脱臭機とは? 空気清浄機との違いって?
脱臭機とは、ホコリやチリ、菌などが発する臭いにおいを、フィルターやオゾン、イオンなどの物質を使って分解や除去を行い、臭いを除去してくれる機械のことを指します。
家庭内には、キッチンやトイレといった臭いが発生しやすい場所や、人やペットのいることが多いリビングや車の中など、臭いが気になるところが多々あります。そんな場所に設置し、臭い取りとして活躍してくれます。
脱臭機と空気清浄機の違いは?

出典:マイナビおすすめナビ

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脱臭機は、おもに部屋のなかの菌やウイルスに起因するいやなニオイを除去する目的で使われます。よく似た家電に空気清浄機がありますが、これは花粉や空気中のホコリやダニをきれいにすることに使います。
部屋のなかのニオイが気になるという方は脱臭機を、花粉症の人や、小さい子どもさんがいるような方には空気清浄機を選ぶことをおすすめします。
脱臭機の選び方 種類や脱臭方式、適応範囲などをチェック
脱臭機の選び方のポイントは下記の通り!
【1】ニオイの原因や場所に合わせる
【2】脱臭したいニオイに合う「素材」
【3】適応範囲
【4】電源タイプ
【5】形状やサイズ
【6】静音性
【7】空気清浄や加湿機能
上記のポイントをおさえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】ニオイの原因や場所に合わせてタイプで選ぶ
脱臭機の脱臭方式には、大きく分けて「吸引方式」と「放出方式」の2つがあります。ニオイに対するアプローチ方法が異なるので、脱臭したいニオイに合うものを選びましょう。
▼吸引方式
キッチンのゴミ箱やトイレ、車のなか、ペットのニオイなど、気になる場所をピンポイントで脱臭したい時におすすめ。
おもに活性炭や光触媒などを利用したもので、ニオイをもとから吸収できます。
▼放出方式
部屋全体のニオイを脱臭したい場合におすすめ。イオンやオゾン、フィトンチッドなどの成分を消臭器から出すことで、空間のニオイを分子レベルで分解し、脱臭してくれます。
【2】脱臭したいニオイに合う素材を選ぶ
脱臭機のなかのニオイを除去してくれる素材には機種ごとに違いがあり、それぞれ得意とするニオイも違います。ここでは、脱臭機のニオイを除去してくれる素材を見ていきましょう。
活性炭|いろんな種類のニオイに有効


活性炭は、炭をさらに熱して作るものです。
炭を加熱処理して作る活性炭は、無数に空いた孔のよってニオイを吸着し除去してくれます。冷蔵庫や靴箱、タバコのニオイやペット臭、介護時のアンモニア臭など、いろんな種類のニオイを取り除くのが特徴です。
ホームセンターなどでも手軽に手に入れることができ、コストパフォーマンスも高い、というメリットがあります。一方、脱臭については、活性炭の表面製や部屋のなかのニオイの濃度でも大きく異なります。脱臭しなくなった、と感じたら早めに取り換えましょう。
塩素(次亜塩素酸)|菌が原因で発生する生活臭に


菌が原因で発生するさまざまな生活臭には、ニオイのもとから解決する塩素(次亜塩素酸)を使用した脱臭機がおすすめ。
塩素がニオイの元と反応して菌を分解。素早く除菌・消臭するので、気になるニオイを抑えることができます。
オゾン|使い方をしっかり守って使えば強力な脱臭力を発揮
悪臭分子と結合することで、除菌や脱臭に威力を発揮するオゾン。ニオイを吸着するのではなく、悪臭分子を酸化分解するので非常に強い脱臭力を持っています。オゾンを素材としている脱臭機は、フィルター交換やオゾンの補充などしなくても脱臭が持続する、というメリットがあります。
一方、人体に影響がある素材ともいわれており、説明書をよく読み使い方を守って使う必要があります。
フィトンチッド消臭|キッチンの生ごみ臭におすすめ
フィトンチッドとは、樹木が発する揮発性物質で本来は樹木が自身を守るために発散するもの。脱臭機にはこのフィトンチッドを消臭成分として使っているものがあります。
もともと微生物を抑制するという作用を持っているため、菌に由来するニオイ、たとえば排水溝や生ごみなどの雑菌によるニオイには強い力を発揮します。天然由来の成分というところもひとつのポイントです。
【3】適応範囲もチェック!
