おしゃれなスノボネックウォーマーを取り入れよう バートンなどの人気ブランドのものも!
通常のネックウォーマーと違い、スノーボーダーのために作られたスノボネックウォーマーは、滑っている最中、風に当たっても寒くないなど、防寒性が高さが魅力。また、首もとだけでなく、鼻まで覆えるタイプもあり、顔の冷たさも防げるものまであります。
さらに、防寒性とファッション性を両立させたものもあり、スノーボーダーならなくてはならないアイテムです。また、近年発売されているものは、着けづらさや、素材による不快感(チクチクするなど)といったデメリットも改善されているため、スノーボードやスキーまでも幅広く使用できるアイテムとなっています。
ウィンタースポーツファッションのアクセントになるようなデザインのものもお好みで探してみて下さいね。
スノボネックウォーマーはなぜ必要?
スキーやスノーボードに行くとネックウォーマーをしている人をよく見かけますよね。おしゃれとしてだけではなく、ネックウォーマーにはしっかりとした役割があります。
ゲレンデは風が強いことも多く、また、雨や雪が降ることもあります。スノボウェアやスキーウェアだけでは首元から風や雪が入り込んでしまいますが、ネックウォーマーをすることでそれらの侵入を防ぎ体温低下を防止します。
また、ゲレンデは太陽との反射で日焼けしやすいとも言われています。日焼けを防ぐために最適なのもネックウォーマーです。顔まで覆うような「フェイスマスク」と呼ばれる物もあるのでネックウォーマーと一緒にチェックしてみるのもおすすめです。
ネックウォーマーの形状・種類
ネックウォーマーは主に首をあたためるものですが、口元まで覆えるものなど幅広いものも販売されています。そこで、ふたつの大きなポイントを目安に、目的に合うタイプのネックウォーマーを手に入れるようにしましょう。
▼フェイスマスク・ロングタイプ
鼻まで覆える長さのネックウォーマーは、しっかりと防寒対策ができます。顔全体を覆うことで滑走中の風が顔にあたることもなくなり、冷たさが苦痛にならないでしょう。
また、折り曲げて使うことで長さを調節できるのもポイント。短めと長め、どちらの使い方もできるので、迷ったら長めのネックウォーマーを手に入れるのがよいでしょう。
▼ネックウォーマー・ショートタイプ
鼻にかからない程度の短めのネックウォーマーは、顔全体を覆うことはできませんが、適度に空気の逃げ道が作れるのがポイント。あたたかい空気がこもりにくいため、ゴーグルなどが曇らせずに寒さ対策が可能。
短いネックウォーマーは寒さが防げる面積が狭くなりますが、着脱がかんたんで取り扱いしやすいのが魅力です。
▼フードウォーマー
その名の通り、フード付きのネックウォーマーのことです。頭まで覆うので防寒対策はもちろんフードがついているのでファッション性も高いアイテム。防寒対策とファッション性を併せ持っているネックウォーマーをお探しの方におすすめです。
▼バラクラバ(目出し帽)
バラクラバは昔から「目出し帽」として知られる防寒アイテム。頭から首まで覆い、目の部分だけあいています。しっかりと頭部まで覆うので保温性に優れており、隙間が空いたり、ずり落ちたりすることがないのが特徴です。
▼バンダナ
バンダナは着脱時に防止やゴーグルをすべて外さなければならないネックウォーマーとは違い簡単に取り外しができます。スノーボードやスキーをするとき以外にも汗をかく場面が多いのですが、そんな体温調節の面でも優れているのがバンダナの魅力です。
スノボネックウォーマーの選び方
それでは、スノボ用ネックウォーマーの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
素材で選ぶ
スノボネックウォーマーは直接肌にあたる部分なので、使われている素材によって肌触りや着用感は大きく異なります。肌ざわりや着用感を意識しながら、それぞれの特徴を見ていきましょう。
優しい肌触りと速乾性が魅力の「フリース素材」
防寒性の高さから、ネックウォーマーで使われていることの多い素材が「フリース」です。フリースは、外の外気を中へ入れず、体温をネックウォーマーのなかに閉じ込めることであたたかさを実現しています。速乾性の高い素材なので、外側が雪で濡れても中に入り込む前に水分が乾きやすく首元をしっかり保温できます。
