ヨガレギンスの選び方 ヨガインストラクターに聞く!
ヨガインストラクターの吉田巴瑛さんに、ヨガレギンスを選ぶときのポイントを6つ教えてもらいました。デザイン重視で、サイズもだいたい合っていればいい、ではすまないのがヨガレギンス。選び方のポイントはしっかり確認するようにしましょう。
【1】性能
【2】柄物のコーディネート
【3】動きやすい丈
【4】脚をきれいにみせる
【5】引き締め効果
【6】美脚にみせる
上記ポイントをおさえることで、欲しい商品を探すことができます。一つひとつ解説していきます。
【1】吸汗性、伸縮性にすぐれた透けない生地の製品を選ぶ
ヨガの種類に合わせて素材を選択
ヨガの種類やはきごこちの好みによって、それに合う生地の素材が異なります。
たとえば、ホットヨガやビクラムヨガなど、汗をたくさん流すようなヨガを頻繁(ひんぱん)におこなう方には吸汗速乾のさらっとした生地が、肌が敏感な方には化学繊維よりもオーガニックコットンなどがおすすめです。
また、ヨガレギンスはできるだけ試着して、屈伸運動をしたり、スペースがあれば開脚をしたりして、生地の伸縮性を確かめましょう。海外製品の場合、サポート力が強いぶん細身に見えるものの、体を動かすのに不向きとなるケースや、生地が薄すぎて下着が透けてしまうケースもありますので、注意してください。
【2】柄物選びは手持ちとのコーディネートにも気をつけて
柄のレギンスには色味を合わせたトップスを
柄物のヨガレギンスは、各ブランドから季節ごとにいろいろな種類がリリースされており、つい目移りしてしまいます。人気ブランドの場合、柄物で小さいサイズのものは早い段階で完売してしまうケースがあるようです。
購入の際は、ご自身がすでに持っているヨガレギンスやトップス、キャミソールなどを覚えておき、コーディネートのミスマッチが起きないように気をつけましょう。ヨガレギンスのみではく場合も、ショートパンツと重ねばきする場合も、黒や紺などベーシックカラーの無地がひとつあると重宝しますよ!
【3】ふだん着でも使える、動きやすい丈のもの選ぶ
自分の身長でバランス良く着こなせるかを確認する
ヨガレギンスの長さは、フルレングスタイプや7分丈タイプなどさまざまです。長さの好みにもよりますが、身長とのバランスできれいに着こなせるかどうかや、ふだん着としても使用できるかどうかなど、目的に応じて適した長さを選ぶといいでしょう。
長さが変われば裾(すそ)の位置も変わるため、裾のデザインや縫製(ほうせい)も確認して、よりフィットするもの、動きやすいものを選ぶといいでしょう。
【4】脚をきれいにみせてくれるヨガレギンスを選ぶ
ヨガレギンスは見た目も重視して選びたいですね。ヨガレギンスを身につけただけで脚がきれいに見えるなら、それだけでやる気が違ってきます!
ヨガレギンスは素材や色によって脚が引き締まって見えたり、きれいに見えたりします。脚をきれいにみせてくれるヨガレギンスの選び方について紹介しましょう。
【5】スパンデックス素材は、適度な引き締め効果あり
高品質なポリウレタンでできているスパンデックス素材のレギンスなら、引き締め効果が期待できます。レギンスを着用すると体のラインがはっきり出てしまいますが、脚をほっそり見せてくれるので安心。体のラインがすっきり見えるレギンスでフィットネスを楽しんでください。
【6】黒系の柄物は、美脚にみせる効果あり
黒系のヨガレギンスは体のラインをすっきり見せたり、脚をきれいに見せる効果があります。黒系でも濃淡がありますが、なるべく濃い色のものを選ぶとよいでしょう。
さらに黒系の柄物はインナーの透け防止にも役立ちます。体を動かして汗をかいたときでも脚をきれいに見せ、インナーの透けを気にせずヨガに集中することができます。
ヨガインストラクターからアドバイス ヨガレギンス選びで迷ったら
生地や丈の違いによって動きやすさは異なる
レギンスはヨガブランド以外に、スポーツブランド、スイムウェアブランドなど、様々なブランドで取り扱いがあります。普段着と同じサイズでも、生地や丈感によって動きやすさが左右されますので、一度は試着されることをおすすめします。
試着時も、屈伸運動や簡単なヨガのポーズを取ってみる、下着のスケが気にならないか、など細かく見て選ばれるとヨガ中の不安も最小限に抑えられます。
試着ができない場合は、クチコミなどを参考にしてみてもいいでしょう。
ヨガレギンスのおすすめ6選
ここまでに紹介したヨガレギンスの選び方のポイントをふまえて、ヨガインストラクターの吉田巴瑛さんと編集部が選んだおすすめ商品をご紹介していきます。

サイズも豊富、生地厚もじゅうぶん!