脱臭機は方式の違いもありますが、それ以上に対応可能な畳数でモデルが異なります。たとえばリビングに置くのであれば、10畳以上に対応するモデルを選択しないと脱臭がなかなかできない場合があります。
畳数があっていても、吹き抜けだったり天井が高かったりするとニオイを取り除きにくい場合もあり、基本的には、使用したい部屋の畳数よりある程度余裕を持ったものを選択するほうが無難です。余裕のあるものを使用することで、より脱臭を実感できます。
【4】使用する場所に合わせて電源タイプを選ぶ
脱臭機には、部屋に据え置きできるコンセントタイプと、車内などにも手軽に持ち込める乾電池or充電タイプがあります。
リビングや自室のタバコ臭、ペットのトイレやゲージ近くなど、長時間使用してニオイを根本から脱臭する場合はコンセントタイプがいいでしょう。逆に、クローゼットや車内、デスクの上の脱臭であれば、持ち運びがしやすい乾電池or充電タイプの脱臭機がおすすめです。
脱臭機と言われると据え置きのコンセントタイプしかないと思われがちですが、様々なサイズ・電源タイプが販売されています。用途に合わせて選んでみましょう。
【5】目的に似合わせて形状やサイズを選ぶ
どのようなものを脱臭したいかに合わせて、サイズや形状もチェックしましょう。衣類についたタバコなどのニオイを消したい場合は、ハンガータイプの脱臭機がぴったり。また、靴の中に入れて使えるタイプもあります。
部屋全体を脱臭するよりも、衣類などをピンポイントに脱臭したい場合は使いやすい形状のものを選ぶと効率的に効果を得られますよ。
【6】リビングや寝室で使うなら静音タイプを
脱臭機を使用する際には稼働音が発生します。寝室・リビングなどのスペースで使用する時には、稼働音が気にならない静音性が高いものを選ぶことが重要です。
静音性は、「dB(デシベル)」で表記される騒音値で判断します。30dB程度であればあまり気にならずに過ごせます。赤ちゃんがいる部屋など、できるだけ静かなものを探している場合は、騒音値がより低いものを選びましょう。
【7】空気清浄や加湿機能があれば活用の幅が広がる
脱臭機にプラスアルファで空気清浄機能や加湿機能が付いていると、家中で活用することができます。空気清浄機についている脱臭機能は効果に偏りがあるので、よりニオイ対策を重視するなら脱臭機にそれらの機能を搭載したものを選んだ方が効果的です。
省スペースで複数の機能を使えるので、付加機能が付いたモデルを一台持っておくと便利でしょう。
脱臭機の人気メーカーをご紹介
ここでは、脱臭機が人気のメーカーをピックアップしてご紹介します。各メーカーの特徴を抑えて、商品選びの参考にしてみてくださいね。
富士通ゼネラル|「PLAZION(プラジィオン)」シリーズを展開
エアコンの「ノクリア」シリーズでおなじみ富士通ゼネラルは、自然で快適な空間をつくる空調機器を製造・販売する国内メーカーです。
富士通ゼネラルの空調機は、「金属酸化触媒フィルター」や「低濃度オゾン」など、さまざまなニオイに対応して機能を充実させた「PLAZION(プラジィオン)」シリーズを展開しています。
リビングや寝室など広いスペースに対応したものから、トイレやペット用のコンパクトなものまで幅広く商品を展開しているので、ニーズに合った商品がきっと見つかります。
Panasonic(パナソニック)|「ジアイーノ」シリーズを展開
大手家電メーカーのパナソニックは、高性能の脱臭機が人気です。空気清浄機能の「ナノイーX」を搭載した脱臭機や、次亜塩素酸でニオイのもとから分解・除菌する「ジアイーノ」シリーズを展開しています。
サイズ展開も豊富なので、部屋の広さに適したモデルがきっと見つかります。
SHARP(シャープ)|「プラズマクラスター」を搭載した実力派
大手家電メーカーのシャープは、独自開発した空気浄化技術の「プラズマクラスター」を搭載した脱臭機を展開しています。
プラズマクラスターには、衣類についたタバコや汗のニオイ、生乾き臭やペットのニオイを消臭するほか、浮遊ウイルスや浮遊菌の作用を抑える効果も。スリムなデザインもあり、インテリアに合わせて選ぶことができるのも特徴です。
脱臭機のおすすめ17選 パナソニックや富士通、シャープも!
