納豆は健康維持や美容にうれしい栄養素が豊富! 積極的に摂ろう!
納豆は大豆を原材料として作られていますが、その大豆は「畑の牛肉」とも称されるほどのすぐれた植物由来のタンパク源を保有しています。さらにそれだけでなく、ビタミンやミネラル、脂質、必須アミノ酸といった各種の栄養素を豊富に含んでいるため、健康維持にも役立ちます。
加えて、大豆色素の構成要素であるイソフラボンのほか、ビタミンBや亜鉛、コンドロイチンなど、美容にうれしい栄養素も豊富に含んでいます。健やかな体づくりへの関心が強い方は当然のことながら、心身の美しさに心をくだいている方も着目したい発酵食品のひとつです。
納豆の選び方 ポイント解説!
一言で「納豆」といっても、そのブランドやこだわり、種類などは実にさまざまです。ここからは、納豆選びのポイントを紹介していきます!
ポイントは下記の4つ。
【1】豆の大きさ
【2】豆の種類
【3】カロリー
【4】容器
上記のポイントを押えることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】豆の大きさで選ぶ
豆の大きさによっても呼び方が異なる納豆。大粒・小粒・極小粒・ひきわりなどがあります。
大粒は、豆の味をしっかりと味わうことができて噛みごたえがあるので、ひと昔前に一般的だった納豆です。しかし最近は、ごはんにのせて食べやすいということで、小粒や極小粒が主流となっています。
また、豆をこまかく刻んだひきわり納豆や刻み納豆は、乳幼児の離乳食や和え物などにも使いやすいです。
【2】豆の種類で選ぶ
納豆には一般的な黄大豆を使用したもの以外に、枝豆、黒豆などさまざまな種類のものが売られています。
黄大豆はクセがなくあっさりとした味が特徴の一般的な納豆で、ごはんにかける以外にも料理にも幅広く使えます。
枝豆は豆の香りが強く濃厚な味が特徴で、そのまま、もしくはシンプルにごはんにかける食べ方がおすすめです。
またお正月にも用いる黒豆は、味が濃く香ばしい香りが感じられます。特徴的な色や香りをたのしんではいかがでしょうか?
【3】ダイエット目的ならカロリーも確認しよう
「ヘルシーフード」というイメージがある納豆。しかし、カロリーがゼロではありません。カロリー量は食べる納豆の量によっても左右されますので、買う前にパッケージに書かれている内容量やカロリーを確かめるようにしましょう。
一般的に広く販売されている正方形のパックには、ひとつあたり約45~50gの納豆が入っていて、そのカロリーは30~40kcalほどです。加えて、マヨネーズなど、熱量の高いものをトッピングしたり、カレーや納豆パスタといったほかの食材と合わせることで、さらにカロリーは増します。
健康や美容によいからと食べ過ぎてしまっては本末転倒です。1日に1~2パックをめどにして、ほかの食材とのバランスも考慮しながら摂取するとよいでしょう。
【4】容器によって風味や扱いやすさが違う
納豆のパッケージにもいろいろな種類があります。スーパーやコンビニなどでも見かける発泡スチロールのパックは、製造工程において品質の管理がしやすく保管も便利。パックをお皿がわりにして食べきることができるのもうれしいポイントです。
一方藁(わら)や松の経木に包まれたタイプは、その香りが納豆に移るので風味を楽しめるのが特徴。品質管理などは難しいですが、風味を楽しみたい方におすすめです。
納豆のおすすめ26選 小粒タイプや藁に入ったタイプも!
ここからは、数ある納豆のなかからおすすめの商品を紹介していきます! スーパーやコンビニで安い値段で市販されているものや、通販でお取り寄せできる高級品も厳選しています。
極小粒大豆で食べやすい&合わせやすい
契約栽培された専用品種の極小粒大豆を使用し、赤ちゃんからお年寄りの方まで、誰もが食べやすい形となっています。
特製たれが納豆の味をいっそうひきたたせており、このタレなしではおかめ納豆は語れません。ご飯に味噌汁といったオーソドックスな食べ方から、夜食としてうどんやカレーのトッピング、納豆パスタにも合いますよ。
大豆と鮭節のコラボを満喫できる
畑の幸である納豆と、鮭節を用いた「おかか」という、北海道の大地の恵み&海の幸との2大産物の組み合わせが絶妙な一品。ご飯とよく絡む超小粒タイプなのも特徴です。
一般的な納豆のタレはついていませんが、鮭節との組み合わせという新たな世界を楽しむことができますよ。
※Amazonは6個、楽天市場・Yahoo!ショッピングは1個の価格です。
高級国産大豆と手作業にこだわった一品
佐賀県産の高級国産一等大粒大豆と、霧島山系の脈流地下100mの天然裂罅水を使用した贅沢な納豆です。大豆を洗うところからすべて手作業というこだわりぶり。
機械に頼らない、丹念な仕上がりが魅力です。納豆好きはもちろん、そうでない方にも一度食べていただきたい一品です。
パキッと割ってすぐに食べられる!
納豆の種類は数多けれど、多くの納豆が持つ共通の悩み、「食べるまでの過程が面倒」な点を解決した商品。 ふたを切り離してパキッと割るだけで納豆にタレがかけられ、そのまま食べることができます。
さらに、ねばりが控えめなオリジナル納豆菌を使うことで、水分&糸引き控えめ、やわらかくとろけるような食感になりました。糸引きが控えめなので、お菓子、おつまみとしても食べやすいですよ。