10分丈で、体のラインをきれいに見せる効果が高い『パルヴィレギンス』は、サイズも豊富。
生地はしっかりと厚みがあるので、これ1枚で街中を歩けるくらいの安心感があります。同ブランドからは生地や丈、デザインの異なるさまざまなヨガレギンスが展開されていますが、ベーシックな黒系のレギンスの購入でお悩みの方にはまずこちらをおすすめします!

メッシュの切り替えデザインがオシャレなパンツ
カナダ発のヨガウェアブランドで、オシャレなデザインが多いAUMNIE。カッティングに工夫があったりメッシュ素材が使用されていたりと、同じ黒レギンスでも、ほかの人と少し違った雰囲気で着こなすことができます。
吸水速乾でホットヨガにも適しており、カラーバリエーションも豊富。メッシュの切り替えが入っているので足がほっそり見えやすいデザインです。
こまかな採寸で実現した心地のよいフィット感
カラーが豊富で、華やかな花柄デザインが魅力のレギンスです。日本人に合うサイズ展開で、こまかくパーツごとに採寸されているため履きやすく、スタイルもスッキリみえます。
オールシーズン着用でき、色落ちもしにくいというメリットもあります。またUVカット加工ですので、アウトドアでの利用もしやすいレギンスです。
フィット感のある機能的なコンプレッションタイツ
機能的なコンプレッションタイツで、快適なヨガタイムのサポートをしてくれます。高いフィット感のAlphaskinが採用されていますので、どんなポーズでも取りやすいでしょう。またロングタイプですが、通気性や汗の吸収力も高めで、着心地も良好です。
脚の横側には、アディダスのシンボルマークである3ストライプが入っています。ショートパンツなどと合わせてはいてもピッタリです。
【番外編】透けないショートパンツのおすすめ レギンスだけでは抵抗がある方に!
ぴったりとボディラインの出るヨガレギンス。「レギンスだけだと少し恥ずかしい……」という方に、あると便利なショートパンツをご紹介します。
シンプルなデザインだから柄レギンスとの相性抜群
シンプルでゆったりとしたサイズ感のショートパンツ。二層の生地でしっかりカバーもしてくれるので、ヨガレギンスと合わせればボディラインをひろわず、ポージングにも集中できます。
べたつきにくい吸湿速乾素材とストレッチ素材を使用しているため、ホットヨガをはじめ、ジム、ランニングなどあらゆるシーンで使えます。1枚あると重宝しますよ。
「ヨガレギンス」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ヨガレギンスの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのヨガレギンスの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
【関連記事】そのほかのヨガウェアのおすすめ商品はこちら
サイズはしっかり確認を! 透け感にも気をつけて
はき心地の良いレギンスを選びヨガを楽しみましょう
最近は、国内外のメーカーからさまざまなヨガレギンスが発売されています。色や柄の種類が豊富で選択肢が多いぶん、気に入ったものはすぐにでも購入したくなるものです。
しかし、見た目だけで選んでしまうとサイズが合わず後悔してしまうことも。海外メーカーの製品を柄だけで選んでしまったため、サイズ感が希望と違った経験が私にもあります。
また、価格が安いもののなかには、縫製があまく数回の洗濯でほつれてしまうものも。汗をかいたときにインナーが透けてしまう恐れもあります。
値段だけでなく、はき心地や透け感、用途も踏まえて選べば、ヨガをより楽しめるレギンスに出会えるはずです!
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
幼少期より音楽に慣れ親しみ、3歳からピアノ、16年間トランペットを専攻。 幕張総合高等学校ではオーケストラ部に所属し、全国学校合奏コンクールにて3年連続全国大会1位の成績に貢献。 音楽大学へ進学すると同時にヨガに出会い、2015年には編入学を経て音楽療法を学び、音楽療法士の資格を取得。 2017年には日本音楽療法学会理事長の故・日野原重明先生へ、生前最後の音楽療法を行なった。 2018年にはインド政府公認のヨガインストラクターに認定され、インドにてヨガをさらに学び、雑誌やスタイルブックなどの監修も行う。 また、ヨガレッスンだけではなく、クリスタルボウル、カリンバ、gudadrumなどの即興演奏も好評。 現在は演奏家、音楽に携わる人へヨガを伝えるため、音楽療法の要素を取り入れたヨガを一般の吹奏楽団を始め、学校の吹奏楽部、合唱部、プロ、アマチュアの演奏家へ出張ヨガを行うなど幅広く活躍している。