「三温糖」のおすすめ商品の比較一覧表
三温糖の選び方 原料の違いやカラメル色素などをチェック
フードアナリストで日本体質改善協会代表の平林玲美さんに、三温糖を選ぶときのポイントを教えてもらいました。三温糖選びにお悩みの方はチェックしておきましょう!
原材糖の種類をチェック 「さとうきび」が多いが「てんさい」の商品も
日本体質改善協会 代表、フードアナリスト
三温糖の原材料は「さとうきび」を蜜状にした原料糖が一般的ですが、中には「てんさい」の原料糖をブレンドしているものもあります。さとうきびだけを使用した三温糖は甘みが強いため、しっかりとした味わいを求める方におすすめです。
比較して、カブのような野菜の根から作る「てんさい」をブレンドしたものはすっきりとした上品な甘さが特徴なので、甘さ控えめがお好みの方はブレンドタイプが良いでしょう。
カラメル色素不使用ものを選ぼう
日本体質改善協会 代表、フードアナリスト
三温糖の茶褐色は、本来加熱処理の過程で色づいたナチュラルなもの。しかし、中には「カラメル色素」という着色料を添加しているものもあります。
もちろん健康に害があるわけではありませんが、ナチュラルなものに比べて三温糖の風味や甘みが薄れてしまうのは事実。三温糖本来の味わいを楽しむためにも、できるだけ「カラメル色素不使用のものを選びましょう。
用途によって粒の粗さもチェック
日本体質改善協会 代表、フードアナリスト
三温糖は、白砂糖のようにサラサラとした目の細かいものと、ザラザラと目の粗いウエットなものとで質感やおすすめの使用用途が異なります。
サラサラタイプは水に溶けやすいのでスープやコーヒー、お菓子作りなどに向きます。目の粗いものは目の細かいものよりもしっかりと味がつくので、下味や炒め物、煮物などに使用したいときにおすすめです。
保存しやすいか、量はどうか
三温糖のおすすめ15選
フードアナリストで日本体質改善協会代表の平林玲美さんおすすめ商品などを紹介します。フードアナリスト目線で選ばれたおすすめ商品は要チェックです!







通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 三温糖の売れ筋をチェック
楽天市場、Yahoo!ショッピングでの三温糖の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
三温糖、上白糖(白砂糖)、てんさい糖の違いは? サトウキビやてんさいなどの原材料は同じ
お砂糖は大きく分けて「分蜜糖」と「含蜜糖(がんみつとう)」に分けられます。
「分蜜糖」は精製された砂糖
「含蜜糖」は精製されていない砂糖
「精製」とは、原料である「さとうきび」や「てんさい」の主成分であるショ糖の純度を高くしたもの。それらは、甘さを生かすため原料にふくまれるその他の栄養成分が取り除かれてしまっています。
お菓子作りにあうのはグラニュー糖、上白糖、三温糖など
「分蜜糖」にはグラニュー糖、上白糖、糖液を数回加熱してカラメル色をつけた三温糖や、ザラメ糖、氷砂糖などがあります。甘さを生かしたいお料理や製菓には、これら分蜜糖が多く用いられています。
和食や素材を生かす料理にあうのはきび糖、てんさい糖など
精製されていない「含蜜糖」のお砂糖は、さとうきびや甜菜(てんさい)=砂糖大根から作られたものが主流で、「黒砂糖」「きび糖」「てんさい糖」などがあります。
●それぞれの特徴をご紹介します。
「黒砂糖」は一番甘さや風味の個性が強い
「きび糖」は黒砂糖よりまろやかな甘さでコクがある
「てんさい糖」は砂糖大根らしい素朴な甘さが特徴
和食や素材の味を活かしたい料理にはきび糖やてんさい糖が良く、黒砂糖は色が黒くなっても良いソースや深いコクを出したいお料理に適しています。
気になる三温糖のカロリーは? 大さじ1は何グラムで何カロリー?
三温糖と上白糖の気になるカロリー(エネルギー)は?
「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」によれば、
●三温糖
100ℊあたり383kcal
大さじ1(9g)は34kcal
●上白糖
100ℊあたり384kcal
大さじ1(9g)は35kcal
三温糖はコクがあるため、料理に深みを与えてくれますがカロリーは高いので、上手にとりいれてくださいね!
保存しやすさもチェックしておこう
日本体質改善協会 代表、フードアナリスト
砂糖は比較的保存期間の長い調味料ですが、しっとりとしたウエットタイプの三温糖は乾燥すると固まりやすい性質を持っています。購入の際には生活スタイルに合わせた量のものを選ぶことも意識しましょう。
また、袋のまま保存ができるチャック付きタイプを選ぶのもおすすめ。乾燥だけでなくにおい移りも防げるので、専用容器がない方にとても便利です。
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三温糖本来のコクや甘さを堪能して! フードアナリストからのアドバイス
日本体質改善協会 代表、フードアナリスト
三温糖は製品によって原材料や製法が異なるため、味や栄養価にばらつきがあります。特に、カラメル色素を添加したタイプは三温糖本来のコクや甘さ、風味を十分に感じられないのでしっかりとチェックするようにしましょう。
ご家庭の砂糖を上白糖から三温糖に初めてシフトするのなら、さらっとした粒子の細かいタイプがおすすめ。比較的マイルドな甘さなので、どんなお料理にも使用しやすいと思います。慣れてきたら、使用用途やお好みの味わいに合わせて複数を使い分けるのも◎。三温糖は日本特有の甘味料なので、ぜひその味わいを楽しんでみてください。
フードアナリストで日本体質改善協会代表の平林玲美さんへの取材をもとに、三温糖の選び方とおすすめの商品をご紹介しました。自然で優しい甘みが楽しめる三温糖は、料理やお菓子にコクを与えてくれます。また、目の細かさの違いや風味の違いなどで、使える用途も変わってきます。平林さんのアドバイスのように、まずはさらっとした三温糖から選び、慣れてきたらいくつかの三温糖を使い分けるのもいいですね。自分にぴったりの三温糖を見つけてくださいね。
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個々の体質を根本から改善し、内側から美しくなれる食事法を普及すべく「日本体質改善協会(JPCIA)」を設立。 オンラインによる個別指導の他、パーソナルジムやエステサロンと提携し、体質改善を目的とする食事指導を行う。 また、各種メディアにて食にまつわる美容・健康情報や今日から取り入れられる簡単ダイエット・体質改善メソッドを発信している。 フードアナリスト協会主催・食の親善大使「第4回食のなでしこ」グランプリ受賞。