ここからは、脱臭機のおすすめ製品を紹介していきます! 安い値段で買えるものもあるので、ぜひチェックしてくださいね。
ニオイの種類に応じて3段階で脱臭する独自の「トリプル脱臭」で急な来客時やペットのニオイもしっかり脱臭してくれる富士通ゼネラルのプラズィオン。
高速メガフィルターを搭載し、取り込んだニオイを強力脱臭してくれます。また、わずかに残ったニオイもオゾンで徹底脱臭。カーテンやソファなど染みついたニオイも脱臭できるので気になる方はぜひ、チェックしてみてください。
約20畳の広い空間も対応する、静音設計の脱臭機
マクセルの脱臭機は、約20畳までの空間に対応している脱臭機です。3段階のオゾン風量切り替えが可能で、もっとも強いモードであれば広いスペースでも空間のすみずみまでオゾンが届き、脱臭をしてくれます。
静音設計で寝室などでも快適に使用できます。また、24時間連続して使用しても電気代が非常にリーズナブルに押さえられるのもうれしいポイントです。
オゾン脱臭×加湿機能搭載
パナソニック「ジアイーノ」シリーズの最新モデルです。ニオイセンサー・温度センサー・湿度センサー・照度センサーを搭載し、そのときの状態に合わせて快適な空間へと空気を生まれ変わらせます。
タバコや焼き魚のニオイ、ペットや介護に伴う生活臭も次亜塩素酸のチカラでスッキリきれいに。加湿モードを搭載しているので、乾燥する季節は加湿器としても大活躍します。一年中手放せない家電になりそうですね。
スタイリッシュなステンレスボディ
生活臭の脱臭に特化した除菌脱臭機。トイレや生ごみ、排水溝といった日常的に使う場所から排出されるニオイ成分(アンモニア、硫化水素、メチルメルカプタン、トリメチルアミン)をオゾンの力で分解・脱臭し、心地よい空間へと変えます。
人感センサーを搭載しているので、人やペットが近づくと風量を強めて脱臭パワーを自動で調整します。
ボディには、ステンレスと抗菌加工を施した樹脂素材を使用。衛生面もさることながら、上質な機能美を感じるデザインとなっています。
ペットも人も気持ちい空間に
ペットがいる家庭におすすめの脱臭機。汗臭や体臭、尿臭(アンモニア)を取り除き、人もペットも心地よい空気に生まれ変わります。
静音モード使用時の運転音は約26dBなので、ほとんど気にならない静かさ。ペットや赤ちゃんの近くでも安心して使うことができます。
除菌脱臭機とは思えないドーナツ型のお洒落なデザインは、お洒落にこだわる人にもぴったり。別売りのアクセサリーを使えば、スタンドライトやウォールクロック、ペンダントライトとしても使うことができます。
コンパクトサイズながら多彩な機能をもつ脱臭機
脱臭、ホルムアルデヒド除去、マイナスイオン空気浄化など多彩な機能を持った脱臭機です。リーズナブルながら、浴室、寝室、保管室、ガレージ、クローク、ペットなどさまざまなシーンにコンパクトに設置できるので、多様な場所で脱臭することができます。
オゾンの発生サイクルを変更できたり、マイナスイオンを発生したりと脱臭機能も充実しています。
次亜塩素酸を用いて空気を洗う脱臭機
次亜塩素酸を用いて空気を洗うという発想で作られたPanasonicの「ジアイーノ」。近年、消毒液などでさまざまな場面で見ることの多い次亜塩素酸なので、名前を知っている人も多いのでしょう。
空気を洗うといっても空気清浄機ではなく、除菌や脱臭に力を発揮する家電です。除菌までできるので人体への影響も心配されるところですが、ジアイーノの次亜塩素酸水溶液は低濃度なので、心配がありません。
3つの力で強力に脱臭できる脱臭機
プラズマイオンとオゾン、そして高速メガフィルターIIIの3つの力で部屋を脱臭し、空気をきれいにする脱臭機です。空気中のホコリやPM2.5などを除去してくれる集じん機能もついています。