小粒で食べやすいわら納豆
かわいらしいクマのイラストが目を引く「くま納豆」。北海道産のゆきしずかという品種を100%使用した、ふっくらやわらかな食感が特徴の納豆です。
地元倶多楽山(くったらさん)系のミネラルたっぷりの水が使われています。全国納豆鑑評会で受賞していて、その味は折り紙つき。
わらで自然発酵させたこちらの商品ですが、わらで包む際、イグサを入れることで特別な香りを生み出しています。
小粒タイプなので、ごはんと一緒に食べたい方におすすめです。


老舗メーカーの納豆食べ比べセット
納豆といえば茨城県が有名ですよね。秋山食品は茨城県稲敷郡生板(まないた)で50年以上納豆を作り続けるメーカーです。
こちらは国産有機大豆ゆきしずかと国産のスズマルをそれぞれ使用して作り上げた、2種類の納豆セットです。
ユキシズカ・スズマルともに小粒の品種で、納豆用の大豆として近年人気があります。とくに国産有機大豆ゆきしずか使用の納豆は、タレやからしも有機栽培のものを使用しています。
なかなか大豆の品種の食べ比べをする機会はないと思うので、ぜひこの機会にいかがでしょうか。

洞爺湖サミットの朝食で提供された納豆
こちらの納豆は、なんとあの洞爺湖サミットの朝食で各国の主賓に提供されたものです。
そのこだわりはほかの商品とは一風異なっています。鹿角霊芝(ろっかくれいし)というキノコと納豆菌を一緒に発酵させ、ヒーリングサウンドを聴かせて菌を活性化させ、独特のコクとまろやかさを生み出した商品です。
タレは保存料や着色料、化学調味料不使用という点も安心できますね。プレミアムな納豆を試してみたいという方におすすめです。
おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 納豆の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの納豆の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
納豆の賞味期限に関するアドバイス トータルフードアドバイザーより
ネットで大量購入した場合には冷凍保存がおすすめ!
納豆をネットなどでお取り寄せする際は、スーパーで購入するのと異なりどうしてもまとまった量になってしまいますよね。納豆の賞味期限は製造から10日以内程度です。
風味をそのままたのしみたい場合は、冷凍保存しましょう。解凍する際は自然解凍がおすすめです。
納豆の美味しい食べ方 アレンジレシピを紹介!
ここからは、納豆の美味しい食べ方を紹介していきます! メインやおかずとさまざまな料理にアレンジできますよ。
納豆とオクラのねばねばパスタ
通常のパスタを作る工程でパスタを茹で、茹で上がりの1~2分前くらいにオクラを加えて茹で、水気を切って食べやすい大きさに切ります。
オクラと納豆、適量のめんつゆを入れて混ぜ、パスタとバターを加えてさらに混ぜて胡椒を振って出来上がりです。バターとパスタはフライパンで炒めてもOK。ほかに高菜などの具材を加えるのもおすすめです。
納豆キムチチャーハン
フライパンに油ととき卵を入れ、卵が半熟になったらご飯を入れてよく混ぜます。火を強火にして、再び40秒ほど炒めます。いったん火を切って、水気をよくきったキムチと納豆、お好みで塩や一味を少々入れ、強火で2分ほど炒めます。粉チーズと納豆のたれを入れて30秒ほど炒め、器に盛りつければ完成です。
納豆オムレツ
マヨネーズと卵を十分に混ぜ合わせます。混ざったらフライパンにバターを入れてコンロに火をつけ、卵を流し入れてかき混ぜたら火を弱めます。卵の上にたれと混ぜた納豆を入れ、好みでネギのみじん切りととろけるミックスチーズを入れ、オムレツを作る要領ではさみ、両面焼きます。器に盛りつければ完成です。
ご飯のおともならこちらもチェック! あなたにおすすめ!
いろんな納豆を食べ比べてお気に入りを見つけよう いかがでしたか?
納豆というと、ついつい、スーパーやコンビニでいつも同じものを購入しがちです。しかし、その世界は実に奥深く、原材料から製法、パッケージに至るまでまさに多種多用。小腹がすいたときにお菓子感覚で気軽に食べられるものから、名人が丹誠込めて作り上げたこだわりの逸品まで、本当に幅が広いです。また、納豆に添えられているたれやからしにも作り手のこだわりと愛情が詰まっています。
今はAmazonや楽天市場などの通販サイトでも手軽にさまざまな納豆が購入できますので、思い切ってふだん食べたことのない新しい種類の納豆に挑戦してみてはいかがでしょうか。これまで想像もしなかったような発見があるかもしれませんよ。
また、納豆はただ白いご飯にかけるだけでも美味しいですが、いろんな食材との相性が抜群。さまざまな食品と組み合わせたり、納豆クッキングにチャレンジしてみるのもよいですね。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
埼玉県出身。4人の子育て中のワーキングママ。 学生のころから美味しいものに目覚め、管理栄養士と料理講師の二足のわらじで、栄養相談・メニュー開発、講演会活動、フードコーディネートまで様々なジャンルで活動中。 趣味は家庭菜園と子どもが喜ぶ満足度の高い公園探し。