにかんたんにiPadとキーボードを接続することが可能です。
Bluetoothのようにペアリング設定を行う必要もなく、使い始めるまえに充電しておく必要もありません。Smart Connector対応のキーボードは電力供給もコネクタ経由で行われます。

Apple純正のピッタリサイズなキーボード
iPad、Pad Air専用のキーボードです(iPad Pro 10.5インチにも対応)。開いたときも収納するときもピッタリなのは純正だからなせるわざ。商品とマッチしたキーボードを選ぶなら、Appleが発売するキーボードを選ぶのは自然といえるでしょう。
電源はiPad Pro本体から給電できるため、キーボード側にはバッテリーなどは搭載されていません。電池交換や充電の必要がないので、別途の充電や電池交換の煩わしさはありません。長く使ううえで大きな差になります。ワイヤレスの商品で電源が不要なモデルはあまりなく、その点を含めておすすめできる1台です。
閉じた状態ではカバーの役割も果たしますので、カバーを別で購入することを考えれば安価ですが、単体で比較するとお値段が張ってしまうのは事実です。高級感と使い勝手の良さ、純正品という安心感を天秤に選ぶとよいでしょう。

iPad第3,4世代用12.9インチ用キーボード
第3,4世代のiPad Proを購入した方におすすめ。カバーとセットになった純正のキーボードです。もちろんカバー部分には「smart connector」を搭載していますので、キーボード側で電源の管理をする必要はありません。
カバーの裏側には起毛素材がついていますので、折りたたみ時に本体をやさしく保護してくれます。キーボード本体も非常に薄型で、カバー分を含めても持ち運びが不便になるほどの厚みはあまり出ません。
キータッチは、ノートPCやデスクトップPCと比べると、独特な打感。人によっては慣れるまで時間がかかりますが、ポチポチと押している感覚にハマるはず。ディスプレイのキーボード入力が煩わしくなりますよ。
Logicool(ロジクール)『SLIM COMBO iPad Pro 10.5インチ用(iK1092BKA)』
▼おすすめ10選【ケース一体型】
iPadのケースとキーボードのケースが一体となっているキーボードは、別途スタンドを購入する必要がありません。iPadとキーボードの電源オン/オフを一緒に管理できるタイプが多いので、省エネにもつながります。
『キーボードケース タッチパッド付き』

Hotlife『iPad 9.7 キーボード ケース ワイヤレスBluetoothキーボード 7色バックライト』
▼おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする iPad用キーボードの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのiPad用キーボードの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
迷ったら相性抜群のApple純正のキーボードがおすすめ!
昨今ではタブレットの性能が格段に向上したことをうけて、外出先でのPC代わりとしてiPadで作業する人も多くいるのではないでしょうか。さまざまなメーカーから多くの製品が販売されているのでどれを購入するか迷った時は、Apple純正のキーボードを検討してみましょう。
Apple純正のキーボードは、タブレットと一体型になるので荷物を減らすことができ、ショートカットキーを使えるので入力のスピードが速くなります。Smart Keyboardは、本体からの電源を確保することで充電をひとつで完結させます。
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仕事や学業、趣味のためにタブレットを使用する方は意外と多いです。もちろんディスプレイにタッチしながら入力も可能ですが、スピードやミスタッチの面で外付けキーボードにはかないません。
本記事では、iPad、iPad AirやiPad Pro、iPad miniなどさまざまなタイプに使えるキーボードをご紹介しました。持ち歩きの物が増えると考えずに、作業効率をあげるために必要なので、ぜひ選んでみてください。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
ブルータス、テッカブル、インプレス、ゲットナビ、モノマガジンなどで編集を行うモノ系ライター。 ファッションや家電のスペックだけでなく、ストーリーやブランド性まで加味して良い品を探すのが好き。 週6日の秋葉原・銀座ウォッチや、海外製品の調査まで、とにかく人よりいい品を探すのが大好き。(今まで購入した家電で家が1軒建つとか建たないとか。)