また、起毛処理されているため、肌に触れたときのチクチク感がないのも魅力。肌ざわりのよさを重視して選びたい人も満足できる素材です。
息のしやすさと通気性の高さが魅力の「ニット素材」
ネックウォーマーで口元まで覆う場合、どうしても気になるのが息苦しさ。「ニット」は編み目が大きいため通気性がよく、息がしやすいのでしっかりと呼吸できる素材です。
さらに、通気性がよいため息がこもりづらく、アイグラスなどが曇りにくいというメリットも。快適にスノーボードを楽しみたいときに活躍するのが、ニットのネックウォーマーです。
心地よいフィット感が魅力の「ポリエステル素材」
外から寒い空気が入ってきてしまうと、ネックウォーマーをしていても寒く感じてしまうもの。そこで、顔や首に合わせてしっかりフィットする「ポリエステル」が使いやすくておすすめです。
ポリエステル素材は伸縮性がすぐれたものが多く、輪郭に沿ってフィットするため外気をしっかりガードします。さらに、通気性が良いので、口元にフィットしていても苦しくなく使えます。
ニオイが気になりにくいのが魅力の「メリノウール」
「メリノウール」は羊毛のなかでも品質が高く、抗菌や防臭作用があることで人気の素材です。息などで湿ってしまったネックウォーマーから嫌なニオイが発生するのを抑え、快適な状態をたもつことができます。
ただし、水分に弱くかたくなりやすいという性質があります。使用後のお手入れが欠かせないため、メンテナンスの手間がストレスにならない人にぴったりです。
レディースに人気のデザインが多い「ボア」
フサっとしたおしゃれなデザインが魅力的な「ボア」。やわらかい毛質なので肌ざわりがよく、長時間身につけていてもストレスを感じづらいのが特徴です。
また、ネックウォーマーの裏側にのみボアを使うこと、肌ざわりとあたたかさを活用したものもあります。このタイプのものは、湿りやすいボアの弱点をうまく克服しており、より使いやすく仕上がっています。
冷気が入りにくい、ドローコードの有無で選ぶ
スノボネックウォーマーを選ぶときに注目したいのが、ドローコードの有無です。ドローコードは紐を引くことで口を閉じる機能で、しっかり締めることでずれ落ちや外気が入るのを防ぐことができます。
さらに、長さの調節がしやすく、自分に合ったサイズで使えます。大きさがわかりにくいフリーサイズのものでも、使いやすい長さへ調節可能です。
「2way」「3way」できるともっと便利
近年人気の、タイプを変更し、2通り、3通りの使い方ができる機能です。
例えば、最初は寒いため、フェイスマスクの使い方をし、滑っている途中に暑くなってきたため、ネックウォーマーに、雪が降ってきたため、フードウォーマーとして使用するなど、シーンに合わせて使えます。
また、どのタイプも、頭からかぶっているため、ジャンプや回転など、激しい滑りをしても外れにくいです。そんなタイプを変更できる機能性もチェックしてみましょう。
デザインで選ぶ
見た目を大きく左右するデザインは選ぶ際の重要なポイントでしょう。ネックウォーマーは首まわりを自分らしく演出するアイテムでもあります。
シンプルに単色やロゴが入ったもの、全体的に迷彩や動物などのプリントがされたものなどとデザインはさまざま。ウェアーに何色が合うか? と考えるだけで楽しくなりますね。まずは自分に合った色や柄で選ぶといいでしょう。
季節や地域に合う機能性で選ぶ
冬の雪山での使用のほか、夏山やサマーゲレンデ、海外など、ネックウォーマーを使う時期や地域に合わせて機能を選びましょう。
冬のハイシーズンでの使用なら、保温性と防風性を重視したチョイスを。春以降や晴天率の高い場所なら、通気性や速乾性、冷感や防臭効果、UVカットといった機能も必要でしょう。
2way、3wayのように目的や状況に合わせて用途を変化させて使用できるものもあります。
スノボネックウォーマーおすすめ11選
上記で紹介したスノボネックウォーマーの選び方のポイントをふまえて、おすすめ商品を紹介します。フェイスマスクなどの顔まで覆える商品も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
薄手ポリエステル素材の代表!