脱臭機能については、8畳間でペット臭はわずか5分、タバコ臭はわずか2.5分というスピードでニオイを吸着・分解して脱臭してくれます。わずかに残ったイオンもオゾンで脱臭してくれるのもうれしい機能です。
お部屋すっきり!壁掛けタイプ
吸着フィルターを使用せずに、光触媒フィルターであらゆるニオイやカビ菌を強力に脱臭・除菌。ご家庭の環境にあわせて、ニオイ感知センサーの感度を設定できます。
とてもおしゃれな壁掛けタイプでインテリアを邪魔しないスマートなデザイン。薄型で自然になじみます。手入れも簡単なところもポイントで数ヶ月に一度、水かぬるま湯につけ置き洗いするだけです。

富士通ゼネラル『プラズマイオン 加湿脱臭機(DAS-303E)』
ニオイをすばやく除去! 加湿機能もそなえた1台
脱臭機の老舗(しにせ)、富士通ゼネラルの20畳モデルです。こちらの脱臭能力は「ペット臭5分、タバコ臭2.5分」とメーカー説明にあるように、ニオイの吸着、分解、除去の速度が非常に早いです。
その理由は、機械の上下左右4方向からの強力吸引と、ニオイの元を酸化分解させる脱臭システム。さらに24時間ごとの高温クリーニングにより、フィルターに残ったニオイもしっかり取り除きます。
加湿機能もそなえており、冬場の乾燥しがちな大きな空間もしっかりカバー。リビングのペット臭やタバコ臭などが気になる方にピッタリの商品です。
※本商品から放出されるオゾン濃度は低く、人体への影響はありません。(富士通ゼネラルのメーカー公式サイトより)

上着だけでなくボトムにも対応のハンガー型脱臭機
パナソニックが開発した、洋服をかけるだけの脱臭ハンガーです。
電源が必要になるため、近くにコンセントが必要なこと、多少の動作音がデメリットですが、それを補ってあまりある脱臭機能と除菌機能をもっています。
以前の機種は、上着のみに対応しボトムには利用できませんでしたが、リニューアルしたことでその問題をしっかりとクリアしています。付属の衣類カバーをかけると、上着の外側もしっかりと除菌してくれます。
毎日着るジャケットなどのニオイが気になる方に、ぜひともおすすめしたい商品です。

コスパのよいロングセラーモデルの脱臭機
16畳まで使用可能で、コストパフォーマンスのよい東芝のロングセラーモデルです。無香料の消臭ジェルを使用し、ニオイの原因になる分子にのみ作用して分解、脱臭します。
さらに、設定した以上に強いニオイを感知した場合にだけ動作するセンサーモードを搭載しており、効率的な運転と電気代の節約がはかれます。
とりあえず部屋に脱臭機を置いておきたいという方におすすめです。
強浄化機能プラズマクラスターNEXTで強力消臭
プラズマクラスターは、イオンを発生させることで消臭する機能。このDY-S01に搭載されているプラズマクラスターNEXTは、取れにくいニオイを高濃度イオンですばやくしっかり消臭し、ニオイの原因菌の除菌までしてくれます。
さらにメーカー独自開発の高触媒脱臭フィルターは、光に反応してフィルターに付着したカビなどの菌の働きを抑え、ニオイ物質を分解してくれます。そのため面倒なフィルターの交換は基本的に不要でランニングコストも抑えられるのは嬉しいですね。
50畳の広さまで使える脱臭機
オゾンとマイナスイオンを搭載し、ニオイの分子を酸化しもとから消し去ってくれる強力な脱臭機能を持っています。脱臭範囲が50畳まで可能と、非常に広いのが特徴で、家庭のリビングやダイニングはもちろん、レストランや厨房など業務で使う場所の脱臭にも使えます。
PSE認証済みがついていることも使ううえでの信頼感につながっています。
コンパクトで高静音性!
