鮎竿のおすすめ10選 人気のシマノやダイワ、がまかつなど!
それではさっそく、釣りライターの中山一弘さんと編集部が選んだおすすめ商品を紹介します。

先進機能で釣りを簡単にしてくれる
ダイワのテクノロジーをふんだんに盛り込んでいながら、コストを抑えた製品『AVANCER(アバンサー) 早瀬抜』です。
最初から本格的な鮎竿がほしいと思っている人にはもちろん、ステップアップを考えている人にも扱いやすいロッドに仕上がっています。鮎釣りは特に穂先の感度が重要な釣りでもあるので、セーフティフックタイプメタカラマン仕様は釣りを有利にしてくれるはずです。いつまでも飽きのこないデザインもいいですね。

シマノ(SHIMANO)『ナイアード NF H2.75 85NF』
長竿と短竿のいいとこどり!
『NAIAD(ナイアード) NF H2.75 85NF』の8.5mというレングスは、長竿が持つ広いサーチエリアと、短竿の扱いやすさをあわせ時つ設定です。友釣りができるフィールドも幅広く、あらゆるポイントで使いやすい長さといえます。
上位機種ゆずりの機能も備わっているので、メインロッドとして将来に渡って活躍できるロッドです。ビギナーからベテランまで、あらゆる人におすすめできる製品ですね。

いろいろな釣りに使えるのが魅力
釣趣(ちょうしゅ)を超えた使い方ができる「BORDERLESS(ボーダレス)」シリーズのRモデルです。
鮎の友釣りはもちろん、サクラマスやアメマス、または渓流釣りの本流竿として大ヤマメにも対応できるのが魅力です。一本の竿でいろいろやりたい人にはとてもありがたいロッドですね。非回転式「超感」トップ、「スパイラルX」と、鮎の友釣りを有利にしてくれる機能も搭載しています。
「鮎竿」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 鮎竿の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの鮎竿の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
鮎竿の選び方 鮎釣り・友釣りに!
ここからは、釣りライターの中山一弘さんへの取材をもとに、鮎竿を選ぶときのポイントをご紹介。鮎竿は決して安い買い物ではないので、しっかりとポイントをおさえてください。ポイントは下記の5つ。
【1】扱える長さの竿
【2】鮎竿の調子
【3】重さは持ち重り感
【4】シマノとダイワ2大メーカーの特徴
【5】コストパフォーマンスで選ぶ
上記のポイントをおさえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】扱える長さの竿を選ぶ 鮎の友釣りでは9m程度が一般的!
9m並みの射程距離と8m並みの操作性をあわせ持つ、使い勝手のよさを追求したモデル。さまざまなフィールドに対応できる汎用(はんよう)性を備え、ビギナーからベテランまでおすすめです。
鮎の友釣りでは9m程度の竿がよく使われます。この長さを最初から扱えそうならよいのですが、「長竿に触れるのがはじめて」という人だとトラブルが多発する可能性があります。
7m、8mでも友釣りはできるので、無理をせず体力と技量に合わせて適切な長さを選ぶのもコツになります。いずれにしても7、8mの竿は支流用として川幅の狭い釣り場で使えるので、将来的に出番がなくなるということもありません。
投資が無駄に終わるということはないので安心してくださいね。
【2】鮎竿の調子で選ぶ 「先調子」「本調子」「胴調子」の3種類
鮎竿には「先調子」「本調子」「胴調子」の3種類があります。調子とは、竿の曲がり方のことです。それぞれ扱いやすさが異なりますので、選ぶときはしっかり確認しましょう。
初心者におすすめなのは「先調子」
竿の先端部分が曲がる竿のことをいいます。別名「7:3」とも呼ばれ、一般的なサイズの鮎を釣るのに適しています。初心者が入門用として選ぶのには最適ですが、先端しか曲がらないため、大物などには対応しづらいでしょう。
不意の大物にも対応できる「本調子」
竿の真ん中まで曲がるのが「本調子」です。別名「6:4」とも呼ばれ、柔軟性と操作性のバランスがよく中級者以上におすすめです。不意の大物にも対応してくれるので、鮎釣りがはじめてでも、釣りの経験者であれば本調子がおすすめです。
大物狙いの上級者には「胴調子」
竿の手元付近まで曲がるのが「胴調子」です。別名「5:5」とも呼ばれ、友釣りの大会やベテランに多く愛用されています。その柔軟性から大物に積極的にトライできます。ただ柔らかすぎて扱いに慣れていないと難しいかもしれません。
【3】重さは持ち重り感で選ぶ 一度は持って確かめよう
鮎竿は一日中手に持って使うことになります。早い瀬や、押しの強い流れのなかでオトリをコントロールするので、竿の重さは疲労度に直結します。
また、軽い竿でも「持ち重り」といって自分にとって重たさを感じるバランスに設定されているケースもあります。一度は店頭などで手に取って、実際に竿を伸ばしてみることをおすすめします。
【4】シマノとダイワ2大メーカーの特徴
シマノの鮎竿は強度が魅力
シマノの鮎竿は「Gクロスプロテクター」といった技術により、強度が高いのに軽量という特徴をもっています。比較的値段の高い鮎竿ですから、丈夫さは魅力的です。鮎釣り初心者からベテランまで豊富なラインナップも取り揃えています。
ダイワの鮎竿は感度が魅力
ダイワは「感性領域設計システムESS」という独自技術で耐久性を強化しつつ、表面加工に「ゼロコーティング」技術を採用することで鮎竿の感度を向上させています。シマノ同様、エントリーモデルから玄人向けのモデルまでラインナップ。
どちらも日本を代表する釣りメーカーですから、何を選んでもまず安心でしょう。
【5】コストパフォーマンスで選ぶ 鮎竿は値段が高い?
鮎竿は驚くほど高価なロッドがラインアップしているので、初心者には敷居が高く感じられると思います。
これは鮎の友釣りが古くから競技として成立していることに起因します。大会では一匹を争う釣りを展開しますから、少しでも軽く、少しでも取り込みやすい竿を求めて、メーカーも釣り人も技を磨いてきました。
結果、大会向けの製品は高価になりますが、鮎の友釣りを楽しむだけなら、コストパフォーマンスモデルで十分対応できます。まずは友釣りの魅力を十分楽しむことを第一に、自分にとって最適な鮎竿を選んでくださいね。
エキスパートに鮎釣りのコツを聞いてみた よく行く釣り場の流れを知っておこう
友釣りのフィールドはいわゆる清流と呼ばれるエリアになりますが、その規模は実にさまざまです。流れが速ければかたい竿でないと太刀打ちできませんし、緩ければやわらかい竿で遊べます。川の幅が広ければ長竿が有利ですし、狭ければ短竿でも対応できます。
これからメインフィールドにしようと思っている川の形状や流れをイメージしておくと、ロッド選びがラクになりますから、ぜひ事前に調べておきましょう。
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決して安い買い物ではないので、しっかり吟味
これまで鮎竿の選び方とおすすめの商品を紹介してきました。
決して安い買い物ではないので、しっかり吟味したうえであなたにぴったりの1竿を見つけ、釣りライフを満喫してください。
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青年期に始めた釣り新聞への寄稿を始めとして、サイトAllAboutでのフィッシングガイドを務める。 ほかにも雑誌『Salty!(ソルティ)』やアウトドア系の雑誌やWeb媒体などでの執筆多数。 今も休日には必ず海山湖を駆けまわっている自然派で、あらゆるジャンルの釣りを体験し、季節に合わせて日本中の旬な魚を追っている。 キャンプ用品は、あえて払い下げのミリタリー系ギアで揃えるマニアな一面も。