薄手のスノボネックウォーマーは直接肌に触れる範囲が広いもの。スペイン・バルセロナ発の「BUFF」は通気性がいいのはもちろん、肌ざわりにこだわった縫い目のない作りが特徴です。
代表モデルといえる『COOLNET UVプラス』は、シンプルなものからアニマルプリントや自然アートなどカラーも豊富。選ぶ楽しみがあり、襟元(えりもと)をオシャレに飾れることでしょう。
また、UVカット加工とにおいを抑える抗菌加工がされているのもうれしいポイント。デザイン性と薄手ならではの肌ざわりのよさを求めている方におすすめです。

気温の高い、春・夏の時期に活躍!
気温の高い時期での使用を意識した『フリーザー ゼロII ネックゲイター』は、独自のテクノロジーによる素材を使用し、吸水速乾機能と冷感が期待できるスノボネックウォーマーです。
春や夏山での使用や、サマーゲレンデでのスノーボードでは強い紫外線から肌を守ってくれます。顔や首まわりをドライに涼しく保ってくれるため、汗をかきやすい方におすすめです。
防寒はもちろんオシャレも楽しみたい方に
フードつきスノボネックウォーマーは防寒と同時にオシャレも楽しみたい方におすすめの商品。しかも、こちらのフードウォーマーはマスク部分がスナップボタンでかんたんに取り外せるので、シーンにおいて使い分けられます。カラーやプリントが豊富な点もポイント。
フードの濡れが気になる方には撥水(はっすい)性のあるフェイクレザーを使用したアイテムもあります。いろいろなシーンで使えるでしょう。
軽量で薄いながらも本格的なアウトドア仕様
アウトドア製品で同じみのコロンビアから販売されているネックウォーマーです。ドット状にプリントされた起毛が、首との間に空気の層を作ることで高い保温性を発揮します。
コロンビア独自のomni-heatテクノロジーによってとても軽く薄い仕上がりになっていますが冷気を遮断してくれるため、スキーやスノーボードなどのアウトドアにもってこいのアイテムとなっています。
ウェアを問わず使えて汎用性が高い
オークリーはアメリカ発祥のブランドでスポーツ向けアイウェアで有名ですが、ウェア類も充実しています。
今回紹介するネックウォーマーは、シンプルなデザイン&モノトーンカラーなので、スノボウェアのデザインによらず合わせることができます。フリース素材は、保温性が高く、屋外の寒さ対策もばっちり。汎用性の高いデザインなので、日常からも使いたい人におすすめです。
ウール素材ながらも滑らかな肌触りの素材
ストリート系のファッションや、数々のスポーツチームとのコラボで有名なキャップの王道であるNEW ERAから出ているネックウォーマーです。素材はアクリル、ナイロン、ウールを混紡することで、チクチクとなりがちなニット系素材特有の弱点を抑えています。
素材のソフトな肌触りから、ネックウォーマーだけでなくヘアバンドとしても使えることから、汎用性の高い使い方をすることができます。
保温や速乾機能もあるハイテクウォーマー
本格的なトレイル系のアウトドアアパレルから、お洒落なタウンユースアパレルまで手掛けるアウトドアブランドのザ・ノースフェイスによるネックウォーマーです。
体から発せられる熱を利用することで、保温性を高めるハイテク繊維や光電子をミックスし、サーモライト素材で作られているネックウォーマーです。伸縮性があり、ソフトな手触りなのですが立体的な形状で不快感なくどこでも使うことができます。
フリースを二枚重ねした、ふわふわ肌触りが特徴
チャムスのbonding fleeceは、一枚だけでも暖かいフリースを二層に組み合わせるだけでなく、その間に防風フィルムを挟んでいます。そのため暖かさはもちろん冷気もしっかりと遮断することができます。
服の下に仕込んでもかさばらない厚さですが、毛足のながいふわふわの肌触りが心地よいです。アウトドアだけでなく普段のアクセントとしても使うことができるアイテムです。
ウィンドストッパー素材で冷たい通気を通さない