コンセント差し込み型でとてもコンパクト。場所を取らずにこっそり脱臭することができるので、お部屋の雰囲気を邪魔しません。消費電力もわずか1Wなので、経済的です。
小型ですが、生活するなかでのいやなニオイの原因物質や有害物質を強力に浄化します。さらに強力な空気浄化能力を持ち、使用していることを忘れてしまいそうなほどの静音性の高さも魅力的。
赤ちゃんのいる方や就寝時もつけっぱなしにしておきたいという方におすすめです。
住宅用の小さなオゾン脱臭機!
お部屋のニオイを強力分解、さらに除菌もしてくれるJ-Force『オゾンの力 for ルーム』。内蔵充電池を搭載しているので、クローゼットなどの「臭いが気になるけど電源が無い場所」でも使用ができます。
面倒なフィルター交換などは必要ないのも嬉しいポイントですね。小さくとてもシンプルなデザインなので、一人暮らしの方や持ち運びしたい方にもおすすめです。

菌やウイルスを抑制し、脱臭に威力を発揮
TV番組で紹介されて以来、飛ぶように売れているパナソニックの空間除菌脱臭機です。「空気清浄機ではありません」というメーカー説明のとおり、集塵(しゅうじん)能力はほとんどありませんが、菌やウイルスの抑制や脱臭機能に特化しています。
空間を除菌しウイルスを抑制する能力が高いため、抵抗力の弱いお子さんや高齢者などがいらっしゃるご家庭で、とくに威力を発揮。しつこいニオイもすばやく脱臭してくれます。
ただし、脱臭時に使用する塩素の影響で、プールと同じようなニオイが少ししますので、そのニオイが苦手な方はご注意ください。
「脱臭機」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 脱臭機の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場での脱臭機の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
ニオイの種類に合った脱臭機のタイプは? お悩み別にご紹介!
ニオイの原因によって、選ぶべき脱臭機のタイプも変わってきます。ここでは、ニオイの悩み別におすすめな脱臭機のタイプをご紹介していきます。
タバコのニオイ
タバコのニオイの発生源は一か所にとどまらず、洋服やカーテンなど、部屋の様々な場所から発せられます。そのため、イオンやオゾンを使用した放出方式の脱臭機がおすすめ。
特にオゾンタイプなら、洋服やカーテンの繊維の奥に入りこみ、ニオイ菌を分解、除去してくれるので、タバコのニオイにピッタリです。部屋に充満したタバコのニオイもオゾンを放出し、脱臭してくれますよ。
ペットのニオイ
ペットのニオイの脱臭が目的の場合は「サイズ」と「静音性」の2つがポイント。
トイレの近くやゲージの近くに音が出る脱臭機を置くと、脱臭はできてもペットがそこに寄り付かなくなる場合もあります。ペットのトイレやペット臭の付いたゲージ、カーペットの近くでは、ペットが気になりにくいコンパクトサイズで、比較的静かなタイプの方がペットの生活も守れて安心です。
近年では、コンパクトサイズでもしっかり脱臭してくれる機種も多く存在しますので、ペットとの生活を一番に考えた機種を選ぶようにしましょう。
介護中・育児中のニオイ
簡易トイレやおむつなど、介護中や育児中のニオイには、イオンやオゾンを使用した放出方式の脱臭機がおすすめ。
介護中や育児中のニオイの原因は、アンモニアや硫黄など。そのニオイ成分を脱臭機から放出したイオンやオゾンがしっかり分解し、除去することで、ニオイの緩和が期待できます。
また、脱臭以外に意識したいのが除菌可能かどうか。介護や育児では室内の清潔さも求められるため、除菌機能がついているかどうかもポイントです。
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まとめ
この記事では、脱臭機の選び方とおすすめ商品をご紹介しました。一口に脱臭機といってもさまざまなタイプがありますので、一見なにを選んでいいかわからず迷うこともあるでしょう。
しかし、脱臭機のなかにも大空間で力を発揮するものや、コンパクトに設置できるものなどがあります。部屋のなかの生活臭はどうしても発生してしまいますが、ふとした瞬間に気になるのもよくあることです。気になり出したらぜひ一度本記事を参考に検討してみてください。
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