フルフェイスタイプのウォーマー。防風透湿性素材「ウインドストッパー」を首元に採用しているので、冷気を遮断できるのが魅力。また頭頂部はメッシュ素材を使用し、ヘルメット着用時の通気性とヘルメットのフィット感を確保しています。
カラフルでかわいいデザインを楽しむ
カラフルなデザインが楽しいザッソのネックウォーマー。全体のコーディネートのアクセントとして身に着けたい商品です。サイズはフリーですが、長さが50cmほどあり、伸ばして使うとフェイスウォーマー的に使えるので、着こなしに幅が持たせられます。2020-2021最新モデルです。
タウンユースもできそうなシンプルデザイン
スノーボードに関わる商品やアイテムを多く展開している「BURTON」のスノボネックウォーマーです。フリース素材は肌ざわりもよく、防寒性と速乾性にすぐれた定番素材。口を覆うフェイスマスクも兼ねますが、息苦しさを感じるという方には短めにして使うのが向いています。
どんなウェアにも合わせやすいシンプルな色合いと比較的リーズナブルな点もうれしいポイントです。フリースならではのやわらかな肌ざわりを好む方にイチ押しです。
おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする スノボネックウォーマーの売れ筋をチェック
Amazon、Yahoo!ショッピングでのスノボネックウォーマーの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
ネックウォーマーの付け方

Photo by Max Kukurudziak on Unsplash
ネックウォーマーの着用方法は、頭からすっぽり首にはめるだけと簡単。鼻や口を寒さから守る場合はネックウォーマーを顔まで伸ばしてあげましょう。ゴーグルをかぶせてしまうと曇りの原因となってしまうので気を付けてくださいね。
上でも紹介しましたが、メーカーやブランドによっても製品の特徴に違いがあります。防寒性能や着用方法など、使い勝手が良いものを選ぶようにしましょう。
そのほかのスノボ製品の記事もチェック! 【関連記事】
蒸れない心地のいいネックウォーマーを選ぼう
本記事では、スノボ用のネックウォーマーについて、タイプごとの特徴や選び方、そしておすすめ商品を紹介しましたが、いかがでしたか?
商品を選ぶ際は、ロングか、ショートか、タイプごとの特徴を抑えた上で、素材をチェックしておきましょう。また、ドローコードがあれば調整などが可能で使い勝手もよく、さらに「2way」「3way」できるものであれば、よりシーンに合わせて使えます。
最後にデザイン性や、季節や地域に合う機能性などもチェックすると、より自分が欲しいと思えるネックウォーマーに出会えるでしょう。
スノボネックウォーマーは、スノーボードを快適に楽しむためのアイテムのひとつ。ウェアやボード、ブーツに比べて比較的安価なので、使う地域や季節、その日の気分に合わせて、カラーや形状別に複数持っていてもいいです。
種類が多い分ほかの人と被らない可能性も高いので、自分の個性を出せるお気に入りのネックウォーマーをぜひ見つけてください。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
京都府舞鶴市生まれ。日本体育大学卒。SIA(日本プロスキー教師協会)教育部技術委員スノーボードデモコーチ。力学に基づいたスノーボード理論を2006年に構築。 著書に「もっとカッコ良く滑るスノーボード」(メイツ出版)、「はじめてでも絶対うまくなるスノーボード」(主婦の友社)、自費出版によるe-book「もっと優雅にカッコ良く滑るスノーボード」(Kindle)などがある。 人の骨格やバランスに応じたレッスン・バインディングのセッティング診断に定評あり。スノーシーズンは主に、神立スノーリゾート(新潟県)で自身のレッスンプログラム「超塾」を開催。夏場は地元舞鶴市にてスクーバダイビングとSUPのガイドをしている。